説明

電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置

【課題】 シュリンク包装におけるシュリンクフィルムの重ね合わせ部の連続熱融着裁断処理を安定させ、高速で連続熱融着裁断を行っても融着部分の融着強度を落とさずにシュリンクフィルムを熱融着させる電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置を提供する。
【解決手段】 シュリンクフィルムの重ね合せ部分を連続的に熱融着裁断する装置であって、超音波発振器31と、連続送給される前記シュリンクフィルムとの接触を保ちつつ前記シュリンクフィルムを案内する無限軌道状の凸部4aを有し、前記無限軌道状の凸部が前記連続送給されるシュリンクフィルムと同期して移動するように回転駆動されるアンビル4と、前記アンビルの凸部との接触を保ちつつ移動するシュリンクフィルムの重ね合せ部分に押圧される平坦な先端部3aを有し、該平坦な先端部を介して前記超音波発振器から発振される超音波を前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分に印加するホーン3と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池を出荷包装する際の一方法であるシュリンク包装において、シュリンクフィルムの重ね合わせ部を超音波溶接機を使用して連続熱融着裁断する際の、超音波ホーン形状とアンビルの形状に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のシュリンク包装におけるシュリンクフィルムの重ね合わせ部の連続熱融着裁断は、超音波溶接機を使用してフィルムの融着と裁断を同時に行っており、その時のアンビルと超音波ホーンの形状はそれぞれ図8と図9に示すように、アンビル104は周面が平坦な円筒形状であり、超音波ホーンは先端に円弧状フラット面を持つテーパー形状である。
【0003】
このような形状のアンビルと超音波ホーンは、例えば特許文献1や特許文献2などに記載されている。また、シュリンクフィルムを超音波シール融着する技術は、特許文献3〜5などに記載されている。
【特許文献1】特開2000−141490号公報
【特許文献2】特開平9−278022号公報
【特許文献3】特開2003−267439号公報
【特許文献4】特開平4−253621号公報
【特許文献5】特開平8−2552号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近時、地球環境問題の影響を受けて、包装用シュリンクフィルム材料として塩化ビニルの使用が制限されるようになり、その代替材料としてポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂が採用されるようになってきている。
【0005】
しかしながら、従来の熱融着裁断装置を用いてPET樹脂フィルムを高速で連続的に熱融着処理すると、熱融着部分の融着強度が不安定になり、融着部の強度不足品(不良品)が頻繁に発生して製造歩留まりが低下するという問題を生じる。
【0006】
図10に従来装置を用いて熱融着処理したPET樹脂フィルムの熱融着部分の断面を示すが、融着ナゲット6が重ね合せ融着部から外れたシュリンクフィルムF1の外側に形成され、全体として不連続な形状となり、継手強度の弱い融着部が形成される。なお、裁断処理は超音波ホーンの振動加圧により融着と同時に行われ、融着部中央の裁断部7において製品側のフィルムF1と回収側のフィルムF2とに分離され、回収側のフィルムF2は図示しない巻取り回収リールに巻き取られるようになっている。
【0007】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、シュリンク包装におけるシュリンクフィルムの重ね合わせ部の連続熱融着裁断処理を安定させ、高速で連続熱融着裁断を行っても融着部分の融着強度を落とさずにシュリンクフィルムを熱融着させる電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置は、複数の電池を横並びに配列して送給しつつ、前記電池列を上下から挟み込むように前記電池列と並行に熱融着性のシュリンクフィルムを連続送給し、送給される前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分に超音波を印加し、前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分を連続的に熱融着し、裁断する電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置であって、超音波発振器と、連続送給される前記シュリンクフィルムとの接触を保ちつつ前記シュリンクフィルムを案内する無限軌道状の凸部を有し、前記無限軌道状の凸部が前記連続送給されるシュリンクフィルムと同期して移動するように回転駆動されるアンビルと、前記アンビルの凸部との接触を保ちつつ移動するシュリンクフィルムの重ね合せ部分に押圧される平坦な先端部を有し、該平坦な先端部を介して前記超音波発振器から発振される超音波を前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分に印加するホーンと、を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シュリンク包装におけるシュリンクフィルムの重ね合わせ部の連続熱融着裁断処理を安定化させることができる。また、本発明によれば、高速で連続熱融着裁断処理を行った場合であっても、融着部分の融着強度を低下させることなく、十分な強度レベルでシュリンクフィルムを熱融着させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置では、ホーンの先端部を平坦な形状とし、アンビルのほうに凸部を形成することにより、アンビルとホーンとでフィルム重ね合せ部を挟んで加圧し、超音波を印加すると、超音波エネルギがホーン→フィルム重ね合せ部→アンビルの順にPET樹脂フィルムの溶融・変形・凝固に適した状態で伝播し、図6に示すように融着ナゲット6Aが重ね合せ融着部に連続する良好な形状になる。このように本発明装置を用いて熱融着された重ね合せ融着部では、融着ナゲット6Aが重ね合せ融着部から外れることなく形成されるため、重ね合せ融着部の全体が滑らかに連続する形状になり、容易に破断しない十分な継手強度が得られる。これに対して従来の装置を用いて熱融着処理した重ね合せ融着部は、図10に示すように融着ナゲット6が重ね合せ融着部から外れたシュリンクフィルムF1の外側に形成され、全体として不連続な形状となり、融着強度が低く、破断しやすい。
【0011】
本発明では、アンビル凸部のテーパー角度θを80°以上160°以下とすることが好ましい。テーパー角度θが80°未満になると、フィルム重ね合せ部を通ってアンビル凸部に流れ込む超音波エネルギのエネルギ密度が過大になり、フィルムが過剰に溶融して融着ナゲットが形状不良になるおそれがあり、さらに極端な場合はフィルムに破れ穴を生じるおそれがあるからである。一方、テーパー角度θが160°を超えると、超音波エネルギの集中度が低下してフィルムの溶融不足を生じやすくなり、必要な融着強度を得られなくなるおそれがあるからである。なお、アンビル凸部のテーパー角度θは、より好ましくは90°以上150°以下とする。テーパー角度θを90°とする表1の実施例3,6では良好な引張強度(破断強度)が得られている。また、テーパー角度θを150°とする表1の実施例1,4においても良好な引張強度(破断強度)が得られている。
【0012】
本発明では、アンビル凸部の先端部分に0.20mm以上0.30mm以下の平坦面を有することが好ましい。アンビル凸部先端部のフラット幅を0.25mm(寸法公差±0.05mm)とする表1の実施例1〜3では非常に高い引張強度(破断強度)が得られている。一方、本発明では、アンビル凸部の先端部分が尖っていて、実質的に該先端部分に平坦面をもたないようにすることもできる。アンビル凸部の先端部分を尖らせた表1の実施例4〜6においても良好な引張強度(破断強度)が得られている。
【0013】
本発明では、処理対象物となるシュリンクフィルムに厚さ15μm以上35μm以下のポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを用いることができる。厚さ15μm未満のPET樹脂フィルムでは破れ穴を生じるおそれがあり、破れ穴が発生しないようにホーンの加圧力を低く設定すると、必要な融着強度が得られなくなるからである。一方、PET樹脂フィルムの厚さが35μmを超えると、重ね合せ部分を超音波溶接することが困難になり、継手強度が不足するおそれがあるからである。なお、本発明では、処理対象物となるシュリンクフィルムにPET樹脂の他にポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、およびこれらの樹脂フィルムを貼り合せて複合化した多層フィルムなどを用いることができる。
【0014】
以下、添付の図面を参照して本発明を実施するための最良の実施の形態について説明する。
【0015】
図1及び図2に示すように、電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置1は、円柱形状の電池Bの包装に用いられるシュリンクフィルムFのパスラインがアンビル4とホーン3の間を通るように配置されている。パスラインはX軸方向に延び出し、その上流側には図示しない電池整列送出し機構およびフィルム送給リールがそれぞれ配置され、その下流側には図示しない電池パック収容機構およびフィルム巻取り回収リールがそれぞれ配置されている。
【0016】
包装対象物となる電池Bは、パスラインの上流側で電池整列送出し機構により軸がほぼ水平(Y軸方向)になるようにX軸方向に横並びに整列され、同機構から送り出されるタイミングでフィルム送給リールから送給されるUターン状に折り曲げられたフィルムFにより上下から挟み込まれるように覆われ、この状態でフィルムFの送給速度と同期する速度で同機構から送り出されるようになっている。電池B列およびシュリンクフィルムFの送給速度は例えば9〜15m/分である。本実施例ではシュリンクフィルムFとして厚さ25μmのPET樹脂フィルムを用いた。
【0017】
連続熱融着裁断装置1は、電池B/フィルムFのパスラインがほぼ高さ中央を通り、このパスラインより上方に超音波ホーン3などを備えた上部2aの構造体を有し、同パスラインより下方にアンビル4などを備えた下部2bの構造体を有する。装置上部2aは、超音波ホーン3、超音波溶接機として機能する超音波発振器31、振動子32およびダイヤルゲージ33などを備えている。装置下部2bは、アンビル4、アンビル駆動機構5、エアシリンダ41およびエアクッション42などを備えている。
【0018】
超音波ホーン3は、図示しない超音波伝達媒体を介して超音波発振器31に接続され、さらに上方のエアシリンダ32により昇降可能に支持されている。ホーン3の先端部分は完全に平坦なフラット面3aとした。ホーン3は、炭素鋼、Ti、Ti合金、Al、Al合金、モネル合金のいずれかの金属材料を用いてつくることができる。
【0019】
ダイヤルゲージ33は、ホーン3とアンビル4との間のギャップを表示するものである。なお、他に図示しない圧力計が取り付けられている。圧力計はエアシリンダ32によりホーン3をアンビル4上のフィルムFに押圧したときの加圧力を検出し表示するための計測器であり、検出した圧力信号を図示しないプロセスコンピュータシステムに送り、図示しないモニタ画面に表示させるようになっている。
【0020】
アンビル4は、図1〜図3に示すように円筒形状をなし、アンビル駆動機構5の水平回転駆動軸56のまわりに回転駆動可能に支持されている。アンビル4は、図4及び図5に示すように、プロファイル断面形状が先端部に幅狭のフラット面4aを有し、それに続く両側にテーパー面4bをもつテーパー形状とした。アンビル4のテーパー角度θは80°〜160°の範囲内でシュリンクフィルムFの厚みと材質に応じて適宜選択されるが、先端部に幅狭のフラット面4aを有するタイプのアンビルではテーパー角度θを90°とすることが望ましい。
【0021】
アンビル4は、超音波ホーン3と同じ金属材料としてもよいし、異なる金属材料としてもよい。アンビル4は、連続送給されるシュリンクフィルムと長時間連続して接触するため大きな摩耗を受けることから、例えばオーステナイト系ステンレス鋼やマルテンサイト系ステンレス鋼のような耐摩耗性に優れた金属材料を用いることが望ましい。
【0022】
アンビル駆動機構5は、モーター51、駆動プーリー52、従動プーリー53、ベルト54,55および回転駆動軸56を有する。モーター51は、アンビル4の周速度が電池B/フィルムFの送給速度と同期する速度になるように、図示しないプロセスコンピュータによって動作が制御されるようになっている。プロセスコンピュータがモーター51を起動させると、駆動プーリー52→ベルト54→従動プーリー53→ベルト55→回転駆動軸56の順に回転力が伝達され、アンビル4が所望速度で回転駆動される。
【0023】
連続熱融着処理において、プロセスコンピュータは、エアシリンダ41の動作をコントロールし、フィルムFの重ね合せ部をホーン3とアンビル4とで押圧して、フィルムFの重ね合せ部に所望の加圧力を印加させる。この加圧力は、シュリンクフィルムFの厚みや材質に応じてプロセスコンピュータのタップ切換えにより5段階に切り換えられる。加圧力は、例えばエアシリンダ(ボア径φ25mm)駆動用エアのゲージ圧が0.5〜2.0kg/cm2となる範囲で切り換えられる。なお、エアクッション42により加圧力を調整するようにしている。
【0024】
裁断処理は、超音波ホーン3の振動加圧により熱融着と同時に行われる。裁断処理では、融着部中央の裁断部7において製品側のフィルムF1と回収側のフィルムF2とに分離され、分離された回収側のフィルムF2はパスライン下流側の図示しない巻取り回収リールに巻き取られる。
【0025】
一方、分離された製品側のフィルムF1と複数の電池列は、パスライン下流側で図示しない他の熱融着裁断装置により所定間隔ごとにフィルムF1がY軸に沿って熱融着裁断され、例えば10個の電池BがフィルムF1で包装された電池パックとなって図示しない電池パック収容機構の容器内に収容される。
【実施例】
【0026】
(実施例)
次に、本発明装置により連続熱融着されたシュリンクフィルムの融着部を従来装置により連続熱融着されたシュリンクフィルムの融着部と対比して図6および図10を参照して説明する。
【0027】
本発明装置を用いて連続熱融着されたシュリンクフィルムは、図6に示すように、融着ナゲット6Aが上下のフィルムF1が出合う合流点に形成され、融着強度の強いものであった。これは、本発明装置では超音波エネルギがホーン→フィルム重ね合せ部→アンビルの順にシュリンクフィルムの溶融・変形・凝固に適した状態で伝播したためであると考えられる。このように本発明装置を用いて熱融着された重ね合せ融着部では、融着ナゲット6Aが重ね合せ融着部から外れることなく形成されるため、重ね合せ融着部の全体が滑らかに連続する形状になり、容易に破断しない十分な継手強度が得られた。
【0028】
シュリンクフィルムFの厚さ、材質などにもよるが、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの場合、アンビル凸部の先端部フラット面の幅寸法が0.25mm、テーパー角度θが90°のときに最も良い結果が得られた。なお、実施例1〜3ではアンビル凸部の寸法公差を0.05mmとするため、フラット面の幅寸法は実質的には0.20〜0.30mmである。
【0029】
これに対して従来の装置を用いて熱融着処理した重ね合せ融着部は、図10に示すように融着ナゲット6が重ね合せ融着部から外れたシュリンクフィルムF1の外側に形成され、全体として不連続な形状となり、融着強度が低いものであった。
【0030】
(評価試験)
図7に示す引張試験機8を用いてシュリンクフィルムF1の融着部の引張破断強度を測定して評価した。引張試験は、一対のクランパー81で融着ナゲット6A又は6を有する実施例1〜6および比較例のフィルムF1の両端をクランプし、融着ナゲット6A又は6が破断するまで引っ張り、そのときの破断強度を測定した。それらの結果を表1に示した。
【表1】

【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】シュリンクフィルム連続熱融着裁断装置の正面図。
【図2】シュリンクフィルム連続熱融着裁断装置の側面図。
【図3】本発明装置の主要部を示す要部拡大図。
【図4】本発明装置のアンビルとホーンを示す拡大図。
【図5】本発明装置のアンビルとホーンを示す拡大図。
【図6】本発明装置を用いて融着されたシュリンクフィルムを示す断面模式図。
【図7】引張試験方法を説明するための模式図。
【図8】従来装置の主要部を示す要部拡大図。
【図9】従来装置のアンビルとホーンを示す要部拡大図。
【図10】従来装置を用いて融着されたシュリンクフィルムを示す断面模式図。
【符号の説明】
【0032】
1…連続熱融着裁断装置、
3…ホーン、3a…フラット面、
31…超音波発振器(超音波溶接機)、32…振動子、33…ダイヤルゲージ、
4…アンビル、4a…フラット面、4b…テーパー面、
41…エアシリンダ、42…エアクッション、
5…アンビル駆動機構、51…モーター、52…駆動プーリー、53…従動プーリー、54,55…ベルト、56…回転駆動軸、
6,6A…融着ナゲット、7…裁断部、
8…引張試験機、81…クランパー、
B…電池、F,F1,F2…シュリンクフィルム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の電池を横並びに配列して送給しつつ、前記電池列を上下から挟み込むように前記電池列と並行に熱融着性のシュリンクフィルムを連続送給し、送給される前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分に超音波を印加し、前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分を連続的に熱融着し、裁断する電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置であって、
超音波発振器と、
連続送給される前記シュリンクフィルムとの接触を保ちつつ前記シュリンクフィルムを案内する無限軌道状の凸部を有し、前記無限軌道状の凸部が前記連続送給されるシュリンクフィルムと同期して移動するように回転駆動されるアンビルと、
前記アンビルの凸部との接触を保ちつつ移動するシュリンクフィルムの重ね合せ部分に押圧される平坦な先端部を有し、該平坦な先端部を介して前記超音波発振器から発振される超音波を前記シュリンクフィルムの重ね合せ部分に印加するホーンと、
を具備することを特徴とする電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置。
【請求項2】
前記アンビルの凸部のテーパー角度θが80°以上160°以下であることを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記アンビルの凸部は、先端部分に0.20mm以上0.30mm以下の平坦面を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項記載の装置。
【請求項4】
前記アンビルの凸部は、先端部分が尖っていて、実質的に該先端部分に平坦面をもたないことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項記載の装置。
【請求項5】
前記シュリンクフィルムが厚さ15μm以上35μm以下のポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−70252(P2010−70252A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−243075(P2008−243075)
【出願日】平成20年9月22日(2008.9.22)
【出願人】(000003539)東芝電池株式会社 (109)
【Fターム(参考)】