説明

食用油の配達兼廃油の回収ケース

【課題】焼却可能な段ボール函にてピロー包装を配達し、帰り荷として別途袋を用意する必要がなく付属の袋に廃油を都合良く詰めることができる食用油配達兼廃油回収ケースを提供する。
【解決手段】食用油を小分けしたピロー包装油5を輸送する食用油の配達兼廃油の回収ケースPにおいて、上部に廃油を注入注出するスパウト6が設けられる外箱1と、そのスパウト6から帰り荷の廃油が詰め込まれる樹脂製の内袋3とからなり、内袋3は樹脂フィルムチューブ両端をシールしてなる密閉平袋であり、一端部上面に前記スパウト6が突出して接続され、外箱1の底に中敷き状に敷きつめるとともに両端部を前後両面壁に沿って立ち上げて内装され、外箱1上部に開けた口孔29にスパウト6が嵌着され、外箱1の前後両面壁に内袋3を接着し、シール部33の立上げを保持したままシール部33より下方の外箱1内に充満して内袋3に廃油7が充填されるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、天ぷらを揚げる等の業務用として或いは家庭用として食用油を配達するとともに、その廃油を都合良く回収できるようにした食用油の配達兼廃油の回収ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
食用油業者は、それを購入する食品の加工業者や飲食店等の顧客に対して、従来、一般的に一斗缶等の金属製の容器で配達していた。この場合であると、顧客には空いた同じ容器に廃油を詰めて貰い、それで廃油を引き取っていたが、廃油で汚れた金属製容器の処分が困難であった。そこで、最近では、金属製の容器の代わりに焼却等により廃棄処分しやすい段ボールケースを使用し、ポリ袋に小分けしピロー包装された食用油をそれで配達し、顧客では帰り荷としての廃油を別途用意されたポリ袋に入れて同じ段ボールケースに詰めていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上記のように段ボールケースを使用すると、廃油を引き取った後の段ボールケースの始末が容易であるが、帰り荷では単独の別途ポリ袋を使用するために廃油の詰め込みが容易ではなかった。しかも、使い終わった廃油は、作業手順の要領から天ぷらを揚げた直後にポリ袋に投入されることがあり、そのとき廃油が180°C程度にも達していると、特に袋のシール部が高熱で破損しやすく、この危険を避けて温度が下がるまで放置した後に詰め込むとすると、天ぷらを揚げる手順の段取りが悪くなる等の問題があった。
【0004】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、焼却処分し得る段ボールケースを使用しピロー包装で配達するものではあるが、帰り荷として別途袋を容易する必要がなく、しかも付属の袋に廃油を都合良く詰めることができ、それが180°C程度の高温であってもそれに耐えることのできる食用油の配達兼廃油の回収ケースを提供することを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、この発明は、食用油を小分けしたピロー包装油を輸送する食用油の配達兼廃油の回収ケースにおいて、上部に廃油を注入注出するキャップ付きスパウトが設けられるケース本体としての段ボール製の外箱と、そのスパウトから帰り荷の廃油が詰め込まれる樹脂製の内袋とからなり、内袋は、樹脂フィルムのチューブの両端をシールしてなる密閉された平袋であって、一端部近くの平型の上面に前記スパウトが突出して接続され、外箱の底にピロー包装油を受け得るよう中敷き状に敷きつめるとともに両端部を前後両面壁に沿って立ち上げて内装され、外箱の上部に開けた口孔にスパウトが嵌着され、スパウトからの廃油の注入時に内袋両端のシール部が外箱の上端部に常時保持されるように外箱の前後両面壁に内袋を接着し、該シール部の立上げを保持したままシール部よりも下方の外箱内に充満して内袋に廃油が充填されるように構成したことを特徴とする食用油の配達兼廃油の回収ケースを提供する。
【0006】
食用油の配達兼廃油の回収ケースを上記のように構成したから、これを配達に使用するときには、ピロー包装油を外箱の内袋敷きの上に重ね蓋を閉じて包装し、帰り荷に使用するときには、蓋を閉じた状態でスパウトから廃油を注入する。この時、廃油を外箱の上部に達する手前で止めて注入すると、内袋の両端のシール部が立ち上がり、シール部が外箱の上部に位置しているため、廃油が高いシール部に達することはない。したがって、これが使用の原則であるが、仮に満タン近くに誤って充填したとしても、廃油はシール部に破損を招くような高圧にはならない。なお、本願においてはスパウトがフラップに接続されている側を前側壁とする。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように、この発明の食用油の配達兼廃油の回収ケースによれば、焼却処分し得る段ボールケースを使用しピロー包装で配達するものであるが、内袋の付属でピロー包装油の安全な輸送形態が得られることはもちろん、帰り荷としての廃油をその付属の内袋に注入して都合良く詰めることができ、それが180°C程度の高温で注入されたとしても、それが高所のシール部に達しないことから、高温によりシール部が破損を被ることはなく、極めて安全に廃油の充填および輸送をなすことができるという優れた効果がある。その他、次のような効果を併有する。
【0008】
(1)従来の食用油の輸送と共に、そのまま段ボール外箱が廃油容器としても使用できる内袋との一体構造であり、内袋が一体化されているため、高温の廃油を入れるとき、外箱と袋が外れて起きる火傷などの怪我を防止でき、また、袋を段ボール箱にセットするための手間が省ける。
(2)段ボール外箱の幅面に中折り線を設けることで(請求項2)、また、内フラップのコーナー部を切り取ることでスパウトから廃油を入れるときの障害になることもなく好都合である。
(3)スパウトの成形樹脂と同じ樹脂において内袋の基底鍔を挟んで接着することで、内袋とスパウトとの接着強度が得られ、また、平袋形の単純形状にすることで(請求項3)、シール部を耐熱性ナイロン等の融着で耐熱に実現し、液漏れ等の安全性を高めた。
(4) 内袋を余裕のある幅にしたので(請求項4)、適正な容量を入れることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の食用油の配達兼廃油の回収ケースを示す一部切欠した分解斜視図である。
【図2】同食用油の配達兼廃油の回収ケースの使用状態を包装状態(ピロー包装油又は廃油の包装状態)で示す外観斜視図である。
【図3】同食用油の配達兼廃油の回収ケースにピロー包装油を出し入れするときの形態で示す正面から見た断面図である。
【図4】同食用油の配達兼廃油の回収ケースをピロー包装油の包装状態で示す断面図である。
【図5】同食用油の配達兼廃油の回収ケースを廃油の包装状態で示す断面図である。
【図6】同食用油の配達兼廃油の回収ケースにおける内袋を平袋として示す一部切欠した平面図である。
【図7】(イ)図は図6のA−A線矢視の拡大して概略的な断面図、(ロ)図はその仮想線円内を拡大した説明図である。
【図8】同食用油の配達兼廃油の回収ケースの外箱の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
この発明における食用油の配達兼廃油の回収ケースPは、段ボール製の外箱1とそれに常時内装される付属の内袋3とからなり、内袋3は、行きはピロー包装油5のクッションとなり、帰りはスパウト6から注入される廃油7の入れ物となるものであるであるが、廃油の高熱によっても破損しない巧みな構造にと開発した。
【0011】
外箱1は、焼却処分できる紙段ボール又は樹脂段ボール製であって、段ボール構造は、特に限定するものではなく、一層段ボールのほか、二層段ボール等が主であるが、特に二層段ボールが強度的に望ましい。箱型については、原則的にはA式で、また、それに類した構造が殊にピロー包装油5の出し入れ(図3参照)の都合から望ましい。
【0012】
内袋3は、樹脂のチューブフィルムの両端にシール部33,34を形成した密閉形の平袋が原型であって、その一端部の上面に注出注入口としての樹脂製のスパウト6を取り付ける接続孔13が開けられる。両シール部33,34は、この接続孔13のスパウト6と共に高く立ち上げられ上端部に配置されることから、要所が高熱の廃油にも触れることなく安全に耐えることになる。
【0013】
内袋3の平袋幅Wについては、廃油7の圧力で膨出したときに外箱1の下半部に隅々まで納まり良くするために、左右に外箱1の内幅、つまり両面壁21,21の幅よりも左右に余りα,αが生じるようにやゝ幅広く形成する。しかし、外箱1の中に上までだぶつくようではシール部33,34がそれに没するので、常識的な内周となるように幅Wの大きさにも制約した。つまり、廃油7を入れたときに、上部に空き15(図5)が生じるように膨出したときの内周が設定される。
【0014】
内袋3は、基本的には一重であるが、強度的安全性を確保するために、内外チューブフィルム35と36からなる二重構造とすることができる(請求項3参照)。さらなる対策として強度的安全性を確保するためは、それぞれのチューブフィルム35,36について、樹脂材質の異なるラミネート構造とする。また、このようにすることにより、高熱に対する強度を確保するほかに、スパウト6の成形樹脂の材質に合わせてそれに接着しやすくできる(請求項3)。この点でも安全性に万全を期しうる。
【0015】
内袋3の樹脂フィルムの材質については、ナイロン、ナイロンとポリエチレンとのラミネートフィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミ箔を入れたラミネートフィルム、その複合フィルムや機能性フィルム等が好適に使用できるが、特に限定するものではない。実験では、特に、ナイロンとポリエチレンまたはナイロンとポリプロピレンのラミネートフィルムが好ましかった。また、ナイロンは高熱に耐えやすく殊に6ナイロンが安価でより好ましい。
【0016】
スパウト6は、注入注出の筒口6aを外箱1に固定しキャップ20で密栓できる構造であれば特に限定するものではないが、次の実施例および請求項3で示すようにしてスパウト6との接続について高熱に対応するものとすることができる。
【実施例1】
【0017】
図面は、一実施例を示したものであるが、特に内袋3のフィルム構造については、微細な図示は不可能であるため概略して示す箇所もある。つまり、このケースPは、A式段ボール箱の外箱1に二重構造の内袋3が内装されるが(図6,図7)、二重構造を図1,図3,図4,図5では単に一重で示すこととし、詳細には図7で説明的に拡大してラミネート構造を図示した。但し、この発明では一重の一般構造の樹脂袋を除外するものではない。
【0018】
外箱1は、A式として胴部について、左右両側壁19,19と前後両面壁21,21とが交互に配列され、両側壁19,19の上下両端に内フラップ23,23が、両面壁21,21の上下両端に外フラップ25,25がそれぞれ連設され、一端の糊代27により組まれる。そのうち前側の外フラップ25にスパウト6を嵌着する口孔29が設けられる。外フラップ25にはこの部分にスパウト6とともに内袋3のフィルムが下方から集合するように張りつく。そこで、外フラップ25を閉じたときに、その妨げにならないように左右内フラップ23,23には切欠31,31が設けられる。なお、外箱1の包装状態の組立てでは粘着テープが要所に張られるが、この図示は省略する。また、外箱1の胴部壁はいずれも側壁であるが、説明の都合上、左右両側壁19,19と前後両面壁21,21という表示で区分けした。
【0019】
内袋3は、基本的にはチューブフィルムの両端に熱溶着でシール部33,34を設けて偏平な平袋の密閉形式であるが、この実施例では耐熱性を高度に確保するために、内外チューブフィルム35,36からなる二重とするとともに、その両チューブフィルム35,36を材質の異なる2樹脂からなるラミネート構造とした。そして、接続孔13の口縁部における内外チューブフィルム35,36のラミネートフィルムでスパウト6の基底鍔37を挟ませそれに溶着した。具体的には次の通り図7について説明する。
【0020】
内袋3を構成する内外チューブフィルム35,36のうち、内チューブフィルム35は、廃油が直接触れるために内側材35aを耐熱性に優れた性質を有するナイロン樹脂となし、外側材35bをポリエチレン樹脂として構成される。他方外チューブフィルム36は、逆に外側材36aがナイロン樹脂に、内側材36bがポリエチレン樹脂となっている。つまり、内外両チューブフィルム35,36の間では、ポリエチレン樹脂が離反可能に接合している。
【0021】
内袋3のシール部33と34は、端のシール部33a,34aとその内側のシール部33b,34bとの二段の配列に形成され(図6)、廃油の漏れを二段に防止する対策が講じられる。また、内袋3の平袋幅Wについては、前後両面壁21,21の両側に余りα,αができ幅Wの中央部に幅広い間隔で2条の折り目40,40が形成され、外箱1の折り畳み(中折り線43,43による)に順応して変形しやすくしてある。
【0022】
スパウト6は、ポリエチレン樹脂で成形され、短筒の筒口6aを主体とするものであるが、この実施例では、口皿39の中央に筒口6aを設け、口皿39の底部の延長に基底鍔37が突設される。また、口皿39の上端に短い縁鍔42が突設され、この縁鍔42を外箱1の口孔29に内側から通して嵌着される。通しやすく口孔29の周囲には放射状に多数の切溝が形成される(図1参照)。なお、キャップ20は筒口6aの上端に密嵌される構造となっている。
【0023】
スパウト6の取付けについては、内袋3の上面に口皿39が通る接続孔13を開けるが、この場合、スパウト6のポリエチレン樹脂に対して内外チューブフィルム35,36のポリエチレン(35b,36b)が同樹脂材において一体化するので、強固な結合関係が生まれ、しかも、耐熱性に優れたナイロン(35a,36a)が被覆しているので、二重袋構造とも相まって耐熱・耐衝撃強度を保有する高度な安全性、信頼性を確保できる結果となった。
【0024】
図1は、外箱1と内袋3とを組み合わせる要領を示したもので、内袋3を平袋として図示の如くU字形に折り曲げながら外箱1に納め、両面壁21,21に接着する。このとき、余りα,αの部分は両側壁19,19に沿って折り曲げておくので、内袋3がピロー包装油5を囲むクッションとなる(図3)。なお、一方の端部3aは立ち上げに接着しても良いし(図4参照)、ピロー包装油5の上に折り重なるようにしても良い。左右両側壁19,19には幅中央に沿って上下内フラップ23,23にわたる中折り線43,43が設けてあるが、上記のような内袋3との組合せにおいて、両面壁21,21を合致させる合わせ折りの折り畳みの仕方が可能である。
【0025】
図2は、ピロー包装油5の包装状態(図4)または廃油7の包装状態(図5)の外観を示したもので、内フラップ23,23の上に外フラップ25,25を重ねて蓋が閉じられるが、スパウト6が内フラップ23,23の切欠31,31の中に落ち込んでいる。
【0026】
図5は、廃油7の包装状態を示したものであるが、両面壁21,21の間の中央部では、廃油7を中途の高さ程度に入れることによって上に空き15が生じている。こうすることで、廃油7の液面との関係でシール部33,34の立ち上げを保持してある。なお、廃油7の波動の増幅を押さえるには内袋3の膨出内径を外箱1の内周より半減程度とする。これが廃油7の位置の安定性確保の観点から望ましい(図8,請求項4参照)。
【符号の説明】
【0027】
P 食用油の配達兼廃油の回収ケース
1 外箱
3 内袋
5 ピロー包装油
6 スパウト
6a 筒口
7 廃油
13 スパウトの接続孔
20 キャップ
23 内フラップ
25 外フラップ
29 口孔
31 切欠
33,34 シール部
35 内チューブフィルム
36 外チューブフィルム
35aと36a 耐熱性樹脂としての内チューブフィルム35の内側材(ナイロン)と外チューブフィルム36の外側材(ナイロン)
35bと36b スパウトと同じ材質の樹脂としての内チューブフィルム35の外側材(ポリエチレン)と外チューブフィルム36の内側材(ポリエチレン)
37 基底鍔
43 中折り線
W 両面壁の幅
α 余り


【特許請求の範囲】
【請求項1】
食用油を小分けしたピロー包装油を輸送する食用油の配達兼廃油の回収ケースにおいて、上部に廃油を注入注出するキャップ付きスパウトが設けられるケース本体としての段ボール製の外箱と、そのスパウトから帰り荷の廃油が詰め込まれる樹脂製の内袋とからなり、内袋は、樹脂フィルムのチューブの両端をシールしてなる密閉された平袋であって、一端部近くの平型の上面に前記スパウトが突出して接続され、外箱の底にピロー包装油を受け得るよう中敷き状に敷きつめるとともに両端部を前後両面壁に沿って立ち上げて内装され、外箱の上部に開けた口孔にスパウトが嵌着され、スパウトからの廃油の注入時に内袋両端のシール部が外箱の上端部に常時保持されるように外箱の前後両面壁に内袋を接着し、該シール部の立上げを保持したままシール部よりも下方の外箱内に充満して内袋に廃油が充填されるように構成したことを特徴とする食用油の配達兼廃油の回収ケース。
【請求項2】
外箱は、胴部を構成する左右両側壁の上下両端に内フラップを、前後両面壁の上下両端に外フラップを突設したA式の段ボール箱であって、前後両面壁を対面接近して折り畳み得るように、左右両側壁とその上下両内フラップとに幅中央に沿って外へ山折りの中折り線を形成し、上部における一外フラップの幅中央部に開けた口孔に前記スパウトを嵌着し、下の両内プラップに該スパウトとその周囲の内袋部分を避けるための切欠を設けてあることを特徴とする請求項1記載の食用油の配達兼廃油の回収ケース。
【請求項3】
内袋は、内側チューブフィルムと外側チューブフィルムとが嵌まり合って重なり両端のシール部で一体化された二重構造に形成され、その内外両側チューブフィルムは、相互に接合する側がスパウトと同じ材質の樹脂、反対側が耐熱性樹脂であるラミネートフィルムに形成され、スパウトが筒口下端に外箱の内側に掛かる鍔付きに樹脂成形され、内袋に開けた接続孔にスパウトを取り付けるについて、その鍔部に内外両チューブフィルムのラミネートフィルムを挟ませて融着ないし接着してあることを特徴とする請求項1又は2記載の食用油の配達兼廃油の回収ケース。
【請求項4】
内袋は、請求項1に記載の如く、シール部の立上げを保持したままシール部よりも下方の外箱内に充満して内袋に廃油が充填されるように構成するために、立ち上げに沿わせる外箱の前後両面壁の幅よりも両側に余りが生じる平袋幅に形成してあることを特徴とする請求項1,2又は3記載の食用油の配達兼廃油の回収ケース。






【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−168289(P2011−168289A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−32255(P2010−32255)
【出願日】平成22年2月17日(2010.2.17)
【出願人】(504416091)ジャパンパック株式会社 (9)
【出願人】(000227009)日清オイリオグループ株式会社 (251)
【Fターム(参考)】