説明

1−アリール−4−置換イソキノリン類

【課題】C5a受容体の相互作用に関連するシグナル伝達を調節するが、走化性も含めて、炎症性及び自己免疫性症状を増大させるアナフィラトキシン活性と関連する病因を阻害することができる化合物の提供。
【解決手段】次式(I)


(式中のRは、水素、アルキル基、アルケニル基等を示し、Rは、−NR、−CRNR等を示し、Rは、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、置換されていてもよいアルキル等を示し、Arは、フェニル基、ナフチル基、インドリル基等を示す)で表される1−アリール−4−置換イソキノリン類縁体。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化001】

[式中、
は、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいハロアルキル、置換されていてもよいハロアルコキシ、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいシクロアルコキシ、又は置換されていてもよい(シクロアルキル)アルコキシから選ばれ;
は、−NR、−(CR)OR、−CRNR、−(CRA’)=CR、及びCRQよりなる群から選ばれ;
は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいハロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいハロアルコキシ、置換されていてもよいヒドロキシアルキル、置換されていてもよいアルコキシアルキル、置換されていてもよいモノ−及びジ−アルキルアミノ、置換されていてもよいアミノアルキル、−E(CR−Z、及び−E(CR−XRから、それぞれ独立して選ばれる0個と4個の間の置換基を示し;
は、
(i)R、C−Cアルカノイル、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ(C−Cアルキル)、モノ−及びジ−C−Cアルキルアミノ(C−Cアルコキシ)、(3〜7員のヘテロシクロアルキル)C−Cアルキル並びにXRから、それぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、モノ−又はジ−(C−Cアルキルアミノ)C−Cアルキル、(3〜7員のヘテロシクロアルキル)C−Cアルキル、アリールC−Cアルキル、又は(ヘテロアリール)C−Cアルキルであるか;又は
(ii)Rと結合して、RとRが結合する窒素と共に、1〜3個の環及び各々の環に5〜7個の環員原子を有している複素環(ここにおける複素環は、R、オキソ及びW−Zからそれぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている)を形成し;
は、
(i)水素であるか;
(ii)ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、トリフルオロメチル及びトリフルオロメトキシから、それぞれ独立して選ばれる0〜3個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−C炭素環)C−Cアルキルであるか;又は
(iii)Rと結合して、置換されていてもよい複素環を形成し;
Arは、モノ−、ジ−又はトリ置換されているフェニル;置換されていてもよいナフチル;又はフラニル、インドリル、ピリジジニル、ピラジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、ピロリル、ピラゾリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリン、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドレニル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル及びインドリン−2−オンから選択される置換されていてもよいヘテロアリール;
であり(ここにおけるRが−NRであるときは、Arは置換されていてもよいヘテロアリールである);
、RA’及びRは、同一でも異なってもよく、(i)及び(ii)からそれぞれ独立して選ばれ:
(i)は、水素及びヒドロキシであり;そして
(ii)は、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1−6アルコキシ、−NH(C1−6アルキル)、−N(C1−6アルキル)(C1−6アルキル)、−NHC(=O)(C1−6アルキル)、−N(C1−6アルキル)C(=O)(C1−6アルキル)、−NHS(O)(C1−6アルキル)、−S(O)(C1−6アルキル)、−S(O)NH(C1−6アルキル)、−S(O)N(C1−6アルキル)(C1−6アルキル)、及びZから、それぞれ独立して選ばれる1個又はそれ以上の置換基で置換されていてもよい、アルキル基、シクロアルキル基、及び(シクロアルキル)アルキル基であり;
Eは、単共有結合、酸素、又はNRであり;
はハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、−COOH、−C(=O)NH、C−Cアルコキシカルボニル、モノ−及びジ−(Cアルキル)アミノカルボニル、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、モノ−及びジ−(Cアルキル)アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、及び−S(O)C−Cアルキルからそれぞれ独立して選ばれ;
Xは、−CH−、−CHR−、−O−、−C(=O)−、−C(=O)O−、−S(O)−、−NH−、−NR−、−C(=O)NH−、−C(=O)NR−、−S(O)NH−、−S(O)NR−、−NHC(=O)−、−NRC(=O)−、−NHS(O)−、及び−NRS(O)−よりなる群からそれぞれ独立して選ばれ;
は、
(i)水素であるか;
(ii)R、オキソ、−NH(C−Cアルカノイル)、−N(C−Cアルキル)C−Cアルカノイル、−NHS(O)C−Cアルキル、−N(S(O)C−Cアルキル)、−S(O)NHC−Cアルキル及び−S(O)N(C−Cアルキル)2からそれぞれ独立して選ばれる0〜6個の置換基で置換されているC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C10炭素環C−Cアルキル又は(3〜10員の複素環)C−Cアルキルであり;
Y及びZは、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、C1−4アルキル、−O−(C1−4アルキル)、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)(C1−4アルキル)、及び−S(O)(アルキル)から、それぞれ独立して選ばれる1個又はそれ以上の置換基で置換されていてもよい、飽和、不飽和、又は芳香族の、3〜7員の炭素環又は複素環基からそれぞれ独立して選ばれ;
Qは、飽和、不飽和又は芳香族で、縮合、スピロ又は結合して繋がっている1,2又は3個の環に配置された3〜18個の環員原子からなる、置換されていてもよい炭素環基であり;
mは、0〜8の整数からそれぞれ独立して選ばれ;そして
nは、0、1及び2からそれぞれ独立して選ばれる整数である]
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
式II:
【化002】

[式中、
Arは、置換されているフェニル;置換されていてもよいナフチル;又はフラニル、インドリル、ピリジジニル、ピラジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、ピロリル、ピラゾリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリン、フラニル、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドレニル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル及びインドリン−2−オンから選択される置換されていてもよいヘテロアリールであり;
Aは、OR、NR、又はCR(XRであり;
は、(i)及び(ii)から選ばれ:
(i)は、水素であり;そして
(ii)は、Rからそれぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、及び−S(O)C−Cアルキルであり;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいアルコキシアルキル、置換されていてもよいヒドロキシアルキル、置換されていてもよいモノ−及びジ−アルキルアミノ、置換されていてもよいアミノアルキル、置換されていてもよいシクロアルコキシ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールアルキル、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいアリールアルコキシ、置換されていてもよい複素環、置換されていてもよい複素環−オキシ、−E−(CR−Z、及び−E(CR−XRから、それぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基を示し;
は、
(i)R、C−Cアルカノイル、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ(C−Cアルキル)、モノ−及びジ−C−Cアルキルアミノ(C−Cアルコキシ)、(3〜7員のヘテロシクロアルキル)C−Cアルキル、及びXRから、それぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、モノ−又はジ−(C−Cアルキルアミノ)C−Cアルキル、(3〜7員のヘテロシクロアルキル)C−Cアルキル、アリールC−Cアルキル、又はヘテロアリールC−Cアルキルであるか;又は
(ii)Rと結合して、RとRが結合する窒素と共に、1〜3個の環及び各々の環に5〜7個の環員原子を有している複素環(ここにおける複素環は、R、オキソ及びW−Zからそれぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている)を形成し;
は、
(i)水素であるか;
(ii)ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、トリフルオロメチル及びトリフルオロメトキシから、それぞれ独立して選ばれる0〜3個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−C炭素環)C−Cアルキルであるか;又は
(iii)Rと結合して、置換されていてもよい複素環を形成し;
及びRは、(i)水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルアミノ及びC−CシクロアルキルC−Cアルキルからそれぞれ独立して選ばれ;
Eは、単共有結合、酸素、又はNRであり;
Xは、単共有結合、−CRCR−、−O−、−C(=O)−、−C(=O)O−、−S(O)−又は−NR−であり;そして
は、
(i)水素であるか;又は
(ii)R、オキソ、−NH(C−Cアルカノイル)、−N(C−Cアルキル)C−Cアルカノイル、−NHS(O)C−Cアルキル、−N(S(O)C−Cアルキル)、−S(O)NHC−Cアルキル及び−S(O)N(C−Cアルキル)から、それぞれ独立して選ばれる0〜6個の置換基で置換されている、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C10炭素環C−Cアルキル又は(3〜10員の複素環)C−Cアルキルであり;
Wは、単共有結合、−CR−、−NR−又は−O−であり;
Zは、ハロゲン、オキソ、−COOH、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ、及び−S(O)C−Cアルキルから、それぞれ独立して選ばれる0から4個の置換基で置換されている、3〜7員の炭素環及び複素環からそれぞれ独立して選ばれ;
及びRは、(i)及び(ii)からそれぞれ独立して選ばれ:
(i)は、水素であり;そして
(ii)は、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C−Cアルコキシ、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ、−COOH、−C(=O)NH、−NHC(=O)(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)C(=O)(C−Cアルキル)、−NHS(O)C−Cアルキル、SOH、−S(O)C−Cアルキル、−S(O)NHC−Cアルキル、−S(O)N(C−Cアルキル)C−Cアルキル、及びZから、それぞれ独立して選ばれる0〜6個の置換基で置換されている、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、飽和又は部分飽和の(C−C10炭素環)C−Cアルキル及び飽和又は部分飽和の(3〜10員の複素環)C−Cアルキルであり;
及びRは、R、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ及びオキソからそれぞれ独立して選ばれ;
は、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、−COOH、−(C=O)NH、C−Cアルコキシカルボニル、モノ−及びジ−(C1−6アルキル)アミノカルボニル、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、並びに−S(O)C−Cアルキルからそれぞれ独立して選ばれ;
mは、0〜8からそれぞれ独立して選ばれる整数であり;そして
nは、0、1及び2からそれぞれ独立して選ばれる整数である]
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
式IX:
【化010】

(式中、
は、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいハロアルキル、置換されていてもよいハロアルコキシ、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいシクロアルコキシ、置換されていてもよい(シクロアルキル)アルコキシ、及び置換されていてもよいヘテロシクロアルキルよりなる群から選ばれ;
は、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいアルコキシ、置換されていてもよいヒドロキシアルキル、置換されていてもよいアミノアルキル、置換されていてもよいモノ−及びジ−アルキルアミノ、−O−(CR−XR、−O−(CR−Y、−N(R)−(CR−XR、及び−N(R)−(CR−Yから、それぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基を示し;
は、
(i)R、C−Cアルカノイル、モノ−及びジ−(C−Cアルキル)アミノ(C−Cアルキル)、モノ−及びジ−C−Cアルキルアミノ(C−Cアルコキシ)、(3〜7員のヘテロシクロアルキル)C−Cアルキル、及びXRから、それぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、モノ−又はジ−(C−Cアルキルアミノ)C−Cアルキル、(3〜7員のヘテロシクロアルキル)C−Cアルキル、アリールC−Cアルキル、又は(複素環)C−Cアルキルであるか;又は
(ii)Rと結合して、RとRが結合する窒素と共に、1〜3個の環及び各々の環に5〜7個の環員原子を有している複素環(ここにおける複素環は、R、オキソ及びW−Zからそれぞれ独立して選ばれる0〜4個の置換基で置換されている)を形成し;
は、
(i)水素であるか;
(ii)ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、トリフルオロメチル及びトリフルオロメトキシから、それぞれ独立して選ばれる0〜3個の置換基で置換されている、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、又は(C−C炭素環)C−Cアルキルであるか;又は
(iii)Rと結合して、置換されていてもよい複素環を形成し;
Arは、フラニル、インドリル、ピリジジニル、ピラジニル、イミダゾリル、オキサゾリル、チエニル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、ピロリル、ピラゾリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリン、フラザニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、1H−インダゾリル、インドレニル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、3H−インドリル、イソベンゾフラニル、イソクロマニル、イソインダゾリル、イソインドリニル、イソインドリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル及びインドリン−2−オンから選択される置換されていてもよいヘテロアリールであり;
及びRは、同一でも異なってもよく、水素、ヒドロキシ、及び直鎖又は分枝鎖のアルキル基、シクロアルキル基、及び(シクロアルキル)アルキル基からそれぞれ独立して選ばれるが、これらの基は、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1−6アルコキシ、−NH(C1−6アルキル)、−N(C1−6アルキル)(C1−6アルキル)、−NHC(=O)(C1−6アルキル)、−N(C1−6アルキル)C(=O)(C1−6アルキル)、−NHS(O)(C1−6アルキル)、−S(O)(C1−6アルキル)、−S(O)NH(C1−6アルキル)、−S(O)N(C1−6アルキル)(C1−6アルキル)、及びZから、それぞれ独立して選ばれる1個又はそれ以上の置換基で更に置換されていてもよく;
Xは、−CH−、−CHR−、−O−、−C(=O)−、−C(=O)O−、−S(O)−、−NH−、−NR−、−C(=O)NH−、−C(=O)NR−、−S(O)NH−、−S(O)NR−、−NHC(=O)−、−NRC(=O)−、−NHS(O)−、及び−NRS(O)−よりなる群からそれぞれ独立して選ばれ;
Y及びZは、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、C1−4アルキル、−O−(C1−4アルキル)、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)(C1−4アルキル)、及び−S(O)(アルキル)から、それぞれ独立して選ばれる1個又はそれ以上の置換基で置換されていてもよい、飽和、不飽和、又は芳香族の、3〜7員の炭素環又は複素環基からそれぞれ独立して選ばれ;
mは、0〜8の整数からそれぞれ独立して選ばれる整数であり;そして
nは0、1、及び2からそれぞれ独立して選ばれる整数である)
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
請求項1又は3のいずれかに記載の化合物が、
化合物番号 34 の化合物;
化合物番号 36 の化合物;
化合物番号 37 の化合物;
化合物番号 38 の化合物;
化合物番号 40 の化合物;
化合物番号 55 の化合物;
化合物番号 61 の化合物;
化合物番号 62 の化合物;
化合物番号 63 の化合物;
化合物番号 64 の化合物;
化合物番号 67 の化合物;
化合物番号 69 の化合物;
化合物番号 70 の化合物;又は、
化合物番号 71 の化合物;
のいずれかである請求項1又は3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
請求項1又は2のいずれかに記載の化合物が、
化合物番号 79〜85、及び87〜106 の化合物;
のいずれかである請求項1又は2のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
請求項2に記載の化合物が、
化合物番号 82 の化合物;
化合物番号 87 の化合物;又は、
化合物番号 91 の化合物;
のいずれかである請求項2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。

【公開番号】特開2012−180365(P2012−180365A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−112249(P2012−112249)
【出願日】平成24年5月16日(2012.5.16)
【分割の表示】特願2007−511662(P2007−511662)の分割
【原出願日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(500015456)ニューロジェン・コーポレーション (48)
【Fターム(参考)】