【課題】均一表示を実現できるアクティブマトリックス型ＥＬ表示パネルを提供することが要望されていた。
【解決手段】画素には、コンデンサ１９ａとコンデンサ１９ｂが形成されている。駆動用トランジスタ１１ａには、スイッチ用トランジスタ１１ｃにより、ソース信号線１８に印加された映像信号が供給される。供給された映像信号に基づく電圧は、コンデンサ１９ａに保持される。コンデンサ１９ｂは、一端子が駆動用トランジスタ１１ａのゲート端子と接続され、他の端子がゲート信号線１７ａに接続されている。コンデンサ１９ｂは、ゲート信号線１７ａに印加されるオンオフ電圧が変化することにより、前記駆動用トランジスタ１１ａにゲート端子電圧を変動させる。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
互いに交差するように配列された複数のゲート信号線及び複数のソース信号線、並びに画素ごとにＥＬ素子を有する表示画面を備えるＥＬ表示装置であって、
前記画素ごとに駆動用トランジスタが形成され、前記駆動用トランジスタは前記ＥＬ素子に流す電流を供給し、
前記画素ごとに第１のスイッチ用トランジスタが形成され、前記第１のスイッチ用トランジスタは、前記駆動用トランジスタと前記ソース信号線との間の信号経路に配置され、前記第１のスイッチ用トランジスタのゲート端子は、第１のゲート信号線と接続され、
前記画素ごとに第２のスイッチ用トランジスタが形成され、前記第２のスイッチ用トランジスタは、前記第２のスイッチ用トランジスタのゲート端子以外の２つの端子のそれぞれが前記駆動用トランジスタのゲート端子と、ソース端子もしくはドレイン端子に接続され、
前記画素ごとに第１コンデンサと第２のコンデンサが形成され、
前記第１のコンデンサは前記駆動用トランジスタのゲート端子と一定電位の電極間に接続され、
前記第２のコンデンサは、前記第２のコンデンサの第１の端子が、前記第１のゲート信号線と接続され、
前記第２のコンデンサは、前記第２のコンデンサの第２の端子が、前記駆動用トランジスタのゲート端子と接続されていることを特徴とするＥＬ表示装置。
【請求項２】
前記第１のゲート信号線に、前記第１のスイッチ用トランジスタをオンさせるオン電圧およびオフさせるオフ電圧を印加するゲートドライバ回路を更に具備し、
前記第２のコンデンサは、前記第１のゲート信号線に印加される電圧が前記オン電圧から前記オフ電圧へ変化した場合に、その変化に応じて、前記動用トランジスタのゲート端子の電位を変化させるように構成されていることを特徴とする請求項１に記載のＥＬ表示装置。
【請求項３】
前記第２のコンデンサの容量は、前記第１のコンデンサの容量よりも少ないことを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項４】
前記画素ごとに第３のスイッチ用トランジスタが形成され、
前記第３のスイッチ用トランジスタは、前記ＥＬ素子に流れる電流の経路に配置され、前記第３のスイッチ用トランジスタのゲート端子は、第２のゲート信号線と接続され、
前記第１のゲート信号線と前記第２のゲート信号線は、独立してオンオフ電圧を印加できることを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項５】
前記第２のスイッチ用トランジスタは、デュアルゲート以上のマルチゲート構造であることを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項６】
前記駆動用トランジスタと前記第２のスイッチ用トランジスタのチャンネル極性は同一であることを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項７】
前記画素ごとに、第４のスイッチ用トランジスタが形成され、
前記第４のスイッチ用トランジスタは、前記駆動用トランジスタのゲート端子に、所定電圧を印加できるように構成されていることを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項８】
前記画素ごとに、第４のスイッチ用トランジスタが形成され、
前記第４のスイッチ用トランジスタは、前記駆動用トランジスタのゲート端子と接続され、
前記第４のスイッチ用トランジスタのゲート端子は、前段の画素行を選択するゲート信号線と接続されていることを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項９】
前記画素ごとに、第４のスイッチ用トランジスタが形成され、
前記第４のスイッチ用トランジスタは、前記駆動用トランジスタのゲート端子に、所定電圧を印加できるように構成され、
前記第４のスイッチ用トランジスタにより、前記駆動用トランジスタのゲート端子に、前記所定電圧が印加された後、映像信号が前記駆動用トランジスタに印加されることを特
徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。
【請求項１０】
表示画面において、前記ソース信号線と前記画素にアノード電圧を供給するアノード配線が平行に配置されていることを特徴とする請求項１記載のＥＬ表示装置。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１５】

【図１６】

【図１７】

【図１８】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２２】

【図２３】

【図２４】

【図２５】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図２９】

【図３０】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４】

【図３５】

【図３６】

【図３７】

【図３８】

【図３９】

【図４０】

【図４１】

【図４２】

【図４３】

【図４４】

【図４５】

【図４６】

【図４７】

【図４８】

【図４９】

【図５０】

【図５１】

【図５２】

【図５３】

【図５４】

【図５５】

【図５６】

【図５７】

【図５８】

【図５９】

【図６０】

【図６１】

【図６２】

【図６３】

【図６４】

【図６５】

【図６６】

【図６７】

【図６８】

【図６９】

【図７０】

【図７１】

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【図７３】

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【図７５】

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【図７７】

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【図７９】

【図８０】

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【図８６】

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【図９０】

【図９１】

【図９２】

【図９３】

【図９４】

【図９５】

【図９６】

【図９７】

【図９８】

【図９９】

【図１００】

【図１０１】

【図１０２】

【図１０３】

【図１０４】

【図１０５】

【図１０６】

【図１０７】

【図１０８】

【図１０９】

【図１１０】

【公開番号】特開２００８−１４６０５１（Ｐ２００８−１４６０５１Ａ）
【公開日】平成２０年６月２６日（２００８．６．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−３０３７１９（Ｐ２００７−３０３７１９）
【出願日】平成１９年１１月２２日（２００７．１１．２２）
【分割の表示】特願２００２−１２７４４８（Ｐ２００２−１２７４４８）の分割
【原出願日】平成１４年４月２６日（２００２．４．２６）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．ｉモード
【出願人】（３０２０２０２０７）東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社 (2,170)
【Ｆターム（参考）】