EL表示装置
【課題】有機EL素子は電流により発光するため、トランジスタの特性にバラツキがあると表示ムラが発生する。
【解決手段】EL素子15と、EL素子に電流を供給する駆動用トランジスタ11aと、ソース信号線18に印加された映像信号を、駆動用トランジスタ11aに供給する経路を発生させる第1のスイッチ用トランジスタ11cと、駆動用トランジスタ11aのゲート端子と、駆動用トランジスタ11aの他の端子間を短絡する第2のスイッチ用トランジスタ11bと、駆動用トランジスタ11aのゲート端子と接続され、駆動用トランジスタ11aが流す電流を規定する電圧を保持する第1のコンデンサ19aと、第1のスイッチ用トランジスタ11cのゲート端子と、駆動用トランジスタ11aのゲート端子に接続された第2のコンデンサ19bとを有している。
【解決手段】EL素子15と、EL素子に電流を供給する駆動用トランジスタ11aと、ソース信号線18に印加された映像信号を、駆動用トランジスタ11aに供給する経路を発生させる第1のスイッチ用トランジスタ11cと、駆動用トランジスタ11aのゲート端子と、駆動用トランジスタ11aの他の端子間を短絡する第2のスイッチ用トランジスタ11bと、駆動用トランジスタ11aのゲート端子と接続され、駆動用トランジスタ11aが流す電流を規定する電圧を保持する第1のコンデンサ19aと、第1のスイッチ用トランジスタ11cのゲート端子と、駆動用トランジスタ11aのゲート端子に接続された第2のコンデンサ19bとを有している。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに交差するように配列された複数のゲート信号線及び複数のソース信号線、並びにマトリックス状に配置された画素を有する表示画面を備えるEL表示装置であって、
前記画素は、
EL素子と、
前記EL素子に電流を供給する駆動用トランジスタと、
前記ソース信号線に印加された映像信号を、前記駆動用トランジスタに供給する経路を発生させる第1のスイッチ用トランジスタと、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタの他の端子間を短絡させる第2のスイッチ用トランジスタと、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と接続され、前記駆動用トランジスタが流す電流を規定する電圧を保持する第1のコンデンサと、
前記第1のスイッチ用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタのゲート端子に接続された第2のコンデンサとを、
有していることを特徴とするEL表示装置。
【請求項2】
前記駆動用トランジスタおよび前記スイッチ用トランジスタは、Pチャンネルトランジスタであり、
前記EL素子に供給するアノード電圧の電位は、前記スイッチ用トランジスタをオフさせるオフ電圧の電位より低いことを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項3】
前記第1のスイッチ用トランジスタのゲート端子に印加される電圧変化により、前記駆動用トランジスタのゲート端子電位が変動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項4】
前記第2のコンデンサの容量は、前記第1のコンデンサの容量よりも少ないことを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項5】
前記第2のスイッチ用トランジスタは、デュアルゲート以上のマルチゲート構造であることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項6】
前記EL素子を構成するEL膜は、封止膜で薄膜封止されていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項7】
前記表示画面には、少なくとも第1の色の画素と第2の色の画素がマトリックス状に配置されており、
前記第1の色の画素の前記第2のコンデンサの容量と、前記第2の色の画素の前記第2のコンデンサの容量とが異なっていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項8】
前記ゲート信号線を選択するゲートドライバ回路と、前記ソース信号線に映像信号を印加するソースドライバ回路とを更に具備し、
前記ゲートドライバ回路への制御信号は、前記ソースドライバ回路から供給されることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項9】
選択回路と、前記ゲート信号線を選択するゲートドライバ回路と、前記ソース信号線に映像信号を印加するソースドライバ回路とを更に具備し、
前記ソースドライバ回路は、半導体により構成されたICチップであり、
前記選択回路は、前記表示画面が形成された基板にポリシリコン技術で形成され、
前記選択回路は、1つの入力端子と複数の出力端子を有し、
前記ソースドライバ回路の出力端子に、前記選択回路の入力端子が接続され、
前記選択回路の各出力端子に、前記ソース信号線が接続されていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項10】
前記トランジスタの半導体を構成する膜は、
レーザーアニール工程において、ストライプ状のレーザーショットを前記ソース信号線の形成方向と平行に順次移動させて形成したものであることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項1】
互いに交差するように配列された複数のゲート信号線及び複数のソース信号線、並びにマトリックス状に配置された画素を有する表示画面を備えるEL表示装置であって、
前記画素は、
EL素子と、
前記EL素子に電流を供給する駆動用トランジスタと、
前記ソース信号線に印加された映像信号を、前記駆動用トランジスタに供給する経路を発生させる第1のスイッチ用トランジスタと、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタの他の端子間を短絡させる第2のスイッチ用トランジスタと、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と接続され、前記駆動用トランジスタが流す電流を規定する電圧を保持する第1のコンデンサと、
前記第1のスイッチ用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタのゲート端子に接続された第2のコンデンサとを、
有していることを特徴とするEL表示装置。
【請求項2】
前記駆動用トランジスタおよび前記スイッチ用トランジスタは、Pチャンネルトランジスタであり、
前記EL素子に供給するアノード電圧の電位は、前記スイッチ用トランジスタをオフさせるオフ電圧の電位より低いことを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項3】
前記第1のスイッチ用トランジスタのゲート端子に印加される電圧変化により、前記駆動用トランジスタのゲート端子電位が変動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項4】
前記第2のコンデンサの容量は、前記第1のコンデンサの容量よりも少ないことを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項5】
前記第2のスイッチ用トランジスタは、デュアルゲート以上のマルチゲート構造であることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項6】
前記EL素子を構成するEL膜は、封止膜で薄膜封止されていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項7】
前記表示画面には、少なくとも第1の色の画素と第2の色の画素がマトリックス状に配置されており、
前記第1の色の画素の前記第2のコンデンサの容量と、前記第2の色の画素の前記第2のコンデンサの容量とが異なっていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項8】
前記ゲート信号線を選択するゲートドライバ回路と、前記ソース信号線に映像信号を印加するソースドライバ回路とを更に具備し、
前記ゲートドライバ回路への制御信号は、前記ソースドライバ回路から供給されることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項9】
選択回路と、前記ゲート信号線を選択するゲートドライバ回路と、前記ソース信号線に映像信号を印加するソースドライバ回路とを更に具備し、
前記ソースドライバ回路は、半導体により構成されたICチップであり、
前記選択回路は、前記表示画面が形成された基板にポリシリコン技術で形成され、
前記選択回路は、1つの入力端子と複数の出力端子を有し、
前記ソースドライバ回路の出力端子に、前記選択回路の入力端子が接続され、
前記選択回路の各出力端子に、前記ソース信号線が接続されていることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【請求項10】
前記トランジスタの半導体を構成する膜は、
レーザーアニール工程において、ストライプ状のレーザーショットを前記ソース信号線の形成方向と平行に順次移動させて形成したものであることを特徴とする請求項1記載のEL表示装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【図123】
【図124】
【図125】
【図126】
【図127】
【図128】
【図129】
【図130】
【図131】
【図132】
【図133】
【図134】
【図135】
【図136】
【図137】
【図138】
【図139】
【図140】
【図141】
【図142】
【図143】
【図144】
【図145】
【図146】
【図147】
【図148】
【図149】
【図150】
【図151】
【図152】
【図153】
【図154】
【図155】
【図156】
【図157】
【図158】
【図159】
【図160】
【図161】
【図162】
【図163】
【図164】
【図165】
【図166】
【図167】
【図168】
【図169】
【図170】
【図171】
【図172】
【図173】
【図174】
【図175】
【図176】
【図177】
【図178】
【図179】
【図180】
【図181】
【図182】
【図183】
【図184】
【図185】
【図186】
【図187】
【図188】
【図189】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【図123】
【図124】
【図125】
【図126】
【図127】
【図128】
【図129】
【図130】
【図131】
【図132】
【図133】
【図134】
【図135】
【図136】
【図137】
【図138】
【図139】
【図140】
【図141】
【図142】
【図143】
【図144】
【図145】
【図146】
【図147】
【図148】
【図149】
【図150】
【図151】
【図152】
【図153】
【図154】
【図155】
【図156】
【図157】
【図158】
【図159】
【図160】
【図161】
【図162】
【図163】
【図164】
【図165】
【図166】
【図167】
【図168】
【図169】
【図170】
【図171】
【図172】
【図173】
【図174】
【図175】
【図176】
【図177】
【図178】
【図179】
【図180】
【図181】
【図182】
【図183】
【図184】
【図185】
【図186】
【図187】
【図188】
【図189】
【公開番号】特開2008−3620(P2008−3620A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−207275(P2007−207275)
【出願日】平成19年8月8日(2007.8.8)
【分割の表示】特願2004−500276(P2004−500276)の分割
【原出願日】平成15年3月6日(2003.3.6)
【出願人】(302020207)東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社 (2,170)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月8日(2007.8.8)
【分割の表示】特願2004−500276(P2004−500276)の分割
【原出願日】平成15年3月6日(2003.3.6)
【出願人】(302020207)東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社 (2,170)
【Fターム(参考)】
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