説明

IL−6を標的とするアミノ酸配列およびそれを含みIL−6介在シグナル伝達に関連する疾患および疾病を治療するポリペプチド

【課題】 本発明は、インターロイキン-6(IL-6)を標的とするアミノ酸配列に関し、ならびに、そのアミノ酸配列の1以上を含むもしくは本質的にのみからなる化合物もしくは構造体、特にタンパク質およびポリペプチドに関する。また、本発明は、そのアミノ酸配列およびポリペプチドをコードし、そのアミノ酸配列およびポリペプチドを製造する方法に対する核酸に関し;そのアミノ酸配列もしくはポリペプチドを発現するもしくは発現できる宿主細胞に関し;そのアミノ酸配列、ポリペプチド、核酸および/もしくは宿主細胞を含む組成物、特に医薬組成物に関し;および、そのアミノ酸配列、ポリペプチド、核酸、宿主細胞および/もしくは組成物を予防、治療もしくは診断の目的に使用するに関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
IL-6を標的とする免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片を含むまたは本質的にのみからなるアミノ酸配列であって、IL-6とIL-6Rの間の相互作用を調節するアミノ酸配列。
【請求項2】
IL-6を標的とする免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片を含むまたは本質的にのみからなるアミノ酸配列であって、IL-6Rと競合してIL-6に結合するアミノ酸配列。
【請求項3】
前記免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片がIL-6の抗原決定基に結合し、その抗原決定基がIL-6のIL-6R相互作用部位に存在するか、それを含むか、またはそれの全部もしくは一部と重なることを特徴とする、請求項1または2に記載のアミノ酸配列。
【請求項4】
IL-6を標的とする免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片を含むまたは本質的にのみからなるアミノ酸配列であって、IL-6/IL-6R複合体とgp130の間の相互作用を調節するアミノ酸配列。
【請求項5】
IL-6を標的とする免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片を含むまたは本質的にのみからなるアミノ酸配列であって、gp130と競合してIL-6のgp130相互作用部位IIに結合するアミノ酸配列。
【請求項6】
IL-6を標的とする免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片を含むまたは本質的にのみからなるアミノ酸配列であって、gp130と競合してIL-6のgp130相互作用部位IIIに結合するアミノ酸配列。
【請求項7】
前記免疫グロブリン可変領域またはこれの抗原結合性断片がIL-6に結合するにあたって、その結合の解離定数(KD)が10-5〜10-12mol/L以下、好ましくは10-7〜10-12mol/L以下、更に好ましくは10-8〜10-12mol/L以下であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のアミノ酸配列。
【請求項8】
前記免疫グロブリン可変領域が軽鎖可変領域、重鎖可変領域、(単)領域抗体、およびナノボディ(登録商標)からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のアミノ酸配列。
【請求項9】
前記免疫グロブリン可変領域がナノボディ(登録商標)であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のアミノ酸配列。
【請求項10】
前記免疫グロブリン可変領域がヒト化ナノボディ(登録商標)であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のアミノ酸配列。
【請求項11】
前記ナノボディ(登録商標)が4個の枠組み構成領域(それぞれFR1〜FR4)および3個の相補性決定領域(それぞれCDR1〜CDR4)を含む又はのみからなり、ここで
CDR1は、以下:
配列番号:167 PYTMG
配列番号:168 DYAMS
配列番号:169 YYAIG
配列番号:170 INAMG
配列番号:171 IYTMG
配列番号:172 RLAMD
配列番号:173 RLAMD
配列番号:174 FNIMG
配列番号:175 FNIMG
配列番号:176 YYGVG
配列番号:177 YYGVG
配列番号:178 YYGVG
配列番号:179 DSAIG
配列番号:180 PYTIA
配列番号:181 PYTIG
配列番号:182 INVMN
配列番号:183 SYAMG
配列番号:184 PYTMG
配列番号:185 PYTVG
配列番号:186 PYTMG
配列番号:187 PYTMG
配列番号:188 PYTMG
配列番号:189 INPMG
配列番号:190 INPMG
配列番号:191 INPMA
配列番号:192 SYPMG
配列番号:193 SYPMG
配列番号:194 SYPMG
配列番号:195 SYPMG
配列番号:196 SYPMG
配列番号:197 SYPMG
配列番号:198 SFPMG
配列番号:199 SFPMG
配列番号:200 SFPMG
配列番号:201 AFPMG
配列番号:202 AFPMG
配列番号:203 AFPMG
配列番号:204 AFPMG
配列番号:205 AFPMG
配列番号:206 TYAMG
配列番号:207 NYHMV
配列番号:208 NYAMA
配列番号:209 IDAMA
配列番号:210 KHHATG
配列番号:211 SYVMG
配列番号:212 SYVMG
配列番号:213 SSPMG
配列番号:214 SSPMG
配列番号:215 SSPMG
配列番号:216 NGPMA
配列番号:217 SYPIA
からなる群から;
あるいは、上記アミノ酸配列の一つとの配列同一性(本明細書で定義)が少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、更に好ましくは少なくとも95%、更により好ましくは少なくとも99%であるアミノ酸配列からなり、ここで
c)アミノ酸の任意の置換があった場合にその置換は好ましくは保存的(本明細書で定義)であり、および/または
d)上記アミノ酸配列と比較すると、前記アミノ酸配列には好ましくは置換のみであって削除もしくは挿入が含まれない、群から;
および/あるいは、上記アミノ酸配列の一つとの「アミノ酸相違」(本明細書で定義)が2個もしくは1個のみであるアミノ酸配列からなり、ここで
c)アミノ酸の任意の置換があった場合にその置換は好ましくは保存的(本明細書で定義)であり、および/または
d)上記アミノ酸配列と比較すると、前記アミノ酸配列には好ましくは置換のみであって削除もしくは挿入が含まれない、群から;
選択されるアミノ酸配列であり;
および/あるいはここで、
CDR2は、以下:
配列番号:218 RINWSGIRNYADSVKG
配列番号:219 AITGNGASKYYAESMKG
配列番号:220 CISSSVGTTYYSDSVKG
配列番号:221 DIMIPYGSTEYADSVKG
配列番号:222 AAHWTVFRGNTYYVDSVKG
配列番号:223 SIAVSGTTMLDDSVKG
配列番号:224 SISRSGTTMAADSVKG
配列番号:225 DITNRGTTNYADSVKG
配列番号:226 DITNGGTTMYADSVKG
配列番号:227 CISSSDGDTYYADSVKG
配列番号:228 CISSSDGDTYYADSVKG
配列番号:229 CTSSSDGDTYYADSVKG
配列番号:230 CISSSDGDTYYDDSVKG
配列番号:231 TIIGSDRSTDLDGDTYYADSVRG
配列番号:232 TIIGSDRSTDLDGDTYYADSVRG
配列番号:233 AITSGGRKNYADSVKG
配列番号:234 AISSNGGSTRYADSVKG
配列番号:235 RINWSGIRNYADSVKG
配列番号:236 RINWSGIRNYADSVKG
配列番号:237 RINWSGIRNYADSVKG
配列番号:238 RINWSGITNYADSVKG
配列番号:239 RINWSGITNYADSVKG
配列番号:240 RlHGSITNYADSVKG
配列番号:241 RIHGSITNYADSVKG
配列番号:242 RIFGGGSTNYADSVKG
配列番号:243 GISQSGVGTAYSDSVKG
配列番号:244 GISQSGGSTAYSDSVKG
配列番号:245 GISQSSSSTAYSDSVKG
配列番号:246 GISQSGGSTAYSDSVKG
配列番号:247 GISQSGGSTAYSDSVKG
配列番号:248 GISQSGGSTAYSDSVKG
配列番号:249 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:250 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:251 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:252 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:253 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:254 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:255 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:256 GISQSGGSTHYSDSVKG
配列番号:257 AISWSGANTYYADSVKG
配列番号:258 AASGSTSSTYYADSVKG
配列番号:259 VISYAGGRTYYADSVKG
配列番号:260 TMNWSTGATYYADSVKG
配列番号:261 ALNWSGGNTYYTDSVKG
配列番号:262 TINWSGSNGYYADSVKG
配列番号:263 TINWSGSNKYYADSVKG
配列番号:264 AISGRSGNTYYADSVKG
配列番号:265 AISGRSGNTYYADSVKG
配列番号:266 AISGRSGNTYYADSVKG
配列番号:267 AISWRTGTTYYADSVKG
配列番号:268 AISWRGGNTYYADSVKG
からなる群から;
あるいは、上記アミノ酸配列の一つとの配列同一性(本明細書で定義)が少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、更に好ましくは少なくとも95%、更により好ましくは少なくとも99%であるアミノ酸配列からなり、ここで
c)アミノ酸の任意の置換があった場合にその置換は好ましくは保存的(本明細書で定義)であり、および/または
d)上記アミノ酸配列と比較すると、前記アミノ酸配列には好ましくは置換のみであって削除もしくは挿入が含まれない、群から;
および/あるいは、上記アミノ酸配列の一つとの「アミノ酸相違」(本明細書で定義)が3個、2個もしくは1個のみであるアミノ酸配列からなり、ここで
c)アミノ酸の任意の置換があった場合にその置換は好ましくは保存的(本明細書で定義)であり、および/または
d)上記アミノ酸配列と比較すると、前記アミノ酸配列には好ましくは置換のみであって削除もしくは挿入が含まれない、群から;
選択されるアミノ酸配列であり;
および/あるいはここで、
CDR3は、以下:
配列番号:269 ASQSGSGYDS
配列番号:270 VAKDTGSFYYPAYEHDV
配列番号:271 SSWFDCGVQGRDLGNEYDY
配列番号:272 YDPRGDDY
配列番号:273 TRSTAWNSPQRYDY
配列番号:274 FDGYTGSDY
配列番号:275 FDGYSGSDY
配列番号:276 YYPTTGFDD
配列番号:277 YYPTTGFDD
配列番号:278 DLSDYGVCSRWPSPYDY
配列番号:279 DLSDYGVCSRWPSPYDY
配列番号:280 DLSDYGVCSRWPSPYDY
配列番号:281 DLSDYGVCSKWPSPYDY
配列番号:282 TGKGYVFTPNEYDY
配列番号:283 TAKGYVFTDNEYDY
配列番号:284 DAPLASDDDVAPADY
配列番号:285 DETTGWVQLADFRS
配列番号:286 ASQSGSGYDS
配列番号:287 ASQSGSGYDS
配列番号:288 ASRSGSGYDS
配列番号:289 ASRSGSGYDS
配列番号:290 ASQVGSGYDS
配列番号:291 RRWGYDY
配列番号:292 RRWGYDY
配列番号:293 RRWGYDY
配列番号:294 RDKTLALRDYAYTTDVGYDD
配列番号:295 RDKTLALRDYAYTTDVGYDD
配列番号:296 RGRTLALRDYAYTTEVGYDD
配列番号:297 RGRTLFLRDYAYTTEVGYDD
配列番号:298 RGRTLFLRGYAYTTEVGYDD
配列番号:299 RGRTIALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:300 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:301 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:302 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:303 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:304 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:305 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:306 RGRTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:307 RGGTLALRNYAYTTEVGYDD
配列番号:308 SAIIEGFQDSIVIFSEAGYDY
配列番号:309 VAGLLLPRVAEGMDY
配列番号:310 VDSPLIATHPRGYDY
配列番号:311 ARGLLIATDARGYDY
配列番号:312 GSYVFYFTVRDQYDY
配列番号:313 SAGGFLVPRVGQGYDY
配列番号:314 SAGGFLVPRVGQGYDY
配列番号:315 ERVGLLLTVVAEGYDY
配列番号:316 ERVGLLLTVVAEGYDY
配列番号:317 ERVGLLLTVVAEGYDY
配列番号:318 ERVGLLLAVVAEGYDY
配列番号:319 ERAGVLLTKVPEGYDY
からなる群から;
あるいは、上記アミノ酸配列の一つとの配列同一性(本明細書で定義)が少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、更に好ましくは少なくとも95%、更により好ましくは少なくとも99%であるアミノ酸配列からなり、ここで
c)アミノ酸の任意の置換があった場合にその置換は好ましくは保存的(本明細書で定義)であり、および/もしくは
d)上記アミノ酸配列と比較すると、前記アミノ酸配列には好ましくは置換のみであって削除もしくは挿入が含まれない、群から;
および/あるいは、上記アミノ酸配列の一つとの「アミノ酸相違」(本明細書で定義)が3個、2個もしくは1個のみであるアミノ酸配列からなり、ここで
c)アミノ酸の任意の置換があった場合にその置換は好ましくは保存的(本明細書で定義)であり、および/または
d)上記アミノ酸配列と比較すると、前記アミノ酸配列には好ましくは置換のみであって削除もしくは挿入が含まれない、群から;
選択されるアミノ酸配列である、
ことを特徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載のアミノ酸配列。
【請求項12】
IL-6を標的とし、および/もしくはIL-6に特異的に結合できるナノボディ(登録商標)。
【請求項13】
本質的に単離された形態にある、請求項12に記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項14】
IL-6に特異的に結合するにあたって、その結合の解離定数(KD)が10-5〜10-12mol/L以下、好ましくは10-7〜10-12mol/L以下、更に好ましくは10-8〜10-12mol/L以下であることを特徴とする、請求項12または13のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項15】
IL-6に特異的に結合するにあたって、その結合の会合率(kon率)が102-1-1と約1107-1-1の間、好ましくは103-1-1と約107-1-1の間、更に好ましくは104-1-1と約107-1-1の間、例えば105-1-1と約107-1-1の間であることを特徴とする、請求項12〜14のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項16】
IL-6に特異的に結合するにあたって、その結合の解離率(koff率)が1s-1と10-6-1の間、好ましくは10-2-1と10-6-1の間、更に好ましくは10-3-1と10-6-1の間、例えば、10-4-1と10-6-1の間であることを特徴とする、請求項12〜15のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項17】
IL-6に特異的に結合するにあたって、その結合の親和牲度が500nM未満、好ましくは200nM未満、更に好ましくは10nM未満、例えば500pM未満であることを特徴とする、請求項12〜16のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項18】
天然起源のナノボディ(登録商標)(適切な任意の種に由来)、又は合成もしくは半合成のナノボディ(登録商標)である、請求項12〜17のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項19】
VHH配列、部分的にヒト化したVHH配列、完全にヒト化したVHH配列、ラクダ化した重鎖可変領域、または親和性成熟のような方法で取得したナノボディ(登録商標)である、請求項12〜18のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項20】
i)配列番号320〜447の少なくとも一つのアミノ酸配列とのアミノ酸同一性が80%であり、ここでアミノ酸同一性の程度を決定するために、CDR配列を形成するアミノ酸残基は無視する、および
ii)好ましくは、カバットの番号付与による11位、37位、44位、45位、47位、83位、84位、103位、104位、および108位のアミノ酸残基の1以上を表A−3のホールマーク残基から選択する、
ことを特徴とする、請求項12〜19のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項21】
CDR1が、
a)配列番号167〜217のアミノ酸配列、
b)配列番号167〜217のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸同一性が少なくとも80%であるアミノ酸配列、
c)配列番号167〜217のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸相違が3個、2個もしくは1個であるアミノ酸配列、
からなる群から選択され;および/または、
CDR2が、
d)配列番号218〜268のアミノ酸配列、
e)配列番号218〜268のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸同一性が少なくとも80%であるアミノ酸配列、
f)配列番号218〜268のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸相違が3個、2個もしくは1個であるアミノ酸配列、
からなる群から選択され;および/または、
CDR3が、
g)配列番号269〜319のアミノ酸配列、
h)配列番号269〜319のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸同一性が少なくとも80%であるアミノ酸配列、
i)配列番号269〜319のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸相違が3個、2個もしくは1個であるアミノ酸配列、
からなる群から選択される、
ことを特徴とする、請求項12〜20のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項22】
CDR1が、
a)配列番号167〜217のアミノ酸配列、
b)配列番号167〜217のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸同一性が少なくとも80%であるアミノ酸配列、
c)配列番号167〜217のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸相違が3個、2個もしくは1個であるアミノ酸配列、
からなる群から選択され;および、
CDR2が、
d)配列番号218〜268のアミノ酸配列、
e)配列番号218〜268のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸同一性が少なくとも80%であるアミノ酸配列、
f)配列番号218〜268のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸相違が3個、2個もしくは1個であるアミノ酸配列、
からなる群から選択され;および、
CDR3が、
g)配列番号269〜319のアミノ酸配列、
h)配列番号269〜319のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸同一性が少なくとも80%であるアミノ酸配列、
i)配列番号269〜319のアミノ酸配列の少なくとも一つとのアミノ酸相違が3個、2個もしくは1個であるアミノ酸配列、
からなる群から選択される、
ことを特徴とする、請求項12〜21のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項23】
CDR配列が、配列番号320〜447のアミノ酸配列の少なくとも一つのCDR配列と少なくとも70%のアミノ酸同一性、好ましくは少なくとも80%のアミノ酸同一性、更に好ましくは少なくとも90%のアミノ酸同一性、例えば95%以上のアミノ酸同一性、更に実質的に100%のアミノ酸同一性を有することを特徴とする、請求項12〜22のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項24】
部分的にヒト化したナノボディ(登録商標)である、請求項12〜23のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項25】
完全にヒト化したナノボディ(登録商標)である、請求項12〜24のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項26】
配列番号320〜447のみからなる群から、または配列番号320〜447のアミノ酸配列の少なくとも一つとの配列同一性(本明細書で定義)が80%を超える、好ましくは90%を超える、更に好ましくは95%を超える、例えば99%以上であるアミノ酸配列のみからなる群から選択される、請求項12〜25のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項27】
ヒト化されたナノボディ(登録商標)である、請求項12〜26のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項28】
配列番号320〜447のみからなる群から選択される、請求項12〜26のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)。
【請求項29】
請求項1〜11のいずれかに記載の1以上のアミノ酸配列および/もしくは請求項12〜28のいずれかに記載の1以上のナノボディーズ(登録商標)を含み、または本質的にのみからなり、かつ場合によっては、1以上のリンカーを介して任意に結合した1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位を更に含む化合物もしくは構造体。
【請求項30】
前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位がアミノ酸配列である、請求項29に記載の化合物もしくは構造体。
【請求項31】
前記1以上のリンカーが、もし存在する場合には、1以上のアミノ酸配列である、請求項29もしくは30に記載の化合物もしくは構造体。
【請求項32】
前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が免疫グロブリン配列である、請求項29〜31のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項33】
前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が、領域抗体、領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、単領域抗体、単領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、「dAb」のどれか、「dAb」として使用するのに好適なアミノ酸配列、またはナノボディーズ(登録商標)のみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項29〜32のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項34】
本発明の前記1以上のアミノ酸配列が免疫グロブリン配列である、請求項29〜33のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項35】
本発明の前記1以上のアミノ酸配列が、領域抗体、領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、単領域抗体、単領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、「dAb」のどれか、「dAb」として使用するのに好適なアミノ酸配列、またはナノボディーズ(登録商標)のみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項29〜34のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項36】
本発明の前記1以上のアミノ酸配列が請求項12〜28のいずれかに記載の1以上のナノボディーズ(登録商標)を含み、または本質的にのみからなり、かつ前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位がナノボディーズ(登録商標)である、化合物もしくは構造体。
【請求項37】
多価構造体である、請求項29〜36のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項38】
多重特異性構造体である、請求項29〜37のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項39】
前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が治療に関連する標的に結合することを特徴とする、請求項29〜38のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項40】
前記治療に関連する標的がTNF-αであることを特徴とする、請求項39記載の化合物もしくは構造体。
【請求項41】
請求項1〜11のいずれかに記載の対応するアミノ酸配列自体もしくは請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)自体に比較して、半減期が上昇している請求項29〜40のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項42】
請求項1〜11のいずれかに記載の対応するアミノ酸配列自体もしくは請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)自体に比較して、半減期が上昇している化合物もしくは構造体が前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位によって得られることを特徴とする、請求項41に記載の化合物もしくは構造体。
【請求項43】
半減期が上昇している化合物もしくは構造体が得られる前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が、血清タンパク質もしくはそれの断片、血清タンパク質に結合可能な結合性単位、Fc部分、および血清タンパク質に結合可能な小型のタンパク質もしくはペプチドのみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項41もしくは42に記載の化合物もしくは構造体。
【請求項44】
半減期が上昇している化合物もしくは構造体が得られる前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が、ヒト血清アルブミンもしくはそれの断片のみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項41〜43のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項45】
半減期が上昇している化合物もしくは構造体が得られ前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が、血清アルブミン(例えばヒト血清アルブミン)に結合可能な結合性単位もしくは血清免疫グロブリン(例えばIgG)のみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項41〜44のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項46】
半減期が上昇している化合物もしくは構造体が得られる前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が、領域抗体、領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、単領域抗体、単領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、「dAb」のどれか、「dAb」として使用するのに好適なアミノ酸配列、または血清アルブミン(例えばヒト血清アルブミン)もしくは血清免疫グロブリン(例えばIgG)に結合可能なナノボディーズ(登録商標)のみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項41〜45のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項47】
半減期が上昇している化合物もしくは構造体が得られる前記1以上の他の基、残基、構成部分もしくは結合単位が、血清アルブミン(例えばヒト血清アルブミン)もしくは血清免疫グロブリン(例えばIgG)に結合可能なナノボディーズ(登録商標)であることを特徴とする、請求項41〜46のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項48】
血清中半減期が、請求項1〜11のいずれかに記載の対応するアミノ酸配列自体もしくは請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)自体のそれぞれの半減期よりも、少なくとも1.5倍、好ましくは少なくとも2倍、例えば少なくとも5倍、例えば少なくとも10倍、もしくは20倍を超えて大きい、請求項41〜47のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項49】
血清中半減期が、請求項1〜11のいずれかに記載の対応するアミノ酸配列自体もしくは請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)自体のそれぞれと比較して、1時間を越えて、好ましくは2時間を越えて、更に好ましくは6時間を越えて、例えば12時間を越えて、または24、48もしくは72時間を越えて増大されている、請求項41〜48のいずれかに記載の化合物もしくは構造体。
【請求項50】
ヒトでの血清中半減期が、少なくとも約12時間、好ましくは少なくとも約24時間、更に好ましくは少なくとも約48時間、一層更に好ましくは少なくとも約72時間以上である、請求項41〜49のいずれかに記載の化合物もしくは構造体;例えば、本発明化合物もしくは構造体の半減期は、少なくとも5日(例えば約5〜10日)、好ましくは少なくとも9日(例えば約9〜14日)、更に好ましくは少なくとも約10日(例えば約10〜16日)、または、少なくとも約11日(例えば約11〜16日)、更に好ましくは少なくとも約12日(例えば約12〜18日以上)、または14日を超え(例えば約14〜19日)ることができる。
【請求項51】
請求項1〜11のいずれかに記載の1個のアミノ酸配列および/または請求項12〜28のいずれかに記載の1個のナノボディ(登録商標)を含むもしくは本質的にのみからなる一価構造体。
【請求項52】
本発明の前記アミノ差配列が、領域抗体、領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、単領域抗体、単領域抗体として使用するのに好適なアミノ酸配列、「dAb」のどれか、「dAb」として使用するのに好適なアミノ酸配列、またはナノボディーズ(登録商標)のみからなる群から選択されることを特徴とする、請求項51に記載の一価構造体。
【請求項53】
請求項12〜28のいずれかに記載の1個のナノボディ(登録商標)を含むもしくは本質的にのみからなる一価構造体。
【請求項54】
請求項1〜11のいずれかに記載のアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体をコードする核酸配列もしくはヌクレオチド配列。
【請求項55】
遺伝子構造体の形態にある、請求項54に記載の核酸配列もしくはヌクレオチド配列。
【請求項56】
請求項1〜11のいずれかに記載のアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体を発現するかもしくは適切な環境下で発現可能であり、および/または、請求項54もしくは55に記載の核酸配列もしくはヌクレオチド配列を含む、宿主もしくは宿主細胞。
【請求項57】
請求項1〜11のいずれかに記載のアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体の製造方法であって、以下の工程:
a)請求項54もしくは55に記載の核酸配列もしくはヌクレオチド配列を適切な宿主細胞もしくは宿主生物、または他の適切な発現系において発現する、
任意に続いて、
b)得られた請求項1〜11のいずれかに記載のアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体を単離および/もしくは精製する、
を少なくとも含む方法。
【請求項58】
請求項1〜11のいずれかに記載のアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体の製造方法であって、以下の工程:
a)請求子56に記載の宿主もしくは宿主細胞を、該宿主もしくは宿主細胞が請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体を発現および/もしくは生産する条件の下で培養および/もしくは維持する、
任意に続いて、
b)得られた請求項1〜11のいずれかに記載のアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体を単離および/もしくは精製する、
を少なくとも含む方法。
【請求項59】
請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体、または、請求項54もしくは55に記載の核酸配列もしくはヌクレオチド配列、を含む組成物。
【請求項60】
医薬組成物である、請求項59に記載の組成物。
【請求項61】
医薬組成物であって、更に少なくとも一つの医薬的に受容可能な担体、希釈剤もしくは賦形剤、および/もしくは補助剤を含み、かつ任意に1以上の更なる医薬的に活性なポリペプチドおよび/もしくは化合物を含む、請求項60に記載の組成物。
【請求項62】
IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体、および/または、IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体が関与するシグナル経路および/もしくは生物学的な機能および応答に関連する少なくとも一つの疾患および/もしくは疾病を予防および/もしくは治療する方法であって、この予防および/もしくは治療を必要とする患者対象に、請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体、あるいは請求項59〜61のいずれかに記載の組成物、の医薬的に活性な量を投与することを含む方法。
【請求項63】
IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体、および/または、IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体が関与するシグナル経路および/もしくは生物学的な機能もしくは応答に関連する少なくとも一つの疾患および/もしくは疾病が、敗血症、種々の形態の癌、骨吸収、骨粗しょう症、悪液質、乾癬、メサンギウム増殖性糸球体腎炎、カポシ肉腫、AIDS関連リンパ腫、および炎症性疾患からなる群から選択されることを特徴とする、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記種々の形態の癌が、多発性骨髄腫疾患(MM)、腎細胞癌(RCC)、形質細胞性白血病、リンパ腫、Bリンパ増殖性疾患(BLPD)、および前立腺癌からなる群から選択されることを特徴とする、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記炎症性疾患が、慢性関節リウマチ、全身発症性若年性特発関節炎、高ガンマグロブリン血症、クローン疾患、潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、カッスルマン疾患、IgM高ガンマグロブリン血症、心臓性粘液腫、喘息、アレルギー性喘息および自己免疫インシュリン依存性真性糖尿病からなる群から選択されることを特徴とする、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体、および/または、IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体が関与するシグナル経路および/もしくは生物学的な機能、薬理学的活性および応答に関連する少なくとも一つの疾患および/もしくは疾病を予防および/もしくは治療する方法であって、この予防および/もしくは治療を必要とする患者対象に、請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体、あるいは請求項59〜61のいずれかに記載の組成物、の医薬的に活性な量を投与することを含む方法。
【請求項67】
請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体を、予防および/もしくは治療を必要とする患者対象に、投与することによって予防および/もしくは治療が可能な少なくとも一つの疾患および/もしくは疾病を予防および/もしくは治療する方法であって、この予防および/もしくは治療を必要とする患者対象に、請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体、あるいは請求項59〜61のいずれかに記載の組成物、の医薬的に活性な量を投与することを含む方法。
【請求項68】
免疫治療の方法であって、この治療を必要とする患者対象に、請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体、あるいは請求項59〜61のいずれかに記載の組成物、の医薬的に活性な量を投与することを含む方法。
【請求項69】
IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体、および/または、IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体が関与するシグナル経路および/もしくは生物学的な機能、薬理学的活性および応答に関連する少なくとも一つの疾患および/もしくは疾病を予防および/もしくは治療するための、および/または、請求項62〜68に記載の1以上の方法において使用するための、医薬組成物を製造するために請求項1〜11のいずれかに記載の少なくとも一つのアミノ酸配列、請求項12〜28のいずれかに記載のナノボディ(登録商標)、請求項29〜50のいずれかに記載の化合物もしくは構造体、または請求項51〜53のいずれかに記載の一価構造体の使用。
【請求項70】
IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体、および/または、IL-6および/もしくはIL-6/IL-6R複合体が関与するシグナル経路および/もしくは生物学的な機能、薬理学的活性および応答に関連する少なくとも一つの疾患および/もしくは疾病が、敗血症、種々の形態の癌、多発性骨髄腫疾患(MM)、腎細胞癌(RCC)、形質細胞性白血病、リンパ腫、Bリンパ増殖性疾患(BLPD)、前立腺癌、骨吸収、骨粗しょう症、悪液質、乾癬、メサンギウム増殖性糸球体腎炎、カポシ肉腫、AIDS関連リンパ腫、炎症性疾患、慢性関節リウマチ、全身発症性若年性特発関節炎、高ガンマグロブリン血症、クローン疾患、潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、カッスルマン疾患、IgM高ガンマグロブリン血症、心臓性粘液腫、喘息、アレルギー性喘息および自己免疫インシュリン依存性真性糖尿病からなる群から選択されることを特徴とする、請求項69に記載の使用。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2009−529339(P2009−529339A)
【公表日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−558701(P2008−558701)
【出願日】平成19年3月13日(2007.3.13)
【国際出願番号】PCT/EP2007/002197
【国際公開番号】WO2007/104529
【国際公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【出願人】(505166225)アブリンクス エン.ヴェー. (28)
【Fターム(参考)】