説明

RSSサービスを利用したホームネットワーク機器の制御方法及びその装置

【課題】 RSSサービスを利用したホームネットワーク機器の制御方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 RSSサーバに周期的に接続して少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読出し、その読み出された制御命令に基づいて、少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御するホームネットワーク機器の制御方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホームネットワーク機器の制御方法及びその装置に係り、特に、RSS(Rich Site Summary)サービスを利用して、少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する方法及びその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、ホームネットワークとは、家庭で使われる全ての電気、電子製品を一つの有無線システムに連結して、時間及び場所に拘らずに制御できる物理的なネットワーク技術であり、単純な家庭機器の遠隔制御機能だけでなく、家電製品同士のデータ送受信を通じた情報の交流、モニタリング、保安などの機能を自動的に制御することを称す。
【0003】
図1は、従来のホームネットワーク機器の制御方法の一実施形態を説明するために示す図である。図1を参照するに、ユーザの端末機110、遠隔制御サーバ120及びホームネットワーク130は、インターネットに連結されている。
【0004】
まず、ユーザが携帯電話、PC、PDAなどの端末機110を利用して遠隔制御サーバ120に接続した後にログインすれば、遠隔制御サーバ120は、ログイン情報を分析してユーザにホームネットワーク機器に対する制御権限の有無を判断する。
【0005】
遠隔制御サーバ120の判断結果、ユーザがホームネットワーク機器に対する制御権限があると判断される場合に限って、ユーザは、端末機110を通じてホームネットワーク130に含まれたホームネットワーク機器を制御するための制御命令を遠隔制御サーバ120に伝送しうる。
【0006】
遠隔制御サーバ120は、端末機110から制御命令を受信すれば、受信された制御命令をホームネットワーク130に伝送する。
【0007】
ホームネットワーク130は、遠隔制御サーバ130から伝送された制御命令によってホームネットワークに含まれたホームネットワーク機器を制御する。
【0008】
このとき、端末機110、遠隔制御サーバ120及びホームネットワーク130から制御命令を送受信する時には、所定のプロトコルを定義して、そのプロトコルによって制御命令を送受信する。このように、従来の技術は、ホームネットワーク制御のための制御命令を伝送する時に必ず別途のプロトコルを定義し、そのプロトコルによって制御命令を伝送せねばならないという問題点があった。
【特許文献1】韓国特許公開第10−2007−0008478号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、別途のプロトコルを定義せず、遠隔でホームネットワーク機器を制御するためのホームネットワーク機器の制御方法及びその装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するための本発明によるRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する方法は、RSSサーバに周期的に接続して前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出すステップと、前記読み出された制御命令に基づいて、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御するステップと、を含む。
【0011】
望ましくは、前記制御するステップは、前記制御命令を分析するステップと、前記分析に基づいて、前記制御を行うステップと、を含む。
【0012】
望ましくは、前記制御命令を分析するステップは、前記制御命令によって制御される少なくとも一つのホームネットワーク機器を特定し、前記特定された少なくとも一つのホームネットワーク機器が行う動作を分析することを特徴とする。
【0013】
望ましくは、前記制御命令を分析するステップは、前記制御命令が前記ホームネットワーク機器自身が行う制御命令であるか否かを分析することを特徴とする。
【0014】
望ましくは、本発明によるRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する方法は、前記制御命令によって前記少なくとも一つのホームネットワーク機器が制御されたことを表すメッセージを所定の方法でユーザに通知するステップをさらに含む。
【0015】
望ましくは、前記通知するステップは、前記メッセージを既定のインターネットアドレスまたはeメールアドレスに伝送することを特徴とする。
【0016】
望ましくは、前記通知するステップは、前記メッセージを既定の端末機に伝送することを特徴とする。
【0017】
望ましくは、前記制御命令は、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御権限を有する正当なユーザの端末機を利用して、前記RSSサーバに登録されることを特徴とする。
【0018】
望ましくは、本発明によるRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する方法は、前記制御命令が前記少なくとも一つのホームネットワーク機器の制御権限を有する正当なユーザによって登録された命令であるか否かを認証するステップをさらに含み、前記制御するステップは、前記認証結果、前記制御命令が前記正当なユーザによって登録されたものと判断される場合に限って前記制御を行うことを特徴とする。
【0019】
望ましくは、前記制御命令は、前記RSSサーバに前記制御命令を登録した者の電子署名をさらに含み、前記認証するステップは、前記電子署名を利用して前記認証を行うことを特徴とする。
【0020】
望ましくは、前記制御命令は、XML(Extensible Markup Language)形式で構成されることを特徴とする。また、前記目的を達成するための本発明によるRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する装置は、RSSサーバに周期的に接続して前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出す命令読出部と、前記読み出された制御命令に基づいて、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する制御部と、を備える。
【0021】
望ましくは、本発明によるRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する装置は、前記制御命令によって前記少なくとも一つのホームネットワーク機器が制御されたことを表すメッセージを所定の方法でユーザに通知する通知部をさらに備える。
【0022】
望ましくは、本発明によるRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する装置は、前記制御命令が前記少なくとも一つのホームネットワーク機器の制御権限を有する正当なユーザによって登録された命令であるか否かを認証する認証部をさらに備え、前記制御部は、前記認証部による認証結果、前記制御命令が前記正当なユーザによって登録されたものと判断される場合に限って前記制御を行うことを特徴とする。
【0023】
また、前記目的を達成するために、本発明は、RSSサーバに周期的に接続して前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出すステップと、前記読み出された制御命令に基づいて、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御するステップと、を含むRSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する方法を実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
【発明の効果】
【0024】
本発明は、RSSサーバに周期的に接続して少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出し、その読み出された制御命令に基づいて、少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御することによって、別途のプロトコルを定義せずとも遠隔でホームネットワーク機器を制御しうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下では、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態について説明する。
【0026】
図2は、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置の一実施形態を示す図である。図2を参照するに、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置は、命令読出部210及び制御部220を備える。
【0027】
命令読出部210は、RSS(Rich Site Summary)サーバに周期的に接続して、少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出す。
【0028】
ここで、RSSとは、RDF Site Summary、Rich Site Summaryなどの略称であって、ニュースやブログのように、コンテンツアップデートが頻繁に発生するウェブサイトで、アップデートされた情報を自動的に容易にユーザに提供するためのサービスを称す。本発明は、このように、既存のRSSサービスを利用してホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出すので、既存のRSSサービスで使用するプロトコルを利用すればよいため、制御命令の伝送のために別途のプロトコルを定義せずとも、ホームネットワーク機器を制御しうる効果がある。
【0029】
このとき、制御命令は、TVに対する予約録画命令、PCに対するVOD(Video On Demand)のダウンロード命令、電話機に対する不在中メッセージ確認命令など、多様な命令が含まれ、このような制御命令は、少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御権限を有する正当なユーザの端末機を利用してRSSサーバに登録される。すなわち、RSSサーバが制御命令を登録するとき、RSSサーバは、その制御命令を登録しようとするユーザが正当なユーザであるか否かを判断し、正当なユーザと判断された場合に限って制御命令を登録する。例えば、RSSサーバは、ユーザが端末機を利用してRSSサーバに接続してログインすれば、そのログイン情報によって正当なユーザであるか否かを判断することもできる。
【0030】
制御部220は、命令読出部210によって読み出された制御命令に基づいて、少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する。
【0031】
このとき、制御部220は、読み出された制御命令を分析し、その分析に基づいてホームネットワーク機器に対する制御を行う。
【0032】
図3は、本発明によって制御命令の一実施形態を示す図である。図3には、XML形式で構成されたRSS制御命令が示されているので、制御部220は、このようなRSS制御命令を分析し、その分析によってホームネットワーク機器に対する制御を行える。
【0033】
まず、310に羅列された命令について順次に説明すれば、310の命令は、命令IDが1であり、命令の種類は、録画となる。また、命令を登録した者は、parkであり、制御命令を行う装置は、IPTVとなり、命令を登録した時間は、2007年6月10日火曜日となる。
【0034】
310の最後の行は、ユーザ、すなわち、parkの秘密キーで前記310に含まれた全ての命令を暗号化したデータを利用して生成された電子署名である。このように、電子署名が制御命令に含まれた理由は、制御命令を登録したparkがホームネットワーク機器の制御権限を有する正当なユーザであるか否かを認証するためである。
【0035】
例えば、電子署名に含まれた暗号化されたデータを復号化した結果が、310に含まれた命令と一致すれば、310の命令は、正当なユーザによって登録されたものと判断される。
【0036】
このように、本発明による制御部220は、制御命令が正当なユーザによって登録されたものと判断される場合に限って、制御命令によってホームネットワーク機器を制御する。但し、このような認証方法は、前記電子署名を利用する方法に限定されず、制御命令が正当なユーザによって登録されたか否かを判断できる多様な認証方法が利用される。
【0037】
望ましくは、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置は、制御命令が正当なユーザによって登録された命令であるか否かを認証する認証部(図示せず)をさらに備えうる。
【0038】
一方、具現例によっては、前記制御命令によってIPTVが所定のコンテンツに対する録画を開始または終了すれば、IPTVによる録画が開始または終了したことを表すメッセージをユーザに伝送するプロセスがさらに追加されることもある。このようなメッセージは、既定のインターネットアドレスまたはeメールアドレスに伝送されることもあり、既定の端末機に伝送されることもある。
【0039】
望ましくは、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置は、制御命令によって少なくとも一つのホームネットワーク機器が制御されたことを表すメッセージを所定の方法でユーザに通知する通知部(図示せず)をさらに備えうる。
【0040】
次いで、320に羅列された命令について順次に説明すれば、320の命令は、命令IDが2であり、命令の種類は、通知となる。また、命令を登録した者は、parkであり、制御命令を行う装置は、電話機となり、命令を登録した時間は、2007年6月10日火曜日となる。
【0041】
320では、310と異なり、選択情報があるが、320での選択情報は、まず電話機に記録された留守電話のうち、9時から22時までの留守電話についての情報をsomeone@samsung.comにeメールで伝送せよということを表す。このように、選択情報は、ホームネットワーク機器が行う動作についてのさらに具体的な情報を含む。
【0042】
320の最後の行に記載された電子署名は、310と同じ機能を行うので、説明を省略する。
【0043】
図4は、本発明によるホームネットワーク機器の制御方法の一実施形態を説明するために示す図である。図4を参照するに、ホームネットワーク430は、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置432に、TV 434、電話機436及びオーディオ438のようなホームネットワーク機器が連結されている形態で構成されている。
【0044】
図4を参照して、本発明によるホームネットワーク機器の制御方法を説明すれば、まず、ユーザが端末機410を通じてRSSサーバ420に制御命令を登録する。次いで、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置432は、周期的にRSSサーバ420に接続して制御命令を読み出す。
【0045】
最後に、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置432は、読み出された制御命令を分析し、その制御命令によって制御される少なくとも一つのホームネットワーク機器を特定し、特定された少なくとも一つのホームネットワーク機器が行う動作を決定する。
【0046】
例えば、制御命令が、TV 434が所定のコンテンツを録画せよというものならば、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置432は、まずその制御命令によって制御されるホームネットワーク機器がTV 434であり、そのTV 434が行わねばならない動作がコンテンツに録画ということを特定した後、それにより、TVにコンテンツを録画することを命令する。
【0047】
図5は、本発明によるホームネットワーク機器の制御方法の第2実施形態を説明するために示す図である。図5を参照するに、ホームネットワーク530は、TV 532、電話機534及びオーディオ536のようなホームネットワーク機器で構成されているが、このとき、それぞれのホームネットワーク機器532,534,536には、本発明によるホームネットワーク機器の制御装置が搭載されている。
【0048】
すなわち、図4と異なり、それぞれのホームネットワーク機器532,534,536は、直接RSSサーバ520に接続して制御命令を読み出し、制御命令がそれぞれのホームネットワーク機器自身532,534,536が行う制御命令であるか否かを分析し、選択的に制御命令による動作を行う。
【0049】
例えば、制御命令が、TV 532が所定のコンテンツを録画せよというものならば、まずそれぞれのホームネットワーク機器532,534,536が何れもその制御命令を読出し、その読み出された制御命令が自身が行う命令であるか否かを分析し、その制御命令によって動作を行う。前記例では、制御命令がTV 532に関するものであるので、TV 532は、制御命令によってコンテンツを録画する動作を行うが、電話機534及びオーディオ536は、何らの動作を行わなくなる。
【0050】
一方、前述した本発明の実施形態は、コンピュータで実行可能なプログラムで作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用して、前記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現される。
【0051】
前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、マグネチック保存媒体(例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的判読媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)及びキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた伝送)のような保存媒体を含む。
【0052】
以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。当業者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現されるということが分かるであろう。したがって、開示された実施形態は、限定的な観点でなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明でなく、特許請求の範囲に現れており、それと同等な範囲内にある全ての差異点は、本発明に含まれていると解釈されねばならない。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明は、ホームネットワーク関連の技術分野に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】従来のホームネットワーク機器の制御方法の一実施形態を説明するために示す図である。
【図2】本発明によるホームネットワーク機器の制御装置の一実施形態を示す図である。
【図3】本発明によっての制御命令の一実施形態を示す図である。
【図4】本発明によるホームネットワーク機器の制御方法の一実施形態を説明するために示す図である。
【図5】本発明によるホームネットワーク機器の制御方法の第2実施形態を説明するために示す図である。
【符号の説明】
【0055】
210 命令読出部
220 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
RSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する方法において、
RSSサーバに周期的に接続して前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出すステップと、
前記読み出された制御命令に基づいて、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御するステップと、を含むことを特徴とする制御方法。
【請求項2】
前記制御するステップは、
前記制御命令を分析するステップと、
前記分析に基づいて、前記制御を行うステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
前記制御命令を分析するステップは、
前記制御命令によって制御される少なくとも一つのホームネットワーク機器を特定し、前記特定された少なくとも一つのホームネットワーク機器が行う動作を分析することを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
【請求項4】
前記制御命令を分析するステップは、前記制御命令が前記ホームネットワーク機器自身が行う制御命令であるか否かを分析することを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
【請求項5】
前記制御命令によって前記少なくとも一つのホームネットワーク機器が制御されたことを表すメッセージを所定の方法でユーザに通知するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項6】
前記通知するステップは、
前記メッセージを既定のインターネットアドレスまたはeメールアドレスに伝送することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項7】
前記通知するステップは、
前記メッセージを既定の端末機に伝送することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項8】
前記制御命令は、
前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御権限を有する正当なユーザの端末機を利用して前記RSSサーバに登録されることを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項9】
前記制御命令が前記少なくとも一つのホームネットワーク機器の制御権限を有する正当なユーザによって登録された命令であるか否かを認証するステップをさらに含み、
前記制御するステップは、前記認証結果、前記制御命令が前記正当なユーザによって登録されたものと判断される場合に限って、前記制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項10】
前記制御命令は、前記RSSサーバに前記制御命令を登録した者の電子署名をさらに含み、
前記認証するステップは、前記電子署名を利用して前記認証を行うことを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
【請求項11】
前記制御命令は、
XML形式で構成されることを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項12】
RSSサービスを利用して少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する装置において、
RSSサーバに周期的に接続して、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御命令を読み出す命令読出部と、
前記読み出された制御命令に基づいて、前記少なくとも一つのホームネットワーク機器を制御する制御部と、を備えることを特徴とする制御装置。
【請求項13】
前記制御部は、
前記制御命令を分析し、前記分析に基づいて前記制御を行うことを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
【請求項14】
前記制御部は、
前記制御命令によって制御される少なくとも一つのホームネットワーク機器を特定し、前記特定された少なくとも一つのホームネットワーク機器が行う動作を分析した後、前記分析に基づいて前記制御を行うことを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
【請求項15】
前記制御部は、
前記制御命令が前記ホームネットワーク機器自身が行う制御命令であるか否かを分析し、前記分析に基づいて前記制御を選択的に行うことを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
【請求項16】
前記制御命令によって前記少なくとも一つのホームネットワーク機器が制御されたことを表すメッセージを所定の方法でユーザに通知する通知部をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
【請求項17】
前記通知部は、
前記メッセージを既定のインターネットアドレスまたはeメールアドレスに伝送することを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
【請求項18】
前記通知部は、
前記メッセージを既定の端末機に伝送することを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
【請求項19】
前記制御命令は、
前記少なくとも一つのホームネットワーク機器に対する制御権限を有する正当なユーザの端末機を利用して、前記RSSサーバに登録されることを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
【請求項20】
前記制御命令が前記少なくとも一つのホームネットワーク機器の制御権限を有する正当なユーザによって登録された命令であるか否かを認証する認証部をさらに備え、
前記制御部は、前記認証部による認証結果、前記制御命令が前記正当なユーザによって登録されたものと判断される場合に限って、前記制御を行うことを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
【請求項21】
前記制御命令は、前記RSSサーバに前記制御命令を登録した者の電子署名をさらに含み、
前記認証部は、前記電子署名を利用して前記認証を行うことを特徴とする請求項20に記載の制御装置。
【請求項22】
前記制御命令は、
XML形式で構成されることを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
【請求項23】
請求項1に記載の方法を実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−305399(P2008−305399A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−141422(P2008−141422)
【出願日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】