説明

公益財団法人鉄道総合技術研究所により出願された特許

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【課題】構造体のコンクリートと補強地盤材料であるジオテキスタイルとの一体化を確保しつつ、躯体コンクリートの品質を確保できるコンクリート構造物と補強地盤との一体化構造および一体化方法を提供すること。
【解決手段】コンクリート構造物1の構築予定位置の背面3に、盛土材13と、コンクリート構造物1の背面3に沿って折り返し部分4が形成されて両端が盛土材13に埋設されたジオテキスタイル5と、ジオテキスタイル5の折り返し部分4付近の内側面6に沿って立体繊維18を設けて形成された空隙層20と、空隙層20と盛土材13との間に設けられた不透水シート9とを設置して補強地盤を形成する。その後、補強地盤の前方にコンクリート構造物1の型枠を組んでコンクリートを打設する。ジオテキスタイル5を介して立体繊維18に回り込んだコンクリートが硬化することにより、空隙層20が付着層7となる。 (もっと読む)


【課題】駆動電力を検出対象とせずに転てつ機の復帰時間の推定が可能な転てつ機用状態監視装置を提供する。
【解決手段】スイッチアジャスタの歪みを検出する歪み検出手段aと、前記歪み検出手段による検出値を、経時的に記録する手段bと、記録された検出値変化を微分し、その微分値が所定の一定値以上となる領域とそれ以外の領域とに分け、一定値以上となる最初の領域の終端を緩速復帰開始点、前記一定値以上となる二番目の領域の終端を復帰終了点として、前記緩速復帰開始点と前記復帰終了点の2点間の時間を復帰時間として算出する演算手段cと、を備えた。 (もっと読む)


【課題】鉄道車両用台車の旋回時の台車旋回抵抗、輪重及び横圧を簡便に計測可能な台車旋回性能試験装置を提供する。
【解決手段】台車旋回性能試験装置100を、鉄道車両1のボギー式の台車の車輪21,22,31,32が載せられる測定レール164を有するとともに、台車とともに鉄道車両の車体10に対して鉛直軸回りに旋回可能に支持された旋回台120と、旋回台を旋回駆動するアクチュエータ140,150と、台車の旋回抵抗を検出する旋回抵抗検出手段141,151と、台車の車輪の輪重を検出する輪重検出手段165と、台車の車輪の横圧を検出する横圧検出手段167とを備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】はく離、はく落を抑制し、鋼材腐食等により劣化した高架橋スラブの補強を行う、H形鋼とデッキプレートを用いた高架橋スラブの補強工法及びその補強構造を提供する。
【解決手段】既設スラブ1の下面にアンカー筋4を打設し、アンカー筋4の下端にH形鋼5を接続して橋軸直角方向に設置し、H形鋼5の上にデッキプレート3を橋軸方向に設置し、既設スラブ1とデッキプレート3との間に充填材2を充填する。 (もっと読む)


【課題】はく離、はく落を抑制し、鋼材腐食等により劣化した高架橋スラブの補強を行う、溝形鋼とデッキプレートを用いた高架橋スラブの補強方法及びその補強構造を提供する。
【解決手段】溝形鋼5を既設スラブ1の下面に橋軸直角方向に設置し、溝形鋼5の上にデッキプレート3を橋軸方向に設置し、既設スラブ1とデッキプレート3との間に充填材2を充填する。 (もっと読む)


【課題】 台車枠への超電導磁石装置の取付状態の診断が確実に実施できる、超電導磁石装置の台車枠取付状態の診断方法及びその台車組立体を提供する。
【解決手段】 超電導磁石装置の台車枠取付状態の診断方法において、超電導磁石装置1,2を対にして配置し、この対にして配置された超電導磁石装置1,2の内側に台車枠の側梁3,4をそれぞれ配置し、この台車枠の側梁3,4の間に台車枠の横梁5を配置して、前記超電導磁石装置1,2を前記台車枠の側梁3,4に取付ボルト6,7によって規定トルク値にて締結して取り付けた台車組立体を準備し、前記取付ボルト6,7の端部付近に取り付けた振動センサ8によって前記台車組立体の振動特性を把握し、前記取付ボルト6,7の締結トルク値が変化した場合の前記台車組立体の振動特性を把握し、運用後の前記台車組立体の振動特性を把握することにより、前記取付ボルト6,7の締結トルクの実効値を推定して、前記超電導磁石装置1,2の台車枠取付状態を診断する。 (もっと読む)


【課題】 鉄道車両内の磁界測定を速やかに行うことができる、無線式鉄道車両内磁界測定装置を提供する。
【解決手段】 無線式鉄道車両内磁界測定装置において、(a)加速度を測定する三軸加速度センサと、前記加速度の測定と同時に磁束密度を測定する磁気センサと、前記加速度及び磁束密度のデータをデジタル変換するA/D変換器を含む制御装置と、前記デジタル変換したデータを送信する無線送信装置とを備えたプローブと、(b)前記無線送信装置から送信された前記データを受信する無線受信装置と、前記データのうち加速度データを積分する積分回路とを備えたパーソナルコンピュータ(PC)とを具備することにより、空間座標と磁束密度を同時に取得するようにした。 (もっと読む)


【課題】 地盤変位観測対象地区における地盤変位の発生を予測する。
【解決手段】 地盤変位観測対象地区における地盤を流れる地下水中の特定イオンのイオン濃度を継続的に測定し、該イオン濃度が急激に上昇する変化が観測された場合、急上昇前の平均のイオン濃度に対して予め設定された倍率以上のイオン濃度の上昇であった場合は、該イオン濃度上昇後の降水に拘らず地盤変位の発生する可能性が高いと予測し、設定倍率以下のイオン濃度の上昇であった場合は、イオン濃度上昇後の所定期間に至るまでの積算降水量が予め設定された積算降水量よりも多い場合は地盤変位の可能性が高いと予測するようにした。 (もっと読む)


【課題】トンネル微気圧波の低減効果を損なわず固定構造物の開口部から外部に放射する可聴域の騒音を低減することができる防音装置を提供する。
【解決手段】トンネル3内及びトンネル緩衝工4内を列車1が通過すると、列車1の車輪とレールとの間から発生する転動騒音がトンネル3内及びトンネル緩衝工4内で多重反射する。このため、この多重反射による可聴域の騒音がトンネル緩衝工4の開口部4eから外部に放射する。トンネル緩衝工4の開口部4eと防音体6との間には間隔Δが形成されている。その結果、トンネル3の坑口3aから列車1が突入したときにトンネル3内に発生する圧縮波W1の圧力勾配の緩和機能が防音体6によって損なわれることがなく、トンネル緩衝工4の開口部4eから外部に放射する多重反射による可聴域の騒音を防音体6が低減する。 (もっと読む)


【課題】 車上の二次コイルとしてのレールブレーキ電機子と鉄道用レールに埋め込まれた一次コイルとにより、漏れ磁束の少ない磁気回路を構成することができ、低い周波数でエネルギーを良好に伝達するとともに鉄道車両の重量増を抑制することができる、レールブレーキ兼用非接触給電装置を提供する。
【解決手段】 鉄道用レールブレーキ兼用非接触給電装置は、非接触給電地点の鉄道用レール1に埋め込まれた非接触給電一次コイル2と、鉄道車両の台車4に設置された交流励磁レールブレーキ装置の電機子と兼用される非接触給電二次コイル5と、前記非接触給電一次コイル2に電力を供給する電源7と、前記非接触給電二次コイル5に接続される電力変換器8とを具備する。 (もっと読む)


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