説明

三井住友建設株式会社により出願された特許

91 - 100 / 346


【課題】 鋼部材とコンクリート部材とを強固に一体化する。
【解決手段】コンクリートからなる上床版と下床版とを連結する鋼ウェブ13の上縁付近と下縁付近とをコンクリートに埋め込む埋め込み部13a,13bとし、それぞれに複数の貫通孔を設ける。予め形成されたずれ止め部材23をその両端を突出させて貫通孔のそれぞれに、貫通孔の内周面と接触して又はわずかの隙間をおいて挿通する。ずれ止め部材は、床版用のコンクリートよりも高強度の材料で形成される。例えば、高強度コンクリート(モルタル)又は繊維補強コンクリート(モルタル)からなるもの、高強度コンクリート(モルタル)で形成された円柱体の外周面を鋼管で被覆したもの等が採用される。また、これらのずれ止め部材には軸線方向にプレストレストを導入することができる。床版を形成するコンクリートはずれ止め部材及び鋼ウェブの埋め込み部を埋め込むように打設して一体化する。 (もっと読む)


【課題】緊張材に導入された緊張力を簡易な装置で容易に解放する。
【解決手段】緊張材である鋼より線6がコンクリートの部材外に配置された部分で、対峙して配置された2個の鋼ブロック21,31の貫通孔と定着治具のリング状部材26,36とに鋼より線6を挿通しておく。この鋼より線は緊張力が導入され、その両端は橋桁に定着されている。鋼より線の緊張力を解放する前にリング状部材と鋼より線との間に楔27,37を挿入する。その後、2個の鋼ブロックを連結するPC鋼棒40にPC鋼棒用のセンターホールジャッキ50で緊張力を導入し、鋼ブロック間の緊張材の緊張力を解放する。そして、鋼ブロック間で鋼より線を切断する。切断後、PC鋼棒に螺合された定着ナット41aを緩めるように回転するとともに、センターホールジャッキをゆっくり減圧し、分断された緊張材の緊張力を解放する。 (もっと読む)


【課題】改修工事を小規模にすることが可能な既設タンクの改修方法を提供すること。
【解決手段】浮き屋根を備える既設タンクの内部に、スロッシングを減衰させるスロッシング減衰装置を構築することで、既設タンクの耐震性を向上させる既設タンクの改修方法であって、前記既設タンクに貯留された液体を排出して前記浮き屋根を下降させ、前記既設タンクの底面と前記浮き屋根との間に作業空間を確保する工程と、前記既設タンクに設けられた点検口から前記作業空間の内部に複数の棒状要素と前記流体の流速を減衰させる減衰体とを搬入する工程と、前記作業空間の内部で前記複数の棒状要素を組み合わせて前記既設タンクの底面と略平行な平面架構を構築するとともに、前記棒状要素に前記減衰材を取り付けることで、前記浮き屋根の下側にスロッシング減衰装置を構築する工程と、を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンクリート硬化後において丸棒や異形鉄筋以外の鉄製部材を埋設できるようにする。
【解決手段】本発明においては、チューブ体1,…を配置した状態でコンクリート打設を行い(図1(a) (b) 参照)、該チューブ体1,…を抜き出した後の孔部3,…に鉄製部材(つまり、鉄筋や鉄骨)4,…を挿入するようになっている。このチューブ体1,…は、シース管と異なり異形断面(円形以外の断面)にすることが可能であるので、異形断面の孔部を形成して色々な断面形状の鉄製部材を埋設することも可能となる。 (もっと読む)


【課題】プランニングの自由度を向上させるとともに、集合住宅やオフィスビルのような平面積が大きな建物にも適用できる架構構造を提供する。
【解決手段】建物の架構構造1を、外周部に配置される外周柱3および外周柱3を連結する外周梁4によって環状に構成されるラーメン構造の外周チューブ架構5と、外周チューブ架構5の内側に配置され、外周柱3および外周梁4によって支持される鉄筋コンクリート造のスラブ6と、外周チューブ架構5と接続しないようにスラブ6と一体形成された環状の内側梁7とを備えるように構成する。 (もっと読む)


【課題】打設するコンクリートの上面が勾配を有する場合であっても、効率の良い作業でコンクリートの上面を所定の高さに正確に均して仕上げる。
【解決手段】回転部3にレーザ光Lを射出するレーザ光発生器2を取り付け、該回転部をモータ5で駆動してレーザ光を装置1の底面近くから周囲に射出する。レーザ光の射出方向は、回転部回転中心軸線Aと直角となるように設定されている。回転部は、3本の支持脚23により支持された支持基部に回転可能に支持されており、回転部の回転中心軸線は鉛直方向に対して全方向への傾斜の調整が可能とする。回転中心軸線の傾斜の調整によりレーザ光の射出方向は打設されるコンクリートの仕上げ面と平行に設定する。一方、コンクリート面を均す均しこて51には受光体50を取り付け、レーザ光が受光体に照射される位置を基準としてコンクリートの表面を均す。 (もっと読む)


【課題】道路橋のコンクリート床版を補強するために、その上面を増厚する床版上面増厚工法において、コンクリート床版としての必要な強度を確保した上で、増厚層の最小施工厚を薄くし、かつ凍結防止剤散布地域でも腐食の懸念をなくす。
【解決手段】コンクリート床版14の上面14aに形成されたアスファルト舗装16を撤去して目粗しした後、この目粗しされたコンクリート床版14の上面14aに、該コンクリート床版14を構成しているコンクリートのヤング係数に対して1/3以上の値のヤング係数を有する高弾性の樹脂モルタルで増厚層20を形成する。これにより、増厚層20の最小施工厚を比較的薄く設定した場合においても、所要の強度を確保可能とし、これにより曲げ応力度の低減を図る。また、高弾性の樹脂モルタルの遮塩性により、凍結防止剤散布地域でもコンクリート床版の内部の鉄筋等の腐食の懸念をなくす。 (もっと読む)


【課題】型枠内面と鉄筋との間に形成される鉄筋かぶり厚が、予め設定された鉄筋かぶり厚の設定値を満たすか否かについて、コンクリートの打設前に、簡易な装置を使用して効率よく検査する。
【解決手段】設定値に応じて離隔距離が調整され、平行に射出される第1のレーザ光2aと第2のレーザ光3aのうち、いずれか一方のレーザ光を型枠内面14aに沿って照射し、他方のレーザ光が鉄筋に干渉されることなく、型枠内面と鉄筋との間を通過するか否かを目視によって確認する。2つのレーザ光が型枠内面と鉄筋の間を通過し、後方でレーザスポットを生じていればかぶり厚は設定値を満たしていると判断する。レーザ光は、型枠の開放された部分から照射し、照射角度を変更することにより、開放された部分から離れた位置での鉄筋かぶり厚を検査することができる。 (もっと読む)


【課題】梁や耐力壁を減らして居住空間を広く取ることができるようにする。
【解決手段】本発明に係る集合住宅は、板状住宅の形態を取る部分(積層部)C,Cを少なくとも2つ有し、それらは桁行方向x,xが異なる状態で配置されると共に連結部Dによって連結されている。また、これらの積層部C,Cは、前記第1積層部の内側壁面C11と角度β(0°<β<180°)を為し、前記第2積層部の内側壁面C21と角度β(0°<β<180°)を為すような連結部材Fを介して連結されるので、連結部分への応力集中を緩和して強固な連結状態を得ることができる。これにより、仮に地震に伴う横揺れが発生したとしても、一方の積層部が他方の積層部の横揺れを低減するように機能することとなるので、それぞれ積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。 (もっと読む)


【課題】高層建物に適用される高強度のPCa柱を杭に接合する際の無駄な材料コストおよび施工コストを抑制できる柱と杭との接合構造を提供する。
【解決手段】PCa構真柱2を場所打ち杭3に接合する柱と杭との接合構造において、閉断面に形成された鋼製四角柱部材11および鋼製四角柱部材11の内部に充填されたPCaコンクリート部12によって構成され、場所打ち杭3よりも小断面に形成された軸力伝達部10を場所打ち杭3の上面近傍に有するようにPCa構真柱2を構成し、軸力伝達部10を巻き込むように場所打ち杭3の直上部に基礎コンクリート15を形成する。鋼製四角柱部材11に外側面から突出する外側環状突条13および内側面から突出する内側環状突条14を形成することで、軸力伝達部10の外側面による支持力F3を高め、PCa構真柱2の下向き面による支持力F2を軽減する。 (もっと読む)


91 - 100 / 346