説明

トヨタ紡織株式会社により出願された特許

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【課題】シートバックの高さ寸法が、後席(後側のシート)までの距離寸法よりも大きい場合においても、シートバックをフルフラットの状態まで後傾することができる車両用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション20と、リクライニング装置40によって角度調整可能に配設されたシートバック30とを備える。リクライニング装置40は、シートバック30の下部を水平方向の支軸56を中心として回動可能に連結した状態で前後方向へ移動させるスライド機構50と、シートバック30下部の前後方向への移動に連動してシートバック30を支軸56を中心として回動させて起立位置とフルフラット位置との範囲において傾動案内する案内機構60とを備える。スライド機構50によってシートバック30の下部が前方へ移動されたときには、これに連動して案内機構60によってシートバック30が支軸56を中心として回動されてフルフラット位置に向けて後傾される構成にしてある。 (もっと読む)


【課題】基材となる立体編物に発熱線が取り付けられたヒータ装置を備える車両用シートにおいて、発熱線が取り付けられることによる座り心地の低下を抑制すること。
【解決手段】表層21と裏層22の間に立体層23を有する立体編物20に通電されることによって発熱する発熱線24が取り付けられた面状のヒータ装置2を備えた車両用シート1であって、前記発熱線24は、立体編物20の表側に形成された窪みである収容部25内に収容されて取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】より品質の高い成形構造体を製造することが可能な成形構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】トリムボード20と、トリムボード20上に成形された取付ボス30と、を備えたドアトリム10の製造方法であって、繊維26及び熱可塑性樹脂を含むプレボードP1を、上型51及び下型61によってプレス成形することでトリムボード20を成形する基材成形工程と、上型51及び下型61によってトリムボード20がプレスされた状態で、下型61における上型51との対向面61Aに形成されたランナー67に溶融樹脂を射出することで、取付ボス30をトリムボード20と接合された状態で成形する成形体成形工程と、を備え、下型61における上型51との対向面61Aには、表面の摩擦抵抗が周囲より高い摩擦抵抗部64が、ランナー67に沿って形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】第1ケース内のダスティサイドに侵入した水をスムーズに外部に排出することができて、その水が第2ケース内のクリーンサイドに侵入するおそれを抑制することができるエアクリーナを提供する。
【解決手段】エア入口22aを備えた第1ケース22と、エア出口23aを備えた第2ケース23との間に縦置き状態のフィルタ24の外周の枠部24aを介在させて、第1ケース22及び第2ケース23と枠部24aとによりエアクリーナのハウジング21を構成する。第1ケース22及び枠部24aの下端部間に水抜き部29を設ける。水抜き部29は、第1ケース22のフィルタ24側の端縁部に形成された凹部30によって構成する。 (もっと読む)


【課題】基材となる立体編物に発熱線が取り付けられたヒータ装置を備える車両用シートにおいて、立体編物における発熱線が取り付けられた部分が凹んでしまうのを防止すること。
【解決手段】シートカバー3の裏側に配された面状のヒータであって、複数の孔211が形成された表層21およびこの表層21の裏側に設けられた立体層23を有する立体編物20に通電されることによって発熱する発熱線24が取り付けられたヒータ装置2を備え、前記発熱線24は、前記表層21に形成された孔211を通じて、前記表層21の表側と裏側を交互に通過するように取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】オイル又は水の捕捉性とドレン性を高めることができ、オイル又は水の捕捉効率を向上させることができるとともに、目詰まりによる圧力損失の低減を図ることができるミストセパレータ用の濾材を提供する。
【解決手段】オイルミストセパレータ10に用いられる濾材15は繊維の集合体よりなり、ブローバイガス中からオイル又は水を除去するように構成されている。この濾材15は、ガスの流れの上流側にオイル又は水を捕捉する繊維の高密度層18と、下流側には前記高密度層18で捕捉されたオイル又は水をドレンする繊維の低密度層19とが積層されて構成されている。これらの高密度層18と低密度層19とは繊維形状をそれぞれオイル又は水の捕捉性とドレン性が発現されるように形成されている。例えば、高密度層18は捲縮繊維で形成され、低密度層19はストレート繊維で形成される。 (もっと読む)


【課題】シートバックフレームに、車両の側突に対しては高い支持強度を発揮し、前後衝突に対しては高い衝撃吸収性を発揮することのできる補強構造を設定する。
【解決手段】シートバックフレーム2aの左右両側部間にロッド4bが架設された車両用シート1である。ロッド4bは、複数本のリンク部材4b1が互いにシート前後方向に回動可能にピン連結されて1本の棒形状に繋げられた構成となっている。各リンク部材4b1は、常時はガイド板4b3により互いの相対回動が規制された状態として、車両側突等の発生によりシート側方からの衝撃力を受けてもシート幅方向に真っ直ぐな状態を維持して、シートバック2の構造強度を担保する補強部材として機能する構成とされるが、車両後突等の発生により着座乗員がシートバック2に圧し掛かるような、シート前後方向からの衝撃力を受けることで、ガイド板4b3が壊されて前後方向に回動変位する構成とされている。 (もっと読む)


【課題】車室外からの簡単な操作により、シートクッションをシートバック側に跳ね上げたチップアップ状態にロックすることができる跳ね上げシートロック機構付き車両用シートを提供すること。
【解決手段】シートクッションを側面で回動可能に支持するヒンジブラケットに、抜け止め用のフランジ部を有するピン部材が軸方向に進退可能に挿通される。また、シートクッションのクッションフレームには、シートクッションをチップアップ状態にした時にピン部材の先端と対向する位置にピン部材を挿通可能な係合孔が設けられる。又は、クッションフレームにピン部材が挿通され、ヒンジブラケットのピン部材の先端と対向する位置に係合孔が設けられる。シートクッションを跳ね上げた状態で、ピン部材を係合孔に挿通すると、シートクッションの荷重によってピン部材のフランジ部が係合孔の端縁に係合され、シートクッションがチップアップ状態にロックされる。 (もっと読む)


【課題】アームレストの使い勝手をより向上させることにある。
【解決手段】アームレスト10の連結構造が、第一部位11と第二部位12の一方に取付けられる球状の連結部20と、一方とは異なる第一部位11と第二部位12の他方に取付けられて連結部20を回転可能に保持する凹状の被連結部22と、第一部位11と第二部位12の相対位置関係を維持可能な維持機構とを有し、被連結部22に対する連結部20の相対回転により、第一部位11に対する第二部位12の相対位置関係を変更可能である。 (もっと読む)


【課題】より品質の高い成形構造体を製造することが可能な成形構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】外部への開口を有する取付ボス成形空間S2が形成された成形型50に対し、取付ボス成形空間S2の開口を閉塞する形でトリムボード20を配置する基材配置工程と、基材配置工程に続いて行われ、成形型50に設けられたゲート62から、取付ボス成形空間S2内に溶融樹脂を射出することで、トリムボード20と接合された状態で取付ボス30を成形する成形体成形工程と、を備え、成形体成形工程において、取付ボス成形空間S2と連通する形で成形型50に形成された充填確認部成形空間S3に溶融樹脂の一部が流動することで、取付ボス成形空間S2内への溶融樹脂の充填を確認することが可能な樹脂充填確認部35が取付ボス30と一体的に成形されることを特徴とする。 (もっと読む)


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