説明

静岡県により出願された特許

51 - 60 / 173


【課題】バイオプシーを行わずに、ヒト皮膚メラニンを正確に定量し、その分布を観察、表示することのできる、新規の非侵襲ヒト皮膚メラニン計測法及びその装置を提供する。
【解決手段】産生メラニン量が異なる3次元モデル皮膚における拡散反射スペクトルと、化学的に定量したメラニン量とが対応したデータ群を得た。このデータ群に対して主成分分析を施して得たスコアについて、メラニン量の検量線を求めた。計測対象物の拡散反射スペクトルからスコアを算出し、これを検量線に当てはめることによって計測対象物のメラニン量を算出した。 (もっと読む)


【課題】アラミド繊維をレーザー照射を利用して染色するにあたって、レーザーエネルギー吸収剤を用いることなく高堅牢度があり、高濃度固着性に優れる染色物を得ることができる染色方法を提供する。
【解決手段】メタ型アラミド繊維及び/又はパラ型アラミド繊維からなるアラミド繊維に対して親和力を有し且つレーザー波長域にて吸収を示す建染染料を用い、レーザー吸収剤を付与する工程を経ることなく、レーザー照射にて染料を固着させる。
建染染料は平均粒子径を1μ以下の微分散化した微細粉状のものを使用することがより効果的である。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、ペプチド・タンパク質の修飾又はサブユニット構造差異の検出が可能な新規のプロテオーム解析法を提供することにある。
【解決手段】細胞抽出液から、分子量50kDa以上のタンパク質を分離・回収し、2次元液体クロマトグラフィ(2D−LC)により分画した。得られたタンパク質の各画分をMALDI−TOF−MS型質量分析計により分析し、タンパク質の同定を行った。このプロテオーム解析によって得られたデータから修飾タンパク質検出のためのマイニング方法を検討し、各タンパク質の2D−LCの溶出位置(マッピング情報)と質量分析により検出・同定したペプチドイオンのトータルスペクトラで量的な重みを加えて3次元化した。この結果、ビメンチン及び熱ショックタンパク質について、複数の溶出ピークが検出されることを見い出し、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】がん患者由来のB細胞に発現する抗体遺伝子を、培養がん細胞由来のがん抗原ライブラリーを用いてスクリーニングすることにより、B細胞の採取源に限定されない、より普遍的な新規のがん抗原に対する抗体遺伝子を同定すること。
【解決手段】がん患者から得られる末梢血より血清及び末梢血単核球と、シグナルシークエンストラップ(SST−REX)法を用いて作製したがん抗原ライブラリー細胞とを接触させ、ヒト抗体を認識しうる標識化抗体と、トロンボポエチン受容体(MPL)を認識しうる標識化抗体とを用いた2重染色を行い、抗体−SST細胞複合体を検出・回収する。この複合体から、抗原タンパクの遺伝子配列を同定して組換え抗原タンパク質を作製し、このr抗原タンパク質で標識したB細胞を1細胞ずつ分取する。1細胞から全RNAを抽出し、抗体遺伝子の塩基配列を解析する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、生体試料中のメラノーママーカーの検出又は定量により、簡便かつ迅速にメラノーマの判定を行う方法や、メラノーマの判定用キットや、メラノーマ患者の予後予測方法等を提供することにある。
【解決手段】発明者らは、プロテオミクス学的手法を用いてメラノーマ患者血漿中に含まれるタンパクを網羅的に解析し、健常者血漿中のタンパクと比較検討することによって、メラノーマに特異的なタンパクの同定を試みた。一般的に腫瘍マーカーの血中含有量は、がんの進行に伴い上昇する傾向があるため、発明者らは、腫瘍マーカーが高発現していると考えられるステージIVの患者血漿を採取し、二次元カラムクロマトグラフィー及び質量分析による網羅的なタンパク解析を行った。その結果、メラノーマ患者血漿中に特異的に発現する9つのタンパクを同定することに成功し、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】自動調剤装置への薬剤容器等の搬入出の手間を軽減し、調剤作業を効率化することのできる自動調剤装置を提供する。
【解決手段】複数の薬剤容器20から薬剤を採取し、所定量ずつ調製容器21に供給して混合調製する自動調剤装置において、調剤に必要な薬剤容器20及び調製容器21の少なくとも一部を収容すると共に、後述の薬剤調製手段による薬剤の採取及び供給を妨げない形状から成るキャリア10と、キャリア10を着脱自在に収容可能な収容部31と、収容部31に収容された各薬剤容器20から薬剤を採取して調製容器21に供給する薬剤調製手段とを設ける。これにより、調剤に必要な複数の薬剤容器20等を該キャリア10によって装置に一括して搬入出することが可能となり、作業性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】自動調剤装置を用いた調剤の作業性、特に粉末薬の溶解を伴う調剤の作業性を改善し、調剤効率を向上させることのできる自動調剤装置を提供する。
【解決手段】複数の薬剤容器から薬剤を採取し、所定量ずつ調製容器に供給して混合調製する自動調剤装置30において、調剤に必要な薬剤容器及び調製容器の少なくとも一部を収容すると共に、後述の薬剤調製手段による薬剤の採取及び供給を妨げない形状から成るキャリア10と、キャリア10を着脱自在に収容可能な収容部31と、収容部31に収容された各薬剤容器から薬剤を採取して他の薬剤容器又は調製容器に供給する薬剤調製手段と、収容部31に収容されたキャリア10を振盪するキャリア振盪手段301とを設ける。 (もっと読む)


【課題】飲み頃の濃さと優れた風味を有する美味しい茶を安定していれられるドリップ式ティーバッグを提供する。
【解決手段】ドリップ式ティーバッグ1Aが、袋本体11と、袋本体11に充填された茶葉2と、袋本体11をティーカップ3の開口部近傍から上に掛止させる掛止部材20Aを備える。袋本体11は、平均繊維径1〜20μmのポリエステル系長繊維から形成された、目付20〜50g/m2 、最大開孔径40〜90μm、平均開孔径30〜60μm、厚み100〜200μm、平均見かけ密度0.16〜0.25g/cm3 の不織布からなる用フィルター材料から形成する。 (もっと読む)


【課題】実際の光環境を簡易に評価できる方法は未だ無い。
【解決手段】評価対象の複数の光源を含む光環境を、比視感度とメラトニン分泌抑制感度とで撮影して、それぞれの感度の撮影画像を取得し、それぞれの感度の撮影画像において、各光源の光源領域を抽出し、各光源の光源領域内の画素の画素値を積算することで、各光源に関する比視感度のもとでの明るさ量とメラトニン分泌抑制感度のもとでのメラトニン分泌抑制成分量とを算出し、各光源の光特性を前記明るさ量と前記メラトニン分泌抑制成分量とに基づいて推定し、その推定に基づいて光環境を評価する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、高転移性胃癌の判定法及びそのためのキット、並びに、高転移性胃癌抑制剤のスクリーニング方法を提供することにある。
【解決手段】ヒト胃癌細胞株から、高度の腹膜転移能を持つ高転移型ヒト胃癌培養細胞株を作製し、転移能獲得前と獲得後の株とのmRNA発現を、エクソンマイクロアレイを用いて網羅的に比較検討した。その結果、DNAJC12(DnaJ(Hsp40) homolog, subfamily C, member 12)、ULBP1(UL16 binding protein 1)、及びXAF1(XIAP associated factor-1)の新規エクソン配列を同定し、これらの新規エクソンDNA配列によりコードされる領域を含むスプライシングバリアントが高転移性株において特異的に強く発現することを見い出した。さらに、ULBP1の新規バリアントは胃癌細胞だけでなく、膵癌、大腸癌、又は乳癌細胞においても発現することを見い出した。 (もっと読む)


51 - 60 / 173