説明

Fターム[2B003AA02]の内容

人工魚礁 (1,771) | 設置形態 (337) | 沈設型 (274) | 浮沈型 (32)

Fターム[2B003AA02]に分類される特許

1 - 20 / 32


【課題】 長期に亘って栄養成分を放出することができ、一定量の水棲生物を安定的に定着させることができる水中設置構造物を提供する。
【解決手段】 水棲生物の増殖を目的として水中に設置される水中設置構造物において、水中に設置される基体11と、この基体11に設けられ、周囲の水よりも比重の大きい栄養成分を密閉状態で収容する収容部111と、収容部111に設けられ、前記栄養成分が放出される放出部113と、前記栄養成分の表面を乱したり前記栄養成分を攪拌したりする水流の発生を抑制する水流抑制部14とを有する。前記水流抑制部の表面又は水流抑制部14の内側領域に、前記水棲生物の繁殖と定着を促進するための生物担持体16を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】間伐材を利用を促進し、かつ漁礁の集魚効果を長期間発揮できるようにした木柱製漁礁を提供する。
【解決手段】海水中で沈下状態に保つ底枠体2と、底枠体2に固定された複数本の柱体1とからなり、柱体1は、海水の出入りが可能な金網6やパンチングメタルで外皮が構成され、内部は空洞であり、空洞の内に、木質チップが充填されている。柱体1の空洞の内部で金属製の支柱1bが立設されている。柱体1の頭部に蓋9が取付けられている。柱体の底部に底板3が取付けられており、底板3を底枠体2にボルト7とナットで着脱自在に取付けている。柱体1が木質チップを詰め込んだものであるため、柱体1内に空隙が多くなり魚の餌となる虫や甲殻類が多数住み着き、また海藻の発生も多くなる。このため、集魚効果が高くなる。 (もっと読む)


【課題】複雑な操作を行うことなく、水中の係留索に簡便かつ確実に回収索を取り付けることができ、短時間で中層浮魚礁を回収することができる作業性、確実性に優れた中層浮魚礁の回収方法の提供。
【解決手段】中層浮魚礁の魚礁本体の外形よりも大きな環状に形成された係止部を魚礁本体の上方から外挿して魚礁本体と係留索の接続位置に保持する係止部保持工程と、係止部を縮径させて係留索の外周に巻着する係止部装着工程と、係止部を牽引して係留索と共に魚礁本体を水上に引き上げる回収工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】どこでも簡単に設置することができる漁礁形成具を用いた漁礁形成方法を提供する。
【解決手段】漁礁形成具1は、プラスチック製の浮体2と、材木集合体3とを備える。材木集合体3は、互いに水分通導管が略平行に位置するように並べられた複数の材木3Aが、わら縄4で結束されて構成されたものである。材木3Aには、複数の切れ目3Bが形成されている。漁礁形成具1は、材木3Aの水分通導管に対して略平行方向に且つ材木3Aに囲まれた空間に通されると共に、両端に開口部が形成され、材木3Aの水分通導管に対して略平行に位置する水分通導管を有する竹筒7を備える。漁礁形成具1は、竹筒7の内部に通されると共に、一端が浮体2に取付けられ、さらに材木集合体3の長さよりも長い針金5を備え、針金5の他端に取付けられた錘6を備えた漁礁形成具1を、海底に設置する漁礁形成方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】1回の航海で積載かつ投下するブロックの個数を増大し、人工海底山脈を構築する作業効率を高めたブロック積載・投下方法を提供する。
【解決手段】底開バージ船1の船倉に複数のブロックBを複数段に積載し、海上運搬して目標位置で船底を開いてブロックを投下して海底に人工山脈を構築するためのブロック積載・投下方法であって、ブロックBを上下の複数段に積載するとともに各段毎に船体に固縛し、先に上段のブロック群BSUの固縛を解放して投下を行い、上段のブロック群の投下後に下段のブロック群BSDの固縛を解放して投下を行う。 (もっと読む)


【課題】大水深海域においても有効な湧昇流を発生させることが可能な人工海底山脈を提供する。
【解決手段】多数個のブロック体を海底に堆積し、当該海域の潮流、海流、内部波を利用して周辺海域の水塊を鉛直混合する人工海底山脈Mであって、ブロック体等で構成される3つ以上の円錐体c1,c2,c3を、各円錐体の頂点間距離Lを円錐体の底面半径rの0.75〜2倍に設定する。各円錐体の間に形成される逆三角形の空隙と、各円錐体による円錐面とによって有効な湧昇フラックスが得られる。 (もっと読む)


【課題】海藻の成熟期に水深・照度・波当りなどの着生条件を備える場所へ、漁業者や一般人が漁船により容易に運搬して基質の沈設を行うことができると共に、確実に幼胚や配偶体、胞子体を着生・生育させることができ、幼胚や配偶体、胞子体を着生・生育させた後、所望の場所へ移設して藻場を造成することができる小型多孔質基質を提供する。
【解決手段】骨材2が、コンクリートモルタル3と、鉄ファイバー、合成繊維ファイバーまたは天然素材ファイバー等の接合材4とにより相互に固着され、略角錐型状に積層され、外表面が凹凸状に形成され、通水性を有するように形成されて成る多孔質ブロック体5を備える小型多孔質基質1を提供する。多孔質ブロック体5は、底面側に向かって開放する中空部6を有し、底面金具7上に積層され、底面金具7側部には取手8が取付けられ、底面金具7の下面には、底面金具7外方に両端が突出する接合金具9が固着されている。 (もっと読む)


【課題】中古或いは廃船となった繊維強化プラスチック船や廃竹材や間伐材などの有機物を利用した漁礁を提供する。
【解決手段】繊維強化プラスチック船舶10の周縁部上方に筒状の外枠30を形成し、船舶10と外枠30は浮力付与手段20を有し、外枠の内部空間に固体の植物性有機物を挿入して有機物漁礁1を形成し、有機物を分解する微生物や水棲生物が魚類の餌となって食物連鎖が形成され、消失した有機物を補充する事によって有機物漁礁が再生される。 (もっと読む)


【課題】設置場所の水深等の作業条件に左右されにくく、簡単かつ確実に中層浮魚礁のすべての構成部材を引き揚げることのできる回収方法と、この方法で使用する回収用金具を提供する。
【解決手段】海底に設置されたアンカー2に結合する係留索を介して魚礁本体が海面下の所定域に浮遊状態で係留される中層浮魚礁1に対して、作業船10から吊り下げた案内索11の先端部を移動しながら魚礁本体に掛止させて作業船10を固定した後、作業船10から繰り出す回収索15の一端側と結合する回収用金具20が前方に着脱可能に取り付けられた無人潜水機13を、案内索11を利用しながら魚礁本体の近くまで降ろし、無人潜水機13を操作して回収用金具20を係留索に結合させ、無人潜水機13を引き揚げた後に回収索15を巻き上げて中層浮魚礁1をそのままの状態で引き揚げる。 (もっと読む)


【課題】効率的に二価鉄イオンを生物へ供給できる藻場造成用硬化物を提供する。
【解決手段】セメントと、40mm以下に粉砕された鉄鋼スラグと、腐敗した20〜80mmほどの広葉樹チップと、水とを混ぜ、得られた混合物を型枠に打ち込む。そして、硬化するまで型枠内で養生させる。次に、型枠内で硬化して得られたコンクリートを、単位容積質量が2〜3トン/mとなるよう破砕して、表面形状が自然石形状である藻場造成用コンクリートを得る。 (もっと読む)


【課題】
中古或いは廃船となった繊維強化プラスチック船を漁礁として活用し、未利用の竹材或いは木質有機物を利用して、枯渇した漁業資源を復活させる事を課題とする。
【解決手段】
正規用途に使用されなくなった繊維強化プラスチック船と枠体ユニットを合体して連結枠体を形成し、その内部空間に竹材或いは木質有機物を挿入して有機物漁礁として海中に設置する事により、水棲生物に餌が供給されて繁殖し、繁殖した水棲生物は魚の貴重な餌となり、有機物の個体からなる小空間と海藻が繁茂する事によって稚魚、幼魚が育まれ、焼却やダムによって遮断された食物連鎖が繋がって漁業資源が復活し、漁港に活気が蘇る。
里山でも廃竹材や間伐材の有効利用によって、収入と豊かな自然が蘇る。 (もっと読む)


【課題】炭化綿を用いて、藻類の胞子及び微生物が付着しやすく、藻類の繁殖に適した藻類繁殖装置及び藻類繁殖方法を提供する。
【解決手段】水中に設置して、藻類の付着育成を図るための藻類繁殖装置であって、木綿を原料とし、焼成して得られた炭化綿2を平面状に形成し、前記炭化綿2を網状体3aを具備する外枠3・3を用いて上下方向から挟持することによって固定した。また、前記藻類繁殖装置を複数個使用して層状に構成した礁体11を形成し、該礁体の底面に錘15を固設して水底に接地するように固設した。 (もっと読む)


【課題】簡便に製造できる構造にて、藻類増殖部材本体21の表面21A上に添接した種糸Yを藻類増殖部材2に容易且つ強固に固定する。
【解決手段】
藻類を生育するための藻類増殖部材本体21の表面21A上に当該藻類の胞子等を付着させた種糸Yを添接する藻類の藻類増殖部材2において、前記種糸Yを差し入れる差込口213aと、当該差込口213aよりも幅狭な固定口213bと、当該差込口213aと前記固定口213bとを連通する連通溝213cとを有する固定用切欠部213A、213B、213C、213Dを前記藻類増殖部材本体21に形成し、前記差込口213aから前記固定口213bに向って順に前記種糸Yを差し込んで固定する。
(もっと読む)


【課題】移植用の海草・藻類を用いた藻場造成において、成功率とその後の永続性が改善された藻場造成装置とそれを用いた藻場造成方法を提供する。
【解決手段】藻場造成装置1は、アマモ、ツルアラメ等の栄養繁殖性の海草・藻類2が着生した三次元網目状構造体からなる着生床3、フロート4、ロープ5およびアンカー6から構成され、着生床3上の海草・藻類2が光合成を行うのに十分な光量を確保できる水深に係留する。そして、海草・藻類2の成育に伴って周囲の水質が浄化された後に、着生床3の位置をさらに下げるから、生育環境の悪い海域に藻場造成装置1を適用した場合に、移植した海草・藻類2が藻場造成に不可欠な種子・胞子の供給源として機能する前に枯死することが減少する。 (もっと読む)


【課題】 二酸化炭素の削減による地球温暖化の抑制、バイオマスとしての利用、海洋生物の増加等に寄与しうる藻類を効果的に増殖させるとともに、発生した藻類からバイオマス燃料を製造する方法を提供する。
【解決手段】 海又は湖沼の有光層に浮遊体を設け、光合成能を有する藻類を発生させる工程と、藻類を発酵させる工程とを有するバイオマス燃料の製造方法であって、浮遊体が生分解性を有する方法、及び光合成能を有する藻類を発生させる工程と、藻類に過熱水蒸気を接触させる工程とを有する過熱水蒸気処理物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】人工海藻の構造体を構成する人工海藻部材において、人工海藻の葉状体が堅牢であって、水流が強い環境に使用しても容易に破損せず、十分な耐久性を発揮するとともに、葉状体の表面が、海藻の胞子が付着して生育するためにより好適な状態にあるものを提供する。
【解決手段】人工海藻部材と、その固定部材とからなる人工海藻の構造体に使用する人工海藻部材が、葉状体3、葉状体取付部材および浮き5からなるものにおいて、葉状体3は、不織布製または織布製の裏打材31と、表面が凹凸に富んだ再生ラバーシート32との積層体を裁断して得たベルトである。葉状体のベルトは、浮き5により水中でU字形状を形成する。浮き5は、閉鎖気泡を有する発泡プラスチック製の浮力付与材51をプラスチック製の浮き取付具52により、葉状体のほぼ中央部に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】水中でのねじれや引っ張りに強く、流水や波などによる破損や切断を抑制できる水質改善用構造体を提供する。
【解決手段】水質改善用構造体10は、管状体20の下端部に重り部材22が取り付けられ、管状体20の上端部に浮き部材24が取り付けられている。管状体20は、樹脂製の内管12の外周に、炭素繊維14Aを格子状に編んだ繊維製外管14が形成されており、繊維製外管14の外側に放射状に炭素繊維からなる複数の線状繊維16が設けられている。重り部材22は、水中の底部30に設置され、浮き部材24が水面32に浮かぶことで、管状体20が水中を海藻のように揺動する。管状体20は、ねじれや引っ張りに強く、切断や破断が抑制される。繊維製外管14や線状繊維16に微生物や藻などの水生植物が繁殖し、これを目当てに魚類や貝類が生息する。 (もっと読む)


【課題】藻類の胞子等を付着させる生育部材2の形状や重量等の自由度を高める。
【解決手段】海藻B0を生育するための藻類増殖部材本体21を具備し、当該藻類増殖部材本体21を海底に保持する磯根資源増殖ブロック1に対して、当該藻類増殖部材本体21を取り付けて使用する藻類の生育部材であって、表面上に海藻B0の胞子等を付着させた板状の前記藻類増殖部材本体21と、当該藻類増殖部材本体21に生育した海藻B0が根を張るための根張部221を有する根張用スペーサ22とを具備し、当該根張用スペーサ22を前記藻類増殖部材本体21と前記磯根資源増殖ブロック1との間に、着脱可能に介在させることを特徴とする。
(もっと読む)


【課題】特に小規模の河川、池あるいは湖沼、海洋に適用すれば、簡易な構造で取扱い性がよく、藻場機能として優れた生物増殖機能を有する人工藻場や人工漁礁となる三次元構造体を提供する。
【解決手段】(1)表裏の地組織が連結糸で連結される織編物において、少なくとも一部に熱可塑性ポリビニルアルコール変性物を含有する合成繊維を含む、空隙指数Kが0.4〜0.98で、厚さが2〜50mmである三次元構造体。(2)糸状物を不規則に絡ませてなる三次元構造体において、少なくとも一部に熱可塑性ポリビニルアルコール変性物を含有する熱可塑性樹脂の糸状物を含む、空隙指数Kが0.4〜0.98で、厚さが2〜50mmである三次元構造体。上記(1)又は(2)記載の三次元構造体で構成された人工藻場、人口漁礁。 (もっと読む)


【課題】 自然海岸の激減、海洋汚染の進行、藻場の消失等によって沿岸海域の海洋環境が悪化し、良好な稚魚の生育場や魚類の産卵場等が急激に失われた。しかし自然海岸や藻場の回復等は短期的に対応できることではないので、それらを補う手立てを考えなければならない。そこで良好な稚魚の生育場や魚類の産卵場を確保するために、有用性が高く、経済性・操作性・耐久性等に優れた新たな発想に基づいた魚礁が求められている。
【解決手段】ネット・ロープのそれぞれの特質を生かし、魚礁の形状を創意工夫して、ネット・ロープを巧みに組み合わせて魚礁内に装着して、多様な海洋空間を創り出し、藻類の生い茂る小さな海の森とも言うべき快適な海洋環境を提供でき、従来の魚礁にはない面を補いうるものである。 (もっと読む)


1 - 20 / 32