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Fターム[2D118JA03]の内容

護岸 (9,935) | 防波、消波のための構造 (396) | 波返し (38)

Fターム[2D118JA03]に分類される特許

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【課題】
沿岸海域に設置されて津波から沿岸地域の各種施設を防御する津波防波堤について、設置コストを安くし、津波のエネルギを充分に減衰できるようにする。
【解決手段】
沿岸海域の海底に設置され沖合から沿岸地域に向かう津波の流れを上方に案内する傾斜した案内面24aを有して金属材で形成された防波壁2を備えている。防波壁の案内面24aは、津波Wの流れに対して凹状に対面する湾曲形状である。防波壁2は、金属材で枠状に形成され海底に固定された設置枠1に支持されている。 (もっと読む)


【課題】高水位の増水に対する従来の対応策は、何れも水位圧力に対抗する形で堤防の構造を強化し、或いは嵩上げするもので、増水等による自然の力と同等の力で対抗しようとするものであり、構造物の強度や規模において異常時の自然力を想定し、それを上回る安全度を構造物の強度や規模に求めてきた。
【解決手段】水位が変動する河川側の側腹に異常水位時の増水位流入口2を設けた管体状の築堤ブロック1を、底部12に所定の勾配をつけ、排水地に向けて並列して堤防を構築することにより、堤防中に超過水誘導路を形成して高位水のエネルギーを吸収し、これを利用して超過水を処理方向に誘導排水するように構成した (もっと読む)


【課題】地震の震動などの悪影響を受けることなく、海波に対して安定して効果的な消波を行う海上浮揚式消波装置、及び津波被害の軽減が可能な海波減衰システムを実現する。
【解決手段】海面に浮遊させる浮体の端部に傾斜して固定される主消波板20を設ける。さらに主消波板の上方側へ向けて間隔が連続して狭くなるテーパ状空間40が形成されるように、主消波板上部の消波面側に補助消波板30を並設する。テーパ状空間内に流入した海水がノズル効果により次第に流速を増し、主消波板の上端から天上へ向けて噴出する。そして、その噴出する海水が補助消波板の上端を越える越波に衝突して海波の波エネルギーを減衰させる。また、海底に固定された固定杭に浮体を係留索で係留するようにして、地震の震動によって消波装置本体が損壊するなど地震の悪影響を受けにくくする。 (もっと読む)


【課題】津波が発生してもその波力と衝撃と分散させることで構造物を保護できる。
【解決手段】沿岸部に冷却水タンク1を設置する。タンク1に対して津波が到来する方向にタンク1に対向して二面の分散壁3からなる波力防護構造体2を設けた。波力防護構造体2は分散壁3を平面視略V字状に配設した。 (もっと読む)


【課題】高台移転における問題点と巨大防潮堤の建設における問題点を解決し、実現可能な津波防潮システムを提供する。
【解決手段】海岸の低地帯に住んでいる人間や建物等を津波から護るために該海岸の沿岸部に築堤された防潮堤10と、津波の予警報手段並びに避難路、避難所を具備した津波防災システムにおいて、防潮堤10の堤体の天端部11の上面に歩道または車道を設け、天端部11の両縁部に人または車の落下防止するための防止柵16,17を設け、落下防止柵16,17は、堤体の天端高さを超える津波の来襲時には、海側域で浮遊し、漂流する漂流物が陸側域内へ流入するのを防止し、津波の引き波時には陸側域内で浮遊して漂流する漂流物や人間が漂流して海側域に流出するのを防止するように構成した。 (もっと読む)


【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】海岸線に沿って設けた護岸構造物11上に鋼板からなる版状の堤体12を起伏可能な状態で設置し、堤体と護岸構造物との間に堤体を支持する緩衝装置13を介装する。想定規模の波高に対してはその波圧に抗して緩衝装置が堤体を支持して堤体の起立状態を維持することにより陸側への越流を防止し、想定規模を超える波高に対してはその波圧により緩衝装置が作動して堤体が陸側に倒伏することにより越流を許容して堤体の破壊を防止する。堤体を陸側に向かって膨出する湾曲版形状の鋼板として起立状態において鉛直面に対して陸側に傾斜状態で設置することにより、その堤体がフレア型の防波構造物として機能する。 (もっと読む)


【課題】
台風・エルニーニョ・ハリケーンや地震による津波等の自然災害を低減し、従来のテトラブロックの欠点やテトラブロックの長大な一本形状の防波堤を改良し巨大な津波が衝突した場合にも充分対応可能とすることを課題とする。
【解決手段】
少なくとも片面が湾曲面に形成された第1曲面柱構造部と第2曲面柱構造部を両者の曲面とも同一方向で前方乃至上方に向くようにして、第2曲面柱構造部の湾曲面部に水路となる間隙をあけて第1曲面柱構造部を重ね且つ第1曲面柱構造部の高さよりも後方の第2曲面柱構造部の高さが高くなるように一体化してなることを特徴とする消波反転誘導曲面柱水路構造物並びに該消波反転誘導曲面柱水路構造物を第1湾曲面柱構造部が沖合に向くようにして飛び石状乃至散点状に交互に間隙をおいて配置してなる消波反転誘導曲面柱水路構造物の配置構造。 (もっと読む)


【技術課題】 大きな津波の進入を阻止する防波堤を提供する。
【解決手段】 防波堤1の海側の壁面に波返し用の凹曲面2を形成し、津波4の波頭をこの凹曲面2に沿って上昇反転させることにより、波動エネルギーを減衰させて陸上側に津波4が進行するのを阻止する。また、防波堤1には貫通穴6、段差8を形成し、この貫通穴6、段差8の作用で防波堤に作用する波動エネルギーを減衰させる。 (もっと読む)


【課題】景観を損なわず、しかも、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく、防波機能を果たすことのできる防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、沿岸線に沿って配置される堤本体2(ケーソン4)と、該堤本体2上を軸部10を中心に回動して起伏自在となる防波体3とを備えているので、景観を損なわず、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく波の力を利用することで防波機能を果たすことができる。 (もっと読む)


【課題】
今回の東日本大震災で判明したように、予想をはるかに超える大津波には、従来技術である止水壁の反力に頼る既設の防波堤は、津波被害防止にあまり役に立たなかった事実を踏まえ、今後は既設の防波堤活用を前提に、津波水流の一部緩和を目的とする装置を、短期に増加設置が可能な形の技術確立が課題。
【解決手段】
課題を解決する為に、パスカル原理を応用した本願発明の津波推力利用の津波水流衝撃力緩和装置は、具備された取水口3から噴射口4まで空洞で密閉状態を保つ取水口3から入坑した推力の高圧流体が、当該装置通過で進行方向を転換したその推力の高圧流体の流量分の全部が、津波水流本体に対して逆水流の形で噴射できる構造の、少ない費用で設置された当該装置1の後方は、その流量の二倍分が津波水流の衝撃力を緩和させる。 (もっと読む)


【課題】自然環境への悪影響を最小限に止めて軽量且つ堅牢に構成することができるとともに、設置空間を有効利用することができ、さらに設置土台部に対して容易に一体的に安定して設置することが可能なユニット堤体を提供することにある。
【解決手段】ユニット堤体の主体フレーム部10及び天井フレーム部30が鉄骨骨組み躯体の吹き抜け構造である。これらの骨組みにより直方体空間14などの設置空間が形成される。この設置空間を有効利用する。当該ユニット堤体が設置固定される設置土台部は、例えば断面台形のコンクリートブロック200から成る既設の堤防の上部であり、基礎フレーム部20は、該既設の堤防の上部の形状に合わせて嵌め込み固定される。 (もっと読む)


【課題】東北大震災級の巨大津波を阻止することのできる防波堤を提供する。
【解決手段】3重(列)に配置する事により津波の威力を弱める。第一波の2m〜3mの波に対しては、テトラポット状(円柱・角錐)の島状の防波堤にて弱める。次の第二波の6m〜7mの大波(射流)に対しては、第二列目の防波堤により、第一波の波を反射させ当てる事により弱める。さらに、第三波が第2防波堤を乗り越えても第三の防波堤により阻止する。全ての防波堤には、支持地盤までコンクリート杭、鋼管杭、サンドコンパクションパイルを打ち込み、堤防を横断する樋管水門は設けない。 (もっと読む)


【課題】津波のエネルギーを減衰させることにより、堤体の破壊を防止し、津波による沿岸の被害を最小限にするようにした防波堤を提供する。
【解決手段】堤体1の外海側面5には略三角形状の水平断面を有する主突条7を上下方向に多数形成し、各主突条は中央部7aが上下両端部7b、7cよりも内海側に位置するように湾曲していることを特徴とする防波堤。前記堤体の外海側面における主突条と主突条との間には、略三角形状の水平断面を有する補助突条9を上下方向に形成し、該補助突条の水平断面は該主突条の水平断面よりも小さい。前記主突条と補助突条とにおける稜部にはそれぞれステンレス鋼の表面板11、13を被覆する。 (もっと読む)


【課題】 今までは考えられない大きな地震と、それによる津波の同時進行に依りその被害は人間社会を簡単に壊してしまいました、自然災害に人間が荷担して被害を想像を絶する状態にしました、これは今まで無くて助かっていただけで、今まで見てきた他国の状況を見ても、ここではそんな事はないと考えていただけでした、しかし起きた現実を目にして初めて現実を実感しました、今後どうするのか現実に即して色々考えなければならなくなり発想を変えてみないと処理ができない事がはっきりして来ました、立ち向かう方法を提供する。
【解決の手段】 今までだと常識はずれといわれる様な発想で考えたのがこの防潮堤です、津波に依り移動する漁船、車の様子や、漁船により壊されて家屋が流れ、自動車も流れの中に入り破壊作業を進める様子はやはり堤防で津波が止められていたらこんな事には成りませんでした、其処で考えるのは津波が陸の方に入ってこない方法を特徴とす防潮堤である。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート打設後、取り外すことなくコンクリートと一体化される被覆防食パネル及び被覆防食パネルを使用した護岸工事方法を提供することである。
【解決手段】 プレキャストコンクリート製の被覆防食パネルであって、平板部と、該平板部から前方に迫り出した迫り出し部と、該迫り出し部に連続するヘッド部と、該迫り出し部の背面に形成された梁と、該平板部の背面に配設された少なくとも縦方向に伸長する複数の第1トラス鉄筋と、該ヘッド部の背面から後方に伸長する複数のループ鉄筋と、を具備したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大型防潮堤において大津波により防潮堤を越えた大量の海水が内陸側より戻る際、その強大な水圧にも耐え得る構造の大型防潮堤を提供する事を目的とする。
【解決手段】防潮堤の胸壁を海洋側へ大きく傾倒し且つ下部は緩やかで上部へゆく程曲線が強くなる湾曲状の構造とし、その形状ゆえによる重量バランスを支持すべく支持部を備える構造とする。これらにより内陸側よりの強大な水圧に対し上部へ水圧を逃し排水を促し、又支持部によってより強固な構造とする事ができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で越波流量をより効果的に低減することのできる防波構造物を提供する。
【解決手段】通常状態における静水面よりも上方に突出した状態で沖に面して立設されるケーソン20と、当該ケーソン20の天端面20a上に設けられるパラペット30とを設け、パラペット30を、ケーソン20のケーソン沖側壁面22よりも陸側に後退した位置に設けるとともに、パラペット30の沖側を向くパラペット沖側壁面32に、その下端部近傍から上方に向かうに従って陸側に後退し、かつ、高さ方向の中間部位から上方に向かうに従って沖側に迫り出す形状を有するとともに勾配が連続的に変化する曲面からなるパラペット波返し面34を設ける。 (もっと読む)


【課題】非越波性能を得るために沖側壁面の上部が沖側にせり出す形状を有していても当該沖側壁面に対する波圧を低減できる防波構造物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、沖に面して立設される防波構造物10であって、上部に沖側から到来する波をはね返すように沖側にせり出す形状を有する沖側壁面20を備え、沖側壁面20は、波をはね返すときの当該波の案内方向αに沿って交互に繰り返される凹凸を有し、この凹凸は、沖側壁面20の案内方向αにおいて、沖側から見て奥行の最も深いところから沖側にせり出した部分の少なくとも一部に設けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非越波性能を得るために沖側壁面の上部が沖側にせり出す形状を有し且つ沿い波による越波が生じ難い防波構造物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、沖に面して立設される防波構造物10であって、上部に沖側から到来する波をはね返すように沖側にせり出す形状を有する沖側壁面20を備え、沖側壁面20は、水平方向に沿って交互に繰り返される凹凸を有し、この凹凸は、沖側壁面20の沖側から見て奥行の最も深いところから沖側にせり出した部分22の少なくとも一部に設けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】既設の堤防(護岸、胸壁等を含む)に対して越波防止構造物の取付を容易にし、施工を容易にする越波防止構造を提供する。
【解決手段】堤防1の上端部に第1の取付具5を介して基端側が取り付けられ、沖側に向かって延設されるアルミニウム製の天板2と、天板2の先端側に継手3を介して一端が連結され、他端が堤防の海側面に第2の取付具6を介して取り付けられるアルミニウム製の波返し板4と、を具備する越波防止構造において、天板2及び波返し板4を、長手方向が堤防に沿って配設され一枚のアルミニウム製押出形材にて形成する。これにより、既設の堤防1に天板2と波返し板4とからなる越波防止構造物を簡単にかつ確実に取り付けることができる。 (もっと読む)


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