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Fターム[2E139AA01]の内容

Fターム[2E139AA01]に分類される特許

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【課題】連結構造体において、第1構造体と第2構造体との間の水平相対変位の上方位置での累増を抑制する。
【解決手段】鉛直方向に複数の階層を有する第1構造体と、前記第1構造体の側方に並んで立設された鉛直方向に複数の階層を有する第2構造体とを有し、前記第1構造体と前記第2構造体とが、水平方向の振動のエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材によって連結されてなる連結構造体である。水平方向に隣り合う階層同士において、前記第1構造体に属する階層の水平剛性の方が、前記第2構造体に属する階層の水平剛性よりも高い階層を少なくとも一つ有する。水平方向に隣り合う階層同士において、前記第2構造体に属する階層の水平剛性の方が、前記第1構造体に属する階層の水平剛性よりも高い階層を少なくとも一つ有する。 (もっと読む)


【課題】地震による横揺れによって建物のコンクリート基礎と地盤の間に滑りを生じて建物が免震されるようになされた基礎下免震構造において、地震の横揺れによる、滑りによる摩擦熱が発生した場合でも、免震性能を発揮することができる基礎下免震構造を提供する。
【解決手段】建物のコンクリート基礎1が2層の発泡樹脂板4を介して地盤2上に支承されると共に、2層の発泡樹脂板4の間であって、2層の発泡樹脂板4のいずれか一方又は双方に、滑り板5が発泡樹脂板4と一体化して設けられ、地震による横揺れによって、発泡樹脂板4と滑り板5間又は滑り板5間に滑りを生じて建物が免震されるようになされており、滑り板5は、免震時の発泡樹脂板4と滑り板5間又は滑り板5間の滑りによって発生する摩擦熱による滑り面の温度上昇を抑制するのに十分な熱容量を有している。 (もっと読む)


【課題】極めて簡明で、経済的に作成しるものでありながら、建物の荷重を確実に受け止めつつより一層有効な減震作用を発揮し、建物に生じる地震による損傷をできる限り少なくすること。
【解決手段】建物の基礎を、下部の基盤部1と、その上面に配置した幅広基部2a及びその上の立ち上がり部2bからなる可動基礎部2と、基盤部1の周側外方にこれを囲むように、かつ可動基礎部2の外周部の幅広基部2aの下方に位置するように配した水止めブロック3とで構成し、可動基礎部2の幅広基部2aの下面には、多数のボール4、4…を保持板5cを介して転動自在に保持した多数の上部基板5、5…を固設し、かつ基盤部1の上面には上部基板5、5…に対面し、かつその上でボール4、4…を転動自在に支持する下部基板6、6…を配する。 (もっと読む)


【課題】免震レトロフィット工法において、従来、免震装置挿入用に構造部材を切断する際に必要とされたジャッキ等の仮設の仮受け部材や、耐震補強材が不要となる。
【解決手段】既存基礎梁2、既存柱3、既存上層階梁4のオープンフレームに新設の壁5を構築し、既存柱3の免震装置8を挿入する柱部分を切断撤去して、前記新設の壁5に建物荷重を移行させ、前記切断撤去部7に免震装置8を設置し、免震装置8の下部および上部の免震装置基礎9を構築し、新設の壁5の一部をスリット状に切断撤去して、免震装置8に建物荷重を移行する。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ安価に構築することが可能な、十分な剛性と大空間を備えた免震建物を提供する。
【解決手段】建物本体と基礎との間に免震層が設けられた免震建物1であって、建物本体の構造体が、耐震壁11,12により囲まれた耐震部10と、建物本体2の外縁部に立設された複数本の柱20,20,…と、耐震壁12と柱20との間に横架された梁30とにより構成されていて、梁30の端部が、耐震壁12または柱20にピン接合されている。 (もっと読む)


【課題】導入される圧縮軸力を低減しつつ、構造を単純化することができる間柱を得ることを目的とする。
【解決手段】ウェブ部20は、フランジ部22によって補強された2つの補強領域Sと、フランジ部22によって補強されていない非補強領域Tを備えている。補強領域Sでは、ウェブ部20の幅方向の両端部にフランジ部22がそれぞれ設けられており、間柱10の水平断面形状が略H形状になっている。一方、非補強領域Tでは、ウェブ部20の幅方向の両端部にフランジ部が設けられておらず、フランジ部が存在していない。即ち、フランジ部22は、非補強領域Tを避けて、補強領域Sにのみ設けられている。これにより、非補強領域Tでは、ウェブ部20が上下方向へ伸縮可能になっている。 (もっと読む)


【課題】 地震によって発生する建造物等の主として横揺れを防止または軽減する転がり支承、制震スプリングやダンパーなど、また平常時に風圧による揺れの発生を押さえる機能を一体化した免震装置の開発。
【解決手段】 本発明では支架する建造物の重力とスプリングを利用して、建造物を支える球面コロ1自体に復元力を持たせる。上下面が球面状の球面コロ1の中間の側面に環状の鍔2を設け、その上下にコイル状の強力なスプリング5,6を対称的に取りつける。球面コロ1の転動を支える上下の支台3と受台4は平面状とする。そのスプリングは支架する建造物重量の一定割合を支えると同時に、転動時に逆方向の回転力として制震機能を働かせる。球面コロ1の上下面を同一の球面でなく径を若干大きくして従来の鋼球と凹曲面の組み合わせと同様な復元力を持たせる。また球面コロ1の頂点の一部分を平面状にし、支える建造物の重力を利用して平常時の風圧による建造物の揺れを防止する。 (もっと読む)


【課題】免震装置を容易に取り替えることができる免震装置の取付構造および取替方法を提供する。
【解決手段】上部構造物12と下部構造物14との間に設けられる免震装置16の取付構造10であって、免震装置16と上部構造物12との間に設けられ、上部が開口して内周面22aにねじが切られた円筒状の支持部材22と、外周面20aにねじが切られ、支持部材22の開口から上下方向に移動可能にねじ込まれた円柱状の可動部材20とを備える。この取付構造10において、可動部材20を回転して一端側を支持部材22内にねじ込み、可動部材20の他端側の上方に作業空間を作り出し、この作業空間を利用して免震装置16を撤去するようにする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、免震ベースプレート取付治具に関し、従来の免震ベースプレート取付治具において、コンクリートを打設した後から該コンクリート硬化前の期間においてベースプレートの位置調整ができないということが課題であって、それを本発明によって解決することである。
【解決手段】免震装置のベースプレートを位置決めする治具であって、前記ベースプレートの上を跨いで門型筐体4で前記ベースプレート14を吊持し、前記門型筐体4の梁2から前記ベースプレート14を吊持する吊持ボルト5によって上下のZ方向と左右のX方向の調整が可能にされ、前記門型筐体4における支柱3の下部で前後のY方向の調整が可能であるようにした免震ベースプレート取付治具1とする。 (もっと読む)


【課題】 新たなスペースの確保や複雑な工事を必要とせず、引抜力に抗すために建物高さ方向の重心位置を下げる効果を奏する工夫を施した中間層免震建物を提供する。
【解決手段】 中間層免震建物1は、1階と、2階以上の上部階との間に免震装置20が設けられている。上部階の最下階(免震最下階)である2階の床スラブ13aの厚さは、免震最下階の大梁11aの梁成とほぼ同じである。中間層免震建物においては、免震最下階の床梁(大梁)は、他の階の梁よりも梁成(梁の高さ)が大きく形成されている。このような構造によって、免震最下階の床スラブの下方の、大梁11aと大梁11aとの間の空間は、デッドスペースとなる場合が多い。そこで、このスペースを利用して免震最下階の床スラブの厚さを厚くして重量を増加させると、上部階の重心を下げることができ、地震発生時に免震装置20にかかる引抜力を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】被支持体の重量変化があっても適切に免震効果を得ることの可能な免震装置を得る。
【解決手段】可変部材は、水平用積層ゴム体12に対して積層方向Bに直列的に配置され、被支持体の荷重に応じて弾性変形して積層方向Bに伸縮する。規制部材30は、可変部材の積層方向Bの伸縮長に応じて、側方からみて可変部材よりも水平用積層ゴム体12側へ突出可能とされ、該突出した突出部34により突出長に応じて水平用積層ゴム体12の水平方向のせん断変形を阻止する。 (もっと読む)


【課題】設計の自由度が高いとともに、経済的に実施できる制振建物を提供する。
【解決手段】屋根部2に住宅設備用パネルとしての太陽電池モジュールパネル3が設置された建物において、先端に膨出部23を有する折板である屋根部2は、その上面に突出部としての山部を有し、山部に嵌合部材7がそれぞれ嵌め込まれており、太陽電池モジュールパネル3は、嵌合部材7との間にエネルギー吸収部材5がそれぞれ介装されて設置された構成とする。 (もっと読む)


【課題】構造物の内部、あるいは外部において地震や風荷重等により水平力を負担するときに、相対変位を生じ得る構造部材間に跨る形で設置され、主にせん断力を受けることでせん断変形し、降伏するせん断変形型弾塑性ダンパーのせん断変形開始時の初期剛性を調整可能にし、塑性変形能力を高める。
【解決手段】塑性変形部2のせん断力作用方向(X方向)外側に、せん断力作用方向(X方向)に平行に本体1Aの端部にまで連続する横スリット4を形成し、横スリット4の塑性変形部2寄りの端部から連続し、少なくともいずれかの接合部3側へかけて縦スリット5を形成し、両接合部3、3においてせん断力を受けたときに塑性変形部2をせん断変形させる。 (もっと読む)


【課題】減衰を付加する減衰部と、荷重を受けて塑性化するブレース部とを備えながらも狭い空間に設置することができる耐震構造体を提供する。
【解決手段】柱2と梁3で構成される架構の構面5内に設けられ、架構に減衰を付加する減衰部70(オイルダンパ71)と、第1ブレース81及び第2ブレース82を備え、第1ブレース81及び第2ブレース82のうちの一方に引張軸力が生ずると他方に圧縮軸力が生じ、引張軸力が降伏荷重を超えると当該ブレース81または82が塑性化するブレース部80と、を備え、減衰部70とブレース部80が並列に配置される、ことを特徴とする耐震構造体10。 (もっと読む)


【課題】免震構造物の施工形態に係るもので、工期を短縮し、現地作業が簡易である免震構造物を提供する。
【解決手段】免震構造物において免震装置と免震装置を設置するペデスタルをモジュールとして一括で取扱い、上部ペデスタルと下部ペデスタルを連結鋼板にて接続することで、輸送及び据付時の免震装置の変形を拘束し、ペデスタルを鋼板コンクリート構造として据付後にコンクリートを打設することで、軽量なモジュールを構成し、免震装置とペデスタルを一括して輸送、据付を行うことにより、工期の短縮、現地作業の低減、施工精度を向上させる。 (もっと読む)


【課題】安価で容易に取り付け可能な免震装置を提供する。
【解決手段】互いの摩擦係数が低く設定された二枚の板材12と13,22と23,32と33を重ね合わせ急激な振動発生時(加速度発生時)の衝撃を、土間面と接地面間に円滑な滑りを発生させることにより吸収緩和する免震装置であって、2枚の板材上に取り付けられた芯金14,24,34と外周材15,25,35の組み合わせからなる垂直空間に緩衝材16,26,36を挿入してなる免震装置。 (もっと読む)


【課題】建物壁空間に配置した制震壁による建物柱の震動減衰、延いては構造物の震動減衰を効果的に行うことができる制震構造物を提供すること。
【解決手段】制震構造物1は、互いに平行となって並置されていると共に夫々直立されたH型鋼からなる一対の建物柱2及び3と、一対の建物柱2及び3を水平方向Hにおいて橋絡して互いに平行となって並置されていると共に夫々リブ部材4により補強されたH型鋼からなる一対の建物梁5及び6と、ラーメン構造となった一対の建物柱2及び3並びに建物梁5及び6により規定された建物壁空間7に水平方向Hにおいて建物柱2及び3間及び上下方向Vにおいて建物梁5及び6間に配されていると共に建物壁空間7の鉛直面内での一対の建物柱2及び3の水平方向Hの震動を減衰する制震壁8とを具備している。 (もっと読む)


【課題】 減衰装置を含む免震構造において、前記減衰装置に係る振動エネルギの吸収能力を超える過大な振動エネルギが建築構造物に作用したとしても、該振動エネルギに対する十分な減衰性能を発揮することが可能なフリクションダンパを提供する。
【解決手段】 表面に軸方向に沿った案内溝が形成されたシャフトと、該シャフトの表面を軸方向に沿って移動し、前記シャフトの案内溝に没入した第一状態及び前記案内溝から離脱した第二状態のいずれかに設定される移動部材と、該移動部材に向けて付勢され、前記第一状態に設定された移動部材によって係止される圧着部材と、選択的に前記シャフトに圧接する摩擦部材と、を備えており、前記移動部材が第二状態に設定されると、該移動部材による圧着部材の係止が解除されて前記摩擦部材が前記圧着部材の押圧によって前記シャフトに圧接されると共に、かかる圧着部材が前記移動部材を第二状態に維持するフリクションダンパ。 (もっと読む)


【課題】例えば柱・梁からなるフレームの構面内に水平剛性が調整された構造を持つ耐震壁等の壁を配置した構造物において、壁の水平力に対する抵抗力が制御可能な状態に壁と躯体とを接合する。
【解決手段】躯体との間で面内方向の水平力が完全に伝達されない状態で躯体に制御壁4が接続した構造物において、水平力に対する抵抗要素となり、制御壁4の面内方向に作用する水平力を受けたときの変形能力が制御壁4より高い反力部材5を、水平力を負担する方向に垂直な方向の一方側の一部において制御壁4に固定し、他方側の一部において制御壁4を包囲するいずれかの躯体に固定し、中間部において制御壁4から分離させる。 (もっと読む)


【課題】安定した減衰性能を得ることができる免震装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一対のフランジ板2,3の間に、剛性を有する剛性板41と弾性を有する弾性板40とを交互に積層してなる積層体4が介在されており、積層体4を積層方向に貫通する孔部10が形成され、孔部10の内側に振動を減衰させる減衰材5が収容されていると共に、減衰材5の軸方向の端面が孔部10の開口端部12を封栓する栓体7Aによって押さえられている免震装置1において、栓体7Aが、フランジ板3に固定された固定部71と、減衰材5の軸方向の端面に重ね合わせられた当接板72と、固定部71と当接板72との間に介装されたバネ70と、を備えている。 (もっと読む)


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