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Fターム[2E139AA01]の内容

Fターム[2E139AA01]に分類される特許

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【課題】安価な構造により慣性質量ダンパーの負担力を低減することができる。
【解決手段】上端部4bが上部階3Aに固定されるとともに、V字頂点部4aが下部梁3Bに接合治具10を介して摺動可能に設けられた制振ダンパーの機能を有するブレース4と、他端5bが第1ダンパー取付治具8を介して下部梁3Bに固定され、一端5aが接合治具10に固定された慣性質量ダンパー5とを備え、ブレース4と慣性質量ダンパー5とが直列に接合され、下部梁3Bに対して支持されるオイルダンパー6が慣性質量ダンパー5に並列に接合された制振装置1Aを提供する。 (もっと読む)


【課題】簡略な構成で梁貫通孔も支障なく確保し得る有効適切な梁の振動低減機構を提供する。
【解決手段】本体梁2が接合されている柱1または本体梁の端部に対して基端が固定され先端が自由端とされた短スパンの片持ち梁8を設けて、該片持ち梁を本体梁の側部において本体梁に対して上下方向に相対振動可能に並設する。片持ち梁の先端と本体梁との間に回転慣性質量ダンパー3を介装し、回転慣性質量ダンパーと片持ち梁とにより構成される付加振動系の固有振動数を主振動系としての本体梁の固有振動数に同調させる。片持ち梁をトラス材により構成する。回転慣性質量ダンパーと本体梁または片持ち梁との間に、片持ち梁とともに付加振動系の固有振動数を調整するための付加ばねとしての板ばね11を介装する。 (もっと読む)


【課題】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱・梁のフレームを有し、長辺方向(桁行方向)と短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性に差があり得る既存の、あるいは新設の例えば鉄筋コンクリート造、鉄骨造等の構造物に対し、長辺方向(桁行方向)の構面の短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性を高め、長辺方向の曲げ剛性との差を縮小させる。
【解決手段】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱2と梁3のフレームを有し、スパン方向に配列する一部の柱2、2間に、桁行方向に連続する廊下4が配置されている複数層の構造物1の内部において、
桁行方向の柱2・梁3のフレームの内、少なくとも桁行方向中間部位置の柱2を通るスパン方向の柱2・梁3のフレームを構成し、廊下4を区画する、並列する柱2、2間にスパン方向を向く耐震要素5を少なくとも地下最下層以上の層に配置する。 (もっと読む)


【課題】平面計画上の制約が少なく一般の建物に広く適用可能な有効適切な制振構造を提供する。
【解決手段】下層部に制振階を設定してそこに制振装置10を集約して設置する。制振階における柱を上層部における柱よりも小断面として制振階の層剛性を上層部よりも低下させる。制振階における柱1の柱主筋をその直上階の柱2の柱主筋の内側に配筋した状態で双方の柱主筋をパネルゾーンに定着して双方の柱を接合する。制振階の柱を高強度ないし超高強度コンクリートおよび高強度ないし超高強度鉄筋による鉄筋コンクリート柱とし、さらに補強鋼材により被覆する。制振階の柱および梁により構成される架構フレームの内側に鋼製フレームを固定し、その内側に制振装置を設置する。 (もっと読む)


【課題】 塔身と木製心柱とが独立して挙動する木造多重塔において、地震や台風等により木造多重塔が振動しても、木製心柱の損傷を抑制する制振構造を提供する。
【解決手段】 塔身4と、その内部に設置されて前記塔身4と独立に挙動する木製心柱2と、を有する木造多重塔1の振動を制御する構造において、木造多重塔1の振動発生時に、木製心柱2における相輪2a頂部の変位を吸収するダンパーを、木製心柱2と塔身4の相対変位の最も大きな位置に設置した。このダンパー10により、木製心柱2と塔身4の相対変位は、ダンパー10に吸収され、木製心柱2の損傷を抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】風圧に対して安定するとともに、地震による振動を効果的に減衰させる制振構造物を提供する。
【解決手段】水平面G上に配置される第1層2、および第1層上に順に重ねて配置される第2層2から第n層までを含む複数の層2と、それぞれの層の下端に自身が支持する上層構造物6の重心を含む鉛直線A1に関して対称に配置され、鉛直下向きに凸の円弧軌道を描くように水平面に対して斜め方向に運動する一対のアイソレータ3と、を備える制振構造物1であって、少なくとも1つの一対のアイソレータおよび一対のアイソレータが支持する上層構造物において、一対のアイソレータに作用する力の延長線が上層構造物の重心を含む鉛直線と交わる位置である剛心9の高さと上層構造物の水平面を基準とした風圧中心8の高さとが一致し、風圧中心の高さと上層構造物の重心7の高さとが異なるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】免震滑り支承の滑らかな作動を確保することができるとともに火災時には確実に免震滑り支承を火災から保護することができる免震滑り支承の耐火被覆構造を提供することである。
【解決手段】建物の柱と基礎との間に配置される免震滑り支承を4つの耐火被覆材32a〜32dで覆って耐火被覆する。耐火被覆材32a〜32dの下端面と滑り板22との間に隙間を設け、地震発生時に耐火被覆材32a〜32dが滑り板22に接して免震滑り支承の作動を阻害することがないようにする。また、耐火被覆材32a〜32dの下端面に滑り板22に対して隙間を空けて熱感応型発泡材33を設け、火災時にはその熱で発泡した熱感応型発泡材33により耐火被覆材32a〜32dと滑り板22との間の隙間を埋めて免震滑り支承を確実に火災から保護するようにする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で低コストで製造が可能であり、且つ、地震時の全方向の変位に対応可能な制振ダンパーの取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】制振ダンパーにおいて、相対変位可能な一方の構造部に連結される第1部材と、前記第1部材に対して軸方向に移動可能に配置され、他方の構造部に連結される第2部材を有する制振ダンパーにおいて、前記第1部材の端部に固定される第1継手部と、前記第2部材の端部に固定される第2継手部と、を備え、前記第1継手部、前記第2継手部の内の少なくとも一方の継手部を、前記制振ダンパーの軸方向と交差する曲線方向に延びるU字形状の曲線部材とし、構造部に固定された継手部が前記U字形状の曲線部材に、回動可能、且つ前記U字形状の曲線部材に沿って移動可能に連結されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで、アクティブ制振が可能な制振装置を提供する。
【解決手段】制振装置10は、端部が他の構造部材14に回転可能に接合された(ピン接合された)一の構造部材12に設けられた第1取付部13と、他の構造部材14に設けられた第2取付部18との間に設けられ、一方の端部が第1取付部13に接合され、他方の端部が第2取付部18に接合され、伸縮して、一の構造部材12に他の構造部材14との接合部を中心とした回転力を付与する伸縮手段24と、一の構造部材12の伸縮量を検出する検出手段25と、検出手段25で検出された伸縮量に基づいて伸縮手段24を伸縮させる制御手段28と、を有している。 (もっと読む)


【課題】上部構造体の居住性を確保すると共に、下部構造体が破壊に至らないようにする。
【解決手段】下部構造体14と上部構造体16の間に設けられ、上部構造体16の軸荷重を下部構造体14に伝達するピン支承部22に、下部構造体14と上部構造体16を連結し、予め設定された水平力以上の水平力が上部構造体16に作用すると連結状態を解除して、上部構造体16をピン支承部22回りに回転可能とするシアピン50を設ける。 (もっと読む)


【課題】制震構造において制震材が限界変形に達したときも、制震構造として機能する制震材を用いた制震パネルを提供することを課題とする。
【解決手段】低降伏点鋼からなる部材間に粘弾性体が介装された制震材からなる制震構造であって、該制震構造が限界変形に達したときに前記部材どうしの相対変形を規制する手段が設けられ、前記部材どうしの相対変形を規制することにより、前記低降伏点鋼よりなる部材が制震部材として機能し、粘弾性体による制震構造と低降伏点鋼による制震構造を併せ持つことを特徴とする制振材を用いた制震パネル。
【選択図】 図4
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【課題】上下免震された床部に生じるロッキング動を防止する又は低減する床構造を提供する。
【解決手段】転倒モーメントが生じて床部32が斜めに傾こうとする場合、隣り合う力伝達部材68A、68B同士が上下方向へ相対移動して一対のアーム部材66A、66Bの間の棒体64にねじり力が作用する。このとき、このねじり力に対して棒体64のねじり剛性が抵抗するので、床部32に生じるロッキング動を防止する又は低減することができる。 (もっと読む)


【課題】免震装置が設置されている場所のスペースが制約になることを抑え、高精度に検査する。
【解決手段】上部構造体に固定された上端板11、および下部構造体に固定された下端板12にはそれぞれ、水平方向に延びる水平部20、および鉛直方向に延びる鉛直部21を備える印体22、23が、これらの水平部および鉛直部が径方向の外側を向くように配設され、上端板および下端板に各別に配設されて上下で対をなす印体を一体に撮像し、得られた撮像データ30上における印体の水平部および鉛直部を特定することで二次元直交座標系を決定し、該撮像データ上で印体が占める画素数に対する当該印体の実寸法の比率と、該撮像データ上における上下一対の印体同士の間の水平方向および鉛直方向それぞれの画素数と、に基づいて、これら上下一対の印体同士の水平方向および鉛直方向それぞれの距離を計測することにより、弾性体13の変形を検査する。 (もっと読む)


【課題】小型にして大きな鉛直下向きの荷重を効果的に支持し得、且つ、大きな水平方向の荷重を支持しつつ変位制限すると共に、鉛直面内における回転追随性能を向上させる。
【解決手段】上沓42と、下沓43と、下沓43に固定される芯材44と、上沓42と下沓43との間に配設されて並列ばねとして機能する第一弾性体48,第二弾性体49とを備える。第一弾性体48と第二弾性体49とは、厚さ方向に段違いに一部重複する部位を有するように配設されている。芯材44は、水平方向の剪断力が作用しても上沓42と下沓43の相対変位を所定範囲内に制限することができる。芯材44は、上沓42の穴部52の周囲の支持部53によって抜け止めがされ、上沓42を上揚するような力が作用した際にも上沓42と下沓43とが乖離することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】その小型化を実現することができる制震用油圧ダンパを提供する。
【解決手段】略円筒状に形成され、その軸線方向両端部に球状面52a,52bが設けられたジョイント部材52を備えた。
【効果】制震用油圧ダンパの小型化を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】摩擦ダンパーのコストダウン及びコンパクト化を図る。
【解決手段】所定方向に相対移動する一対の部材51,52の間に配置されて、相対移動に伴って摺動する圧接板同士の摩擦力により、相対移動を抑制する摩擦ダンパー10aである。第1貫通孔13によって第1圧接板11,11aに対する第2圧接板21の所定方向の摺動が許容されるとともに、摺動に連動して第3圧接板31,31aが第1圧接板11,11aに対して所定方向に摺動する場合に、当該摺動させるための力が、ボルト部材41bの第2貫通孔23及び第3貫通孔33との係合を介して第2圧接板21から第3圧接板31,31aへと伝達される。ボルト部材41bと第2貫通孔23との間には、所定方向に関して隙間S23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】制振装置のダンパ寿命を容易に判定可能な制振システムを備えた住宅を提供することを目的とする。
【解決手段】摺動距離と減衰力との相関を予め求めて条件DB76Aに予め記憶しておき、ダンパ34の変位量を検出して累積して履歴DB76Bに記憶する(100〜104)そして、これらの情報を読み出して、ダンパ34の寿命を判定する(106〜110)。例えば、摺動距離と減衰力の関係から、制振性能を満足する閾値減衰力を予め定めて記憶しておくことにより、対応する累積変位量(累積閾値)が分るので、変位センサ82によって監視したダンパ34の変位量の累積値が累積閾値以上になったか否かを判定することによってダンパ34の寿命を判定する。 (もっと読む)


【課題】シンプルな構造を維持しつつ、温度や速度等の条件に対する各種依存性を小さくすることができ、より減衰性能に優れた制震ダンパーを提供する。
【解決手段】制震ダンパー1は、複数の中板2及び外板3を厚み方向に所定間隔をおいてそれぞれ平行に配置して、中板2と外板3との間に形成される複数の板状空間4内に、未加硫ゴム5をそれぞれ収容する一方、中板2及び外板3の左右方向の幅を、厚み方向の前後端に位置する外板3が長く、中板2が短くなる順序で長短を交互に設定して、幅が長い外板3,3同士の対向面間で左右の側縁側に、中板2の側縁から所定間隔をおいて対向面間を閉塞する封止材16を固定した。 (もっと読む)


【課題】 建物の揺れを短時間に収斂しかつ柱と横架材とで囲まれた矩形フレームの内側空間がダンパーとその関連部材によってすべて占有されないようにする。
【解決手段】本発明に係る制振装置6は、梁3の下方に配置されたオイルダンパー21と、該オイルダンパーに連結された揺動レバー25と、該揺動レバーに連結されたアーム26とで概ね構成してあり、オイルダンパー21を構成するピストンロッド23の先端をブラケット24の下端に、揺動レバー25の一端を梁3の下面に、他端をオイルダンパー21のシリンダー22に、アーム26の一端を揺動レバー25の中間位置に、他端を柱2の側面にそれぞれ連結してある。アーム26は、オイルダンパー21に入力される地震時の相対水平変位がダンパー設置高さにおける柱2の水平変位よりも拡大されるように、揺動レバー25との接合位置や柱2との接合位置を設定してある。 (もっと読む)


【課題】大きさの異なる摩擦力を発生可能でありながら、安価且つコンパクトな摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】所定方向に相対移動する二部材間に介装されて、摩擦力により前記二部材間の相対移動に係る振動を減衰する摩擦ダンパーである。前記二部材のうちの一方の部材に一体に設けられた第1圧接板と、前記二部材のうちの他方の部材に一体に設けられた第2圧接板と、前記第1圧接板と前記第2圧接板との間に挟まれた状態で、前記第1圧接板及び前記第2圧接板の両者に所定の圧接力で圧接される摩擦板と、を有する。前記摩擦板において前記第1圧接板に圧接される第1摩擦面の第1摩擦係数は、前記摩擦板において前記第2圧接板に圧接される第2摩擦面の第2摩擦係数よりも大きい。前記振動の振幅が所定値以内の場合に、前記摩擦板は前記第1摩擦面では摺動せずに前記第2摩擦面で摺動し、前記振動の振幅が前記所定値を超える場合に、前記摩擦板は、前記第1摩擦面で摺動する。 (もっと読む)


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