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Fターム[2E139AA01]の内容

Fターム[2E139AA01]に分類される特許

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【課題】長孔の形成により継手部に生じる断面欠損範囲を抑えることができるとともに、塑性化部が破断したとしても、破断した位置よりも先端の塑性化部が完全に分離することのない制震ダンパを提供する。
【解決手段】一対の履歴型ダンパ部11と、中間部20と、変位規制部と、からなる。一対の履歴型ダンパ部11は、中間部20を間に挟んで、軸方向の両端に配置される。各々の履歴型ダンパ部11は、塑性化部12と補剛部19とを備える。塑性化部12は、軸方向に作用する交番軸力に対向する。補剛部19は、塑性化部12の周囲に設けられて塑性化部12の座屈を拘束する。中間部20は、一対の履歴型ダンパ部11を構成する各々の塑性化部12の一端側が接続されて一対の履歴型ダンパ部11を繋ぐ。変位規制部は、補剛部に対する塑性化部の軸方向の伸縮量を規制する。本発明の制震ダンパ10は、一対の履歴型ダンパ11の各々に変位規制部が設けられる。 (もっと読む)


【課題】水平方向の振動に積層ゴムを用いることなく対応できるダンパ装置を提供する。
【解決手段】下方基礎体1と上方基礎体2の間に設置されるように、下方基礎体1に配置される下側構成部3と、上方基礎体2に設置され且つ下側構成部3に支持される上側構成部4とを備え、
下側構成部3は、下方基礎体1の上部に配置されて上面に凹状の曲面5を形成する台座部6を備え、
上側構成部4は、上方基礎体2の下部から下方に突出するシリンダロッド部9と、シリンダロッド部9の外側に位置してシリンダロッド部9との間に油溜め15を形成するシリンダケース部10と、シリンダケース部10に球面軸受24を介して配置され且つ台座部6の曲面5に油膜室12を介して配置される摺動部11とを備え、
上側構成部4の油溜め15と油膜室12は連通して構成される。 (もっと読む)


【課題】下部構造体と上部構造体との相対変位が大きくなることにより減衰力が大きくなる減衰装置を提供する。
【解決手段】下部構造体と、前記下部構造体と間隔Lを隔てて、当該下部構造体上に水平方向に相対変位可能に支持された上部構造体と、の間に介装された第1減衰装置及び第2減衰装置を有し、前記第1減衰装置は、前記相対変位におけるある変位量の振動に対する減衰力が前記第2減衰装置より大きく、前記第2減衰装置は、前記ある変位量より大きな変位量の振動に対する減衰力が前記第1減衰装置より大きく、前記第2減衰装置は、前記上部構造物と前記下部構造物とが水平方向に変位量xにて相対変位して、介装された状態から角度θ傾き、前記角度θ傾いた方向に外力Pが入力されたときに、次式を満たすような、
tanθ=x/L
W=P・sinθ
減衰力Wが作用する。 (もっと読む)


【課題】確実に防塵できるとともに、耐久性のある環状部材を備えた支承装置を提供することを目的とする。
【解決手段】橋脚及び主桁におけるそれぞれの対向部分に配設した下沓10及び上沓で構成した支承装置1であって、下沓10及び上沓との対向部分におけるベアリング17とソールプレート2の摺動を許容し、ソールプレート2を、ベアリング17に比べて、摺動面の面内方向に広く形成するとともに、面内方向におけるベアリング上面17aの外側を環状に囲むダストシール20と、ダストシール20を、ソールプレート底面2aに押圧接触させるコイルスプリング115とを備えた。 (もっと読む)


【課題】建物等の構造物に上下方向の免震装置として適用可能な空気バネを提供する。
【解決手段】外筒1と内筒2との間の隙間4内にすり鉢状または円筒状のゴム膜からなるダイアフラム3を配設して空気室5を画成し、ダイアフラムの上端部および下端部にそれぞれ外筒および内筒の径寸法に対応して外側および内側に膨出するフランジ状のビード部3a、3bを形成し、各ビード部を締結金具6a、6bによって外筒および内筒に対してそれぞれ気密裡に締め付け固定する。ビード部に全体の厚みの30%以上の金属線からなるビードワイヤまたは金属製リングのビード部補強部材を埋設し、そこでの締め代を20%以上とする。外筒と内筒との間の隙間をダイアフラムの膜厚の3倍以上かつ10倍未満の範囲とし、ダイアフラムの周面にバイアス補強繊維を埋設し、内筒の内部空間を補助タンク8として空気室とオリフィス9を介して連通させ、外筒に補剛リブ10を設ける。 (もっと読む)


【課題】免震技術に圧電素子を用いたアクティブ制震装置を組み込み、建造物に掛かる交通振動・環境振動などの定常的な微振動から地震動まで広範囲の振動を制御する。
【解決手段】地震による振動を抑制する免震機構を有する建造物に適用される振動制御方法であって、振動を検出するステップS2と、前記検出された振動の変位が予め定められた閾値を超えていないかどうかを判断するステップS3と、前記判断の結果、前記変位が前記閾値を超えていない場合は、前記変位に対応する電圧を印加するステップS8と、前記印加された電圧に応じて伸長または収縮する圧電アクチュエータの伸長または収縮による変位を前記建造物に伝達することにより前記振動による前記建造物の変位を相殺するステップS9と、を少なくとも含む。 (もっと読む)


【構成】 基礎構造10では、コンクリート基礎12の立上り部14に挿通孔20が形成され、その挿通孔20の内部に、管部材22を介して、アンカーボルト16が挿通される。アンカーボルト16の下部は、コンクリート基礎12に埋設され、それよりも上側には、線材を螺旋状に巻回させることによって形成したコイルばね部28が形成される。また、管部材22とアンカーボルト16との間には、コイルばね部28の上方および下方を覆う弾性部材42が設置される。
【効果】 簡単かつ安価に基礎構造を施工でき、しかもその基礎構造が長期的に地震低減効果を発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】新たな積層式ダンパ装置を提供する。
【解決手段】この装置Dは、2枚のトラスコアからなるトラスコア組立体とトラスコア組立体の両面にそれぞれ対接して配置された平板形状の保持部材とからなる複数の第1のトラスコア複合体1と、トラスコア組立体が各トラスコアに複数のオリフィスが形成されて、弾性材からなる密封可能なフレキシブル袋内に組み込まれ、当該袋内に油が収容されてなる複数の第2のトラスコア複合体2とを備え、これら第1、第2のトラスコア複合体1、2が交互に並列に積層されて一体的に組み立てられる。 (もっと読む)


【課題】例えば既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外にその構面に平行に構築され、主構造体を制震補強する制震補強架構において、構面内水平方向に隣接する支柱間に架設されるダンパー一体型ブレースのダンパーの効きを高める。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列する支柱2と、隣接する支柱2、2間に架設されるダンパー一体型ブレース5を備え、支柱2が鉛直方向に複数本の支柱材21、22、23に分離し、上下に分離した支柱材21、22、23間に両者間の相対水平移動を許容する絶縁装置4が介在し、構面内水平方向に隣接する支柱材22、22(23、23)間につなぎ梁4が架設された制震補強架構において、構面内水平方向両側に位置する支柱2の周囲に、最上部の支柱材23頂部の水平方向の相対移動を許容し、鉛直方向の移動を拘束する拘束装置8を構築する。 (もっと読む)


【課題】平時は空間を広く活用できるようにするため、地震や台風等によって建物が倒壊する虞のあるときにだけ、瞬時に構造体を展開して建物全体を支えるとともに、揺れている間も最適な力で建物全体を支え続けることによって建物が倒壊しないようにする。
【解決手段】内部にガスを充填することによって展開することのできる構造体2を、建物内に設置する場合には、展開後に建物1の内壁の全体又は長手方向の全部若しくは短手方向の全部に接する空間を前記構造体2で埋め尽くすように、屋外に設置する場合には、前記構造体2の底面が地面に接するように、折畳んだ状態で予め固定しておき、建物倒壊の虞がある場合にだけ、前記構造体2の内部にガスを充填することによって展開し、建物1の壁部の厚さを増大させて耐震性を瞬時に増大させるとともに、揺れている間も前記構造体2の内圧を制御することを特徴とする建物倒壊防止方法及び建物倒壊防止装置。 (もっと読む)


【課題】テーブル下をつかまり可能で、テーブルが動かず、上や横などからの衝撃負荷にも耐え得るテーブルの耐震保持装置の提供。
【解決手段】少なくとも支柱体5と受承体10と詰受材18と固着手段20とでなり、支柱体5は、テーブル類の天板の裏面に取付けられる上取付盤7と、上取付盤7から下向きに伸びるように突設された支柱8からなり、受承体10は、収容可能な周面と支柱8の下部が差し込まれる開口を上端に有するケース型に形成されて、両面粘着層材や接着剤などの固着手段により受承体10を床面あるいは敷物に対して直接あるいは下受盤15を介して間接的に固定化し、詰受材18は、粉粒状材・小塊状材・凝固材などを単独あるいは適宜組み合わせにより受承体10内に入れられ、天板側に取付けられて伸びた状態とされる支柱8の下部が、受承体10内に差し入れた状態で詰受材18により受承されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】基材と接合部材とを接着接合する際に、大きな固定力で接合部材を基材の一方側から固定する。
【解決手段】固定治具100(当板110、皿ばね130、タップねじボルト120、ナット124)を、縦リブ510の一方側に設け、縦リブ510の一方側(片側)から鋼製ブロック520を縦リブ510に固定することができる。また、本構成を有しない場合、例えば、テープなどと比較し、大きな固定力で鋼製ブロック520を縦リブ510の一方側(片側)から固定することができる。 (もっと読む)


【課題】上部建築物と地面の間に設置する震動エネルギーを運動エネルギーに転換して地震の震動エネルギーを自然消滅させるビリヤード式免震脚の提供。
【解決手段】上部建築物12の床裏10に末端に円周の外側にリング7がはみ出たフランジ管6を固定させて、球1を底面に小孔4を開けた台2に球1の底面を地面12に接触するように嵌めて、上向きにとび出た上半球にキャップ3を被せて、その上に、フランジ管6と側面で円筒8の入口9で摺動する円筒8の上部に充填物5をギッシリ詰め込んでキャップ3の上に積重ねる。 (もっと読む)


【課題】
解決しようとする課題は、地震や竜巻などの自然災害に対して十分な倒壊防止強度を有する、新らたな構造の建築物を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明の建築物は、土台となる逆T字型の基礎コンクリートから、そのまま上部に延長して建築物の壁を構成し、建築物の形状を風の抵抗を最小限とする卵型などの球状体としていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は免震装置に関し、特に地震発生時において、微震動では作動せず一定の震度を超えて作動するように構成した免震装置である。
【解決手段】 湾曲凹面を有する上部材と、これに対向する湾曲凹面を有する下部材との間に球状又は円盤状の摺動部材を設けた免震体を、床面に載置した下側基板と構造物を支持する上側基板との間に複数個介在させ、前記下側基板に対し前記上側基板の水平方向の初期移動を抑制する抵抗手段を設け、水平方向に作用する力が所定以上になると前記上側基板が下側基板に対し相対移動することを特徴とし、前記抵抗手段は前記下側基板を前記上側基板に連結する連結部材からなり、この連結部材に所定以上の水平方向の力が作用した際、前記連結部材がせん断され、前記上側基板が前記下側基板に対して相対移動することを特徴とする免震装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】小型で且つ簡単な構造で、固有振動数を広い範囲で容易に調整することが可能であり、ダンパーを使用せずとも減衰性能を有することができ、既存の構造物に対しても容易に設置することができるロッキングを利用した動吸振器を提供すること。
【解決手段】円弧状の底面を有し、重心位置が円弧の曲率半径中心よりも下方にあり、底面のロッキング振動を減衰させる減衰機構を有しており、減衰機構が底面と設置面との間に配設された減衰器からなり、減衰器が、底面の両端部において該底面と設置面との間に夫々配設されるとともに内部に液体が封入された2つの袋体と、該2つの袋体間の液体の流動を許容するように該袋体同士を連通連結する管とからなることを特徴とするロッキングを利用した動吸振器とする。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造で被支持体の支持レベルを調整する自動レベリング装置と免震装置とを提供しようとする。
【解決手段】
従来の自動レベリング装置にかわって、揺動レバーの揺動角度に応じて流体を荷重支持部材と系外との間または荷重支持部材と流体の圧力源との間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、特定の箇所である特定箇所を持ち前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させるバルブ位置制御部材と、前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられたガイド部材と、被支持体と前記特定箇所と複数の連結部材を多段に連結した連結部材と、を備えるものとした。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムとストッパー部材からなる支承装置であって、設計地震動以上の地震動が加わったときに、積層ゴムがストッパーに衝突する際の衝撃により、支承装置が破損することを防ぎ、また、衝突時の建物に及ぶ衝撃が大きいことにより、建物内部に設置された物品が破損することを防ぐ。
【解決手段】積層ゴム3と、そのストッパー部材4からなる支承装置であって、ストッパー部材4の下端は、積層ゴム3の下端と接し、積層ゴム3に面するストッパー部材4の支え面5は、下端から上端に向けて積層ゴム3から遠ざかると共に、鉛直断面視において積層ゴム3の側に凸状であることにより、設計地震動以上の地震動が加わっても、積層ゴム3は水平剛性を徐々に増しながら、支え面5の上側の凸状の支え面5bに面着することにより、積層ゴム3がストッパー部材4に衝突する際の衝撃力を緩和する支承装置。 (もっと読む)


【課題】 事務机や学童机などに座って仕事や勉強をする人があえて狭い机下空間に避難しなくとも有効に防護されるようにした耐震防護装置を提供すること。
【解決手段】 事務机や学童机などの机類のまわりに付属して設置されて避難する人を防護するようにした耐震防護装置であって、複数本の支柱部とこれら支柱の上部間をつなぐ天枠部とを有する耐震フレームとして椅子に座る人を越えた高い高さに形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アクティブ制御からパッシブ制御へのスムーズな切換により、対象構造物を効果的に保護する。
【解決手段】制振装置120は、対象構造物上を水平方向に移動自在に設けられた可動マス150と、可動マスを駆動するアクチュエータ152と、対象構造物と可動マスとの水平方向の相対変位を検出する相対変位検出部154と、対象構造物の振動の強さを検出する振動検出部156と、振動検出部で検出された振動の強さに応じて、相対変位検出部で検出される相対変位を許容される所定のストローク範囲内に抑え、かつ振動を抑制するように、アクチュエータを介して可動マスを駆動制御する駆動制御部170と、対象構造物の振動を受動的に抑制する緩衝機能部160と、振動検出部で検出された振動の強さが所定の閾値以上となると、駆動制御部の駆動制御を停止する制御切換部172とを備える。 (もっと読む)


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