説明

Fターム[2G043EA03]の内容

蛍光又は発光による材料の調査、分析 (54,565) | 分析法 (5,807) | ラマン散乱 (724)

Fターム[2G043EA03]の下位に属するFターム

Fターム[2G043EA03]に分類される特許

1 - 20 / 673



【課題】生細胞にダメージを与えることを低減でき、指紋領域での生細胞のイメージングを行うことができる誘導ラマン散乱顕微鏡を提供する。
【解決手段】本発明の誘導ラマン散乱顕微鏡1は、第1パルス光ω1を発生する第1レーザ光源2と、第1パルス光ω1よりも周波数の低い第2パルス光ω2を発生する第2レーザ光源3と、第2パルス光ω2の光路に設けられ、入射光を0.5MHz以上の周波数で強度変調させる変調器4と、第1パルス光ω1と第2パルス光ω2とを重ね合わせるミラー(合波器)8とを備え、ミラー8からの第1パルス光ω1と第2パルス光ω2とは同期されており、さらに、ミラー8により重ね合わされたパルス光から、複数の光束を生成するマイクロレンズアレイ12と、複数の光束を試料に照射するための対物レンズ13と、変調器4によって変調された第2パルス光ω2を減衰させるフィルタ14と、フィルタ14を透過した光の強度を検出する2次元検出器15とを備える。 (もっと読む)


【課題】高分解能で広帯域のラマンスペクトルを高速で得る。
【解決手段】誘導ラマン散乱計測装置は、第1および第2の光をそれぞれ生成する第1および第2の光生成手段2と、第1および第2の光を合成して試料8に照射する照射光学系7と、誘導ラマン散乱を検出する検出手段30とを有する。第1の光生成手段は、入射光を光周波数に応じて異なる方向に分離する光分散素子125および第1の光源からの光を光分散素子に導く導光光学系に含まれる光学素子122のうち少なくとも一方の素子を駆動して入射光の光分散素子への入射角を変化させ、上記異なる方向に分離した光のうち一部を抽出することにより第1の光の光周波数を可変とする。第2の光生成手段は、互いに異なる光周波数を有する複数の第2の光を生成する。複数の第2の光のそれぞれの光周波数に対して、第1の光の光周波数を変化させることでラマンスペクトルを計測する。 (もっと読む)


【課題】例えばR6Gの1分子のSERSスペクトルを測定可能な、しわのよったナノ多孔質金属箔を提供する。
【解決手段】しわのよったナノ多孔質金属箔1は、nmオーダーの気孔が形成されたナノ多孔質金属箔2と、ナノ多孔質金属箔2に形成されたしわと、を備え、ナノ多孔質金属箔は少なくとも2原子以上の合金からなり、しわは、山1aと谷1bからなり、山1aにはラマン散乱における表面増強を生起させる複数のホットスポットが形成されている。本発明によれば、従来のナノ多孔質金属箔2よりも表面増強ラマン散乱における増強因子をさらに増大させ、再現性よく各種の分子を1分子の精度で検出することができる。 (もっと読む)


【課題】プラズモン増強場を利用したセンシングにおいて、同一試料内の複数の測定箇所に対して短時間且つ高感度なセンシングを可能にする。
【解決手段】センシング装置1は、励起光L1、L2が照射されることにより試料接触面10sにプラズモン増強場を生じるプラズモン活性基体10と、励起光L1を照射する励起光照射光学系20と、試料Sに励起光を含む測定光L2を照射する測定光照射光学系30と、測定光L2の照射により試料接触面10s上の試料Sから発せられ、且つ、該照射により試料接触面10sに生じたプラズモン増強場により増強された信号光L3の物理特性を検出する物理特性検出系40とを備えてなり、測定光L2を試料Sの複数の測定点に照射して、該複数の測定点における物理特性を検出するものであり、励起光照射光学系20は、試料接触面10sの少なくとも2つの測定点を含む領域を同時に照射可能な励起光L1を照射するものである。 (もっと読む)


【課題】電解液中の固体表面における電気化学反応の観察に適したラマン分光測定用反応容器及びこれを用いたラマン分光測定方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るラマン分光測定用反応容器は、透明な窓部(11)を有し、電解液を収容するための中空部(12)が形成された筐体部(10)と、前記電解液中で電気化学的に不活性な導電性材料から構成され、その一部(21)が試料を保持するために前記中空部内で前記窓部に対向して配置され、他の一部(22)が外部電源に接続されるために前記筐体部外まで延設された作用極部(20)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、一般に、ソフトウェアを使用してスペクトル画像を補正する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、高強度で狭帯域の光であって皮膚組織中の少なくとも一つの分析対象物により散乱されるものに対して、皮膚組織を暴露すること;散乱光からのラマンシグナルを光学的に回収すること;ラマンシグナルを波長-分離装置に対して向けること;ラマンシグナルを強度および波長の関数として検出して、スペクトル画像を作成すること;そして、ソフトウェアアルゴリズムを使用して光学的異常に関してスペクトル画像を補正して、空間的に強度を再配置すること;を含む、光学的異常に関してスペクトル画像を補正する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】プローブにより生体組織を対象として反射光を測定する時にプローブ内部由来の反射光を測定可能して、事前にプローブ内部由来の反射光特性を測定する煩雑さを解消し、プローブ内部由来の反射光の影響を軽減する。
【解決手段】生体組織への照射光を導光する第1の光ファイバー系10と、第1の光ファイバー系から出射した照射光が照射され、かつ、生体組織からの測定光を集光する正のパワーを有する集光レンズ系と、集光レンズ系が集光した測定光を受光して導光する第2の光ファイバー系12と、集光レンズ系で反射された反射光を受光して導光する第3の光ファイバー系13とを備え、集光レンズ系の光軸を中心にした第1の光ファイバー系の出射端中心Aの対称点Bに第3の光ファイバー系の受光端が配置されたプローブを適用し、第3の光ファイバー系による光のスペクトル情報に基づき、集光レンズ系からの反射光の寄与を除去する。 (もっと読む)


【課題】レーザー光の直接照射による微小球の移動、蛍光色素の退色、微小光共振体の劣化などを抑制すると共に、簡単な構成により、1つのセンシング基板上で複数の微小光共振体を用いた発光スペクトルの検出を可能にする。
【解決手段】センシング装置において、複数の微小光共振体20が平面状の光導波路基板18上に配置される。標的物の検出にあたっては、光源14からの光を光導波路基板18に入射し、エバネッセント場を介して光導波路基板18から微小光共振体20に光を導入する。導入された光により生じる蛍光光又はラマン散乱光を微小光共振体20内においてウィスパリングギャラリーモードで共振させ、光検出器16によって微小光共振体20からの発光スペクトルを測定して、標的物が表面に吸着する前の微小光共振器20から測定される発光スペクトルからのピーク波長の変化に基づいて、標的物を検出する。 (もっと読む)


【課題】 金属粒子の大きさと金属粒子間の間隙との関係からホットサイトの密度を高く確保しながら、金属粒子間の間隙にてラマン散乱光を増強して、検出能力を向上した光デバイス及び検出装置を提供すること。
【解決手段】 光学デバイス100は、基板110と、基板110の表面に形成される大きさ1〜500nm、間隔0.1〜20nmの複数の金属粒子120Aから成る金属微細構造120と、金属微細構造120上の有機分子膜130とを備える。有機分子膜130は分子を捕捉する吸着膜であり、複数の金属粒子120Aが互いに形成する基板100の表面上の微小間隙121を覆うように配置されている。 (もっと読む)


【課題】 太陽電池モジュール内の封止材の劣化を適切かつ確実に検出し、その寿命を評価することが可能となる太陽電池モジュールの検査方法およびその検査装置を得る。
【解決手段】 一つ以上の太陽電池セル18を有する太陽電池モジュール(太陽電池パネル10)内の封止材13,14の劣化の程度を判定するために、検査対象となる太陽電池モジュールにおける複数の測定点にレーザ光を照射する投光手段21と、測定点における検査対象物から散乱されるラマン散乱光を分光してスペクトルを得る分光手段24と、分光手段で得たラマン散乱光のスペクトルから、前記測定点における太陽電池の状態を解析するスペクトル解析手段25を備える。前記測定点のうちの少なくとも1つは、太陽電池モジュール内の封止材の周辺部分に位置するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 伝播表面プラズモンと局在表面プラズモンとを併用しながら、ホットサイトとして機能する金属ナノ粒子の密度を高めることができる光デバイス及びそれを用いた検出装置を提供すること。
【解決手段】 光デバイス100は、基材101の導体表面102より突起して、第1方向Xに沿って第1周期で配列される第1突起群110と、導体表面及び第1突起群を覆う誘電体層120と、誘電体層120上にて金属ナノ粒子130Aが第1方向Xに沿って第1周期と異なる第2周期で配列されて成る第2突起群130とを有し、第1周期及び第2周期の一方をPx1とし、第1周期及び第2周期の他方をPx2とし、照射光の波長をλとしたとき、λ>Px1>Px2を満足し、かつ、0<Px1−Px2<Px1/2を満足する。 (もっと読む)


【課題】レーザー光で血液中のラマン活性物質を、簡単な構成で簡便に迅速かつ経時的に検出し、血液や血管壁の薬物特効などの各種特性を精度よく測定するレーザー光を用いたエバネッセント光のプラズモン共鳴効果と表面増強ラマン散乱分効果を用いたカテーテルラマン分光システムを提供する。
【解決手段】レーザー発信装置2からレーザー光8を中空光ファイバー10を通してカテーテル1に導入し、このカテーテルを患者や動物検体の血管6に挿入して血液中の成分や血管碧内部の成分を測定する。カテーテル1にはラマン散乱光表面増感処理、被検体に挿入することで、励起レーザー光は、カテーテルに開けられた窓や、先端部から照射し、先端部では通常のラマンスペクトルも測定する。こうして、血漿中や血管碧ラマン活性物質を高い感度で測定することを可能とすることを特徴とするエバネッセント光表面増強ラマン散乱分効果を用いたラマン分光カテーテルシステム。 (もっと読む)


【課題】不良と判定される欠陥を内在する半導体基板のウェハプロセスにおける製造効率を向上させ、良品率を向上させる。
【解決手段】ウェハ1を搬送してウェハ支持台4へ載置するための搬送装置3と、該ウェハ支持台4の位置を可変制御する駆動装置14と、該ウェハ1が載置される前記支持台4の位置の可変制御により、ウェハ1の上部に配設される照射光8を前記ウェハ1表面に走査させながら照射する光照射部6と該光照射部6に照射光8を供給する光源7と、前記ウェハ1表面からの散乱光9を検出する第1受光検出部13とウェハ1の透過光を検出する第2受光検出部10と、該受光検出部からの信号を受けて演算処理する演算部11と該演算部11からの信号を受けて画像として出力するモニター12とを含む半導体基板の欠陥検査装置。 (もっと読む)


【課題】皮膚のラマンスペクトルから細胞間脂質由来の信号を正確に抽出し、細胞間脂質の分子会合構造を正確かつ簡便に評価する方法の提供を提供する。
【解決手段】ラマン分光により皮膚の角層のスペクトルを測定する工程、測定したスペクトルから含水脱脂角層の寄与分を除去し、細胞間脂質に特異的な信号を抽出したスペクトルを得る工程、細胞間脂質に特異的な信号を指標とし細胞間脂質の分子会合構造を評価する工程、を含む細胞間脂質の分子会合構造の評価方法。 (もっと読む)


【課題】高速で予め定められた間隔の波長分解能で分光可能な顕微鏡用分光分析装置を提供する。
【解決手段】顕微鏡用分光分析装置において、試料から発する蛍光やラマン散乱光その他の光を平行光束にする第1の光学手段と、予め定められた透過波長帯域の光を透過する第1及び第2の可変バンドパスフィルタ手段と、光透過の光学板からなり、前記第1及び第2の可変バンドパスフィルタ手段によって生じる、蛍光やラマン散乱光その他の光の光軸における2次元平面の位置ずれ光軸調整手段と、透過波長帯域の試料から発する蛍光やラマン散乱光その他の光を撮像する2次元アレイ光検出手段と、前記2次元アレイ光検出手段の撮像のタイミングを制御し、第1及び第2の可変バンドパスフィルタ手段の透過波長帯域を変更するように第1及び第2の可変バンドパスフィルタ手段とを制御するとともに、前記光軸調整手段を制御する制御手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】インプリント技術を利用して、使用する樹脂の種類に制限を受けることなく高精度の凹凸パターンを有する局在型表面プラズモン共鳴デバイスを提供する。
【解決手段】局在型表面プラズモン共鳴センサーユニットの製造方法は、I)凹凸パターン形状を有する鋳型に、樹脂溶液を塗布し、乾燥させて前記凹凸パターン形状が転写された形状転写面を有する樹脂層を形成する工程、II)樹脂層に金属イオン含有溶液を接触させて金属イオンを樹脂層中に含浸させる工程、III)金属イオンを還元し、形状転写面を含む樹脂層の表面に金属を析出させて金属析出層を形成する工程、IV)金属析出層の上に、無電解めっきおよび/又は電気めっきを施すことにより金属めっき層を形成する工程、V)工程IVの後に、樹脂層を除去することにより、局在型表面プラズモン共鳴を生じる凹凸パターン形状を有する金属薄膜を形成する工程を備えている。 (もっと読む)


【課題】黒色プラスチックのようなレーザ光を吸収しやすい対象物が含まれる場合であっても、対象物を破損または変質させることなく、強いラマン散乱信号を得ること。
【解決手段】ベルトコンベア4のベルト4aの上面に載置された被識別プラスチックPに対して励起用レーザ光を照射するとともに被識別プラスチックPから散乱されたラマン散乱光を集光する採光光学系と、採光光学系をベルト4aの上面に対して平行移動させる移動機構10aとを含むラマン散乱信号取得装置10であり、採光光学系をベルト4aの上面に対して励起用レーザ光のスポット径以上の範囲で平行移動させながらラマン散乱信号を得る。 (もっと読む)


【課題】ラマン散乱光とレイリー光を同一の1系統の検出光学系により検出し、更に装置関数成分を取り除き正確な膜成分深さ方向分布を得る事ができるラマン分光装置及び測定法を提供する事。
【解決手段】レーザ光源と、試料からのレイリー光と散乱光を受光する分離光学素子及び油浸レンズである対物レンズを有した顕微光学系と、前記分離光学素子を経由した光における特定波長の光を透過するフィルター光学素子と、前記フィルター光学素子を透過した光を分光する分光手段と、分光された光の強度を検出する光検出手段を備え、前記フィルター光学素子は、前記試料からのレイリー光の一部を測定可能に前記光検出手段に導く及び前記試料からのレイリー光を遮断して散乱光を前記光検出手段に導くの何れかに選択可能に設けられ、受光した散乱光の深さ方向成分プロファイルから装置関数成分を取り除くディコンボリューション処理可能な演算手段を有する事を特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ウイルスや細菌などの比較的大きな検出対象であっても、確実に検出することができる光学デバイス、検出装置及び検出方法を提供すること。
【解決手段】 光学デバイス10は、第1基板11と、第1基板と対向する第2基板12とを有する。第1基板11は、該第1基板の面と平行な第1方向Xにて周期P1で配列され、第2基板と対向する第1面11Aより突出する導体表面の第1凸部11Bを有する。第2基板12は、第1方向にて最大周期P2で配列され、第1基板と対向する第2面12Aより突出する導体表面の第2凸部12Bを有する。第1,第2基板間に挟まれる試料1,2に入射する光の波長をλとしたとき、λ>P1>P2を満たす。 (もっと読む)


1 - 20 / 673