説明

Fターム[2G052ED01]の内容

Fターム[2G052ED01]に分類される特許

41 - 60 / 134


【課題】シリコンウェーハ上に非検知元素よりなる疎水性膜2を設けた、液滴状分析試料の乾固を行う全反射蛍光X線分析用試料板の改良により、空実験でSiピークを確実に消滅させ、気相分解法と全反射蛍光X線分析を組み合わせる高感度化手法において、Siとエレルギー値の近いP,Al,Mg等も高感度化させる。
【解決手段】Siの特性X線が発生するのは、膜2の表面4で全反射するX線5が表面下8まで侵入し、この領域には微小欠陥群が存在してX線の散乱9が起こり膜界面のシリコンが励起する為と考え、試料板の試料乾固域の下方に十分の広さのシリコン欠如部分(凹部)を設けて、散乱X線9がシリコンと遭遇しないようにした。凹部の天井の乾固用膜は十分に薄く出来て不純物の絶対量が減るので、Siピークの消滅と同時に分析対象元素全般の空試験値も低減させ得る。 (もっと読む)


【課題】従来、高純度のクロロシラン類中の無機系不純物元素の分析においては試料の加水分解反応は塩化水素、ケイ酸の生成と熱の発生を伴う激しい反応であり、効率良く安全に分解することが極めて困難であった。また気体試料の場合、微量不純物の検出のためには大量の試料を扱う必要があり、分解に時間がかかる問題があった。
【解決手段】本発明の分析法により、冷却固化させた試料と、同様に予め冷却固化させたフッ化水素酸、あるいは液体のフッ化水素酸を接触させることにより、クロロシラン類を安全で穏やかに短時間で分解できる。その後、副生成物を加熱気化により除去すると共に、微量不純物を濃縮することで高感度に不純物を分析できる分析試料の処理の提供を目的とする。 (もっと読む)


【課題】ディーゼル排ガス粒子に含まれる多環芳香族炭化水素類と除粒子ガスに含まれる多環芳香族炭化水素類とを両方とも定量し有機溶媒による前処理が不要なサンプリングシステム、そのサンプリングシステムを用いた分析方法を提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジン2の排ガス中に含まれる多環芳香族炭化水素類を捕集するサンプリングシステム1において、上記排ガスの一部を取り出すと共にその取り出した排ガスを希釈ガスで希釈する捕集トンネル3と、上記捕集トンネル3の後段に設けられ、上記希釈された排ガス中の粒子状物質を捕集して該粒子状物質に付着した多環芳香族炭化水素類を捕集するための石英繊維フィルタ16と、上記石英繊維フィルタ16の後段に設けられ、上記石英繊維フィルタ16を通過した排ガス中のガス状の多環芳香族炭化水素類を捕集するための炭素繊維フィルタ22とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】検水中の分析対象物質が極微量であっても、小型の装置によって分析対象物質を目的の濃度まで連続的に濃縮し、濃縮された分析対象物質の濃度を連続的にモニタリングすることが可能な検水の連続モニタリング方法および装置を提供する。
【解決手段】検水をRO膜分離処理することにより分析対象物質が濃縮された濃縮水と分析対象物質濃度が低減された透過水とに分離し、濃縮水の一部をRO膜モジュールで循環処理すると共に、残部の濃縮水について分析対象物質濃度を測定し、この結果に基づいて検水中の分析対象物質濃度を演算する。 (もっと読む)


【課題】含有量がppbレベルの希薄な物質の検出において,検出に必要な濃度を効率良く確保し,効率的な検出を可能にする。
【解決手段】被検出物質の濃度を確保する為に,被検出物質を捕捉する少量の捕捉媒体を用いる。捕捉媒体を少量とすると,捕捉媒体の流路内の密度が小さくなる為,これを冷却,液化して収集することが難しくなるが,マイクロチャネル流路を用いることによって,冷却効果を高め,捕捉媒体を効率的に微細な小滴として収集タンクに確保しうる。結果として,捕捉媒体に捕捉された被検出物質の効率的な検出を可能とする希薄物質検出装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】検水のコンタミネーションを抑制した上で、また検水中の分析対象物質を気散ないし形態変化させることなく、効率的に連続濃縮する。
【解決手段】検水を透水性半透膜を介して高浸透圧物質と接触させ、該検水中の水を高浸透圧物質側へ透過させることにより分析対象物質を濃縮し、該検水と接触した高浸透圧物質を別の濃縮手段を用いて濃縮し、濃縮された高浸透圧物質を検水の濃縮に循環使用する。検水濃縮用の透水性半透膜装置1と、高浸透圧物質貯留タンク2と高浸透圧物質濃縮用の透水性半透膜装置3とで構成される検水の濃縮装置。 (もっと読む)


【課題】分析結果の再現性を確実に得ることができる高分子試料分析装置を提供する
【解決手段】
本発明の高分子試料分析装置1は、高分子試料から複数の気相成分を生成する気相成分生成手段2と、キャリヤガスを気相成分生成手段2に導入するキャリヤガス導入手段3と、キャリヤガスにより気相成分生成手段2から導入された複数の気相成分を個々の気相成分に分離する分離手段4と、分離手段4により分離された気相成分を検出する検出手段5とを備えるとともに、試料容器10に収容されて気相成分生成手段2へ案内された高分子試料に紫外線を照射する紫外線照射手段11を備え、紫外線照射手段11による紫外線照射により高分子試料が劣化分解して生成した複数の気相成分を、分離手段4により個々の気相成分に分離して検出手段5により検出するものにおいて、紫外線照射手段11から所定の距離を存して試料容器10を保持する距離保持部材15を備える。 (もっと読む)


【課題】皮膚性状に重要な働きを有するエストロゲンをはじめとするステロイドホルモンの皮膚中の濃度を、簡便に測定できるようにする。
【解決手段】テープストリッピング法により採取された皮膚角質層からステロイドホルモンをLC−MSで分析することにより皮膚角質層中のエストロゲンをはじめとするステロイドホルモンを定量する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、客観的な分析データに基づいた当帰の等級鑑定法を提供することを目的とする。
【解決手段】 当帰中の成分を溶媒にて抽出し、抽出された成分を定量分析し、検出されたアルキルピラジン類の量に基づいて等級を評価する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、検体に含まれる生物を測定するために該生物の染色、検体の濃縮、および含有生物の情報取得を簡単な工程で行い、安定した検体中の生物の測定を行い得る生物検査装置を提供することにある。
【解決手段】本発明に関わる生物検査装置は、液体の検体を流しつつ該検体中に存在する生細胞を持つ生物52a1、52a2を染色する染色部20、62、82と、染色が施された検体を流しつつ生物52a1、52a2の濃度を高めるように濃縮する濃縮部30と、濃縮された検体中の生物52a1、52a2を含む個体52の画像情報を取得する個体計測部50と、個体計測部50より出力された個体52の画像情報より生物52a1、52a2の測定を行う制御手段90とを備えている。 (もっと読む)


【課題】効率的な試料濃縮装置及びその使用方法を提供する。
【解決手段】本発明は、対象種を濃縮するにあたり、その装置及びその使用方法を提供し、かつ/または装置内の液体の流れを制御する。その方法は特に少なくとも基板の一部が、チャネルと結合しているような、少なくとも1つの硬質基板と結合している状態で、またイオン選択性膜が少なくとも基板の表面の一部に接着しており、その基板がチャネルと結合しているか、もしくは前述のチャネルの1つの一部表面に結合しているような状態で、対象種包含の液体を通過させることができるチャネルの平面アレイを構成する流体チップ含有の装置を利用する。当該装置は、チャネル内の電場を誘起させるためのシステムであり、チャネル内で界面動電流または圧力駆動流を誘導するためのシステムである。 (もっと読む)


【課題】溶液がテラヘルツ波を透過させ難い場合であっても、テラヘルツ波を利用した分析を容易かつ的確に行なうことが可能な溶液の分析方法を提供する。
【解決手段】分析対象としての溶液Sを冷却することにより、この溶液Sの溶解度を下げてその溶質を溶媒中に析出させるとともに溶液Sを凍結させる工程と、前記凍結を生じた物質にテラヘルツ波を照射してその透過または吸収スペクトルのデータを得る工程と、を有していることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】冷却水を使用しないコンパクトな構成にすることで、容易に運搬して分析実験室、研究室以外の場所で簡易に利用できると共に、そのランニングコストを低減する。
【解決手段】試料を入れた試料容器1を包むように加熱するマントルヒーター2と、試料容器1内を減圧し、試料中の溶媒を吸引除去する真空ポンプ3と、から成り、マントルヒーター2の下流に、加熱した試料中の溶媒をファン5で冷却するラジエータ4と、ラジエータ4の下流に、試料中のミストを除去するミストキャッチャー6とを備えた。 (もっと読む)


【課題】流体に含まれる試料を濃縮させ、該試料を定量的にマイクロ流路に注出することができる試料濃縮装置を提供する。
【解決手段】試料を含む流体を濃縮する濃縮装置であって、試料を含む流体を注入する少なくとも2つの注入用流路と、前記流体を注出する本流路と、前記注入用流路と本流路が接続する位置に設けられた共有部と、前記注入用流路から共有部を通過して本流路へ流れる流体の流れを開閉するバルブと、前記バルブにより注入用流路の一部と共有部に保持された流体に振動波を付与する振動波発生手段とを有し、前記保持された流体に振動波を付与することにより流体に含まれる試料を濃縮し、濃縮した試料を共有部から本流路に注出する試料濃縮装置。 (もっと読む)


【課題】水中の対象成分を測定する際に、試料液を固相に送り、濃縮する。それらの対象成分には、吸着性の高い農薬や無機物質が含まれる。これら物質は、試料液の送液装置に吸着すると、精確な分析の障害となるため、対象成分の測定には別途濃縮操作を行なう手間がかかる。これら手間を省くべく、試料液を送液部のガラスや金属部に接触させることなく、送液できるシステムが求められている。
【解決手段】流路切換部を介し、ガラスや金属等からなるシリンジにより試料液を固相へ送液する流路装置において、該シリンジと該流路切換部の間に試料液滞留部を設けることにより、試料液を該シリンジへ接することなく、送液することを特徴とする試料固相負荷流路装置。 (もっと読む)


【課題】微粒子含有液を効率よく濃縮液と希釈液とに分離することができる試料液濃縮装置と、この試料液濃縮装置を用いた液中の微粒子数の測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】試料液濃縮装置1は、基板積層体2と、この基板積層体2の一方の端面に設けられた原水ヘッド3と、他方の端面に設けられた希釈水ヘッド4及び濃縮水ヘッド5とを備えている。基板6には、櫛形電極15,17が設けられている。微粒子Pは櫛形電極15,17に沿って下流方向へ流れ、チャンバ9内を流れる間に次第に濃縮水流出口10側へシフトし、濃縮水流出口10からは微粒子濃度の高い濃縮水が流出する。 (もっと読む)


【課題】被検液に含まれるタンパク質を簡易迅速に濃縮する装置を提供する。
【解決手段】被検液中のタンパク質を濃縮する装置であって、体積の大なる第1空間と、前記第1空間よりも体積の小なる第2空間と、前記第1空間と、前記第2空間と、を区切り、タンパク質を通過させる仕切りと、前記第1空間から前記第2空間に向かって、直流電界を発生させる電界発生手段と、前記第2空間に含まれる液を排出する排出口と、を備える。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、クリプトスポリジウム等の水系感染微生物を、短時間かつ高効率で、大量の試料水中から分離・濃縮するための、水中微生物の分離濃縮方法を提供する。
【解決手段】
試料水に、塩化カルシウム溶液と、炭酸水素ナトリウム溶液とを添加し分散させる第1工程と、炭酸カルシウム粒子を析出させるために、第1工程後の試料水に水酸化ナトリウム溶液を添加する第2工程と、炭酸カルシウム粒子を凝集沈殿分離させるために、さらに塩化第二鉄を添加し攪拌する第3工程と、第3工程後の試料水から上澄み液を取り除き、得られた凝集沈殿物を酸により溶解させ濃縮試料水として回収する第4工程とを含むこととした。 (もっと読む)


【課題】検出限界に達した分析装置に対して適用でき、且つ一定の濃縮比率の分析対象物を連続して得ることができる分析装置用連続濃縮装置を提供する。
【解決手段】分析装置用連続濃縮装置100であり、試料液を試料液供給口1から流入させ、ポンプ3によりを加圧してこれに隣接したROユニット4により透過液と濃縮液とに分離し、さらに前記濃縮液をチェック弁10により再度ポンプ3へ戻すようにした、閉じたループである濃縮ループAを構成するとともに、透過液流量Qと、前記濃縮液の一部を前記濃縮ループAの外部へ取出した濃縮液流量Qとの比率を制御することによって、所望の濃縮比率の濃縮液を得る。 (もっと読む)


【課題】撥水性を有する薄膜の厚みの不均一やバラツキなどによって、スペクトル解析に支障をきたす問題や試料スポットの凝集位置精度を改善し測定精度を改善する。
【解決手段】
溶媒に試料を含ませた溶液の液滴を試料台面に滴下し、前記試料台上に針状突起物を設置し前記針状突起物を前記液滴に接触させる第1の工程と、前記液滴を前記針状突起物に接触させつつ溶媒を蒸発させて濃縮させて試料スポットを形成する第2の工程と、前記試料スポットに赤外線を照射し前記試料スポットを透過した赤外線を顕微赤外線分光光度分析する第3の工程によりマイクロ分光分析する。 (もっと読む)


41 - 60 / 134