説明

Fターム[2G060AE28]の内容

電気的手段による材料の調査、分析 (24,887) | 検出対象(状態) (2,378) | 劣化 (251) | 金属材料の劣化 (93)

Fターム[2G060AE28]に分類される特許

61 - 80 / 93


【課題】ボイラ復水系の腐食傾向を迅速かつ定量的に監視することができるボイラ復水系腐食監視装置を提供する。
【解決手段】ボイラからの蒸気が空冷式の金属細管コイル8内で冷却されて凝縮水となり、この凝縮水が試験カラム15内の極細金属ワイヤ16と接触し、極細金属ワイヤ16に腐食が進行する。この極細金属ワイヤ16の両端間の電気抵抗がテスター17によって検出されている。極細金属ワイヤ16の腐食が進行するほど、テスター17の検出電気抵抗が増加するので、この電気抵抗から極細金属ワイヤ16の腐食を定量的に精度よく検出することができる。また、テスター17の電気抵抗データは送信したり、A/D変換してコンピュータなどに記憶させることが容易である。 (もっと読む)


【課題】ボイラ復水系等の流体の腐食傾向を迅速かつ精度良く定量的に監視することができる腐食監視装置を提供する。
【解決手段】カラム1は、カラム軸心方向を上下方向として設置され、下側のエンド部材2の管継手11から試験流体が導入される。この試験流体は、径方向貫通孔10、貫通孔7を介してカラム1内に流入し、極細金属ワイヤ4と接触した後、上側のエンド部材の貫通孔7、径方向貫通孔10及び管継手11を介してカラム1外に流出する。極細金属ワイヤ4のうち貫通孔7内及び下側エンド部材2の直近部位に位置する部分には、被覆材9による被覆が施されており、試験流体が極細金属ワイヤ4に直接には接触しない。そのため、極細金属ワイヤ4のうちこの貫通孔7及びその直近の部位に局部的なエロージョンを生じることはない。 (もっと読む)


【課題】流電陽極方式による高抵抗率塗覆装パイプラインのカソード防食において、明確な防食範囲を設定して、その範囲全域でのカソード防食状況を評価しながら、塗覆装欠陥発生検知や流電陽極寿命の予測等を含むパイプラインの健全性をより正確に評価すること、明確な防食範囲に基づく定量的なシステム設計を可能にすること。
【解決手段】パイプライン1のカソード防食対象となる区間を設定し、該区間の両端でパイプライン1に接続され、同面積の塗覆装欠陥部を模擬するプローブ2A,2Bと、前記区間の中央位置でパイプライン1に接続される流電陽極3とを備え、プローブ2A,2Bによって計測されるプローブオフ電位が防食電位以下になるように流電陽極3からの発生電流を設定する。 (もっと読む)


【課題】導電性の試験体に形成されたき裂の形状を精度良く同定できるようにする。
【解決手段】互いに形状が異なるき裂を設定し(工程S1)、それらのき裂が形成された複数の予備試験体のき裂を挟んだ電圧印加位置に電圧を印加して電流を流したときの、き裂を挟んで格子状に配列された複数の電位差測定位置の複数の組み合わせについての電位の差を評価し(工程S2)、電位差基準データを求める(工程S3)。その後、工程S2と同一に配置された電圧印加位置に電圧を印加して試験体に電流を流し、工程S2と同一に配置された電位差測定位置に対して、その電位差測定位置のき裂を挟んだ複数の組み合わせについての電位の差を測定して電位差実測データを求める(工程S4)。き裂形状の変化に関する、電位差実測データと電位差基準データとの、差の二乗およびそれらの総和の応答が、いずれも最小になるようにき裂形状を同定する。 (もっと読む)


【課題】鋼構造物の維持管理上、鋼材の腐食量予測が重要である。本発明は、従来法である暴露試験法や試験片の電気化学的腐食速度推定法の問題点を鑑み、試験片の加工、設置、回収調査の費用と労力を削減し、且つ、長期間の蓄積された腐食量の変化を測定することが可能な腐食量検出器、腐食量測定センサ、腐食量測定装置、及び腐食量測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被覆された面と外部に露出された面とからなり腐食の進行により電気抵抗値が増加する金属導電部材、及び、前記金属導電部材に接続されているリード線を有する腐食センサエレメントと、前記リード線に接続されて前記腐食センサエレメントの電気抵抗値を測定する電気抵抗測定回路とを備えた腐食量検出器を用いる。また、アクティベータから非接触で駆動電力を取り込むアンテナと、前記電気抵抗測定回路にて測定された抵抗値をアクティベータに送信するための通信回路を設ける。 (もっと読む)


【課題】コンクリート母材16の任意の位置に電極18を固定することのできる、電極装置10を提供する。
【解決手段】電極装置10は、コンクリート母材16の表面に真空吸着される吸着部材20と、コンクリート母材16の表面に鉄筋14と対向して配設される電極18を有する電極部材22と、吸着部材20と電極部材22とを連結する連結部材24と、界面活性剤が含浸されており、電極18とコンクリート母材16との間に配設される接合シート26とを備えている。したがって、吸着部材20をコンクリート母材16の表面に真空吸着させると同時に、吸着部材20に連結された電極部材22をコンクリート母材16の表面に固定することができる。 (もっと読む)


【課題】高精度な地下埋設構造物の腐食診断を実現する。
【解決手段】地下埋設構造物の腐食を診断する腐食診断装置であって、外面が所定の材質で被覆された鋼製の地下埋設構造物と、前記地下埋設物と同種の材質からなり、前記地下埋設構造物と電気的に接続されると共に、前記地下埋設構造物の近傍に被覆されていない状態で埋設されたクーポンと、前記地下埋設構造物から離れた位置に埋設された接地電極と、前記地下埋設構造物と前記接地電極との間の電気化学インピーダンスを測定する測定手段と、測定手段により得られる前記地下埋設構造物と前記接地電極との間の電気化学インピーダンスと、前記クーポンが電気的に接続された状態の前記地下埋設構造物と前記接地電極との間の電気化学インピーダンスとから、前記地下埋設構造物の腐食を診断するための制御手段とを有することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】簡易な方法で、はんだ接合部に対する加速寿命の信頼性判断を精度良く行う。
【解決手段】接合評価装置は、はんだ接合部8に対して加熱と冷却とを繰り返し行う冷却部12及び加熱部13と、熱供給中のはんだ接合部8の抵抗値を所定周期で測定する測定回路部11及び測定部22と、抵抗値が測定される毎に得られた抵抗値から抵抗変化率及び抵抗変化率の変化速度を算出する演算部23と、算出された抵抗変化率の変化速度から該抵抗変化率の速変化度が低下を開始する変曲点に達したか否かを判断する判断部24と、変曲点に達した後に、抵抗変化率と予め設定された基準閾値とを比較することではんだ接合部8の信頼性に関する評価を開始する評価部25と、抵抗変化率が予め設定された基準閾値を超えたとき、その旨を報知する報知部3とを備えている。 (もっと読む)


【課題】はんだ接合部に対する加速寿命の信頼性評価を、変曲点を超えた後に予測することで、簡易な方法で、迅速かつ高精度で行う。
【解決手段】接合評価装置は、はんだ接合部8に対して加熱と冷却とを繰り返し行う冷却部12及び加熱部13と、熱供給中のはんだ接合部8の抵抗値を所定周期で測定する測定回路部11及び測定部22と、抵抗値が測定される毎に得られた抵抗値から抵抗変化率及び抵抗変化率の変化速度を算出する演算部23と、算出された抵抗変化率の変化速度から該抵抗変化率の速変化度が低下を開始する変曲点に達したか否かを判断する判断部24と、変曲点に達した後に、抵抗変化率と抵抗変化率の変化速度から求める予測抵抗変化率が基準閾値に達するまでの期間を演算する評価部25と、演算から得られた期間の情報を報知する報知部3とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 被測定金属部材の表面形状によらず電解質含浸部材を塗膜に対して一定の面積で密着させることができ測定精度の低下が少なく、測定後の電解質溶液洗い落とし除去作業が容易で、コンパクトで測定に対する各種のノイズの影響が少ない塗膜下金属腐食診断装置の測定セルを提供する。
【解決手段】 保持具8と、電磁シールド板9と、絶縁シート11と、環状の容器13と、電解質溶液含浸部材14と、電極部材3と、電極部材および電磁シールド板にそれぞれ接続された内導体端部2および外導体端部1を持つ同軸ケーブル4と、同軸ケーブル外導体に接続された接地用コード6と、保持具に下側へと突出するように取り付けられた吸着用マグネット12とを備える。容器13および電解質溶液含浸部材14は可撓性を持ち、電解質溶液含浸部材14は低粘度の電解質溶液を含浸させ得るものである。 (もっと読む)


工学的構造物を監視するための検出システムは、工学的構造物上に予め定められたパターンで配置可能であり、上記工学的構造物の表面と該表面を実質的に覆う保護コーティングとの間に配置可能なセンサアレイを備えている。検出システムは、センサからのデータを検索するセンサアレイと通信するデータ収集システムも備えている。センサアレイは、各センサでの保護コーティングの硬化度、硬化した保護コーティングの健全状態、及び工学的構造物の腐食速度のうち少なくとも1つに対応するデータを提供することができる。
(もっと読む)


【課題】 感度が良く、測定対象となる金属材料の腐食開始時期を明確に予測することができる腐食検知部材および腐食センサを提供する。
【解決手段】 腐食センサの腐食検知部材(111)は、金属製の検知対象物の腐食進行状況を検知するのに用いる腐食センサの腐食検知部材(111)であって、検知対象物の使用環境下で検知対象物の金属より腐食し易い金属またはアルカリ溶解性金属からなるベース材(B〜B)、およびベース材の少なくとも一部を被覆して形成され、検知対象物の使用環境下で腐食する金属からなる被膜(C〜C)により形成される検知部(A〜A)と、検知部を保持するための基材(113)と、からなる。 (もっと読む)


【課題】
電位差法を用いて欠陥の進展,発生をモニタリングする小型の装置を提供する。
従来技術では、電位差を測定するための端子や電流を供給する端子を被測定物へ接続する手段が複雑かつ大型であるため、被測定物が狭隘部または被覆材で覆われている場合には適用が困難であった。
【解決手段】
電位測定用の端子,電流供給用の端子をフィルム状の基盤にプリントすることにより、被測定物が狭隘部や被覆材に覆われている場合にも本技術の適用が可能になる。また、そのフィルムを可塑性の耐熱性高分子材料を用いることにより、被測定物が高温に曝される場合も本技術の適用が可能である。
【効果】
進展,発生,電位測定用の端子,電流供給用の端子をフィルム状の基盤にプリントすることにより、装置の構造を大幅に小型化し、適用対象部が拡大される。 (もっと読む)


【課題】 腐食の程度を簡単かつ正確に評価することのできる鉄筋腐食度の評価方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、「交流インピーダンス法において求められる静電容量と腐食の程度との間に有意な相関関係がある」といった新規な発見に基づいてなされたものであり、(a)鉄筋12を作用極として、計測点におけるコンクリート母材14の表面に対極20を設置し、(b)鉄筋12と対極20との間に二種以上の周波数の交流電圧を印加し、(c)鉄筋12と対極20との間に流れる電流の大きさと印加電圧に対する位相角とに基づいて、鉄筋12とコンクリート母材14との界面における静電容量を求め、(d)静電容量に基づく統計的手法によって鉄筋12の腐食度を評価するものである。 (もっと読む)


【課題】 イオン化傾向の大きい金属またはその合金で構成された金属薄膜の腐食速度を、現実の腐食モードに近い状態で直接的に測定し得る、金属薄膜の腐食速度解析方法を提供する。
【解決手段】 長さL、膜厚h及び線幅wで定義される形状であって、線幅w方向でみた端面151、152のみを露出させた金属薄膜部150を作製する。そして、当該端面151、152に電解溶液3を作用させた状態で、金属薄膜部150の長さL方向の両端に電圧Vを印加して金属薄膜部150に流れる電流Iの値を計測し、この計測結果から腐食速度vを解析する。 (もっと読む)


【課題】 塩分等のコンクリートへの進入を引き起こすことなく、美観を損なわず簡易かつ低コストで、鉄筋の腐食を測定することができる腐食センサ、シース管、シース管継ぎ手部材および腐食センサユニットを提供する。
【解決手段】 コンクリート構造物中に埋設される鋼材の腐食進行状況を診断するのに用いる腐食センサであって、測定対象物または測定対象物の近傍に敷設される検出用部材を有し、金属製の検出用部材の腐食を、検出用部材の電気的特性を測定することにより検出する腐食検出部と、腐食の検出結果を読取装置に対して無線送信するための無線通信部と、を備える。これにより、電気的特性の変化から検出用部材の腐食を検出することができ、鉄筋、PC鋼線、鋼製シース管等の鋼材の腐食が生じているかどうかを予想することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 現在の減肉腐食速度を合理的な基準に基づいて推定し、産業資源を有効に利用できる技術を提供する。
【解決手段】 土壌3中から立設される鉄筋7コンクリート9製の建築物と、土壌3中から建築物内に引き込まれる配管5とを有して構成され、配管5の一部が鉄筋7と電気的に接続し、アノード部としての配管5と鉄筋7との間に土壌3を介して形成されるマクロセルにより、配管5に発生する腐食の減肉腐食速度の推定するに、鉄筋7と配管5との間に発生している電位差ΔEと、マクロセルの電気的抵抗Rとを測定する測定工程を実行し、測定された電位差ΔE、マクロセルの電気的抵抗R及び前記土壌3の土壌比抵抗ρとに基づいて減肉腐食速度を推定する。 (もっと読む)


【課題】 現在の減肉深さ、腐食検討対象物周りに存する媒質の比抵抗、さらに余寿命を合理的な基準に基づいて推定し、産業資源を有効に利用できる技術を提供する。
【解決手段】 土壌等の媒質中に配設され、腐食検討対象物である埋設管のアノード部とコンクリート建物内の鉄筋であるカソード部との間に形成されるマクロセルにより発生する腐食を推定するに、腐食を腐食検討対象物の深さ方向断面で半回転楕円状に減肉が進む楕円状腐食と見なし、現在の減肉深さrと媒質の比抵抗ρとを求め、求められた現在の減肉深さrと前記媒質の比抵抗ρとに基づいて、腐食検討対象物の余寿命T−tを求める。 (もっと読む)


機械的ストレス、損失および劣化を検出するために、鉄道レールやドリルパイプなどの強磁性鋼構造におけるパラメータを測定する方法。必要に応じて、モニタリング領域に電磁石などの磁化あるいは消磁用装置が設置される。電流供給のための2つ以上の電極により、パルス状電圧が印加される。別の対の電極において電位降下が測定される。この電圧降下は既知の測定条件で測定された別の電圧降下と比較され、あるいは当該物体に関する較正データと比較される。これらの電圧間の偏差は相対偏差または絶対偏差を定量し、それに基づいて鋼構造の状態を評価すべく分析される。装置は、1つ以上の磁化曲線に関して過渡電圧曲線を測定でき、鋼材料中の機械的ストレス、および/または疲労、および/またはクラック、および/または金属損失を決定するための電圧反応曲線の分析のためのアルゴリズムを含む。
(もっと読む)


【課題】 腐食状態を精度よく測定することができる腐食状態測定装置及びトロリ線の腐食状態測定装置を提供する。
【解決手段】 抵抗測定部8は、測定対象物Wの抵抗を低電圧で測定する装置であり、抵抗測定部9は測定対象物Wの抵抗を高電圧で測定する装置である。腐食状態判定部10は、抵抗測定部8,9の測定結果に基づいて測定対象物Wの腐食状態を判定する。腐食状態判定部10は、例えば、抵抗測定部8,9の測定結果に基づいて測定対象物Wの腐食の程度を判定する。腐食状態判定部10は、低電圧で加圧したときの抵抗値がほぼゼロであり高電圧で加圧したときの抵抗値もほぼゼロであるときには、測定対象物Wの通電状態が良好であり測定対象物Wが腐食しておらず、測定対象物Wが良好であると判定する。 (もっと読む)


61 - 80 / 93