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Fターム[2G085BA13]の内容

粒子加速器 (3,302) | 加速器の構成装置 (904) | ビーム軌道上の装置 (420) | 電磁気的装置 (179) | 入射器、出射器 (66)

Fターム[2G085BA13]に分類される特許

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【課題】安定な制御と、調整が簡単で調整時間が短い円形加速器を提供すること。
【解決手段】出射装置から出射する荷電粒子のビーム電流の目標電流値を記憶する目標電流値メモリと、ビーム電流検出器の検出信号と目標電流値メモリに記憶された目標電流値との誤差信号に基づくフィードバック制御により、周波数変化率を求め、この求めた周波数変化率と現在の周波数とにより次の周波数を決定する周波数決定部と、を備え、この周波数決定部で決定された次の周波数を周波数メモリに記憶するとともに、決定された次の周波数の高周波を高周波発生装置が発生するようにした (もっと読む)


【課題】シンクロトロンの小型化に好適な機器の配置とそれを用いたシンクロトロン、及び当該シンクロトロンを用いた粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、加速又は減速した荷電粒子ビームを取り出すための第1出射用偏向器208及び第2出射用偏向器209を備え、第1出射用偏向器208と第2出射用偏向器209の間に複数の偏向電磁石202と第1の四極電磁石204を有し、第1の四極電磁石204は複数のいずれかの偏向電磁石202の間に設置され、第1出射用偏向器よりもビーム進行方向の上流側に配置される第2の四極電磁石と、第2出射用偏向器よりもビーム進行方向の下流側に配置される第3の四極電磁石を備えることにある。 (もっと読む)


【課題】高い価数のイオンを送ることができ、加速器無しで必要価数のイオン速度分布とイオン数を測定できる低コストなレーザイオン発生装置を提供する。
【解決手段】本発明のレーザイオン発生装置は、レーザ光を発生させるパルスレーザ光源11と、パルスレーザ光源11からのレーザ光を物質14に照射してプラズマを発生させるプラズマ発生手段15と、発生したプラズマ中の重粒子イオンを電界によって引き出すイオン引出手段16と、引き出された重粒子イオンのイオン速度分布を測定するイオン速度測定手段18と、イオン速度測定手段から各価数のイオン速度分布とイオン数を演算して出力するイオン速度分布演算手段とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】移動可能な機械的デバイスを加速チェンバー内部に配置して有する粒子加速器を提供する。
【解決手段】加速チェンバー(206)内部において所望の経路に沿って荷電粒子を導く電場システム(106)及び磁場システム(108)を含む粒子加速器(102)である。本粒子加速器はさらに、加速チェンバーの内部に配置させた機械的デバイス(280、282)を含む。この機械的デバイスは、加速チェンバー内部の別の位置まで選択的に移動される。本粒子加速器はさらに、コネクタ構成要素(456)と該コネクタ構成要素と動作可能に結合させた圧電素子(512)とを有する電気機械的(EM)モータ(290、292)を含む。このコネクタ構成要素は機械的デバイスに動作可能に取り付けられている。圧電素子を作動させたときにEMモータはコネクタ構成要素を駆動し、これにより機械的デバイスが移動する。 (もっと読む)


【課題】フォイルストリッパーの長寿命化を図ることができる粒子加速器及びBNCT装置を提供する。
【解決手段】サイクロトロンは、イオン源から取り入れた荷電粒子を加速させる粒子加速器であって、H粒子を加速させる加速空間に所定方向の磁場を発生させる磁場発生手段と、H粒子の加速軌道A上に設けられ衝突したH粒子から電子を剥ぎ取るフォイルストリッパー71と、を備え、フォイルストリッパー71は、磁場方向(Z方向)に対して傾斜する傾斜面71aを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単色性の高いレーザーコンプトン光を得る。
【解決手段】偏向空洞13を通過した電子パルス12は、線形加速器14を通過する。線形加速器14中において、この電子パルス12は高周波加速を受け、高エネルギー電子パルス15となる。レーザー光源16は、可視光あるいは近赤外光でありパルス状のレーザー光17を発する。レーザー光17は、反射鏡18で反射されて、高エネルギー電子パルス15と衝突点19で衝突する設定とされる。衝突点19から、高エネルギー光(X線、ガンマ線等)とされたレーザーコンプトン光20が発せられる。偏向空洞13によって電子パルス12はその進行方向に対して傾斜角をもち、衝突点19においては、この傾斜角が大きくなった状態となるような設定とされる。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンの小型化が可能なビーム取り出し方法、ならびにそれを用いた小型粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、第1番目の出射用偏向器と第2番目の出射用偏向器を出射ビームの変位符号が同じ領域に設置し、第2番目の出射用偏向器の偏向方向を第1番目の出射用偏向器と逆方向とする。第2番目の出射用偏向器で偏向された出射ビームは周回軌道を交差し、変位の符号は逆転する。出射ビームは第1番目の出射用偏向器出口での軌道変位とは逆符号側で、十分なセパレーションがとれる位置に設置した第3目の出射用偏向器によってシンクロトロンから取り出す。 (もっと読む)


【課題】一台のシンクロトロンからビームロスなく同時に二本以上の輸送ラインに出射ビームを供給し、ビーム利用要求に合わせて、単位時間当たりのシンクロトロンの利用効率を上げる。
【解決手段】本発明に関わるビーム出射装置は、粒子ビームがベータトロン振動しながら周回するシンクロトロン1と、該シンクロトロン1に備えられ粒子ビームをその進行方向と平行な縦方向高周波電場を印加することによって加速または減速する高周波加速空洞3と、シンクロトロン1に接続されシンクロトロン1から出射される粒子ビームが輸送されるビーム輸送ライン2とを備えるビーム出射装置Rであって、シンクロトロン1内を所定の定常状態で周回する前記粒子ビームに対して高周波加速空洞3による縦方向高周波電場の位相を180度ずらすように制御し、シンクロトロン1から出射される粒子ビームの運動量と出射角度を二極化する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、加速軌道に導入されるビームの広がりを抑えることができる加速器及びサイクロトロンを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のサイクロトロンは、イオン源から入射されるビームを通過させ加速軌道Tに導入するスパイラルインフレクタ21を備え、スパイラルインフレクタ21は、通過するビームBを収束させるビーム収束手段として、ビームの通過軌道Sに直交する断面においてギャップを不均一とした正電極23及び負電極27を有する。 (もっと読む)


【課題】直線加速器の運転周期に対する最短周期制限を維持したまま円形加速器に対する荷電粒子ビームの入射を任意のタイミングで行うことを可能として照射時間を短縮し、治療時間を短くする荷電粒子ビーム発生装置、荷電粒子ビーム照射装置及びそれらの運転方法を提供する。
【解決手段】加速器機器制御装置210はビーム利用系制御装置400からのビーム出射要求信号によりシンクロトロン200の運転を制御する。制御装置400はシンクロトロン200の出射完了後に次の運転サイクルの入射タイミングを知らせるタイミング信号を発生し、直線加速器111の運転タイミングを変更して入射タイミングに合致させる。 (もっと読む)


【課題】低コストで、線量の揺らぎが防止され設定量の線量が得られるビーム制御装置、粒子線照射装置、およびこれらの制御方法を提供する。
【解決手段】本発明のビーム制御装置は、シンクロトロン2を備え、シンクロトロン2からのベータトロン振動の共鳴を用いた粒子線ビームの取り出しを行うためのビーム制御装置1であって、シンクロトロン2内の粒子線ビームのセパラトリクス生成のための共鳴の次数に対応した多極電磁石6と、多極電磁石6の磁場強度を、生成したセパラトリクス面積を所望の大きさに保ちながら、高く制御することによって、前記粒子線ビームのビームスピルリップルを所定量以下に低減するビーム制御手段とを備えている。 (もっと読む)


【課題】スキャニング照射等で必要な粒子線の出射電流を簡便な制御機器で安定に変更可能な荷電粒子ビーム照射システムを提供すること。
【解決手段】入射された荷電粒子を偏向電磁石により偏向させて周回軌道に沿って周回させ荷電粒子ビームを形成し、荷電粒子を高周波加速空洞に印加する高周波電圧により加速し、収束用電磁石により荷電粒子ビームを収束させ、六極電磁石により周回軌道に共鳴を励起し、出射装置により荷電粒子を周回軌道から取り出す円形加速器から出射される荷電粒子ビームを照射対象に照射する荷電粒子ビーム照射システムにおいて、高周波加速空洞に印加する高周波電圧のパラメータを制御することにより、周回軌道から取り出す荷電粒子の出射電流を変更するようにした。 (もっと読む)


【課題】電子ビーム発生装置及びこれを製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明による電子ビーム発生装置方法は、カソード;カソードが一側開口部に結合されて内側に共振空洞が設けられたハウジング;及び、カソードとハウジングとの間に設けられ、カソードとハウジングとの間の結合強度に応じて圧縮され、共振空洞を外部と遮断するガスケット;を含む。前記共振空洞は、互いに連結されている第1の共振空洞と第2の共振空洞を含み、前記第1の共振空洞と前記第2の共振空洞は、前記カソードで発生された電子ビームが放出される方向に配列される。 (もっと読む)


【課題】中心運動量の変化が少なく、また加速した粒子のほとんどを出射させることができる円形加速器を提供すること。
【解決手段】荷電粒子を周回軌道に沿って周回させて荷電粒子ビームを形成する偏向電磁石と、荷電粒子を加速するための高周波加速空洞と、荷電粒子のベータトロン振動を安定領域と共鳴領域に分割するための領域分割装置と、荷電粒子を周回軌道から取り出すための出射装置とを備えた円形加速器において、高周波加速空洞内の高周波の周波数を制御する周波数制御部と偏向電磁石の磁場強度を制御する磁場制御部とを有し、高周波加速空洞内の高周波の周波数と偏向電磁石の磁場強度とを制御することにより荷電粒子ビームの中心軌道を変位させて、荷電粒子を上記ベータトロン振動の上記共鳴領域に移動させる制御を行う制御装置を備えた。 (もっと読む)


【課題】ビーム取り出しの高速ON/OFFが可能な環状加速器、ならびにそれを用いた、柔軟な照射に対応可能な粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、周回する荷電粒子ビームを加速・減速する環状加速器200と、環状加速器を制御する加速器制御装置501とを備え、環状加速器200は、荷電粒子ビームのビーム軌道上に、少なくとも1台の六極電磁場成分発生装置26と、この六極電磁場成分発生装置26の設置位置での荷電粒子ビームのビーム軌道を変位させる少なくとも1台の軌道偏向電磁石とを有し、加速器制御装置500は、六極磁場成分発生装置26を励磁して環状加速器200から荷電粒子ビームを取り出している期間に、軌道偏向電磁石の励磁を開始するように制御することにある。 (もっと読む)


【課題】生体内分布の情報を得るための薬剤の投与と治療目的のための薬剤の投与を2回に分けて行うような治療を1種類の医薬を利用するだけで可能とし、その診断と治療にかかる放射性医薬の価格を安価とし、さらに生体内分布の情報を正確に得ることができる医薬の製造に寄与できる医薬用放射性イットリウムを提供する。
【解決手段】基底状態に加え682keVの励起エネルギーを有する90Yもしくは556keVの励起エネルギーを有する91Yからなり、診断及び治療の両方の目的のために又は診断目的のために投与できる医薬に用いられることを特徴とする医薬用放射性イットリウム。
上記医薬用放射性イットリウムは、濃縮あるいは非濃縮の90Zr、91Zr、92Zr又は93Nbを含む原料ターゲットに、加速器からの高速中性子を照射し、特定の反応を起させることにより生成する。 (もっと読む)


【課題】スポットスキャニング照射で治療精度を容易に向上できる粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200とビーム輸送系300と照射装置500から構成される。制御装置600は、照射装置500に荷電粒子ビームを供給する際には出射装置26に印加する高周波電力をONし、荷電粒子ビームの供給を遮断する際には出射装置26に印加する高周波電力をOFFした後に、シンクロトロン200に設置した電磁石の励磁量を変化させて安定限界を広げ荷電粒子ビームの出射を停止し、次に荷電粒子ビームの供給を再開する前に安定限界を狭め荷電粒子ビームの一部を出射し、該荷電粒子ビームをビーム輸送系300に設置した電磁石で遮断する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子を安定して取り出すことを可能とする荷電粒子の取出装置及び取出方法の提供。
【解決手段】高周波信号の発生回路100は、高周波ノックアウトにより荷電粒子を取り出す際に、加速器の周回周波数frev、加速器1周当りのベータトロン振動数の小数点以下の値をqとした場合に、ノックアウト周波数fKO=(m±q)frev(mは0及び1以上の整数)であってmが異なる周波数をそれぞれ含み、互いに分離された複数の周波数帯の高周波信号をRFKO機器28へ出力する。 (もっと読む)


【課題】磁極ギャップを所定の精度で管理でき、磁場精度の高い偏向電磁石を提供することを目的とする。
【解決手段】 荷電粒子ビームの周回軌道が形成される軌道面POを挟むように所定の間隙MGをおいて対向するように配置された対となる磁極11を備え、対となる磁極11は、それぞれ周方向Sにおける端部11eが着脱自在となっており、端部11eは、それぞれ周方向S外側からのボルト締めにより、磁極の本体11bに固定され、磁極の本体11bには、それぞれ端部11eを支えるための軌道面POに平行で軌道面POに対向する第1の受面PbHと、軌道面POと周方向Sに垂直で周方向Sの外側を向く第2の受面PbVとが設けられ、第2の受面PbVに設けられたボルト13のねじ穴HbB、および端部11eに設けられたボルトの貫通穴HeBは、当該ボルトのねじ先13Pよりも頭13Hの方が軌道面POに近づくように、軌道面POに対して傾いている。 (もっと読む)


【課題】一台の粒子加速器によって放射線治療用及びRI製造用の各用途に応じた電流量の加速粒子を取り出すことを可能とし、その結果として、稼働率の向上を図り易くなる粒子加速器及び粒子加速システムを提供することを目的とする。
【解決手段】放射線治療用の陽子ビームB1及びRI製造用の陽子ビームB2のそれぞれをサイクロン3から取り出すために、サイクロン3に少なくとも二つ設けられた取出ポート25,27と、サイクロン3内を周回する負イオンPを取出ポート25,27に誘導するフォイル21b,23bと、負イオンPをサイクロン3に供給するイオン源18と、フォイル21b,23bの進退量及びイオン源18による負イオンPの供給量の少なくとも一方を制御して取出ポート25,27から取り出される陽子ビームB1,B2の電流量を制御する制御装置35と、を備える粒子加速システム1Aである。 (もっと読む)


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