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Fターム[3E172DA36]の内容

ガス貯蔵容器、ガスの充填、放出 (22,547) | 機能 (1,039) | 補強 (300) | FRP (169)

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3層以上 (16)
巻き方 (36)

Fターム[3E172DA36]に分類される特許

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【課題】製造過程におけるワークの過昇温を抑制できる車両搭載用高圧タンクの製造装置を提供すること。
【解決手段】この製造装置は、ライナ101の周囲に繊維強化プラスチック材料を巻きつけたワークWを昇温する炉本体20と、ワークWを回転させる回転棒30と、ライナ101内の圧力を調圧する調圧弁401と、ライナ101内に液体を供給し、その液体が気化した気体をライナ101内から排出する液体給排系40と、を備える。 (もっと読む)


【課題】可使時間(ポットライフ)および硬化時間を短縮しつつ、FRP層の耐久性を維持及び向上させる高圧タンクの製造方法および高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】高圧タンクの製造方法は、主剤を硬化剤により反応させて得られる熱硬化性樹脂を用いた高圧タンクの製造方法であって、主剤を含浸した繊維を基材にフィラメントワインディング法を用いて巻回させプレFRP層を形成する工程(S100)と、プレFRP層が形成された基材を後述する硬化用金型の収容部に収容し(S102)、硬化用金型に設けられた注入配管を介してプレFRP層に硬化剤を加圧条件下で注入し(S104)、プレFRP層の主剤と硬化剤とを反応させて、基材に熱硬化性樹脂と繊維とを含むFRP層を形成する工程(S106)と、を有する。 (もっと読む)


本発明は、高圧ボトルのためのカラー(4)(及びその実施のための方法)に関し、カラーは、互いに結合可能な2つの部品より構成され、複合材料、金属合金、合成材料、樹脂及び強化繊維で形成される容器自体(3)において一体化されることを特徴とする。筒口(4)の内側(取り出し可能)部品(4.2)は、その内部に六角形の貫通穴(9)を有し、一方で上部は、バルブ又はコックの固定のためのねじを有する。外側上部には、外側部品(4.9)との結合のためのねじが設けられ、一方で下部には、コア(2)と直接接触するシール(5)を受けるための環状座面がある。同様のシール(5)は、外側部品(4.9)にも設けられる。2つの部品(4.2、4.9)の下部の間に、コア(2)の末端部が固定される。その後、その組立体は、その外面で強化繊維及び合成樹脂で作られた複数の被覆層で取り囲まれる。
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【課題】高圧水素タンクにおいて、樹脂ライナーの伸びの向上と耐ガス透過性の向上を両立させる。
【解決手段】高圧水素タンク1の樹脂ライナー10が、ガスバリア性を有する主材料としての樹脂(例えばナイロン)と、水素吸着性能を有する添加材を含有するエラストマーと、を有し、エラストマーによって樹脂ライナー10の伸びを向上する。また、エラストマー自身からの水素ガスの透過を、水素吸着性能を有する添加材によって抑制し、樹脂ライナー10全体として水素ガスの透過を向上する。 (もっと読む)


【課題】軽量であり、かつ、耐圧性に優れた容器を提供するする。
【解決手段】容器本体10は、ポリエチレンテレフタレートにより構成された中空形状の第1層110と、この第1層110の外側に被せられた、ガラス繊維で編まれた第2層120と、第2層120の周囲に、樹脂を含侵させた強化繊維を巻き付けて固化された第3層130とからなる。ポリエチレンテレフタレートからなる第1層110は、ポリエチレンよりも融点が高いため、火炎暴露試験に対して高い性能が期待できる。また、第2層120及び第3層130は、共にガラス繊維を含有し、一体となってFRP層となるため、高い耐圧性能が期待できる。 (もっと読む)


【課題】部材の変形、劣化をより効果的に低減でき得る高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】高圧ガスタンク10は、その内部にガスが貯留される中空形状体であるライナ12と、前記ライナ12の外側面を覆う補強層16と、前記ライナの端部に配置されるとともにバルブアッセンブリ100が装着される口金14と、を有する。口金14は、前記ライナ12の内外を連通する略筒状の筒部30と、当該筒部30の外側面から外側に張り出して前記ライナ12と補強層16との間に位置する鍔部32と、を含む。高圧ガスタンク10は、さらに、前記口金12に連結されるとともに、その一部が前記ライナ12の内側面に接触する応力緩和プレート17も有している。口金14等の突出力が、鍔部32だけでなく、この応力緩和プレート17にも分散されて伝達されることで、応力の集中が緩和され、部材(補強層16など)の変形、劣化をより効果的に防止または低減できる。 (もっと読む)


【課題】樹脂製ライナの熱劣化を防止できるタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】熱伝導率が0.03W/m・K以下の断熱材により樹脂製ライナの外周面を被覆する断熱材被覆工程S11と、熱硬化性樹脂とその熱硬化性樹脂を含浸した繊維とを含む樹脂含浸繊維により上記断熱材の外周面を被覆するFRP被覆工程S12と、上記熱硬化性樹脂を加熱により硬化する熱硬化工程S13とを含むタンクの製造方法。 (もっと読む)


【課題】タンク内圧に起因する部材変形を防止でき得る簡易な構成の高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】常圧よりも高い圧力でガスを貯留する高圧ガスタンク10は、その内部がガス貯留空間18として機能する中空形状のライナ12と、ライナ12の端部に配置される口金14と、口金14が装着されたライナ12の外側面を覆う補強層16と、を備える。口金14は、さらに、略筒状の筒部30や、当該筒部30の外側面から外側に張り出してライナ12の端面に沿う鍔部32、補強層16の変位を規制する変位規制部材を有する。変位規制部材は、具体的には、筒部30の外側面から張り出して補強層16内に突出する突起部40や、補強層16の最外層に当接する当接部42を含む。 (もっと読む)


【課題】フープ層に生じうる段差に起因してヘリカル層が損傷するという事態を抑制する。
【解決手段】タンクのFRP層が、ライナ20の外周に繊維束70が巻回されて形成されるヘリカル層と、段差抑制部材を含むフープ層とから形成されている。段差抑制部材は例えばシート繊維71であり、この場合、FRP層は、ライナ20の外周に繊維束70が巻回されて形成されるヘリカル層と、該ヘリカル層とともに積層されたシート繊維71からなるフープ層とから形成されている。シート繊維71からなるフープ層が、ヘリカル層の少なくとも一つに対して内層側と外層側とに設けられて当該ヘリカル層を挟んでいることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ドーム状の側部のバースト強度と胴部のバースト強度との双方を両立させるFRPタンク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ(20)と、ライナ(20)の外周に繊維(F)が巻回されて形成されたフープ層(24)及びヘリカル層(22、23)からなるFRP層(21)と、を備え、FRP層(21)の内側層(210)は、ヘリカル層(22、23)のみで構成されているFRPタンク(1)を構成する。 (もっと読む)


【課題】単純であるが効果的な方法によって、流体の容器への充填、放出時の欠点を取り除くことのできる容器を提供する。
【解決手段】閉塞挿入部材(5)によって閉塞された開口部を有し、耐圧性及び可撓性材料で形成され、ガス及び/又は流体に対して漏れのない外側ケーシング(2)と、外側ケーシングの内側に外側ケーシング(2)から離間して配置されると共に閉塞挿入部材(5)に接続され、可撓性材料で形成され、ガス及び/又は流体に対して漏れのない折り畳み可能な内側ケーシング(3)と、閉塞挿入部材に設けられ、内側ケーシングを充填しかつ空にするための第一の充填用接続部(4)と、を具備してなる、ガスを含んだ流体用容器(1)において、内側ケーシング(3)と外側ケーシング(2)との間の空間を空にしかつ充填する為の第二の充填用接続部が閉塞挿入部材に設けられ、内側ケーシングは外側ケーシング内に取り外し可能に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ライナに巻装した繊維の端部における繊維の滑りの防止、複合容器の高耐圧化及び製造時間の短縮化が可能な複合容器及び複合容器の製造方法を提供する。
【解決手段】複合容器は、端面5cが胴部2の両端部の外周縁に位置し、かつドーム部3を覆うようにして設けられ、端面5cにおける外径D5が胴部2の外径D2よりも大きい補強部5を有する。胴部2の外周面上であってかつ各補強部5の端面5cに挟まれた領域2aに、繊維6がフープ巻きによって補強部5の外径D5と同一の巻厚になるまで巻装されている。領域2aに巻装された繊維6上及び補強部5の外周面5a上に、繊維7がさらにヘリカル巻きによって巻装されている。 (もっと読む)


【課題】複数の分体を溶着一体化してなるライナー部を持ち、各々の分体の溶融予定端部同士のズレを信頼性高く抑制できる圧力容器の製造方法を提供すること。
【解決手段】圧力容器の製造方法において、ライナー部1を構成する各々の分体の溶融予定端部同士を突き合わせ溶着する際に、溶融予定端部に隣接する部分を矯正治具55、56で矯正する。矯正治具55、56としては、形状記憶合金を材料としてなり螺旋状をなし変態点以上に加熱されると予め記憶されている所定形状に縮径変形するものを用いる。 (もっと読む)


【課題】小型で軽量な装置とするとともに、形状の異なるワークであっても容易に対応でき、巻き付け時の繊維部材3の滑りを確実に防止する。
【解決手段】円筒部10とドーム部11とを有するライナ1の外周表面にFW法により繊維部材3を多層に巻き付けて強化繊維層を形成するのに用いられ、FWシャフト100の外周に軸方向に移動自在に配置されたリング部22と、リング部22からドーム部11に向かって放射状に延びる複数の繊維係止アーム24と、複数の繊維係止アーム24の先端で形成される開口部の径を可変する可変機構と、を有する。 (もっと読む)


圧力容器(10)用のボス(16A、16B)は、フランジ(30A、30B)を有する。フランジ(30A、30B)は、内側側壁(50)と、内側側壁(50)に配置された複数の穴(48)とを有する内部キー溝(44)を含む。圧力容器(10)は、本体部(12)と端部(14)を含む。端部(14)はボス(16A、16B)を含み、ボス(16A、16B)はフランジ(30A、30B)を含む。フランジ(30A、30B)は、内側側壁(50)と、内側側壁(50)に配置された複数の穴(48)とを有する内部キー溝(44)を含む。別の態様において、圧力容器(10)は、外側シェル(18)、内側ライナー(20)及びボス(16A)を含む。ボス(16A)はフランジ(30A)を含み、フランジ(30A)は外側(62)及び内側(60)を有する。内側ライナー(20)は、複数のアンカー(49)によりフランジ(30A)と機械的に一体化する。各アンカー(49)は、フランジ(30A)の内側(60)にのみ接触する。圧力容器(10)の形成方法は、フランジ(30A、30B)を有するボス(16A、16b)を提供することを含む。フランジ(30A、30B)は、内側側壁(50)と、内側側壁(50)に配置された複数の穴(48)とを有する内部キー溝(44)を有する。本方法は、液体ポリマー材料を内部キー溝(44)及び複数の穴(48)に流入させることを含む。
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【課題】突起部を備えた圧力容器において、該突起部の周辺部分の高い強度性能を且つ安定的に得る。
【解決手段】外表面に突起部3,4,5が設けられた金属製の内殻部材1の外面を繊維強化層でなる外殻部材2で覆って構成される圧力容器において、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5の周辺部位における肉厚を他の部位の肉厚よりも大きく設定する。係る構成によれば、厚肉化による強度性能の向上によって、例え該突起部3,4,5の周辺部位における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記突起部3,4,5の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができる。 (もっと読む)


加圧された気体媒体を貯蔵する圧力容器(10)が、気体水素を収納する内部空間(14)を画定するライナ(12)と、このライナ(12)を取り囲み、圧力容器(10)の形状を安定させる被覆(16)と、を有している。長期間の使用年数を経て圧力容器(10)を処分する際に、この圧力容器の被覆から高い割合で気体水素が流出するのを防ぐため、圧力容器(10)の被覆(16)が少なくとも部分的に気体透過性に形成されており、それによってライナ(12)を通り抜ける気体は、継続的に被覆(16)を通って圧力容器(10)から漏れ出ることができる。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスタンクの十分な強度を確保する。
【解決手段】径の同じ筒状の胴部2aと、当該胴部2aの両端に接続され当該胴部2aから離れるにつれて縮径するドーム部2bとを有する高圧ガスタンク2において、樹脂ライナ20の表面には、フィラメントワイディング法によるフープ巻きとヘリカル巻きにより、FRP層21が形成される。FRP層21の表面には、保護層22が形成される。保護層22は、FRP層21の最薄部Kを含むドーム部2bの胴部2a側の領域Rから胴部2aに亘り形成されている。保護層22は、ドーム部2bの胴部2a側の領域Rに折り返し部が位置するヘリカル巻きにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】ガス抜き用の流路を形成しつつもタンク強度が低下するのを抑制する。
【解決手段】射出成形用金型80の主型82とコア81との間に形成されるキャビティに対して射出用のゲート83から樹脂を注入し、当該樹脂製のライナ20の成形中に、ゲート83を経由して不活性ガス等の加圧ガスを注入し、コア81の一部を後退させてキャビティを拡大し、所定期間ガス圧力を保持しつつ冷却して固化させた後、加圧ガスを金型80の外部に排出して回収する。これによりライナ20の板厚内に形成される中空部は、ライナ20を透過したガスが当該ライナ20とFRP層との間に滞留するのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】ライナの内面に金属層を形成する以外の構造によって当該ライナにおける水素透過量を抑える。
【解決手段】口金部11と、ライナ20と、該ライナ20に設けられた補強層21とを備える高圧タンク1であって、ライナ20の外面には例えばEVOH層からなるガスバリア層が形成されている。このような高圧タンク1は、雄型と第1の雌型からなる成形用金型に樹脂を注入してライナ20の第1層を成形し、第1の雌型を取り外して第2の雌型に取り替え、EVOHなどのガスバリア性樹脂を注入して第1層の外面にガスバリア層を成形して2層構造とし、該2層構造のライナ20を取り出した後に該ライナ20どうしを溶着し、FW成形した後に加熱硬化させることによって製造することができる。 (もっと読む)


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