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Fターム[3J048AC05]の内容

防振装置 (35,941) | エネルギー吸収手段の採用 (2,457) | 粘性剪断抵抗によるもの (418)

Fターム[3J048AC05]に分類される特許

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【課題】構造物本体が水中に配設されない免震構造物または制震構造物の構造物本体の水平挙動を透水構造体が液体中を相対移動して減衰させる。
【解決手段】構造物本体4が液体12中に配設されない免震構造物1aに、液体12を収容した貯液槽11と、透水性能を有し液体12中に配設されて液体12中を相対移動して液体12との間で振動を減衰させる透水構造体13と、透水構造体13を構造物本体4に連結する連結部材14aとを備えた制震ダンパー5aを配設する。構造物本体4が地震などで振動すると、構造物本体4に連結された透水構造体13は液体12中を相対移動し、液体12との間に摩擦を生じさせて振動エネルギーを吸収し、透水構造体13及び構造物本体4の振動を減衰させる。 (もっと読む)


【課題】交通や風等による微振動を低減できる波形鋼板耐震壁を提供することを目的とする。
【解決手段】波形鋼板22には、縦フランジ28、30が存在しない非補剛領域22B、22Cが設けられている。この非補剛領域22B、22Cは、他の波形鋼板22の領域22Aに比べて鉛直剛性が小さい。そのため、波形鋼板22のせん断変形により生じるせん断力の鉛直成分によって非補剛領域22B、22Cが上下方向に伸縮し、取付プレート46に対して縦フランジ28、30が上下方向に相対変位する。これにより、縦フランジ28、30と取付プレート46との間に設けられた粘弾性体56がせん断変形して、振動エネルギーを吸収する。このように、粘弾性体56によって波形鋼板耐震壁10に減衰を付与することで、風荷重や交通振動による微振動を低減することができ、波形鋼板耐震壁10が設置された建物の環境性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ストッパー本体の急速な移動を妨げる効果を高めることで、地震時における機能を固定支点に近づけ、地震時の水平力分散の効果を高めたダンパーストッパーを提供する。
【解決手段】
橋脚5若しくは橋台7と橋桁9とを連結し、両者の相対的な変位を規制するダンパーストッパー1は、橋脚5若しくは橋台7に固定され、橋桁9側に開口するカップ部17と、橋桁9に固定され、カップ部17の内側に挿入されるように延在し、カップ部17内で可動とされたストッパー本体15と、カップ部17の内壁とストッパー本体15の外周面との間隙を埋めるように充填され粘弾性体からなる緩衝材21と、を備え、ストッパー本体15のうち緩衝材21に接触する部分の外周面15bには、凸条部15fが設けられている。 (もっと読む)


【課題】筋交いを設けたフレーム構造に対して優れた制震効果を発揮するとともに、設置箇所に制限を受けない仕口ダンパおよび仕口部の構造を提供する。
【解決手段】筋交い13に固定具(木ねじ5)にて固定される第1の高剛性部材2と、柱材11の側面11aと横架材(土台12)の水平面(上面12a)との間に木ねじ5にて固定される第2の高剛性部材3と、第1および第2の高剛性部材2,3の間に設けられる減衰材4とを設け、これらを一体に定着させる。 (もっと読む)


【課題】 地震時等において、柱梁架構を構成する柱に加わるモーメントを軽減する。
【解決方法】 梁せいの一部においてのみ柱と一体化された梁を有する、建築物の柱梁構造体。柱梁が一体化された部分以外に、柱梁間で鉛直荷重を伝達する支承部材を有する柱梁構造体。柱梁間で鉛直荷重を伝達する支承部材は、梁側に突出するよう柱に設けられた受け側ブラケットと、梁端部に設けられた掛かり側ブラケットであってもよい。支承部材は、鉛直荷重を支持すると共に水平方向の変形を許容する支承部材であってもよい。 (もっと読む)


【課題】
積層ゴム免震より、安く、耐久性があり、高い免震性能が得られる免震装置の開発である。
【解決手段】免震装置によって免震される構造体とこの免震される構造体を支持する構造体また基礎部分との両者間に設けられ、下向きの凹形状滑り面部を有する上部材と上向きの凹形状滑り面部を有する下部材とを、互いに交差する方向にスライドできるように係合することにより、全方向性の復元力を持たせられるように構成され、かつ、前記上部材を免震される構造体に、前記下部材をこの免震される構造体を支持する構造体また基礎部分に設けることにより構成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ安価に製造することができ、圧入された弾性ブッシュを効果的に抜け止めすることができるスリーブを具えた防振装置を提供する。
【解決手段】外筒と、この外筒の内周面に接合させた筒状の弾性体とを具える弾性ブッシュを、腕部材に取付けられた剛性スリーブ2に、外筒の縮径変形下で圧入して、外筒の外周面をスリーブ2の内周面に摩擦係合させてなるものにおいて、前記スリーブ2を、一枚の金属板を曲げ加工してなる管状成形体2aにて構成するとともに、この管状成形体2aの、金属板の合わせ目部分に、円周方向に延びて、前記外筒の局部的な入り込みを許容するスロット7を設けてなる。 (もっと読む)


【課題】浮体式免震構造物に備えられた液体を空調用蓄熱システムに有効利用できる。
【解決手段】免震ピット2内に収容された水Wと免震ピット2との間及び水Wと浮体構造物本体3との間に断熱材5設置し、水Wの水面付近に断熱ふさぎ部材6を設置して水Wの周囲に断熱を施す。免震ピット2内の水Wは熱源装置4で加熱若しくは冷却されて水Wに熱を蓄える。空調設備9は水Wに蓄えられた熱を熱源として冷房または暖房運転を行う。 (もっと読む)


【課題】壁空間を有効に利用し得て、しかも、大きな制震機能を得ることができ、下側水平部材及び上側水平部材のうちの少なく一方と一対の柱との連結部での極端な応力集中を避けることができて、連結部での早期の損壊を低減できる制震壁取付構造及び該制震壁取付構造を具備した建物を提供すること。
【解決手段】制震壁取付構造1は、一対の鉛直柱11及び12と、下梁13と、一対の鉛直柱11及び12及び下梁13と共に壁空間14を形成している上梁15と、壁空間14に配されている下端部16及び下端部16に対して壁空間14の面内で水平方向Hに可動な上端部17を有し、下端部16に対する壁空間14の面内での上端部17の移動に対する減衰力を発生する制震壁18と、制震壁18の下端部16を下梁13に、制震壁18の上端部17を上梁15に連結する連結手段19とを具備している。 (もっと読む)


【課題】地震等による建造物の広域振幅の振動を低減し、且つ、建造物の曲げ変形等に対して、粘弾性体ダンパの振動エネルギーの吸収性能を発揮できる、波形鋼板を用いた制振壁を提供すること。
【解決手段】折り筋が水平になるように設置面に立設された波形鋼板10と、当該波形鋼板10の鉛直方向の端部に直列に接続された粘弾性体ダンパ20と、を備えた波形鋼板10を用いた制振壁1であって、粘弾性体ダンパ20の水平変形を第1許容量まで許容する第1空間部35と、粘弾性体ダンパ20の鉛直変形を第2許容量まで許容する第2空間部36と、粘弾性体ダンパ20の水平変形が第1許容量に達した場合に、当該粘弾性体ダンパ20が当該第1許容量を越えて水平変形することを抑制し、粘弾性体ダンパ20の鉛直変形が第2許容量に達した場合に、当該粘弾性体ダンパ20が当該第2許容量を越えて鉛直変形することを抑制するピン33とを備える。 (もっと読む)


【課題】粘弾性ダンパーと摩擦ダンパーとを効果的に作用させる。
【解決手段】複数のアーム部材3を互いに枢支連結したダンパー本体Dを備えるとともに、当該ダンパー本体Dの両端部を建物の異なる構造部材2に各別に枢支連結し、ダンパー本体Dおよび構造部材2のうち互いに連結される部材どうしに亘って装着され、部材どうしの連結枢支軸7の径方向の相対変位、及び、相対回転を粘弾性力によって抑制する粘弾性ダンパー5と、互いに連結される部材どうしに亘って装着され、部材どうしの相対回転を摩擦力によって抑制する摩擦ダンパー6とを、アーム部材3どうしの枢支連結部4、および、ダンパー本体Dと構造部材2との枢支連結部4のうち、少なくとも二つの枢支連結部4に各別に設けてある。 (もっと読む)


【課題】制震ダンパー自体にギャップ機構を付加することにより、経済性及び施工性を維持しつつ建物の層崩壊あるいは最弱層の甚大な被害を防止することを可能にし、且つ建物の層間変形量がギャップ幅未満である場合においても制震効果を発揮させることが可能な制震ダンパーを提供する。
【解決手段】制震ダンパーAが奇数枚の複数の鋼板1、2、3と粘弾性体4、5とを交互に積層して構成され、積層方向O1最外方の鋼板1(3)を含んで1枚おきに配された鋼板1、3が外鋼板とされ、隣り合う外鋼板1、3の間に配された鋼板2が中鋼板とされており、隣り合う外鋼板1、3の側端部1c、1d、3c、3d側の間に、中鋼板2と隙間Hをあけて、且つ隣り合う外鋼板1、3に一体に固着して、ギャップ機構のストッパー部材6、7を設ける。 (もっと読む)


【課題】土木・建築構造物におけるコンクリート系部材の変形性能の向上および履歴減衰特性の向上を低コストで実現できるコンクリート系部材の塑性ヒンジ構造およびこの塑性ヒンジ構造を用いたコンクリート系部材を提供する。
【解決手段】RC部材またはPC部材のコンクリート系部材1に設けられる塑性ヒンジ部2を、板状の剛部材3と板状の柔部材4とをコンクリート系部材1の軸方向に交互に配置した積層構造Aとし、コンクリート系部材1の内部に埋設される軸方向鋼材5を剛部材3と柔部材4の積層構造Aに挿通させることにより塑性ヒンジ部2とその近傍にアンボンド区間Bを形成し、剛部材3には軸方向鋼材5の座屈変形を拘束して座屈を防止する軸方向鋼材の挿通孔6を設け、剛部材3と柔部材4の積層構造Aのせん断変形を抑制するせん断変形防止部材7を積層構造A内に設ける。 (もっと読む)


【課題】構造材に制振装置が取り付けられた建物であって、制振機能をより確実に得ることができる構造の提供
【解決手段】建物100は、構造材(この実施形態では、梁110、120)に制振装置200が取り付けられている。制振装置200は、制振ユニット201と、建物100に生じたせん断変形を制振ユニット201に伝達する伝達機構202とを備えている。この建物100は、構造材110、120に軸状の締結具130、140を挿通する挿通穴111、121が形成されており、伝達機構202は挿通穴111、121に通された軸状の締結具130、140に固定されている。さらに、この建物100は、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する保護部材300を備えている。 (もっと読む)


【課題】より確実に減衰効果が得られる制振装置の提案
【解決手段】伝達機構102は、矩形の枠組み101にせん断変形を伴う振動に応じて互いに異なる方向に変位する一対の連結部121、122を有している。制振ユニット103は、対向する一対のプレート161、(162、163)の間に配設され、一対のプレート161、(162、163)にそれぞれ接着された粘弾性体166、167を有している。制振ユニット103の一対のプレート161、(162、163)のうち一方のプレート162、163は、伝達機構102の一対の連結部121、122のうち一方の連結部121に連結され、他方のプレート161は他方の連結部122に連結されている。プレート161と連結部122は、一対の連結部121、122が互いに異なる方向に変位した場合に、ずれるのを防止するずれ止め180を有している。 (もっと読む)


【課題】積載荷重の軽減に対応して免震床装置の固有周期を延ばせるようにする。
【解決手段】積層ゴム8に空気ばね9を載置したアイソレータ本体3を対象として、空気ばね9と床スラブ4との間に架台11を介装することにより、積層ゴム8から空気ばね9底部を離隔させ、空気ばね9上方の重量を空気ばね9及び架台11で支えると、積層ゴム8が機能しなくなる。よって、ばね定数の値が積層ゴム8の分だけ小さくなり、相対的に固有周期が延びる。 (もっと読む)


【課題】鋼材系履歴型ダンパの座屈耐力を向上させる、制振架構を提供すること。
【解決手段】建造物の架構1の面内に略V字状に配置される一対の鋼材系履歴型ダンパ10と、一対の鋼材系履歴型ダンパ10の相互の交点に設けられた継手材20と接続された粘弾性体ダンパ30と、継手材20が架構1の面外方向へ変形することを抑制するための当て板40と、を備える。例えば、当て板40を、鋼材系履歴型ダンパ10の外部、又は粘弾性体ダンパ30の外部に設ける。また、当て板40を、架構1の面外方向から継手材20を挟むように配置し、継手材20と直接的又は間接的に当接するように設ける。 (もっと読む)


【課題】平常時の微振動に対して要求される厳しい振動許容値及び大地震時に対する安全性をともに確保でき、しかも、コンパクトにして、免震ピット内において省スペースを実現し、さらに、コストを低く抑えることのできる免震装置を提供する。
【解決手段】下部フーチング12に固定側のすべり板20を取り付け、上部フーチング14にすべり板20と接触するすべり材22を一体に備えた積層ゴム24を取り付けた弾性すべり支承16と、上部フーチング14に設けた支持体38に一端を取り付け、他端をすべり材22側に設けた取付部材42に連結された微振動用オイルダンパー18とを有し、微振動用オイルダンパー18は、積層ゴム24の両側部を通る中心線と軸線を直交させて少なくとも積層ゴム24の両側位置に2本配設した。 (もっと読む)


【課題】ビスカスカップリングを利用した減衰力発生装置を提供する。
【解決手段】減衰力発生装置10において、ビスカスカップリング100の出力軸62に、モータ回路200が連結される。モータ回路200は、シャフト20とケース体12の相対回転を受けて減衰力を発生するDCモータ210を有する。可変抵抗器214は、DCモータ210の端子に接続される。制御回路300は、DCモータ210の回転数に応じて、可変抵抗器214の抵抗値を制御する。 (もっと読む)


【課題】 柱や間柱等の縦軸材と梁や土台等の横軸材からなる構造軸材に面材を張設してなる耐力壁において、地震や風圧に対して優れた制震作用を奏することできる制震構造を提供する。
【解決手段】 構造軸材1に張設した面材2の両側部に面材2の上下端部間に亘って棒状の受材6、6を固着し、これらの受材6の上下端部と構造軸材1の上下端部の内面間を、制震作用に方向性を有しない粘弾性ダンパー3Aや摩擦系ダンパー3Cからなる制震装置によって連結して上下左右方向の揺動に対する制震作用を発揮させ、受材6の長さ方向の中央部と構造軸材1の対向内面間を、オイルダンパー3Bや鋼材系ダンパー3Dからなる方向性を有する制震装置によって連結して上下方向の震動エネルギーを吸収させるように構成している。 (もっと読む)


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