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Fターム[3J048AC05]の内容

防振装置 (35,941) | エネルギー吸収手段の採用 (2,457) | 粘性剪断抵抗によるもの (418)

Fターム[3J048AC05]に分類される特許

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【課題】
初期剛性があり、何ら振動が作用していない状態において免震対象物が揺らいでしまうことがない一方、地震などの大きな振動が作用した場合には確実に機能して免震対象物を保護することが可能な減衰機構付き免震テーブル及びこれを用いた免震テーブルユニットを提供する。
【解決手段】
固定プレートと、この固定プレートに対してX方向へ移動自在に設けられた案内部材と、前記案内部材に対して前記X方向と直交するY方向へ移動自在に設けられた移動プレートと、前記固定プレートに対する前記案内部材のX方向移動に伴って循環するX方向循環ベルトと、前記案内部材に対する前記移動プレートのY方向移動に伴って循環するY方向循環ベルトと、前記固定プレート及び移動プレートに設けられると共に前記X方向循環ベルト又はY方向循環ベルトが架け回された回転従動部材を有し、前記回転従動部材の回転運動に抵抗を付与するロータリダンパと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】間口の狭い構面に設置しても、耐震、制震機能を十分に発揮できる振動制御装置を提供する。
【解決手段】構造物の架構1の構面2内に設置される本実施の形態による振動制御装置10は、耐震ブレース20と、粘性系制震ダンパ50とから構成される。
耐震ブレース20は破断強度Qcが加わるまでは地震動による外力に抵抗する。しかし、破断強度Qcを超える荷重が加わるとその一部(シャーピン29)が破断して、耐震ブレース20は地震動に対する抵抗力を失う。耐震ブレース20が抵抗力を失うと、振動制御装置10は、粘性系制震ダンパ50が作動して、大きな地震動に対して制震する。 (もっと読む)


【課題】 振動源の振動が、振動源を支持する支持体へ伝達しないように十分に遮断することのできる振動遮断装置およびそれを備える表示装置を提供する。
【解決手段】 スピーカとスピーカおよび表示素子が収容される筐体とを備える表示装置は、スピーカおよび筐体のいずれか一方に設けられる柱状の支持体と、スピーカおよび筐体のうち、支持体が設けられる一方とは異なる他方に設けられ、支持体が挿通可能な貫通孔が形成された連結片と、弾性材料から成る部材であって、支持体が挿通された連結片と該支持体とを連結する振動遮断部材とを含み、振動遮断部材が、スピーカの振動によって該スピーカに設けられる支持体または連結片から付与される押圧力に対し、曲げおよび/またはせん断による弾性変形が可能に設けられている。 (もっと読む)


本発明は、実質的に管状の塔構造物と、1つまたは複数の振動減衰システムとを備える風力タービンに関する。この風力タービンでは、前記1つまたは複数の振動減衰システムのうちの少なくとも1つが、複数の筋交い要素と減衰要素とを備えており、前記筋交い要素のうちの1つが前記塔構造物に結合されており、塔構造物が局所的に変位すると、ダンパの長手軸に沿ったダンパの変位が増大するように、前記筋交い要素と減衰要素とが連結されている。本発明は、さらに、1つまたは複数のトグル筋交い振動減衰システムを使用して風力タービン塔の振動を減衰させる方法、および風力タービンの振動を減衰させるための、トグル筋交い振動減衰システムの使用法を提供する。
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【課題】建築物の土台と柱および横架材とで形成された矩形の空間部に該空間部の対角方向に沿って架設される二本の補強部材の間に粘弾性ダンパーを壁材や窓枠などとの干渉を招くことなく組み込むことのできる建築物の制振構造を提供する。
【解決手段】建築物の土台と柱および横架材とで形成された矩形の空間部に空間部の対角方向に沿って架設される補強部材15a,15bを、粘弾性ダンパー16と補強部材15a,15bとを連結する連結金具17a,17bに片面同士を対向させて形成されたプレート部20a,20bの外側面と嵌合するようにアルミニウムまたはアルミニウム合金を角筒状に押出成形して形成し、補強部材15a,15bの外側面側から打ち込まれた複数のビス26によりプレート部20a,20bを補強部材15a,15bの内側面25a,25bに固定した。 (もっと読む)


【課題】減衰の小さい塔状構造物の応答を効果的に抑制する。
【解決手段】基壇部2の頂部から塔状部1を立設した形態の塔状構造物の制振構造であって、基壇部の水平剛性を塔状部の水平剛性よりも大きく設定するとともに、基壇部の水平剛性と並列に慣性質量ダンパー3とオイルダンパー4等の減衰要素とを設置して、該基壇部の水平剛性と前記慣性質量ダンパーによる慣性質量により定まる振動数を前記塔状部の固有振動数に同調させる。塔状部の水平剛性k1、基壇部の水平剛性k2、塔状部の有効質量m1であるとき、慣性質量ダンパーによる慣性質量ψを ψ≒(k2/k1)m1 とすれば良い。 (もっと読む)


【課題】製造コストを削減できると共に、軽量化および小型化を図ることができる防振装置を提供すること。
【解決手段】防振装置1は、上側突出部33又は取付部材10の少なくとも一方に配設されたバウンドストッパゴム部と、上側突出部33及び下側突出部15に形成された上下重なり部および上下対向部と、上下重なり部または上下対向部の少なくとも一方に配設されたリバウンドストッパゴム部とを備えている。その結果、上側連結部材30のリバウンド側への大変位が規制される。これらは、車体フレーム側に固設された取付部材10の上面に、上側連結部材30を防振基体40で連結した下側連結部材20を取着し、上側突出部33を下側突出部15と取付部材10との間に位置させることにより配設される。よって、部品点数を削減して組み付け工程や追加部品に係る製造コストを削減できる。 (もっと読む)


【課題】建築物の土台と筋交の下端部との間に粘弾性ダンパーを多くの時間と手間を要することなく組み込むことのできる建築物の制振構造を提供する。
【解決手段】粘弾性材をプレート状に成形してなる複数の振動吸収体18と板状剛性部材19とを交互に積層し且つ互いに密着させて形成された粘弾性ダンパー16の他方の端部を筋交15の下端部に第1の連結金具17aにより連結するとともに、アルミニウムまたはアルミニウム合金を中空状に押出成形して形成された土台11に粘弾性ダンパー16の他方の端部を第2の連結金具17bにより連結して構成される建築物の制振構造において、土台11の上面に押出成形により形成された連結溝32a,32bと土台の長手方向から嵌合する複数の連結用突起部33a,33bを第2の連結金具17bに設けた。 (もっと読む)


【課題】建物の変形が小さくても弾性体又は粘弾性体を効果的に機能させ、制振効率の高い制振構造及び制振パネルを提供する。
【解決手段】下梁(土台)2に固定され、下梁から上梁3に向かって鉛直方向に突出する第1部材6と、第1部材と高減衰ゴム9を挟んで重合される第2部材7と、第2部材と1点で回動可能に結合されるとともに、隣接する2本の柱4の各々に回動可能に結合される第3部材8とを備え、下梁が上梁に対して相対移動すると、第1部材と第2部材、及び第2部材と第3部材とが各々相対回転移動し、高減衰ゴムが2つの鉛直面を作用面とするせん断力を受ける制振構造1等。この制振構造を有する建物等に地震等の外力が加わると、第1部材に対して第2部材が相対回転移動し、高減衰ゴムの変形を増幅させることができ、建物の変形が小さくとも高減衰ゴムを効果的に機能させ、木造軸組工法等で、低コストで、効率的な制振が可能となる。 (もっと読む)


【課題】免震装置によって支持される構造物が二方向にずれてしまった場合でも、そのずれを修正することができる免震装置の固定構造、免震装置の水平方向変位差を修正する方法を得る
【解決手段】施工後の基礎梁のコンクリートが乾燥収縮して第2支持プレート38が水平方向へ移動し、免震装置18のゴム28が弾性変形して免震装置18の積層体32が傾く。免震装置18のゴム28が弾性復帰しようとすると、ボルト20が一方向長孔22内を移動することで一方向のずれが修正され、さらに、ボルト20が直交方向長孔40内を移動することで直交方向のずれが修正される。これにより、免震装置18の傾きが是正され、基礎梁に設けられた第2ベースプレートの水平方向のずれが修正される。 (もっと読む)


【課題】ワイヤー等の曲げ剛性のない吊り材により吊り支持されて振り子として振動する吊り構造物の振動を速やかに減衰させる。
【解決手段】重心位置を揺動中心8とするロッキング揺動体6を吊り元7に回転支承9を介して揺動自在に設置する。ロッキング揺動体6の揺動により抵抗力を生じてその揺動を減衰せしめる減衰機構10を付加する。ロッキング揺動体6の重心位置8の直下を吊り点11としてそこから質量体2を吊り材1により吊り下げ、吊り材1の長さL1により定まる質量体2の固有振動数と、揺動中心8から吊り点11までの距離L2により定まるロッキング揺動体6の揺動における固有振動数とを同調させる。 (もっと読む)


【課題】内筒金具の軸方向端面に形成された滑止め突起による回転阻止機能を損なうことなく、内筒金具の軸方向端面と防振連結される一方の部材との対向面間におけるシール性能が安定して発揮され得る、新規な構造の防振ゴムブッシュを提供する。
【解決手段】防振連結される一方の部材に対して内筒金具12の軸方向端面が押し付けられて取り付けられる防振ゴムブッシュ10であって、以下の二つの構成を併せ備える。(i)内筒金具12の軸方向端面から軸方向外方に突出する滑止め突起42が、軸方向端面の径方向に延びる突条形態で全体として放射状をなすように周方向で複数形成されている。(ii)内筒金具12の軸方向端面の径方向中間部分で軸方向外方に突出して周方向に延びる環状止水突起44が形成されており、環状止水突起44の内周側と外周側の両方に滑止め突起42が設けられている。 (もっと読む)


【課題】ラバーブシュのバネ定数を低くし、かつラバーブシュの取付アイからの抜けを防止することが可能な流体圧緩衝器の提供。
【解決手段】端部に一体的に取付アイ20が設けられ、取付アイ20の内側にラバーブシュ21が設けられた流体圧緩衝器であって、ラバーブシュ21は、取付アイ20に接する外側ラバー32と外側ラバー32の内側に一体的に設けられた内側ラバー31とを有し、外側ラバー32の硬度が内側ラバー31の硬度よりも高く設定されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂金型の構造を簡素化することができる防振装置を提供すること。
【解決手段】軸短および軸長取付部材50,51に加硫接着された薄肉および圧肉弾性体46が圧入される脚部13およびその脚部に連続して形成される本体部11を有すると共に樹脂材料から構成される連結部材10と、内筒30を連結部材10の本体部11に連結すると共にゴム状弾性体から構成される防振基体40とを備え、脚部13に形成され両弾性体45,46が圧入される圧入穴の軸心方向と、内筒30の軸心方向とが互いに平行に構成されているので、連結部材10を射出成形した後、防振装置1を樹脂金型から抜き取る場合に、その抜き取り方向を同じ方向とすることができる。よって、樹脂金型の割り構造を単純化して、その樹脂金型の構造を簡素化することができる。 (もっと読む)


【課題】インサート材が樹脂部材にインサート成形される場合に、インサート材が樹脂部材から抜けることを防止できる防振装置を提供すること。
【解決手段】車体側に取り付けられる金具プレート20は、エンジン側に取り付けられる内筒に防振基体を介して連結される連結部材の脚部13にインサート成形されており、一対の取付部21と、取付部21から上方傾斜する一対の平坦状の傾斜部22及び一対の傾斜部22を連結する平坦状の平板部23とを有する脚部13にインサート成形される段差部24と、一対の傾斜部22及び平板部23のそれぞれに穿設され脚部13に埋没される貫通孔23aとで構成され、傾斜部22及び平板部23の脚部13から突出する領域が脚部13の外周を全周に亘って取り囲んでいる。 (もっと読む)


【課題】樹脂金型の構造を簡素化することができる防振装置を提供すること。
【解決手段】防振装置1の内筒30及び取付金具50の軸心方向は、互いに平行に構成されている。よって、内筒30、防振基体40及び一対の取付金具50を第1樹脂金型に設置し、第1樹脂金型と第2樹脂金型とを型締めして樹脂材料を成形した後、成形品である防振装置1を樹脂金型から抜き取る場合に、第1樹脂金型及び第2樹脂金型の抜き取り方向を、同じ方向にすることができる。従って、防振装置1は、樹脂金型の割り構造を単純化して、その樹脂金型の構造を簡素化することができる。 (もっと読む)


【課題】第2の弾性体が引張領域から圧縮領域に入る際の剛性変化による上下応答の励起を緩和する。
【解決手段】
弾性範囲内の圧縮領域において荷重が大きくなると剛性が同じ又は小さくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第1弾性体10と、圧縮領域においては引張領域よりも剛性が大きくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第2弾性体20と、を備え、第2弾性体20が圧縮力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも小さくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受け、第2弾性体20が引張力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも大きくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】液状化現象を利用した免震を、地盤の質にかかわらず確実に行うことができ、なおかつより簡単な構造で行うことができる免震構造物を提供する。
【解決手段】免震構造物1は、地表面が掘削された掘込みAに形成され、水を貯留可能な土槽10と、土槽10の底面10a上に設けられ、構築物Bの水平移動を許容し且つ構築物Bの鉛直荷重を支える水平移動装置11と、土槽10内に充填され、土槽10内の液状化を誘発して構築物Bの水平振動を減衰させる液状化誘発土12と、土槽10内の液状化誘発土に水を供給する水供給装置13とを有している。水平移動装置11は、構築物Bの鉛直荷重を支え転動可能な複数の球体20と、複数の球体20を収容し囲む枠体21を有している。 (もっと読む)


【課題】地震力を受けた免震建築物を建築物自体の揺動により制震し、地震エネルギーが建築物の内部に流入を抑止し、かつ、地震力を減衰させることを可能とする。
【解決手段】 建築物100を吊る架構体200を設け、この架構体200を構成する梁部220から建築物100を吊部材300により両側から吊り、変位拡大作用により吊部材300のバネ定数を増大させ、かつ地震力による建築物100自体の揺動が免震作用、動吸振作用、変位拡大作用等の多重作用により地震力を減衰させる。
建築物100を両側から吊る吊部材300は、揺動に伴い、一方に引張り力が働くと、他方には圧縮力が働く。このとき、鉛直方向に対するバネ定数は増大し建築物100の上下動が制震され、建築物内部への地震エネルギーの流入が軽減されて建築物100の加速度変位が抑えられ、居住者への安全性向上が図られ、学校等の公共建築物等への耐震対策を可能とする。 (もっと読む)


【課題】制振性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】揺動体26が、建物12の複数層にまたがって配置されている。この揺動体26の上端部26Aは建物に固定され、その下端部26Bは自由端とされている。従って、地震、風等によって建物12に外力が作用し、建物12に曲げ変形が生じると、建物本体13に設けられた連結部34に対して、揺動体26の下端部側に設けられた連結部32が相対変位する。これにより、連結部34、32に連結されたオイルダンパー30に力が伝達され、振動エネルギーが吸収される。 (もっと読む)


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