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Fターム[3J056CA12]の内容

Fターム[3J056CA12]に分類される特許

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【課題】ブロッキングリングの摩擦面からの潤滑油の排出性を確保しつつ、該摩擦面への潤滑油の導入量が少ない場合でも、摩擦面を適切な潤滑状態に保つことができる同期装置の潤滑構造を提供する。
【解決手段】アウターリング21は、内径側へ延びるフランジ部21bと、シンクロコーン35に摺接するテーパ状の摩擦面23と、環状溝からなる潤滑油案内路22とを有している。また、アウターリング21の係合片21cと、インナーリング33の切欠部33cとの間には、回転軸2側を向いて開口する隙間部Sが形成されている。そして、摩擦面23には、潤滑油案内路22からの潤滑油を排出する排出溝25と、摩擦面23の潤滑を行うための潤滑溝27との2種類の溝が設けられている。潤滑溝27は、隙間部Sに対向する位置でその幅寸法の範囲内に配置されて、その容積が排出溝25の容積よりも少なく設定されている。 (もっと読む)


【課題】係合状態への切り替えを迅速に行うことができるとともに歯の衝突時のショックを低減でき、かつ小型化に有利な係合装置を提供する。
【解決手段】第1歯列14を有する第1係合部材11と、第1歯列14と噛み合わせることが可能な第2歯列16を有する第2係合部材12とを共通の軸線Axの回りに相対回転可能に配置したクラッチ10を備え、駆動装置20にてクラッチ10を第1歯列14と第2歯列16とが噛み合う係合状態と第1歯列14と第2歯列16とが離間する解放状態とに切り替える係合装置1において、駆動装置20は第1係合部材11を軸線Axの方向に駆動するための油圧シリンダ21を備え、油圧シリンダ11及び第1係合部材11には、一端が第1歯列14を形成する複数の歯15の先端に開口し、かつ他端が油圧シリンダ11の第1作動室24と繋がっているオイル通路27が設けられている。 (もっと読む)


【課題】比較的小さな押圧力で確実に動力を伝達し得且つ飛びを小さく抑えることが可能になるクラッチ機構及び該クラッチ機構を備えた時計の提供。
【解決手段】時計のクラッチ機構は、駆動側平面状表面部52を備えた駆動側クラッチ部材50であって該駆動側平面状表面部42に間隔をおいて形成された多数の駆動側係合突起部53を具備するもの50と、従動側平面状表面部42を備えた従動側クラッチ部材40であって該従動側平面状表面部42に間隔をおいて形成された多数の従動側係合突起部43を具備するもの40とを有し、駆動側係合突起部53及び従動側係合突起部43の夫々は、先端側ほど断面積が小さくなるように先細になっており、駆動側クラッチ部材50及び従動側クラッチ部材40は駆動側係合突起部53の少なくとも一部が従動側係合突起部43の少なくとも一部に対して係脱され得るように近接離間されるべく構成されている。 (もっと読む)


【課題】負荷感応型磁気クラッチにおいて、クラッチ部に加わる負荷の変動によりクラッチの負荷トルク伝達経路が高負荷伝達経路から低負荷伝達経路に切換わるクラッチ戻りの発生を防止できる負荷感応型磁気クラッチ装置を提供する。
【解決手段】負荷感応型磁気クラッチ装置の磁極14aの側方にクラッチ突起16を備え、出力回転手段17を形成する磁極回転体14と、磁極回転体14と磁気吸引力によりトルクを伝達する歯形磁性体12aを備え、低トルク入力手段11を形成する継鉄回転体12と、出力回転手段17に設けられたクラッチ突起16と係合するクラッチ係合部3を有する高トルク入力手段2の、クラッチ突起16は磁性体からなり、クラッチ係合部3はクラッチ突起16が磁力によって吸着するクラッチ保持磁性体を有し、クラッチ保持磁性体は吸着したクラッチ突起16をクラッチ係合部の深部に誘導するクラッチ突起誘導部を有した構成とした。 (もっと読む)


【課題】寸法精度を出し易く、潤滑オイルによる抵抗を減少させて応答性向上を可能とする。
【解決手段】相対回転可能なクラッチ筒体83及びクラッチ・リング85の対向面相互に周方向に所定間隔で形成された突歯87,89を備え、クラッチ・リング85のクラッチ筒体83に対する回転軸芯方向への相対移動により突歯87,89を係脱させてクラッチ筒体83及びクラッチ・リング85間の回転連動遮断を行うトルク断続クラッチ81であって、クラッチ筒体83に、突歯87よりも回転軸芯方向の突出高さが低い突当て部137を突歯87に対し回転方向の位相をずらして設け、クラッチ筒体83及びクラッチ・リング85相互の突歯87,89の噛合い係合位置で、突当て部137を他方の突歯89に突き当ててクラッチ筒体83及びクラッチ・リング85相互の回転軸芯方向での突き当てを行わせることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】噛み合い部の応答性を向上させることができるクラッチ装置を提供する。
【解決手段】相対回転可能に配置された一対の回転部材3,5と、この一対の回転部材3,5間での動力伝達を断続する噛み合い部7と、この噛み合い部7を作動させるアクチュエータとを備えたクラッチ装置1において、噛み合い部7の一対の回転部材3,5とにそれぞれ設けられた複数の噛み合い歯11,13の歯数を同数に設定し、噛み合い部7に、噛み合い部7が噛み合ったときに、一方の回転部材3の噛み合い歯11の歯先面15と、他方の回転部材5の噛み合い歯13,13間の歯底面17とが当接する当接部19と、一方の回転部材3の噛み合い歯11の歯先面15と、他方の回転部材5の噛み合い歯13,13間の歯底面21とが離間する離間部23とをそれぞれ複数設けた。 (もっと読む)


【課題】センサを保持するセンサホルダを1個のモータで2次元方向に順次回転させて、センサの指向方向を変化させる。
【解決手段】ステッピングモータ2の出力軸4にカムロータ60を結合し、センサホルダ50を回転軸線Lsまわりに回転可能に支持するホルダケース40を結合した回転ベース80を、出力軸と同軸の主軸線Lmまわりに回転可能に配置する。カムロータと回転ベースの間には、所定のトルク以下では両者を一体に回転させ、所定のトルクを越えると相対回転を許すトルクリミッタ77を設ける。初期位置からカムロータが回転すると回転ベース、ホルダケースおよびセンサホルダが一体に主軸線Lmまわりに回転し、ストッパで回転ベースが停止するとカムロータのみが回転して、回転軸変換機構150によりセンサホルダ50が回転軸線Lsまわりに回転して、これによりセンサが2軸方向に走査可能となる。 (もっと読む)


【課題】伝達部材の複数の伝達歯と駆動部材の複数の駆動歯とが適切に係合する。
【解決手段】駆動装置では、スイッチが操作されて、従動クラッチ68が駆動クラッチ62に接近されることで、従動クラッチ68の複数の従動歯72が駆動クラッチ62の複数の駆動歯66に噛合されて、従動クラッチ68が駆動クラッチ62から駆動力を伝達される。ここで、駆動クラッチ62では、単数の駆動歯66Hの高さが他の全ての駆動歯66の高さに比し高くされている一方、従動クラッチ68では、全ての従動歯72の高さが同一にされている。このため、従動クラッチ68が駆動クラッチ62に接近される際に従動歯72が駆動歯66に対向する場合には、単数の従動歯72が単数の駆動歯66Hに接触されて、従動クラッチ68と駆動クラッチ62とが相対回転される。これにより、複数の従動歯72が複数の駆動歯66に適切に噛合できる。 (もっと読む)


【課題】ドグクラッチ用ギヤに加工エッジによる応力集中が発生するのを防止することができ、また、刃具に切削負荷が断続的に作用するのを防止して、刃具の寿命を長くすることができるドグクラッチ用ギヤを提供する。
【解決手段】外周に動力伝達歯11が形成されるリム部12と、回転軸1に嵌合するボス部13と、リム部12とボス部13を連結する環状連結部14と、環状連結部14の側面に形成されるドグ部材16と、を備え、ボス部13の軸方向端面13aに機械加工面が形成され、ボス部13とドグ部材16との連結部分17に、ドグ部材16からボス部13の軸方向端面に向けて軸方向に連続する逃げ溝18が形成される。 (もっと読む)


【課題】シール性能に優れ、静止輪と保持部材の固定状態を常時安定的に維持可能なクラッチレリーズ軸受を提供する。
【解決手段】静止輪である内輪11のリア側端部は、内輪11をフロント側に附勢する予圧スプリング70を内径部に保持した保持部材71が固定される被固定部Aであり、この被固定部Aは、第2シール部材16との協働で環状空間Kのリア側開口部を封止するシール部形成面Bを有する。シール部形成面Bは、内輪11の筒状部11aのうち、リア側端部の外径面11a1で構成される。被固定部Aのうち、シール部形成面Bを除いて設けられる保持部材71との対向面、ここでは内径面11a2に、保持部材71と周方向で係合する係合部としての突起11cが設けられる。保持部材71の取付部71aには突起11cが嵌入される凹部71bが設けられ、突起11cと凹部71bとが周方向で係合することによって保持部材71の周方向変位が規制される。 (もっと読む)


【課題】シンクロナイザーリングの内周面における螺旋溝、縦溝の占める面積を低減しながら、シンクロナイザーリングの内周面とコーン面との間の排油性を維持する。
【解決手段】コーン面と摩擦係合する内周面51に、螺旋溝531と、この螺旋溝531に交差する複数の縦溝532とが形成されたシンクロナイザーリング50を備え、シンクロナイザーリング50のクラッチギヤ側の側面には、縦溝532から連続して、回転中心側から遠心側に向かって、溝幅を拡大しつつ溝深さを縮小した油排出促進溝541が形成された手動変速機の同期装置100。 (もっと読む)


本発明は,少なくとも第1クラッチ部材と,軸線方向に可動とした第2クラッチ部材とを備えた車両トランスミッション用の形状密着結合型クラッチ装置,特に噛合いクラッチ装置を提案する。本発明では,両クラッチ部材(1,2)の対応する係合爪部(3,4)を互いに形状密着的に係合させるため,軸線方向に可動としたクラッチ部材(2)を,両クラッチ部材(1,2)の速度差が所定値に達したときに切り替え可能とする。更に,両クラッチ部材(1,2)の対応する係合爪部(3,4)における係合に際して必要とされる位置差を探知するため,少なくとも1つの検出手段が設けられている。 (もっと読む)


【課題】温度変化に影響を受けずに、平面度の変化を抑制すると共に充分なバースト強度を確保することができるクラッチフェーシングを提供する。
【解決手段】半径方向に沿って延在したスリット14を有する繊維を含んだクラッチフェーシング1であって、スリット14は、クラッチフェーシング1の厚さ方向に貫通しており、スリット14には、クラッチフェーシング1の周方向に前記繊維を含む橋絡部15が形成さている。 (もっと読む)


【課題】 クラッチディスクの摩耗を精度よく補償すること。
【解決手段】 クラッチ制御装置は、クラッチディスク23と、クラッチディスクを押動するプレッシャプレート24と、プレッシャプレートをフライホイール21側に付勢するダイヤフラムスプリング25と、このダイヤフラムスプリングの中央部を押圧するためのレリーズベアリング26、レリーズフォーク27、及びアクチュエータ30とを備えている。また、フライホイールとダイヤフラムスプリングの外周部は、テーパ部24dとアジャストウェッジ部材29とを介して当接している。そして、この装置は車両の振動が少ない場合にのみ、ダイヤフラムスプリングの中央部をフライホイール側に大きく押動し、これによりアジャストウェッジ部材をプレッシャプレートに対して回動させ、プレッシャプレートとダイヤフラムスプリングの外周部との距離を補正する。 (もっと読む)


【課題】2つのクラッチパーツのより迅速な係合を可能とするクラッチを提供する。
【解決手段】当該クラッチは、トルクの伝達のために適合態様で係合させられ得る2つのクラッチパーツと;当該クラッチパーツを係合から解放するために第1の方向に移動可能でありかつ当該クラッチパーツを係合させるために第2の方向に移動可能である移動部材と、を有する。当該移動部材の第1の方向の移動のためにモータが設けられ、当該移動部材の第2の方向の移動のためにばね要素226が設けられる。 (もっと読む)


【課題】受圧プレートと、この受圧プレートの摺動面の外周に相対回転可能で、且つ軸方向に摺動可能に配置されるクラッチインナを備え、上記受圧プレートに、上記受圧プレートの摺動面に対向するクラッチインナの摺動面に向かって伸びる摺動面向けオイル通路が形成されている湿式多板クラッチにおいて、運転中は常時摺動面に油圧が発生するようにし、かつ摺動面の両端部からのオイルが漏れ出さないようにして、回転軸中心を常時一致させ、芯振れによる振動の発生を防止しようとするものである。
【解決手段】上記摺動面の間に隙間を設けると共に、これらの間に環状のシール部材を配置したことを特徴とする湿式多板クラッチ。 (もっと読む)


【課題】長期間使用されてもコイルばねの歪みや疲労を防ぎ、長期間にわたり安定した回転伝達機能を発揮する回転伝達装置に提供する。
【解決手段】ケーシング6内にほぼ内接状態に配設され、両端部を内方へ突出するように屈曲したフック部50、51を有するコイルばね5と、フック部50、51の内側面間Aに配置されて回転し、フック部50、51の内側部に当接してコイルばね5を縮径させる入力側作用片20を有する入力軸2と、フック部50、51の外側面間Bに配置されて回転し、フック部50、51の外側部に当接してコイルばね5を拡径させる出力側作用片30を有する出力軸3とで構成されている。入力軸2の軸芯と出力軸3の軸芯にそれぞれ設けられた軸孔21、31へ、同入力軸2と出力軸3とを共通に支持する中心軸4が嵌め込まれている。コイルばね5の両端の各フック部50、51はそれぞれ、中心軸4に当接して支持される長さに形成されている。 (もっと読む)


【課題】円弧状に移動する回転軸の移動半径が比較的に小さい場合に、固定側のドグクラッチに対して接近する側のドグクラッチの爪部によってドグクラッチの爪部が損傷する虞のないドグクラッチ装置を提供する。
【解決手段】駆動軸53,54及び従動軸62の各先端部に設けられ、爪部同士が噛み合って回転動力を伝達するドグクラッチ装置1において、従動軸62に設けられた前側受動クラッチ20の爪部25の軸方向対向面25aのうち、前側受動クラッチ20の回転中心軸線Lに対して半径方向外側の端部に、表面が凸となった曲面状の面取り部25bを形成する。前側受動クラッチ20に対向する他方側の駆動軸53に設けられた前側駆動クラッチ10の爪部15の軸方向対向面15aに、半径方向内側に傾斜して面取り部25bが当接する当接面15a2を形成する。 (もっと読む)


【課題】一対の回転軸の芯出しを自動的に行って芯出し作業を容易にするドグクラッチ装置を提供する。
【解決手段】従動軸62に設けられた前側受動クラッチ20の爪部25よりも内側に円板状の芯出し部材29を設け、芯出し部材29の周端部に全周に亘ってR形状に面取りされた芯出し部29cを形成し、駆動軸53に設けられた前側駆動クラッチ10の爪部15に、内周側から外周側へかけて爪部15の軸方向対向面側へ向かう傾斜が付けられた当接面15a2を形成する。この当接面15a2が芯出し部29cに当接してその移動を案内して、駆動軸53と従動軸62の芯出しを行う。芯出し部材29は、前側受動クラッチ20にボルト30を介して着脱可能に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】噛み合い歯を噛み合わせる際の抵抗を低減することにより、噛み合い歯を容易に噛み合わせることができるドグクラッチを提供する。
【解決手段】ドグクラッチ1Aは、二つの回転部材5、6を回転軸線Ax方向に相対移動させて噛み合い歯10、12が互いに噛み合う係合状態とその噛み合いが解除される解放状態とを切り替えることにより、モータ・ジェネレータ3から出力されたトルクの伝達を断続できる。各噛み合い歯10、12は係合面15に対して一方向に傾斜した先端部16を有し、かつモータ・ジェネレータ3を固定した状態で噛み合い歯10が変位し得る最大変位量である累積ガタよりも小さい歯幅を有している。 (もっと読む)


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