説明

Fターム[4B064AD04]の内容

Fターム[4B064AD04]に分類される特許

1 - 20 / 55


【課題】COを含む基質の微生物発酵によるアルコール製造プロセスを提供する。
【解決手段】バイオリアクター内で、COを含む基質の存在下、カルボキシド栄養性細菌株を培養して、アルコールをそれらの対応する酸から製造する方法であって、特定の態様において、酸及び場合によりアルコールを製造する発酵反応は、一つ又は複数の酸の少なくとも一部がアルコールに変換されるように撹乱され、好ましくは酸がアセテートでアルコールがエタノールである、前記製造方法。 (もっと読む)


【課題】キシロースで増殖する能力をもたらすXI遺伝子で形質転換された真菌宿主細胞などの真核宿主細胞であって、宿主細胞の商用的実用化に適合するキシロース消費及び/又は産物(エタノール)形成の特異的速度を有する宿主細胞の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むキシロースイソメラーゼをコードするヌクレオチド配列を含む核酸構築物で形質転換された酵母又は糸状菌の宿主細胞であって、該宿主細胞を形質転換するとすぐに、該核酸構築物が、キシロースをキシルロースへ直接異性化する能力を該宿主細胞にもたらす、上記宿主細胞。 (もっと読む)


【課題】アルコール発酵ができ、炭素源としてキシロースを利用できる酵母を提供する。
【解決手段】嫌気性菌から得られる真核生物性キシロース異性化酵素をコードする核酸配列で形質転換した宿主細胞であり、発現したときにキシロース異性化酵素をコードする配列は、キシロースをキシルロースに変換する能力を宿主細胞に付与し、それは宿主細胞によりさらに代謝される。従って、宿主細胞は、炭素源としてのキシロースに対して増殖することができる。宿主細胞は酵母または糸状菌のような真核性微生物であることが望ましい。さらにエタノールのような発酵産物の生産プロセスに関し、そのプロセスにおいて、該宿主細胞は増殖及び発酵産物の生産のためにキシロースを利用できる。 (もっと読む)


【課題】発酵槽の撹拌動力の低減、発酵槽の撹拌装置メンテナンス性の向上、発酵処理効率性の向上を目的とした、発酵処理装置および発酵処理で可燃性ガスを生成する方法を提供する。
【解決手段】下から上方向に被発酵液の旋回上向流を形成可能な第1発酵槽と、前記第1発酵槽に設けられた上部流出部と接続された上部流入部を有し、当該上部流出部から当該上部流入部へ流れた前記旋回上向流の被発酵液の流れによって、上から下方向に被発酵液の旋回下向流を形成可能な第2発酵槽と、前記第2発酵槽に設けられた中間流出部と前記第1発酵槽に設けられた下部流入部とを接続し、当該第2発酵槽から被発酵液を当該第1発酵槽へ供給する循環部と、を備える発酵処理装置である。 (もっと読む)


【課題】セルロース及び/又はヘミセルロースをイオン液体により十分に緩和することで糖化効率を向上する、セルロース系バイオマスの処理方法の提供。
【解決手段】セルロース系バイオマスをイオン液体、アルカリおよび融点が100℃以上のイミダゾリウム塩を含む溶液に浸漬する工程により、セルロース及び/又はヘミセルロースをイオン液体により十分に緩和する工程、処理後のセルロース系バイオマスにセルラーゼを作用させて糖を得る工程と、得られた糖成分を発酵することでアルコール又は有機酸を得る工程とを含む、アルコール又は有機酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素や水素等の気体資源を含む液体から有機物を抽出するための方法と装置の提供が本発明の課題である。
【解決手段】有機物をCO2などとともに含む液体に、疎水性微多孔膜を介して、前記液体とは実質的に混和しない抽出溶媒を接触させて、前記液体から有機物を抽出する方法を提供する。有機物を抽出するための抽出溶媒として、CO2などを実質的に吸収しない溶媒を利用すれば、液体がCO2などを含む場合であっても、そのまま有機物を抽出することができる。本発明は、CO2等を基質として嫌気性微生物によって生成された有機酸などの生成物を培養物から抽出する技術として有用である。 (もっと読む)


【課題】CO2、一酸化炭素/CO、水素/H2などの気体資源を原料として、嫌気性微生物によって有機物を製造する方法において、気体資源の供給と、嫌気性雰囲気の維持を可能とすることが本発明の課題である。
【解決手段】本発明者らは、ガス透過膜に注目し、嫌気性微生物への気体資源の供給と嫌気性微生物の培養環境の維持を実現した。すなわち、疎水性ガス透過膜等のガス交換膜を介する液相と気相間のガス交換によって、気体資源を嫌気性微生物に供給するとともに、嫌気性微生物の生育環境からの脱酸素を可能とした。さらに、気体の循環経路に脱酸素工程を導入すれば、嫌気的雰囲気は容易に維持できる。また気相のガス組成の調節によって、気体基質の供給量も調節することができる。 (もっと読む)


【課題】高効率で、リグノセルロースから酢酸を生成することができる酢酸の製造方法及びバイオエタノールの製造方法を提供する。
【解決手段】まず、木材などのリグノセルロースを加圧熱水処理などの方法で分解処理する(ステップS1)。そして、このステップS1により得られた処理液を基質とし、嫌気性微生物であるClostridium thermoaceticumを使用して、Cysteine・HCl・HO添加量を0.05〜0.1g/Lにして、酢酸発酵する(ステップS2)。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素、及び水素を原料として、嫌気性微生物によって酢酸を製造する方法を提供することが本発明の課題である。
【解決手段】本発明者らは、嫌気性微生物の一例としてモレラ (Moorella)属の微生物を用い、酢酸製造の好適な培養条件の検討を行った。
その結果、菌体の比増殖速度はより高温(60℃)の方が速いことが明らかとなったが、増殖に適当な温度よりも低い温度(具体的には50℃付近)の方が、酢酸蓄積濃度が増加、すなわち酢酸製造効率が高まることが明らかとなった。
即ち、本発明者らは、嫌気性微生物を用いた酢酸製造における好適な培養条件の確立に成功した。 (もっと読む)


【課題】 松枯れ被害木からの有機酸の製造方法を提供する。
【解決手段】 植物体のセルロースを希硫酸で熱水処理を行って糖化した加水分解物を、酸化カルシウムによってpH6.0〜7.0になるまで中和し、乳酸発酵細菌を25℃〜45℃・暗所で静置培養する。この酸化カルシウムは貝殻の炭酸カルシウムから製造され、植物体は松枯れ被害木又は草本系廃棄物である。この発酵方法により製造された有機酸から、生分解性プラスチック又は融雪剤を製造することが可能である。 (もっと読む)


【課題】セルロース分解増強活性を有する単離されたポリペプチドの提供。
【解決手段】セルロース分解増強活性を有する単離されたポリペプチド、及び前記ポリペプチドをコードする単離された核酸、および、前記核酸を含んで成る、核酸構造体、ベクター及び宿主細胞。前記ポリペプチドの生成方法及び有効量のセルロース分解タンパク質と有効量の前記ポリペプチドの存在下でセルロース材料を糖化し、糖化されたセルロース材料を、1又は複数の発酵微生物と共に発酵し、有機物質を回収することを含んで成る、有機物質の生成方法。 (もっと読む)


【課題】特定の遺伝子の発現が増強された酵母を提供する。
【解決手段】HXT10、HXT11、HXT14、GIT1、RGT2、ARO1、ARO7、PHA2、TRP5、PYC1、PYC2及びPDA1からなる群から選択される1種又は2種以上の遺伝子の発現が増強されている、Saccharomyces、Kluyveromyces、Candida、Pichia、Schizosaccharomyces、Hancenula、Kloeckera、Schwanniomyces及びYarrowiaからなる群から選択されるキシロース資化性酵母、および、該酵母を用いたエタノール、乳酸、酢酸、1,3−プロパン−ジオール、プロパノール、ブタノール、イソブタノール、コハク酸、エチレン及びグリセロールからなる群から選択される1種又は2種以上の物質の生産方法。 (もっと読む)


【課題】新規キシロースイソメラーゼ及びキシロース資化能を有する真核細胞の利用方法を提供する。
【解決手段】シロアリ原生生物由来のキシロースイソメラーゼをコードするDNAを用いて酵母等の真核細胞を形質転換することで、キシロース資化能を有する新規な真核細胞、および、該真核細胞を用いたエタノール、乳酸、酢酸、1,3−プロパン−ジオール、プロパノール、ブタノール、コハク酸、エチレン、グリセロール、ファルネソール、ゲラニルゲラニオール及びスクアレン等の生産方法。 (もっと読む)


【課題】有機酸および/またはアミノ酸を含む培養ブロスからの、有機酸および/またはアミノ酸の固体床吸着分離する方法を提供する。
【解決手段】吸着剤は移動相中で供給混合物と接触させられる。供給混合物は発酵ブロスから構成される。移動層は精製されるべき有機酸の希釈溶液または単純に水を溶離液として含む。鉱酸は使用されない。従って、溶離液は供給物流れの有機酸またはアミノ酸の官能基と、イオン交換吸着媒体との間の相互作用に従って選択される。典型的には、媒体と対象の酸または塩との間のイオン性相互作用がない場合には、水は溶離液または移動相である。逆に、有機酸またはアミノ酸の官能基と、媒体との間にイオン性相互作用が存在する場合には、対象の有機酸またはアミノ酸の希釈溶液がそれぞれ使用される。 (もっと読む)


本明細書に記載する発明は、二酸化炭素および/または無機炭素の他の形態の捕捉およびバイオ燃料または他の有用な工業的、化学的、薬学的もしくはバイオマス生成物を含む有機化学物質への変換のための、多ステップの生物学的および化学的プロセスのための組成物および方法を示す。1つまたは2つ以上のプロセスステップは、化学合成独立栄養微生物を利用して、無機炭素を有機化合物中に化学合成を通して固定する。記載する追加の特徴は、炭素の化学合成固定に使用する電子供与体を、化学的または電気化学的手段により発生させるか、あるいは無機または廃棄物源から産生するプロセスステップである。記載する追加の特徴は、共に化学合成反応ステップからのおよび非生物学的反応ステップからの、二酸化炭素捕捉および変換プロセスにより産生する有用な化学物質の回収のためのプロセスステップである。
(もっと読む)


【解決手段】
本発明は、炭水化物源が発酵条件下にて微生物と水性発酵ブロス中で接触させられて、塩である、または水の沸点よりも高い沸点を有する生成物である発酵生成物を形成し、該発酵プロセスが、大気圧よりも低く、かつ、反応媒体がその沸点にある値以上の圧力で、発酵温度において行われ、水を、発酵の開始時に反応器に存在する液体の体積の少なくとも20%である量で、発酵中に蒸発させ、そして反応器から除去させる、発酵プロセスに関する。効果的な減圧での発酵プロセスと、一方での大量の水の除去がたくさんの利点を有することを見出した。これは該システムにおける余分な水が有する問題を解決し、反応熱の除去を確実にし、改良された発酵品質をもたらすだろう。 (もっと読む)


【課題】セルロース系バイオマスをイオン液体と混合して、セルロース系バイオマスに含まれる多糖類を低分子化する方法において、その低分子化速度を制御する方法を提供することを目的とする。また、当該制御方法を用いた糖又はアルコール又は有機酸の製造方法を提供する。
【解決手段】空気とは異なる分圧比の雰囲気下で、セルロース系バイオマスとイオン液体を混合することを特徴とする。空気に比べて酸素分圧が高い雰囲気下では、低分子化速度を速くすることができ、空気に比べて、窒素分圧又は二酸化炭素分圧が高い雰囲気下、又は減圧状態下では、低分子化速度を遅くすることができる。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素、および水素を原料として、嫌気性微生物によって酢酸を製造する方法を、より実用的な方法とすることが本発明の課題である。
【解決手段】本発明者らは、炭化水素化合物を水蒸気、および酸素とともに過熱して生成されるガスを、嫌気性微生物による酢酸の製造に好適な組成に調節できることを見出し酢酸の製造に応用した。本発明に従って生成したガスを嫌気性微生物による酢酸の製造に利用することによって、原料の経済的な問題は解消された。更に、本発明においては、嫌気性微生物に原料として与えるガスが酸素を含まない。つまり本発明は、酢酸の製造に利用される嫌気性微生物にとって好適な培養環境の維持にも貢献する。 (もっと読む)


【課題】ペプトンや酵母エキス等の複数の有機炭素・窒素源を含む培地を用いることが生育に必須ではなく、高アルカリ条件下で生育できる好塩菌を用いた、乳酸及び/又は酢酸の産生方法を提供する。
【解決手段】ハロモナス属に属する好塩菌を用いた乳酸及び/又は酢酸の産生方法であって、好塩菌は無機塩と単一の有機炭素源からなる初期pH8.8〜11の培地で増殖並びに乳酸及び/又は酢酸を培地中に産生することが可能であり、好塩菌を無機塩と単一又は複数の有機炭素源を含む初期pHが8.8〜11の培地で培養し、培地中の乳酸及び/又は酢酸が存在している間に培養を停止する、乳酸及び/又は酢酸の産生方法。 (もっと読む)


本発明は、合成ガス発酵での用途のためのガス化効率の改善に関する。特に、本発明は、アルコール等の生成物を生成するガス化/発酵プロセスの全体的な炭素捕捉効率の向上に関する。 (もっと読む)


1 - 20 / 55