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HPV58 L1タンパク質をコードする合成DNA分子を提供する。特に、本発明は、酵母細胞内での高レベル発現に関してコドン最適化された、HPV58 L1タンパク質をコードするポリヌクレオチドを提供する。該合成分子は、HPV58ウイルス様粒子(VLP)の製造、ならびにHPV58 VLPを含むワクチンおよび医薬組成物の製造に使用することが可能である。本発明のワクチンは、中和抗体および細胞性免疫により、パピローマウイルス感染に対する有効な免疫予防をもたらし、既存HPV感染の治療にも有用である。
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毛虫幼虫内の感染性バキュロウイルスによる封入体の生成を伴う方法と細胞培養の継代による多数のウイルス粒子の生成を伴う方法との組み合わせを用いてバキュロウイルスを生産する方法に関する。二段階方法は、最初に、毛虫幼虫内で感染性ウイルスを生産し、次に、大量の感染性バキュロウイルスを生産するために細胞培養で継代を限られた回数おこなうための接種材料として用いることによって、開発された。 (もっと読む)


本発明は、ワクチン接種のための生物学的製剤又はウイルスの生産に適する不死化トリ細胞株に関する。特に、前記細胞株は、そのうちの1個は細胞周期の進行を引き起こし、他方は複製調節不全によって誘導される細胞の先天性防御機構を妨げる、少なくとも2個のウイルス又は細胞遺伝子で形質転換された初代細胞に由来する。本発明はさらに、前記不死化細胞株の生産及びワクチン接種のための生物学的製剤又はウイルスを生産するためのそれらの使用に関する。
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動物細胞に産生量増強因子をコードする遺伝子を導入し、形質転換させる。また、動物細胞にタンパク質産生遺伝子と産生量増強因子をコードする遺伝子を導入し形質転換させる。ここで産生量増強因子としては、カスペース活性阻害活性及び/又はタンパク質生合成活性増強作用を持つ因子、例えばバキュロウイルスP35を用いる。さらに、これらの動物細胞を用いて、アポトーシスを誘導しない条件下の培養方法で培養することによりタンパク質を大量産生する。 (もっと読む)


本発明は免疫原性組成物に関する。より詳細には、本発明は、薬剤として許容される担体中に少なくとも一つのHIV糖タンパク質上の少なくとも1つのH因子結合部位の有効量を含む、HIVに対する免疫反応を導き出す組成物である。本発明は、3つのカテゴリーの実施形態、すなわちタンパク質またはタンパク質断片、メッセンジャーRNAまたはDNA/RNAを企図する。DNA/RNA組成物は、むきだしでも組換えでもよい。本発明は、さらに様々な免疫刺激剤との使用を企図する。 (もっと読む)


肝癌(特に肝細胞癌)特異的プロモーター配列およびアデノウイルスビヒクルが提供される。特異的な制限された細胞型においてのみ活性である転写因子に依存する転写開始調節を提供することによって、ウイルス複製が標的細胞に制限される。改変されたアデノウイルスは、新形成を処置するために新たな遺伝能力を導入するための(特に細胞傷害性に関連した)ビヒクルとして用いられ得る。原発性肝癌転写調節エレメント(TRE)配列であって、該TREは、肝癌細胞に特異的である、TRE配列が提供される。 (もっと読む)


本発明は、免疫原性組成物に関する。更に特定すると、本発明は、HIV融合タンパク質に対する免疫反応を誘導することを対象とする組成物である。本発明は、タンパク質若しくはタンパク質フラグメント、メッセンジャーRNA、またはDNA/RNAという 3つのカテゴリーの実施態様を意図する。DNA/RNA組成物は、裸または組換えのどちらかであって良い。本発明は、更に各種の免疫刺激剤との使用を意図する。 (もっと読む)


M13ウイルスの一次元環状構造を、結合ペプチドをコードする二つの遺伝学的修飾と異なるニ機能性リンカー分子の合成により構築した。ニ機能性ウイルスは、pIIIおよびpIX融合体としてウイルスの反対側の端で抗ストレプトアビジンペプチドとヘキサヒスチジンペプチドを表示した。ストレプトアビジン−NiNTAリンカー分子の化学量論的添加により、パッケージ可能なDNAの長さに相当する周囲をもつウイルスに基づくナノリングの可逆的形成が生じた。これらのウイルスに基づく環状構造は、無機物質を核形成するため、および三機能ウイルスを用いて金属、磁性、または半導体ナノリングを形成するために、さらに加工することができる。
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長桿状M13ウイルスがジョロウグモのスピニング工程を真似て一次元(1D)マイクロ−およびナノサイズの直径のファイバーを加工するために用いられた。液晶ウイルス懸濁液が架橋溶液(グルタールアルデヒド)中にマイクロメーターの直径のキャピラリーチューブを通して押し出された。得られたファイバーはキャピラリーチップの内径により数十マイクロメーターであった。AFMイメージから、ウイルスファイバーの分子長軸がファイバー長軸に匹敵することが確かめられた。水性M13ウイルス懸濁液はエレクトロスピニングによりスピンされないが、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールに懸濁したM13ウイルスはファイバーにスピンされた。高水溶性ポリマーのポリビニル 2−ピロリドン(PVP)と混合後、M13ウイルスは連続する単一形態のウイルス混合PVP(ウイルス−PVP)ファイバーにスピンされた。得られたウイルス−PVPエレクトロスピンファイバーは、緩衝溶液中に懸濁後に、細菌宿主への完全な感染能を示した。
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HPV45 L1タンパク質をコードする合成DNA分子が提供される。具体的には、本発明は、HPV45 L1タンパク質をコードするポリヌクレオチドを提供する。このポリヌクレオチドは、酵母細胞において高レベルで発現されるようにコドン最適化されている。この合成分子は、HPV45ウイルス様粒子(VLP)の製造並びにHPV45 VLPを含むワクチン及び薬剤組成物の製造に使用することができる。本発明のワクチンは、パピローマウイルス感染に対して、中和抗体及び細胞性免疫による有効な免疫学的予防を提供する。 (もっと読む)


本発明は、粘膜表面に、および粘膜表面を通して抗原を送達するためのタンパク質複合体、および植物のような宿主細胞での該複合体の生成に関する。少なくとも二つ、好ましくは同一のサブユニットを含むタンパク質複合体であって、少なくとも一つのサブユニットは未改変であり、そして少なくとも一つのサブユニットは対象となる第一分子と融合しており、さらにタンパク質複合体は該サブユニットを介して細胞表面レセプターと相互作用できるタンパク質複合体を提供する。また、本発明のタンパク質複合体を生成するための方法であって、a)未改変サブユニットをコードするヌクレオチド配列および対象となる分子をコードするヌクレオチド配列を持つ宿主細胞であって、少なくとも対象となる分子の一つがサブユニットに融合する宿主細胞を提供する工程;b)該宿主細胞を培養し、それによって該ヌクレオチド配列を発現させ、タンパク質複合体の組み立てを可能にする工程;c)複合体を単離する工程;d)細胞表面レセプターへの、または細胞表面レセプターを模擬する分子への複合体の結合を決定する工程を含む方法も提供する。 (もっと読む)


組換えアデノウイルスベクター及びパッケージング細胞のゲノムの間の実質的な配列重複の不存在下に、ヘルパー依存性El-含有粒子(HDEP)を低頻度で形成させることができる。本発明はHDEPの生成を減少させるか、又は防ぐ手段及び方法を提供する。この目的のために、新しいパッケージング細胞及びこれらを作製する方法を提供する。 (もっと読む)


アデノ随伴ウイルスキャプシドの配列ならびにこれらの配列を含有するベクターおよび宿主細胞が提供される。rAAV粒子の製造におけるこうした宿主細胞およびベクターの使用方法もまた記述される。本発明のベクターを使用する治療的および免疫原性遺伝子のAAV媒介性の送達もまた提供される。 (もっと読む)


【解決課題】 本発明は、Seneca Valleyウイルス(「SVV」)と称される新規RNAピコルナウイルス、及び、単離されたSVV核酸およびこれらの核酸によってエンコードされるタンパク質と該SVVタンパク質に対して産生される抗体を提供する。
【解決手段】SVVはいくつかのタイプの腫瘍を選択的に死滅させる能力を有するため、癌の処置にSVVおよびSVVポリペプチドを使用する方法と、SVVは特定の腫瘍を特異的に標的にするため、癌の検出にSVV核酸およびタンパク質を使用する方法、さらに、SVVの腫瘍特異的機構によって提供される情報に基づいて、新規腫瘍溶解性ウイルス誘導体を作成する方法および腫瘍特異的親和性を有するようにウイルスを改変する方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、ニパウイルス感染をモニターするための動物モデル、試料中のニパウイルスRNAの定量的検出及び迅速な特徴決定の方法、個体での免疫防御を提供するのに用い得る組成物、及びニパウイルス及びヘンドラウイルスを中和しかつ予防(prophylaxis)、治療及び/又は予防(prevention)に用い得るモノクローナル抗体を提供する。 (もっと読む)


本発明は、ヒト免疫不全ウイルス(「HIV」)に感染した個体において治療用免疫応答を惹起するための改良された方法を提供する。該方法は、抑制されたウイルス血症を有する個体に、HIV抗原を発現するアデノウイルスワクチン組成物を投与することを含む。このような感染個体の免疫化は、応答のレベルおよび応答の幅広さの両方において顕著である、該ウイルスに対する細胞性免疫応答を惹起する。結果的に生じる治療用免疫応答は、ウイルスの低力価を有効に維持する能力を有し、したがって、抗ウイルス療法に対する個体の依存性を軽減すると予想される。
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本発明は、所望のタンパク質中の有効なCD8+T細胞エピトープを同定するための方法を提供する。本発明は更に、各種タンパク質のCD8+T細胞エピトープを提供する。追加的な態様において、本発明は、予防用及び/又は治療に用いるワクチンに用いるのに適切なエピトープを提供する。特定の好ましい態様において、本発明は、予防用及び/又は治療用のワクチンに用いるのに適している修飾されたエピトープを提供する。幾つかの好ましい態様において、本発明は、HPVワクチン特に、高リスクHPV系統に伴う感染を防ぐための多面的ワクチンの発達に対する手段を提供する。具体的には、本発明は、HVP16及びHVP18等のHPV系統におけるCD8+T細胞エピトープを同定する手段を提供する。追加的な態様において、本発明は、感染した個体において、腫瘍の生成及び/又は悪性疾患に進展するのを防ぐ、高リスクHVPタイプに対する治療ワクチンの開発に対する手段を提供する。本発明はさらに予防及び治療に有効なワクチンに用いる適切なエピトープも提供する。 (もっと読む)


araD遺伝子欠損細菌株に挿入されるベクターに保持される選択マーカーとしてのaraD遺伝子の使用に基づく、抗生物質遺伝子を含まない選択システム。大腸菌のaraD遺伝子は、L-リブロース-5-リン酸-4-エピメラーゼをコードする。araD遺伝子を含むプラスミドで形質転換された細胞を選択する方法。当該システムは、非抗生物質選択マーカーにより治療薬の製造に適する。araD遺伝子は、宿主の生育に必須ではないが、それを操作することは、ある選択条件下での生育に影響を与える。araDの欠失は、宿主には有毒であるが人には無毒である物質の集積につながる。araD遺伝子は比較的小さく、そのため、複製がより少ないエネルギーで済み、生長率及び収量の増大につながる小さなプラスミドを構築することができる。 (もっと読む)


本発明は、関節リウマチ(RA)の、アデノ随伴ウイルス(AAV)に基づく遺伝子治療、詳細にはインビボ遺伝子治療の分野に関する。本発明は、関節炎の関節への治療タンパク質をコードする遺伝子の送達において非常に効果的である組換えAAVビリオン、およびインビボ遺伝子治療においてこのようなビリオンを使用するための方法を提供する。 (もっと読む)


SARS(重症急性呼吸器症候群ウイルス、コロナウイルス)の免疫原、抗原、若しくはエピトープと、そのような免疫原、抗原、若しくはエピトープをコードする核酸分子と;そのような核酸分子を含有するベクター、例えば、バキュロウイルスベクターなどのウイルスベクター、及び、DNAプラスミドベクターなどのDNAベクター、例えば哺乳類細胞で核酸分子を発現するDNAプラスミドと、活性成分である免疫原性組成物、免疫学的組成物、若しくはワクチン組成物としての、或いはモノクローナル抗体などの抗体を産生するための、そのような免疫原、抗原、若しくはエピトープ、及びベクターの使用と、免疫応答、免疫原性応答、ワクチン応答を誘発する方法におけるもの、及びアッセイ、又は診断用キット若しくは方法におけるものを含めた、そのような免疫原、抗原、若しくはエピトープ、ベクター、抗体の作製及び使用の方法とに関して論じ、プラスミド若しくはベクター中における、配列、例えば、リーダー配列、及び、タンパク質、エピトープ、又は免疫原若しくは抗原をコードする配列のシームレスな融合に関しても論じる。

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