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Fターム[4C077BB03]の内容

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Fターム[4C077BB03]に分類される特許

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【課題】患者から採取された体液に含まれるがん細胞に関する情報に基づいて、該体液からがん細胞を確実に除去することができるがん細胞除去システムおよび該システムに使用されるがん細胞除去装置を提供する。
【解決手段】がん細胞除去システムは、患者から採取された体液からがん細胞を除去するがん細胞除去装置と、がん細胞除去装置で処理される前および/またはがん細胞除去装置で処理された後の体液中のがん細胞に関する情報を検出するがん細胞情報検出装置と、がん細胞情報検出装置から受け取ったがん細胞に関する情報に基づいてがん細胞の除去に関する情報を作成し、がん細胞の除去に関する情報をがん細胞除去装置に送信する制御部と、を含む。 (もっと読む)


【課題】
分子量に関係なく、広範囲の物質を吸着できる多孔性吸着材を提供することである。
【解決手段】
易加水分解性縮合ポリマーの成型体をアミンで化学処理してなる多孔性成型体から構成されることを特徴とする多孔性吸着材を用いる。易加水分解性縮合ポリマーの成型体は難加水分解性ポリマーで被覆処理されてなる複合成型体が好ましい。多孔性成型体は難加水分解性ポリマーで被覆処理されてなる複合多孔性成型体が好ましい。アミンは多価アミンが好ましい。易加水分解性縮合ポリマーはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸又はこれらの混合体が好ましい。難加水分解性ポリマーは芳香族ポリスルホン、芳香族ポリエーテルスルホン、芳香族ポリエーテルイミド、芳香族ポリイミド、ポリビニル芳香族化合物又はこれらの混合体が好ましい。 (もっと読む)


【課題】血液中の白血球除去に伴い生じる補体の活性化及び血小板の活性化の程度が極めて低く、体外循環カラムの充填剤として使用した際に生体に対する安全性が高い白血球除去材料を提供すること。
【解決手段】本発明は、担体表面にアセチル基、エステル結合及び水酸基のいずれの官能基も有さず、血漿の体積と白血球除去材料の表面積との比率を0.054mL/cmとして、37℃で1時間、上記血漿と上記白血球除去材料とを接触させて上記血漿中の補体を活性化させたとき、C3a相対濃度が3000ng/mL以下であり、C5a相対濃度が60ng/mL以下である、白血球除去材料を提供する。 (もっと読む)


【課題】 吸着対象物質より分子量の小さい共吸着物質の影響を排除して、カラム容量を大幅に低減または治療時間の大幅な短縮が可能な体液浄化処理用の吸着カラムを提供する。
【解決手段】 官能基を多孔質担体の表面に固定してなる吸着体を備えてなる体液浄化処理用の吸着カラムであって、被処理体液から共吸着物質を予め吸着除去する補助吸着体1と、補助吸着体で共吸着物質除去後の被処理体液から吸着対象物質を吸着除去する主吸着体2を備え、各吸着体の多孔質担体が、3次元網目構造の骨格体と、骨格体の間隙に形成された3次元網目状の貫通孔と、骨格体の表面に分散して形成された骨格体の表面から内部まで貫通する細孔を有し、補助吸着体の多孔質担体における細孔の窒素吸着法で測定した中心細孔直径が、吸着対象物質の最大長より小さく、細孔の窒素吸着法で測定した細孔直径の分布範囲の下限が2nm以下、上限が共吸着物質の最大長の最大値を超えて大きい。 (もっと読む)


【課題】 生体液からエンドトキシンを高度にまた高速に除去可能な着収剤を提供する。
【解決手段】 本発明は、水不溶性で多孔性の担体と該担体上に固定化されたポリミキシンとからなる、生体液からエンドトキシンを除去するための着収剤であって、該担体が中性で疎水性の表面を有し、ポリミキシンが担体表面上に疎水性相互作用により固定化されている着収剤に関する。この着収剤は、体外血液浄化に、特に敗血症の患者の治療に用いられる。 (もっと読む)


【課題】 生体液からタンパク質結合物質を除去するための着収剤で、既知の着収剤と比べて選択性がかなり改善されたものを提供する。
【解決手段】 本発明は、生体液から、特に重篤な肝機能障害または肝不全や腎不全をもつ患者の血液または血漿から、タンパク質結合物質を除去する選択性が改善された着収剤、即ち(a)多孔性で中性で疎水性のポリマーと(b)該ポリマー上に吸着されたポリペプチド層からなる着収剤であって、該中性で疎水性のポリマーの平均孔径が少なくとも15nmである着収剤に関する。また、本発明は、このような着収剤に関連した方法や利用に関する。本発明は、特に体外での肝臓補助に用いられる。 (もっと読む)


【課題】全血処理を可能とする良好な血液適合性を有する免疫グロブリンおよび/または免疫グロブリン複合体の吸着材を提供する。
【解決手段】分子量が1000以上1000000以下の多糖類と疎水性アミノ酸またはその誘導体を固定化した吸着材3は、全血処理を可能とする良好な血液適合性と、免疫グロブリンおよび/または免疫グロブリン複合体に対する吸着性能を両立することが可能となる。血球成分の付着や非特異的な吸着が抑制・低減されるため、従来技術では困難とされた直接血液中から免疫グロブリンおよび/または免疫グロブリン複合体を吸着することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】残血の虞がなく、また、ビーズ状血球除去用吸着体に比べ血球除去時の圧力損失が少ない血球除去モジュール及び血球除去モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】血球除去用モジュールの製造方法は、血液通過可能な網目状布52上に、複数の中空糸状または中実糸状の繊維からなる血球除去用吸着体54を配列し、次いで、血球除去用吸着体54の両端部に融着装置70を用いて網目状布52に融着固定し、血球除去用吸着体54の端部を封止して(S100)、血球除去用吸着体一体型網目状布60を形成する。次に、得られた血球除去用吸着体一体型網目状布60を、白抜き矢印に示すように、血球除去用吸着体54の配列方向に沿って巻いていき(S110)、筒状血球除去用吸着体50を形成する(S112)。また、得られた筒状血球除去用吸着体50をケース20内に収納することにより製造される。 (もっと読む)


血液加工の方法(300)、装置及びシステムが記載される。本方法(300)は、単一の血液加工装置に結合されて、患者と血液加工装置との間で閉鎖ループを形成する患者から血液を獲得する工程(312)と、閉鎖ループ内の血液加工装置を使用して実施される白血球除去療法により、血液からバルク単核血液細胞を収集する工程(314)と、閉鎖ループ内の血液加工装置を使用して、バルク単核血液細胞中の非標的細胞から分離された標的細胞を同時に豊富化する工程(316)と、を含む。
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本開示は、一般に、ドナーからの血液を担体に運ぶように構成された第1の導管であって、前記血液が少なくとも1種の第1の成分および少なくとも1種の第2の成分を含み、前記血液の第1の成分が免疫グロブリンを含み、前記担体が免疫グロブリンに結合するように適合させられている、第1の導管と;第1の導管からの血液の第2の成分の少なくとも一部をドナーに運ぶように構成されている第2の導管を含む、ドナーの血液から薬学的に許容される免疫グロブリンを得るためのシステムに関する。
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【課題】血液内有害物質吸着能が高い吸着剤を提供する。
【解決手段】カーボンナノチューブを有効成分とする血液内有害物質除去用吸着剤、吸着剤を含む血液浄化用カラム、及び、カラムを備える医療機器。特に、カーボンナノチューブが、マルチウォール構造を有するカーボンナノチューブ及び/又は、バンドル型カーボンナノチューブである血液内有害物質除去用吸着剤等。 (もっと読む)


【課題】体外循環システムにおいて、液体分離器の液体による気圧センサの汚染を防止する。
【解決手段】体内から取り出された液体を処理して体内に戻す体外循環システム1において、体内から取り出された血液が流入し、当該血液の入口10aと出口10bを有する一次側Aと、中空糸膜50を通じて一次側Aの血液から分離された血漿が流入し、当該血漿の出口10cを有する二次側Bとを備えた第1の液体分離器10と、第1の液体分離器10の二次側Bの出口10cよりも上部に連通する管路60と、管路60に接続された気圧センサ62と、管路60に接続されたポンプ63と、を有する。管路60の気圧センサ62と第1の液体分離器10の間には、液溜まり部70が形成されている。 (もっと読む)


容器内に生物材料を含み、容器内の材料に凝集剤を加えて、材料を2種以上の異なる成分材料に分離せしめ、容器から成分材料の1種以上を抽出し、容器に残った成分材料を濾過装置に自動的に輸送し、得られた目標保持液を目標保持液受け器に回収する、生物材料を処理するための方法及びシステム。 (もっと読む)


【課題】ドリップチャンバー用フィルタの表面での気泡の滞留を抑制することが可能な構造を有する、ドリップチャンバー用フィルタを提供する。
【解決手段】スリット状の開口部S11は、その一端側S111がその他端側S112よりも胴体部の下端側に位置するように設けられている。その結果、開口部S11の延びる方向は、血液の流れ方向(胴体部10の中心軸A1が延びる方向)に対して、直交しない方向となるため、開口部S11の長辺側S113,S114で気泡が捕捉されても、血液の流れに押されることにより、開口部S11の長辺側S113,S114に沿って流れだし、血液の流れにより気泡Bの開口部S11の通過を促すことができる。その結果、開口部S11の長辺側での気泡Bの滞留を抑制させることが可能となる。 (もっと読む)


本発明は、滅菌のための、特に、吸着剤が充填される吸着器ハウジングを有する吸着器の滅菌のための方法および装置に関する。本発明に係る方法および装置は、吸着剤を充填した吸着器ハウジング(1A)が滅菌されるのではなく、吸着剤がその中で薄い層に広がるような寸法にされる別個の容器(2)の中で吸着剤が滅菌される。吸着器ハウジング(1A)と共に、吸着剤を滅菌するための容器(2)が、無菌環境の必要性なしに吸着剤を吸着器ハウジングの中に移すことができるような閉じた系を形成する。容器(2)は、平面上に平らに置かれるときに、その中で吸着剤が薄い層に広がる、好ましくはバッグ(2)である。バッグ(2)の中の吸着剤が薄い層に広がるので、滅菌は、吸着剤を損傷することができない比較的ほんの僅かな線量の放射線を必要とする。バッグ(2)は、高エネルギー放射線、特に電離放射線を照射される。次いで、吸着剤がバッグ(2)から吸着器ハウジング(1A)の中に移される。吸着器ハウジングの中への吸着剤の移送中に、吸着器ハウジングの中に存在する空気および/または過剰の液体が、吸着器ハウジングから好ましくは1つまたは複数の空のバッグの中に除去される。
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【課題】除泡後の血液に気泡が混入しないようにする、ことにある。
【解決手段】貯血槽1のガイド部材60が、発泡材料で構成されている。このため、気泡が取り除かれた血液は、ガイド部材60に浸透した状態で導かれる。これにより、このガイド部材60では、除泡後の血液を適当な着水速度において、所定の位置へと導くことができる。 (もっと読む)


【課題】回収される細胞に脂分が不純物として含まれてしまう不都合を回避して細胞を高収率に回収する。
【解決手段】脂肪由来細胞を捕捉する細胞捕捉フィルタ2と、その一側に接続する配管8,10に、択一的に切替可能な第1の切替弁9を介して接続された、脂肪組織と消化酵素液とを含む細胞懸濁液Aを収容する細胞ソース容器3および洗浄液Bを収容する洗浄液容器4と、配管8に設けられ、細胞ソース容器3から供給されてきた細胞懸濁液Aに含まれる脂分を捕捉する脂分捕捉フィルタ6と、該脂分捕捉フィルタ6と細胞捕捉フィルタ2との間の配管10に、択一的に切替可能な第2の切替弁11を介して接続された回収容器7と、細胞捕捉フィルタ2の他側に、択一的に切替可能な第3の切替弁14を介して接続された、廃液を収容する廃液容器12および溶出液Cを供給する溶出液供給手段13とを備える細胞回収装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】医療従事者が、貯血量をより正確に把握できるようにする。
【解決手段】貯血槽1は、ハウジング10と濾過手段50とを備えている。濾過手段50は、ハウジング10との間に濾過前の血液を貯留するための空間CS1,CS2を設けて、ハウジング10に配置される。そして、濾過手段50は、この空間CS1,CS2に貯留された血液を濾過する。また、ハウジング10および濾過手段50の少なくともいずれか一方には、上記の空間CS1,CS2の容積を小さくするための容積調整部111a,111a’が、設けられている。 (もっと読む)


【課題】医療従事者が所望する処理能力を持ったフィルタを、提供する。また、貯血槽を管理している医療従事者が、貯血量をより正確に把握できるようにする。
【解決手段】フィルタ部材は、血液から異物および気泡を除くためのフィルタ部材である。フィルタ部材は、第1フィルタ部と第2フィルタ部とを備えている。第1フィルタ部は、壁部を形成し、第2フィルタ部は、底部を形成する。第1フィルタ部と第2フィルタ部は仕様が異なる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、上記の問題を考慮して、抗凝固能、好ましくは抗トロンビン活性、および血小板付着抑制能が付与された、生体適合性に優れた生体成分接触用の膜を提供すること、抗凝固能を有する化合物および親水性高分子化合物の溶出量を低減できることにある。また、従来法と比して非常に簡便かつ低コストで生体適合性を膜に付与する技術を提供することである。
【解決手段】膜の生体成分との接触面の反対側の面に液体が充填されていない状態下にて抗トロンビン活性を有する化合物を含む液体を前記生体成分との接触面と接触させて製造することを特徴とする、生体成分接触用途の膜の製造方法。 (もっと読む)


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