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【課題】照射対象の移動に起因して生じる有限幅の呼吸位相領域でのイオン線照射の偏在を解消し、照射対象に対して計画にあった線量分布の放射線を照射システムを提供する。
【解決手段】放射線を生成する放射線生成装置1と、放射線生成装置から出射された放射線の線量を計測する線量計測装置と、照射対象の位置を計測する変動計測装置212と、放射線生成装置1からの放射線の出射開始及び出射停止を制御する制御装置を備え、この照射装置が、目標照射位置情報,線量計測装置からの線量情報及び変動計測装置からの照射対象の位置情報に基づいて、照射対象の照射位置を複数に分割した分割領域ごとに目標線量に達したかを判定し、目標線量に達していない層領域に対して放射線を照射するように出射開始及び出射停止を制御する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロン出射時の周回ビーム粒子数やチューンの変化に対し、高精度な照射ビーム電流の制御を安定に維持できる粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200と、ビーム輸送系300と、照射装置500から構成される。制御装置600は、ビーム輸送系300または治療室400内のビームモニタ52(33)で荷電粒子ビームの電流値を検出し、該電流値が予め定めた目標値に近づくように出射装置26に印加する高周波電圧の振幅と周波数を制御するフィードバック系を構成し、かつシンクロトロン200を周回する荷電粒子ビームの粒子数を検出するビームモニタ28の出力信号に基づきフィードバック系の利得を調整する利得演算器70を備えている。 (もっと読む)


【課題】放射線治療における、高速な6自由度のベッド位置決め法を提供する。
【解決手段】本発明では、複数方向からX線透視画像を撮影し、各画像の撮影方向に対応するDRRを生成し、最適化アルゴリズムにて6自由度の患者ずれ量を仮生成する。ずれ量の面外回転成分を計算し、DRR生成時からの変化が既定値より大きい場合にDRRを再生成し、小さい場合にずれを各DRRの平面変換で近似する。ずれ量を各DRRの平面変換成分へ射影し、DRR生成時から既定位置以上変化した場合にDRRを平面変換する。変換されたDRRとX線透視画像の類似度の総和(総類似度)を計算し、総類似度を増大させるよう最適化アルゴリズムで探索範囲を更新する。探索範囲が収束条件を満たす場合に計算を終了し、満たさない場合、再び最適化アルゴリズムで仮のずれ量を生成し、計算を繰り返す。これにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】撮像面内だけでなく撮像面外の位置ずれ量を的確に推定することができ、短時間かつ高精度の位置決めが可能な患者位置決めシステムを提供する。
【解決手段】患者位置決めシステムは、患部の3次元CTデータを取得するためのCTデータ取得装置1と、患部のX線TV画像を取得するためのX線TV画像取得装置2と、取得したCTデータに基づいて2次元DRR画像を生成するとともに、生成したDRR画像および取得したX線TV画像に基づいてCTデータ取得時の第1患部位置とX線TV画像取得時の第2患部位置との間のずれ量を算出する画像処理装置3とを備え、画像処理装置3は、3次元CTデータに関して3次元的な特徴量を抽出する3次元解析処理と、DRR画像およびX線TV画像に関して2次元的な特徴量を抽出する2次元解析処理と、抽出した特徴量を評価する特徴評価処理と、評価した特徴量が存在する領域を選択する領域限定処理と、選択した領域に関して第1患部位置と第2患部位置との間のずれ量を推定する移動量推定処理とを実行する。 (もっと読む)


この発明は、少なくとも部分的に照射されているか、または照射されることになっている物質に対する粒子ビーム(34a)の効果を決定するための方法であって、前記粒子ビーム(34a)を特徴付ける少なくとも1つのパラメータおよび物質の少なくとも1つの特性から、前記物質内の前記粒子ビームの前記効果が微視的ダメージ相関を基礎として少なくとも部分的に決定される方法に関する。さらにこの発明は、目標ボリュームについての照射プラン、及び粒子ビーム(34a)用いて目標ボリュームを照射する方法に関する。また本発明は、本発明による方法(200)を実行するために構成された特に能動的ビーム修正装置、および/または受動ビーム修正装置を備えた少なくとも1つのビーム修正装置(32,70)を有する照射装置(30,66)に関する。 (もっと読む)


【課題】マルチリーフコリメータ(MLC)のリーフ開口形状を容易に精度良く確認できるマルチリーフコリメータ観察装置および放射線治療装置を提供する。
【解決手段】本発明は、複数の可動リーフ31を有し、治療ビームBMの軸周りに回転自在に保持され、線源からの放射線の照射野を規定するMLC3を観察するための観察装置であって、MLC3の線源側に設けられ、MLC3のリーフ開口形状を撮像するための撮像部4と、MLC3の照射軸周りの回転角を検出するための回転角検出部5と、データの保存、演算および表示を行うためのデータ処理部DPとを備える。データ処理部DPは、回転角検出部5で検出された回転角に基づいて予め保存された治療計画データのリーフ開口形状を座標変換する座標変換手段6と、座標変換された参照リーフ開口形状および撮像部で撮像された実リーフ開口形状を目視照合のために表示する目視照合手段7と、参照リーフ開口形状および実リーフ開口形状を画像処理により照合する画像処理照合手段8とを含む。 (もっと読む)


本発明は、標的ボリューム(23)に与えられる粒子線(22)の貫通深さを検出する、少なくとも1つの検出手段(25,52)を備える検出器デバイスに関する。検出デバイス(100,150)は、標的ボリューム内で生成された光子、特にガンマ量子、を検出するように構成及び設計されている。本発明はさらに、物体(24)、特に物体(24)の標的ボリューム(23)に与えられる粒子線(22)の貫通深さを判定する方法に関し、粒子線(22)の相互作用によって物体(24)内で生成された光子、特にガンマ量子、が検出器デバイス検出される。
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【課題】患者に予めシンクロトロンの照射周期に沿って定められた固定の目標呼吸情報を教示し、これに患者の呼吸周期を合わせてもらうよう支援することにより、効率よく粒子線の照射を行うことができる粒子線治療装置に用いられる呼吸ナビゲーション装置及び呼吸タイミングの表示の方法並びに粒子線治療システムを提供するものである。
【解決手段】 患者の呼吸パターンをあらかじめシンクロトロンの運転周期に適した周期に定められた目標呼吸情報として作成しておき、目標呼吸情報を患者に教示することにより、教示した情報に患者が意識的に合わせることによって患者の呼吸タイミングをシンクロトロンの運転に適した状態にもっていくようになされている。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療等に利用可能なエネルギーまで加速が可能となるような高磁場並びに磁場分布を形成することができ、エネルギーの増大に伴う相対論効果のための質量増加に対応するための径方向の磁気勾配を有する高磁場並びにビーム(放射線)収束のための周方向磁場の強弱を形成することができる磁場形成装置を提供する。
【解決手段】酸化物超電導導体を巻いて成る扇形形状のコイル若しくは扇形形状の酸化物超電導バルク体が複数周方向に並べられたコイル群あるいは超電導バルク体群を、互いに向き合った状態で2組配置する。 (もっと読む)


【課題】患部を複数の層に分割し、各層を荷電粒子ビームのエネルギーを変えながら照射していく照射法において、浅い層では照射する粒子数は少なくなる。従来は浅い層では加速器で加速した荷電粒子ビームのうち、ある層を照射した残りの粒子は減速することにより廃棄して利用されることはなかった。また、加速器の一運転周期で取り出し可能なエネルギーは一種類であり、一層のみを照射していた。
【解決手段】粒子数の少ない浅い部分に位置する層では、エネルギー吸収体をシンクロトロン加速器の出口近傍、あるいはビーム輸送系の途中、あるいは照射ノズル内部に設置し、エネルギー吸収体の厚さを変えることにより、加速器のある運転周期において簡便に複数エネルギーの粒子ビームを照射することを可能とする。 (もっと読む)


標的部位をビームで囲むための装置を提供する。標的部位は標的体内に位置する。ビーム経路は、アイソセンタがその頂点にある円錐を形成するように回転して変化する。このアイソセンタは、標的部位のほぼ中心に固定される。標的の体は、標的部位のほぼ中心を通過する垂直軸線回りに回転し、ビーム経路および体の回転速度は、ビームがほぼ一定角度で標的部位を通過する軸線と交差するように、それぞれ対応する。
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【課題】粒子線ビームを被照射体に照射する場合に、被照射領域の深さ方向のサイズが大きい場合も、深さ方向の位置に対してビームサイズの変化を小さくする。
【解決手段】粒子線ビーム照射装置に、粒子線ビームのエネルギーを減衰させる板の集合体であって、iを1以上n以下の連続する自然数としたときに単位板厚tと2の(i−1)乗との積t×(i−1)で表される厚さの板20〜29の群と、t×(n−1)で表される厚さの2枚の板30と、を持つレンジシフタ20を備える。それぞれの板20〜30は、粒子線ビームの進行方向34に垂直に設けられ、それぞれ独立して粒子線ビームの行路を遮る位置に移動可能に設けられている。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高いビームの位置ずれ検出を行うと共に、一部のビーム位置モニタが故障でもビームの位置ずれ検出を可能とする。
【解決手段】シンクロトロンから複数の照射室にビームを導入する複数の照射コース毎に、それぞれビームの位置ずれを検出するビーム位置モニタを設置する粒子線治療装置のビーム位置ずれ検出装置であって、各照射コース毎にビーム位置モニタを複数個設置し、各照射コースの各ビーム位置モニタ毎にビームの位置ずれを測定しビームの位置ずれを判定し、各照射コースの複数のビーム位置モニタの判定結果を基に該当照射コースのビームの位置ずれを判定する。 (もっと読む)


【課題】ボーラスの切換方法と駆動方法を改善し、ボーラス取付部のコンパクト化を図り、照射ノズルを患者に接近させた場合にも十分な作業空間を確保する。
【解決手段】照射装置1と、照射装置1が搭載され、照射装置1と共に治療台4の周りに回転する回転フレーム2とを備え、回転フレーム2を回転させることにより複数の照射方向から照射可能に構成された回転照射型粒子線医療装置において、照射装置1には、照射する粒子線の分布を調整するボーラスが、照射方向に対応させて複数個(図では2個)設けられており、複数個のボーラス(A)6a,ボーラス(B)6bは、回転フレーム2の回転軸方向にスライド可能に取り付けられ、照射方向が変えられたとき、変えられた照射方向に対応するボーラス6a又は6bに切替えられるようにした。 (もっと読む)


本発明は、粒子ビームを放射する照射ユニット(110)と、これを備えたガントリー(109)と、その内に配置されかつ支持されたカゴ形構造体(202)と、静止配置されたフレーム(201)と、一次キャタピラー(105)を形成する複数の長尺な部材(501)を備えた可動フロアと、構造体(202)とフレーム(201)に対して取り付けられた互いに向き合う一部が切り取られた円形状を有し、第1レール(104)を含む二つの可動フロアガイドユニット(301,302)とに関し、一次キャタピラー(105)はレール(104)上にスライド可能に配置され、各ガイドユニットはさらに、少なくとも一部が切り取られた円形状を有する第2のレールを具備し、可動フロアはさらに連結手段(505)によって互いに屈曲可能に連結された長尺な部材(501)を備える二次キャタピラー(102)を具備し、二次キャタピラーは第2のレール上にスライド可能に配置され、照射ユニットと共に回転できるよう、それに取り付けられている。
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【課題】再治療計画時に、他施設の適合性と共に、患者の治療経過情報を取り込んで、継続性のある再治療計画を作成する粒子線治療計画連携システムを得る。
【解決手段】自施設での治療中断に際して、他施設の機器パラメータと患者の患部情報と患者治療経過情報を基に、他施設の適合性を評価し治療可能な他施設を選定し、選定された他施設の機器パラメータと患者の患部情報と患者治療経過情報を基に、選定された前記他施設で患者が治療を受ける治療計画を作成する。 (もっと読む)


【課題】粒子ビームの径が小さい照射において、線量分布一様度の劣化を防止できる粒子線照射装置及び粒子線照射方法を提供することにある。
【解決手段】粒子線治療装置は、粒子線を標的領域に照射する粒子線照射装置5と、加速器2と、それらをつなぐ輸送系3とからなる。患部位置における患部サイズの高線量領域の形成する際に、患部サイズの高線量領域を複数の小サイズの高線量領域に分割して行う。エネルギー分布拡大装置部15は、小サイズの高線量領域を形成する際に用いられ、小サイズの高線量領域に対して、さらに分割されたサイズの高量領域を形成する。レンジシフタ16Bは、エネルギー分布拡大装置部15による照射に際し、粒子線の飛程を変える。レンジシフタ16Bにより飛程を変える毎にビーム照射して、複数回のビーム照射により小サイズの高量領域を形成する。 (もっと読む)


治療装置であって、撮像ゾーン内の磁気共鳴撮像データの組を獲得するよう適合された磁気共鳴撮像システムであって、上記磁気共鳴撮像システムは、磁場を発生させる手段と、上記撮像ゾーン内の上記磁場の上記磁場線でビームが一角度を囲むように、被験者内の標的ゾーンに向けて、荷電粒子ビームを誘導するよう適合された誘導手段であって、上記角度は、0度以上30度以下であり、上記撮像ゾーンは上記標的ゾーンを含む誘導手段と、前記磁気共鳴撮像データの組を使用して前記被験者内の前記標的ゾーンの位置を判定するゾーン判定手段とを備える治療装置。
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【課題】熱蛍光板状体を利用した線量計であって、かつ放射線の3次元線量分布を取得することができる線量計、この線量計の製造方法、及びこの線量計の使用方法を提供する。
【解決手段】熱蛍光積層体17は、母体としての四ホウ酸リチウムと、この母体中に存在するマンガン及びアルミニウム(III)とを含む熱蛍光板状体19が、複数枚積層されて形成されている。 (もっと読む)


サイバーナイフ(登録商標)によって生成される放射線の分布及び強度を測定する放射線ビーム分析器である。当該分析器は、センサが配されている小さな水タンクを使用する。センサと放射線源との間の距離は変化しない。水タンクがセンサに対して上昇及び下降させられて、患者の体内の疾患の位置がシュミレーションされる。このタンクの移動は、サイバーナイフ(登録商標)からの放射線が、患者内の疾患の適切な治療のために適切にキャリブレーション及び調整されることを可能にする。第2の実施形態において、放射線ビーム分析器は、放射線源によって生成された放射線の分布及び強度を測定する。分析器は、センサまたは検出器が配される小さな水タンクを使用する。センサと放射線源との間の距離は変化しない。SAD(線源と軸との距離)を一定に維持する2つの方法が存在する。第1の方法は、検出器を保持するホルダを用いて検出器の位置を固定し、小さな水タンクを上昇または下降させる方法である。第2の方法は、上昇及び下降機構を用いて検出器を上方または下方に一方の方向に移動させ、同時に、他の上昇及び下降機構を用いて小さな水タンクを逆の方向に移動させる方法である。第2の方法もSADを一定に維持する。これらの方法は、放射線源に対して検出器を位置決めして、患者の体内の疾患の位置をシミュレートする。このタンクの移動は、放射線ビーム源が、適切にアイソセントリックに測定されることを可能にする。
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