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Fターム[4C085AA38]の内容

Fターム[4C085AA38]に分類される特許

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本発明は、Tヘルパー非依存性抗体応答が有益な疾患および障害の治療における治療的使用のための方法に関する。特に、本発明は、前記のこれらの疾患および障害が、免疫不全または自己免疫疾患の動物またはヒトにおいて治療される方法に関する。さらに具体的には、本発明は、免疫不全もしくは自己免疫疾患の動物もしくはヒトまたは炎症反応を特異的に回避する必要がある動物もしくはヒトにおけるアルツハイマー病の治療に関する。

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本発明は、宿主に投与されると動物宿主において免疫反応を引き起こす非組み込み型、非複製型のレトロウイルスベクターに関する。このベクターは、宿主において細胞に形質を導入し、そこでウイルス様粒子(VLP)を産生させ、これが細胞から放出されるときに宿主においてさらなる免疫反応を刺激する。このベクターは、長い末端反復と、パッケージング配列と、ウイルスの構造タンパク質をともにコードする一つまたは複数のポリヌクレオチド配列に機能的に連結された異種プロモーターとを含む、非組み込み型、非複製型のレトロウイルスベクターである。該ベクターを作出および使用する方法も開示される。

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【課題】顕著な免疫刺激能力を有するアジュバントを含む免疫原性組成物、そして特にリン脂質アジュバントを含む組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は微粒子およびエマルジョン組成物を含むリン脂質アジュバントを含有する免疫原性組成物である。本発明の1つの特徴によれば、水;生体分解性重合体、例えばポリ(α−ヒドロキシ酸)、ポリヒドロキシ酪酸、ポリカプロラクトン、ポリオルトエステル、ポリ無水物およびポリシアノアクリレートから選択される重合体を含む重合体微粒子;微粒子に吸着させた抗原;およびリン脂質化合物、例えば(i)独立してホスフェート基およびホスホジエステル基から選択されるホスホリル基1つ以上;(ii)直鎖アルカン基複数、を含む合成リン脂質化合物、を含む免疫原性組成物が提供される。 (もっと読む)


本発明は、血管新生因子を含む組換えリステリア株、PEST様配列を含むポリペプチドに作動可能に連結された血管新生因子を含む組換えポリペプチド、該組換えポリペプチドをコードする組換えヌクレオチド分子、関連するワクチン、ならびにそれらを用いる免疫原性的および治療的方法を提供する。
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本発明は、誤って折り畳まれたプリオンタンパク質(PrP、例えば、PrPSc)に特異的な抗体および免疫原性ペプチドならびにその使用に関する。免疫原性ペプチドは、アミノ酸配列チロシン−メチオニン−ロイシン(YML)を含む。この抗体またはペプチドは、癌を始めとした、誤って折り畳まれたPrPに関連する疾患または障害を処置または予防するために用いることができる。詳細には、ヒトPrPの残基126〜132に対応する、配列GGYMLGS(すなわち、配列番号8)からなるペプチドを用いて、「1A1」と命名されたIgMモノクローナル抗体を作出した。1A1は、誤って折り畳まれたPrPを認識するが正常なPrPを認識しない。
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IL−17および/またはIL−17Fに結合するタンパク質が、IL−17関連疾患を治療する、予防するおよび診断するためのならびに細胞、組織、試料および組成物においてIL−17を検出するための組成物および方法におけるこれらの使用と一緒に記載されている。 (もっと読む)


本発明は、一以上のマイクロRNA(miRNA)応答要素(MRE)をインフルエンザウイルスゲノム内に含む新規な弱毒化生インフルエンザウイルス(LAIV)ワクチンに関する。本発明に有用なMREは、ワクチン接種を必要とする動物のインフルエンザ標的細胞では高度に発現するが、大規模なワクチン作出に用いる種(例えば、発育鶏卵)や細胞株では発現しないか又は発現が非常に低レベルである如何なるmiRNAにも由来することができる。これによって、効率的なワクチン作出が可能となるが、ワクチンウイルスは同族miRNAを発現するワクチン接種した動物のインフルエンザ標的細胞において弱毒化の影響を受けやすくなる。 (もっと読む)


【課題】 Bordetella pertussisの線毛性凝集原の新規な製剤とその製造方法の提供。
【解決手段】 細胞ペーストからの線毛性凝集原の抽出と抽出物の濃縮・精製が関与する多工程手順によって、Bondetella菌株、特にB.pertussis菌株から、線毛性凝集原製剤が得られる。線毛性凝集原製剤を用いて、百日咳菌毒素もしくはそれのトキソイド、69kDa蛋白および線維状ヘマグルトニンならびに他のBordetella抗原などの他の百日咳抗原を含む非細胞性百日咳ワクチンを得ることができる。そのようなワクチンは、危険性のあるヒト群の70%以上に保護を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】粘膜、好ましくは呼吸器粘膜、例えば鼻腔粘膜に滞留的に投与することにより、効果的にIgA抗体の産生を誘導させる経鼻投与アジュバントと提供すること、更には、かかる経鼻投与アジュバントにより効率的に鼻づまり症状を改善させること。
【解決手段】アジュバント作用物質と共に、抗原としてインフルエンザワクチン、アレルギー抗原、又はツベルクリンの精製タンパク質誘導体(PPD)を含有し、IgA抗体を誘導することを特徴とする経鼻投与アジュバントであり、さらにフクシン、フクシン酸又は塩基性フクシン、或いは細胞染色試薬、或いは増粘剤を含むことを特徴とするIgA抗体を誘導する経鼻投与アジュバントである。 (もっと読む)


【課題】抗HIV免疫応答を導き出すように設計された人工融合タンパク質(AFP)、並びにそれらのタンパク質をコードする核酸分子及び発現ベクターの提供。
【解決手段】AFPは、様々なHIVタンパク質、例えば部分配列であるGag、Pol、Vif及びEnvタンパク質由来のドメインを含むことができる。HIVCONは、HIVドメインがいくつかのHIVクレードコンセンサス配列由来のものであり、例えば発現レベル又は実験動物の免疫応答の監視で役立つことができる、更なるドメインを含んでもよいAFPである。細胞性免疫応答を誘導するために、好ましくはDNAプライム―MVAブースト手法により、対象で抗HIV免疫応答を誘導する組成物及び方法を含むことができる。 (もっと読む)



本発明は、少なくとも1つのABCトランスポーター遺伝子の変異によって弱毒化された細菌であって、この変異は対応するABCトランスポータータンパク質を非機能的にし、この弱毒細菌は対象の中で生き残る、細菌に関する。 (もっと読む)


【課題】より大きな免疫賦活性能力をもつ、より安定で、5’−ヌクレオチダーゼに対して抵抗性のイノシン−5’−一リン酸誘導体を提供すること。
【解決手段】5’−ヌクレオシダーゼに抵抗性のイノシン−5’−一リン酸及びその誘導体の製造方法であって、イノシン−5’−一リン酸を以下の式を有する化合物に化学的に変
性し、イノシン−5’−一リン酸の生物学的活性を生体内で保持させ方法を提供する。



(式中、Rは、アルキル、アルコキシ及び第二アミノ化合物からなる群から選択される。) (もっと読む)


本開示は、デング熱ウイルスが原因の疾患の予防および/または治療のための免疫原性組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】経口または鼻内のような粘膜表面に投与された場合、抗原の免疫原性を増大させるために使用され得る活性な粘膜アジュバントの提供。
【解決手段】非毒性の粘膜アジュバントを第2の抗原とともに混合して含有する薬学的組成物であって、1つの実施形態において、項上述の非毒性の粘膜アジュバントが細菌のADPリボシル化毒素の無毒化された変異体である、組成物であって、別の実施形態において、上述の非毒性の粘膜アジュバントがCTまたはLTの無毒化された変異体である、組成物。 (もっと読む)


免疫化のために流行関連抗原が3〜4週間隔で与えられる公知のレジメンと対照的に、本発明によれば、2用量の流行関連抗原が1週間隔、2週間隔または6週間隔でヒトに投与される。したがって、本発明は、ヒトを免疫化するための方法であって、(a)流行関連インフルエンザウイルス株からの抗原を含む第一のワクチンをヒトに投与するステップと、次いで1/2/6週間後に、(b)前記流行関連インフルエンザウイルス株からの抗原を含む第二のインフルエンザワクチンを同じヒトに投与するステップとを含む方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】病原体たとえば毒素原性大腸菌(ETEC)による感染及び/又はそれによって生じる下痢性疾患の他の症状を治療するための、ワクチン及び経皮免疫感作の提供。
【解決手段】経皮免疫感作により送達されるワクチンは病原体たとえば毒素原性大腸菌(ETEC)による感染及び/又はそれによって惹起される下痢疾患の症状に対して効果的な処置を提供する。たとえば、ETECから誘導される1,2,3,4,5又はそれ以上の、抗原特異的免疫応答を誘発できる抗原(たとえばトキシン、コロニゼーション又はビルレンス因子)、及び任意の1又は2種以上のアジュバント(たとえば、全細菌性ADP−リボシル化エキソトキシン、Bサブユニット又はそれらのトキソイド、脱毒素突然変異体及びそれらの誘導体)が、ワクチンの製造又は全身性及び/又は粘膜免疫の誘発のために使用される。 (もっと読む)


【課題】免疫系におけるTh1細胞とTh2細胞のバランスを調節してTh2細胞関連疾患の予防や治療に用いられ得るβ−1,3−グルカン系の三元複合体の製造方法に関し、β−1,3−グルカンのホルミル基と抗原タンパク質のアミノ基との反応を容易に進行させ、反応率を従来の30倍以上に高め、収率を飛躍的に向上させる三元複合体の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の抗原タンパク質/CpGオリゴヌクレオチド/β−1,3−グルカン系の三元複合体の製造方法は、側鎖にホルミル基を有するβ−1,3−グルカンと抗原タンパク質とを、(a)アルカリ水溶液中で反応させると同時に中和を行なう、若しくは(b)アルカリ水溶液中で反応させて逐次中和を行なう反応工程を備える。 (もっと読む)


【課題】新規なアジュバントを提供すること。
【解決手段】脂質、脂肪酸、ポリエチレングリコールまたはテルペンのような脂肪親和性部分が、トリテルペンサポニンの3−O−グルクロン酸上に存在するカルボキシル基を介して非アシル化または脱アシル化トリテルペンサポニンに共有結合される、化合物。Quillajaデスアシルサポニン、lucyoside PまたはGypsophila、SaponariaおよびAcanthophyllum由来のサポニンのようなサポニンの3−O−グルクロン酸への脂肪親和性部分の結合は、体液性および細胞媒介免疫のアジュバント効果を強化する。さらに、非アシル化または脱アシル化サポニンの3−O−グルクロン酸残基への脂肪親和性部分の結合は、本来のサポニンよりも、精製が容易であり、毒性が少なく、化学的に安定であり、そして等しいかより良好なアジュバント特性を有するサポニンアナログを生じる。 (もっと読む)


カバノキ花粉Betv1の主要アレルゲンの配列から、特異的免疫治療(SIT)によるアレルギー患者の処置のための連続重複ペプチド(COP)が提供される。そのようなペプチドは、全ての潜在的T細胞エピトープを提供する一方、原型アレルゲンの3D構造を欠き、従って、それらのIgEに結合する能力を減少する。例えば、一つの様相では、本発明はカバノキ花粉アレルギーの処置用組成物として連続重複ペプチド(COP)を提供する。 (もっと読む)


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