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Fターム[4C601DE14]の内容

超音波診断装置 (54,713) | 特殊手法 (2,265) | ハーモニックイメージング (450) | ハーモニック成分の抽出 (119) | 位相反転 (58)

Fターム[4C601DE14]に分類される特許

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【課題】簡便な構成で送信超音波を出力可能な矩形波による送信信号によって広帯域の高調波成分を取得し、良好な超音波画像を取得することができる超音波画像診断装置を提供する。
【解決手段】送信部は、時間軸で非対称の信号波形である第1の送信信号と、第1の送信信号の信号波形を位相反転させた第2の送信信号と、第1の送信信号の信号波形を時間軸で反転させた第3の送信信号と、第1の送信信号の信号波形を位相反転させて、且つ、時間軸で反転させた第4の送信信号と、をそれぞれ駆動信号として出力して超音波探触子2に送信超音波を生成させる。信号成分抽出部135は、第1の送信信号に対応する第1の受信信号と、第2の送信信号に対応する第2の受信信号と、第3の送信信号に対応する第3の受信信号と、第4の送信信号に対応する第4の受信信号と、を合成して2次高調波成分と差音成分とをそれぞれ抽出する。 (もっと読む)


【課題】超音波診断装置において、高調波成分検出処理後に生じる残留基本波成分を適応的に低減できるようにする。
【解決手段】残留基本波成分低減部26は、高調波成分検出部24から出力される検出信号に対して選択的に残留基本波成分低減処理を適用する。検出信号中における2次高調波成分に対して残留基本波成分が相対的に大きな場合に、基本波成分を抑圧する処理が実行される。2次高調波成分に対して残留基本波成分が相対的に大きくない場合にはそのような低減処理は実行されない。 (もっと読む)


【課題】有効ビット長が十分でないA/Dコンバータを用いながらも高画質の超音波画像の生成を図ることができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】第1送信パルスに対応する受信信号のうち強度の大きな基本波成分のみがA/Dコンバータ46でデジタル化されてメモリ47に保存された後、D/Aコンバータ48でD/A変換されて加減算器45の第2入力端Bに入力されると共に、第1送信パルスに対してパルス反転された第2送信パルスに対応する受信信号が加減算器45の第1入力端Aに入力され、これら双方の信号が加減算器45により互いにアナログ的に加算されることで第2送信パルスに対応する受信信号から基本波成分が除去され、非線形成分のみが抽出されて出力端Cから出力され、A/Dコンバータ46でA/D変換される。 (もっと読む)


【課題】深部の感度を適切に向上させることができる超音波診断装置を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る超音波診断装置は、送受信部と、加算部と、画像生成部と、制御部とを備える。前記送受信部は、同一走査線上にて位相極性を反転させて繰り返し行われる1セットの超音波送受信を、同一走査線上にて1セット又は複数セット行う。前記加算部は、前記超音波送受信の結果受信された複数セット分の反射波データを加算する。前記画像生成部は、1セット分の反射波データ、又は前記加算された複数セット分の反射波データを用いて画像を生成する。前記制御部は、1セットの超音波送受信を行う第1モードと、複数セットの超音波送受信を行う第2モードとを切り替える。前記送受信部は、前記制御部による切り替えに応じて、1セットの超音波送受信、又は、複数セットの超音波送受信を行う。 (もっと読む)


【課題】チャネル間のクロストークの抑制。
【解決手段】複数の振動子13は、超音波を送受信する。複数の送信回路Txは、複数の振動子13を駆動するための駆動信号を発生する。複数の受信回路Rxは、複数の振動子13からの電気信号を信号処理する。伝送系統は、複数の振動子13にそれぞれ対応する複数のチャネルChを有する。チャネルCh各々は、送信回路Txと振動子13と受信回路Rxとを接続する。抵抗部は、複数のチャネルChにそれぞれ分岐接続された複数の抵抗モジュールRmを有する。抵抗モジュールRm各々は、チャネルCh各々の電気抵抗値を抵抗値HIGHと抵抗値LOWとの間で切替可能に構成される。送信制御回路211は、複数の伝送路Chの電気抵抗値を抵抗値HIGHと抵抗値LOWとの間で個別に切替えるために複数の抵抗モジュールRmを個別に制御する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超音波の送受信の性能を向上させることができる超音波探触子および超音波診断装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の超音波探触子5は、薄板状の基板61と、基板61に積層された薄板状の圧電部材62と、前記圧電部材62に形成されたリング状の1対の第1及び第2電極63,64と、前記1対の第1及び第2電極63,64に電圧を印加した場合に生じる電界の方向である径方向に延ばされ複数の溝7とを備えている。 (もっと読む)


【課題】少なくとも基本波成分を除去するとともに、高調波成分を効率よく増幅することで、より高解像度な超音波診断画像を得ることのできる超音波診断装置を提供すること。
【解決手段】超音波を送信し、送信された超音波の反射波を受信して受信信号を生成する超音波プローブと、受信信号から高調波成分を抽出する高調波抽出部と、高調波成分に基づいて超音波診断画像を生成する画像生成部とを備え、高調波抽出部は、受信信号と、アナログ遅延素子を含むアナログ遅延回路を用いて遅延させた遅延信号とを加算することで、受信信号から少なくとも基本波成分を略除去するとともに、高調波成分を増幅して抽出することができ、簡単に、より高解像度な超音波診断画像を得ることのできる超音波診断装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】アーチファクトが少なく、しかも深部においても感度が不足することがない超音波画像を生成できる超音波診断装置等を提供すること。
【解決手段】複数の走査線それぞれに、位相が反転した2種類の超音波を送信し、走査線ごとに前記2種類の超音波に対応した第1、第2のエコー信号EA、EBを受信する送受信部21と、第1、第2のエコー信号EA、EBを走査線ごとに加算して第3のエコー信号ECを生成する第1の加算部23と、第1のエコー信号EAに基づいて第1の処理信号SAを生成し、かつ第3のエコー信号ECに基づいて第2の処理信号SCを生成する第1の信号生成手段と、第1、第2の処理信号SA、SCに基づいて第3の処理信号SDを生成する第2の加算部29と、第3の処理信号SDに基づいて超音波画像を生成する画像処理部30と、超音波画像を表示する表示モニタ33とを具備する。 (もっと読む)


【課題】反射超音波信号に蓄積できる高調波成分の振幅の大きさを従来以上に増加させることができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】被検体に超音波信号を送信する圧電部を備えた送信手段と、超音波信号が被検体において反射して生成された反射超音波信号を受信し電気信号に変換する圧電部を備えた受信手段と、電気信号から被検体内の超音波画像を生成する画像処理部と、反射超音波信号に含まれる高調波成分を抽出するための高調波抽出部と、を有する超音波診断装置であって、超音波信号は、基本波と、前記反射超音波信号に含まれるn次高調波を相殺するような位相を持つn次高周波成分とを含む超音波診断装置。 (もっと読む)


【課題】 フェーズインバージョン法の特徴を最大に生かすことで適切にハーモニック成分を抽出し、且つ基本波成分を選択的に抽出する超音波診断装置等を提供すること。
【解決手段】 第1の超音波パルスと、当該第1の超音波パルスの極性を略反転させた第2の超音波パルスとを送信し、第1の超音波パルスに対応する第1のエコー信号及び前記第2の超音波パルスに対応する第2のエコー信号を受信し、第1のエコー信号の波形又は第2のエコー信号の波形のうち少なくとも一方の波形に対して、被検体表面からの深さ毎に所定のゲイン値によるゲイン調整、及び被検体表面からの深さ毎に所定のフィルタ係数によるフィルタ処理を施すことによって波形を調整し、調整後の第1のエコー信号と第2のエコー信号とを加算することで、二次的に発生する高調波と、被検体内における当該被検体表面からの深さに応じて選択的に送信超音波の少なくとも一部と、を抽出する。 (もっと読む)


【課題】撮像対象における血流動態を容易に認識することができない。
【解決手段】撮像対象の断層面に対する画像データを構成する画像データ構成部と、画像データから時間変化曲線を演算する時間変化曲線演算部と、時間変化曲線の特徴点を規定するパラメータを演算するパラメータ算出部と、パラメータから血流動態の時間軸情報を含む分布像を構成する分布像構成部とを有する医用画像表示装置を提案する。 (もっと読む)


【課題】パルス反転技術によって分離される高調波造影剤の空間合成画像を作るための超音波画像診断システム及び方法を提供する。
【解決手段】異なる変調特性を有するビームは、異なる視線方向で送信される。整列されたビームは、パルス反転によって高調波造影信号成分を分離するよう、非線形信号分離装置によって結合される。異なる視線方向からの高調波造影信号は、空間合成された高調波造影画像を作るよう、空間合成処理装置によって結合される。示される実施例において、空間合成された高調波造影画像は、組織画像をオーバーレイする。例えばマルチライン取得のような異なった変調及びビーム操作技術が、また、造影剤画像の空間合成に関して開示される。 (もっと読む)


電磁気エネルギーが適用され、それによってバブルを振動させ、その後、高周波の音波が当てられ、受信及び解析して前記領域のイメージングを提供するためのエコー(260)を作り出す。バブルを作り出すために、エネルギーは、新規なパルス化技術、より良好な感度で、結果として生じる内部のナノバブル又はマイクロバブルが提供し、エネルギーが与えられるに先立って、血管系の外側(216)に透過することができる、造影剤のナノ粒子(232)に、適用され得、それによって、血管系透過性の定量化及び標的分子の供給を提供する。粒子は、吸収部分及び蒸発部分を含み得、近赤外レーザーによるような照射(204)は、バブルを引き起こす相転移を引き起こす。エコーは、活性化された造影剤の超音波インタロゲーション(220)に応答して起こり得、それは、永続的プロセスで、パルスインバージョン、パワーモジュレーション又はコントラストパルスシーケンスイメージングを伴い得る。造影剤は、バブル活性化のタイミングを容易にするために、超音波造影剤に基づくマイクロバブルと混合されても良い。
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【課題】二次高調波に基づいて作成された画像の画質を、生体組織内における深さ方向の広範囲にわたって良好にすることができる超音波診断装置及びその制御プログラムを提供する。
【解決手段】所定の正相高調波とは逆相である逆相二次高調波Wn2と正相基本波Wp1とを重畳してなる第一超音波パルスPl1と、前記正相基本波Wp1とは逆相である逆相基本波Wn1と前記逆相二次高調波Wn2とを重畳してなる第二超音波パルスPl2と、前記正相高調波と同相で同じ周波数である第三超音波パルスPl3とを送信する送信部と、第一エコー信号Ec1と第二エコー信号Ec2と第三エコー信号Ec3とを加算する信号処理部と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
超音波振動子を駆動する送信回路に使用される電源のサージ電圧を低減することができる超音波診断装置の駆動電源回路を提供する。
【解決手段】
パルス電圧を生成するためのコンバータ内スイッチを有するDC−DCコンバータを備え、DC−DCコンバータの出力に基づいて、超音波振動子を駆動する電圧を出力する。DC−DCコンバータの出力をスイッチングする出力期間設定スイッチと、スイッチングされた電圧を昇圧整流し、昇圧整流した電圧を超音波振動子に供給する倍電圧整流回路と、出力期間設定スイッチをON、OFFする信号を出力する固定周波数発振回路と、コンバータ内スイッチにより生成されるパルスのエッジを含まない時間範囲内で、出力期間設定スイッチがON状態となるように、固定周波数発振回路から出力される信号の位相を調整する位相制御回路と、倍電圧整流回路の出力をDC−DCコンバータにフィードバックするループとを備える。 (もっと読む)


【課題】
パルス・インバージョン・ハーモニック法による超音波画像の精度を向上させた超音波診断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
超音波を対象物に送信し、反射された超音波を受信する超音波振動子と、超音波振動子に位相が180度異なる正負に振動する2種類の駆動信号を印加するパルス発生回路とを備え、パルス発生回路は、PチャネルMOSFETおよびNチャネルMOSFETを含むプッシュ・プル回路を有し、PチャネルMOSFETのドレインと、NチャネルMOSFETのドレインが超音波振動子に接続され、プッシュ・プル回路が駆動信号を生成する。2種類の駆動信号におけるそれぞれ最初の半波を比較して立ち上がりの遅延時間を検出する時間差モニタ回路と、時間差モニタ回路による比較結果に応じてPチャネルMOSFETまたは、NチャネルMOSFETをスイッチング制御するタイミングを調整するタイミング調整部を備える。 (もっと読む)


【課題】高調波成分を利用してバブルを識別するにあたって識別の精度を高める。
【解決手段】プローブ14から互いに位相が反転関係にある超音波の組が送波され、超音波の組のうちの一方に対応した第1受信信号が受信信号1メモリ18に記憶され、他方に対応した第2受信信号が受信信号2メモリ20に記憶される。加算処理部22は、第1受信信号と第2受信信号を加算処理し、PI法の原理により偶数次の高調波成分が抽出され、さらに2次BPF26により第2次高調波成分が抽出される。差分処理部24は、第1受信信号と第2受信信号の差分を算出し、PI法の原理により基本波と奇数次の高調波成分が抽出され、さらに3次BPF28により第3次高調波成分が抽出される。バブル識別部40は、第2次高調波成分と第3次高調波成分とを比較することにより、バブルと他組織を識別する。 (もっと読む)


本発明は、高周波数(約15MHz)で、例えば、線形アレイトランスデューサを用いて、生体組織内の微小気泡造影剤から非線形基本波信号および分数調波信号を検出するように、交流位相および/または振幅の複数の超音波パルス発射を使用する。組織内の非線形超音波伝搬により、コントラスト対組織比(CTR)が超音波周波数の増加に伴って減少することを示すことができる。しかしながら、低い周波数で使用される従来の第2高調波よりもむしろ、非線形基本波信号に加えて分数調波信号を使用することは、かなり高い信号強度をもたらし、非線形組織伝搬の制限を克服する。加えて、本方法は、20MHzを超える、ある所望の周波数において、分数調波周波数帯域の帯域通過フィルタ処理との組み合わせで、純粋に交互の位相インバージョンの取得を切り替える能力を提供し、周波数が増加する際のCTRの損失を最小限化する。
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【課題】超音波診断装置において、バブルによる染影の認識を容易とすること。
【解決手段】超音波診断装置10は、第1中心周波数を有する第1パルス、及び第1中心周波数とは異なる第2中心周波数を有する第2パルスを合成した第1合成パルスと、第1パルス、及び第2パルスの逆位相の第3のパルスを合成した第2合成パルスと、を順不同で被検体に順次送信させる合成パルス送信制御部31と、受信される第1合成パルスに対応する第1受信エコーと、第2合成パルスに対応する第2受信エコーとを差分して、演算エコーを生成する信号処理部32と、演算エコーを基に、超音波画像を生成する画像生成手段と、超音波画像を表示させる表示手段と、を備える。 (もっと読む)


超音波診断撮像システムが、造影剤のボーラスが病変を含むかもしれない関心領域(ROI)に流入し該ROIから流出する際に、画像データのシーケンスを取得する。コントラスト強度の画像データを使って、ROI内の各点における時間‐強度曲線を計算する。造影剤がROIに灌流する上昇時間期間、ROIにおいて造影剤の極大量が維持される増強時間期間および造影剤がROIから流出する下降時間期間を定義する、時間‐強度曲線のいくつかのレベルが設定される。ROI内の点についての時間期間パラメータの一つまたは複数を使って、パラメトリック・コントラスト画像を形成する。パラメトリック・コントラスト画像はROI内の病変およびその縁を同定するために使われる。
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