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Fターム[4D004AA37]の内容

固体廃棄物の処理 (96,717) | 処理対象物 (15,310) | 焼却灰 (1,348) | 飛灰(集塵灰) (569)

Fターム[4D004AA37]に分類される特許

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【課題】単純な工程を経ることで、ダスト処理時における固液分離した後のカリウムや塩素を主成分とする洗浄ろ液中の重金属濃度と硫酸イオン濃度を効率的に低減し得る。
【解決手段】重金属を含むダスト30と水31とを混合してスラリー33を調製する工程32と、スラリー33に炭酸ガス34を吹き込みスラリーのpHを10〜12に調整する工程36と、スラリー33塩化カルシウム37を添加して重金属を水酸化物又は炭酸塩の形態で沈殿させ、かつ硫酸イオンを除去する工程38と、塩化カルシウムを添加したスラリーを静置して炭酸塩との共沈効果により水に溶解して残留している重金属を更に沈殿させる静置工程39と、静置工程の静置物をろ液41と残渣42とに固液分離する固液分離工程43とを含むダスト処理方法である。
【選択図】図
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【課題】飛灰混練装置によって混練された処理物の均一性を評価できるようにする。
【解決手段】混練された飛灰を複数個に分割して所定形状に成型し、この成型された試料について複数箇所で表面抵抗値を測定し、この測定された表面抵抗値より算出された変動係数にて飛灰の混練性能を評価する。 (もっと読む)


【課題】ヒ素、セレンが溶出することを防止し、固定化のために特殊な薬剤を別途加える必要がない、溶融飛灰の薬剤処理方法を提供する。
【解決手段】溶融飛灰に重金属固定用キレート薬剤とヒ素およびセレンを固定化するための消石灰と水とを加えて混練することによって該溶融飛灰中の重金属、ヒ素およびセレンを固定化する溶融飛灰の薬剤処理方法において、該溶融飛灰中に含まれる硫黄化合物、リン化合物およびカルシウム分から算出される、該溶融飛灰中のヒ素およびセレンを固定化するために必要な量の消石灰を添加する。 (もっと読む)


【課題】飛灰等の固体廃棄物中の重金属を不溶化するのに適正なキレート剤の必要量を、希釈操作が不要で簡便であり、迅速、安価かつ正確に決定することができるキレート剤の必要量決定方法及び飛灰の処理方法の提供。
【解決手段】重金属を含有する固体廃棄物にキレート剤を過剰量添加し、未反応のキレート剤量を330nm以上の波長の吸光度を測定し、該測定値から固体廃棄物中の重金属の不溶化に必要なキレート剤の添加量を決定するキレート剤の必要量決定方法である。該キレート剤が、ジチオカルバミン酸系キレート剤である態様、該重金属を含有する固体廃棄物が、飛灰である態様、などが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鉛を含むクリンカ原料を用いる場合に、還元剤である固体燃料を用いつつ、排ガス中の一酸化炭素濃度を過度に高くすることなく、鉛の含有率の小さなクリンカを得ることのできるクリンカの製造方法を提供する。
【解決手段】セメントキルン1内の窯尻1bからの種々の深さLにタイヤ7を転がして燃焼させ、クリンカ中の鉛含有率を減少させるための特定の深さL及び該深さLにおける固体燃料の必要量を定めた後、該深さLで該必要量の固体燃料を燃焼させるために、該深さLに到達するまでの固体燃料の燃焼による減少量を考慮した供給量の固体燃料を、セメントキルン1に投入する。 (もっと読む)


【課題】プラスチックを巧く活用することにより、燃焼式加熱装置の加熱能力を特に増強することなく焼却灰を溶融処理することができ、焼却灰に含まれる重金属成分の溶融スラグへの移行も効果的に防止できるようにする。
【解決手段】廃棄物Aの焼却炉1から排出された焼却灰の溶融処理方法であって、焼却灰Dをプラスチック粒子の表面に付着させて、燃焼式溶融炉5において溶融する。 (もっと読む)


【課題】リン吸着対象の水中のアルカリ化を抑止することができるリン吸着材およびこれを用いた肥料の製造方法を提供すること。
【解決手段】石炭灰に石膏を混合してなるリン吸着材であり、石膏の混合の有無にかかわらず、リン吸着能力が維持され、石炭灰に対する石膏の比率を増大するにしたがって水のアルカリ化を抑えることができる。また、固定工程によって、石炭灰に石膏を混合した粉体を中性固化剤で塊状に固化あるいは所定サイズ以上に造粒化し、リン吸着工程によって、前記固化あるいは造粒化されたリン吸着材を、リン吸着対象の水中に所定時間、浸漬し、肥料生成工程によって、前記リン吸着工程後の固化あるいは造粒化されたリン吸着材をそのままあるいは粉砕あるいは外表面を擦り取って肥料を生成するようにしている。 (もっと読む)


【課題】 所定の処理を施した汚泥焼却灰を用いることで、廃棄物中の化学物質が環境中に溶出するのを容易に抑制しうる廃棄物の処理方法を提供すると共に、汚泥焼却灰の新たな用途を見出すことを課題とする。
【解決手段】 汚泥焼却灰と酸とを接触させて得られた焼却灰処理物を、化学物質を含有する廃棄物の周囲に配することを特徴とする (もっと読む)


【解決課題】ガス化溶融炉の溶融炉から排出されるスラグの塩基度を目標とする設定範囲に調整、維持してその流動性を確保するに当たり、購入物である塩基度調整剤の使用量を最小限としてこれを実現し、低い処理コストで安定して効率的なガス化溶融炉の運転方法を提供すること。
【解決手段】廃棄物を熱分解炉で部分燃焼させながら熱分解し、この熱分解により発生した可燃ガスと灰分を溶融炉に導き、溶融炉で可燃ガスを燃焼させてその燃焼熱により灰分を溶融し、この溶融により生じたスラグを炉外に排出するガス化溶融炉の運転方法において、前記スラグの塩基度を監視し、同塩基度が設定範囲から外れた場合には、先ず、一次塩基度調整剤により一次調整を行い、さらに一定期間経過後もなお設定範囲に復帰しない場合には、二次塩基度調整剤により二次調整を行なうことによりスラグの塩基度を設定範囲に維持する。 (もっと読む)


【課題】セメント添加材用の未燃カーボンを取り除いた改質灰であって、建設材料として利用した場合にホウ素が溶出することのない改質灰を得る。
【解決手段】フライアッシュFLをスラリー化するスラリータンク2と、スラリータンク2から排出され、表面改質機4を経たスラリーS2を親油性成分と親水性成分とに分離する浮選機12と、浮選機12から排出される親水性成分を固液分離する固液分離機14と、固液分離機14から排出されるろ液L1からホウ素を除去するホウ素除去装置19と、該ホウ素除去装置19からホウ素を除去した排水L3をスラリータンク2に戻す循環ルート18とを備える改質灰の製造装置等。改質灰の製造装置内のホウ素が徐々に増加して固液分離機14のケークC1へホウ素が混入することを防止し、建設材料として利用した場合に、ホウ素が溶出することのない改質灰を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】バイオマスを乾留してバイオマス炭を製造する際に、バイオマス炭の収率を向上可能であるとともに、低品位の鉄鉱石を改質して製鉄プロセスで使用できる、バイオマス炭の利用方法を提供すること。
【解決手段】バイオマスを乾留して製造されるバイオマス炭を製鉄プロセスで使用するバイオマスの利用方法であって、バイオマス1を粉砕してバイオマス粉砕物を得る工程3と、鉄分含有物質2を粉砕して鉄分含有物質粉砕物を得る工程4と、バイオマス粉砕物と鉄分含有物質粉砕物とを混合して混合物を得る工程5と、混合物を乾留してバイオマス炭と炭素析出鉄分含有物質との混合物である混合乾留物を得る工程6とを有し、混合乾留物を製鉄プロセスで使用することを特徴とするバイオマスの利用方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】クリンカの製造のために鉛を含む副原料を用いた場合に、鉛の含有率の小さなクリンカを得るための、セメントキルンにおける鉛の回収方法を提供する。
【解決手段】窯尻1bに抽気プローブ3を有するセメントキルン1内に、鉛を含むクリンカ原料(例えば、副原料として飛灰を用いたもの)と、還元揮発Aを生じさせるための固体燃料(例えば、コークス)と、塩化揮発Bを生じさせるための塩化物(例えば、塩化カルシウム)を投入した後、抽気プローブ3によって、クリンカ原料から揮発した鉛を回収する。 (もっと読む)


【課題】 重金属を含有した飛灰とキレート薬剤を混合した場合、重金属の不溶化処理性能がばらつくという問題があった。
【解決手段】 飛灰にキレート薬剤と水を混合後、加圧下で混合することにより、飛灰中の重金属を再現性よく不溶化し、さらに処理時における有害ガスの発生量をさらに低減する。加圧混合としてはハンマー打撃等による0.03MPa以上、さらに0.2MPa以上の応力負荷を繰り返すことが例示できる。キレート薬剤としてはピペラジンのカルボジチオ酸塩を用いると、加圧混合による処理性能向上が特に高く、有害ガスの発生量が格段に少ない。 (もっと読む)


【課題】 鋳物工場の鋳造ラインから発生する廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂に含まれる化学物質や重金属を不溶化処理する工程において、不溶化剤の消費量を低減できる廃棄物処理方法を提供する。
【解決手段】 鋳物工場の鋳造ラインから発生する廃棄物であるこぼれ砂および集塵ダストを含む廃棄砂を2つ以上に分級する工程と、該分級した廃棄物毎に不溶化剤を各々添加し混練して水和反応させる工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、カルシウム成分及び鉛成分を浮遊選鉱処理によって分別して回収するに際し、微粉末と水とからなるスラリーの固形分濃度を常に最適値に保ち、高い処理効率及び浮鉱の高い鉛含有率を得ることのできる処理方法を提供する。
【解決手段】(A)微粉末と水を混合して、スラリーを調製する工程と、(B)工程(A)で得られたスラリーと硫化剤と硫酸を混合して、固体分である硫酸カルシウム及び鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(C)工程(B)で得られたスラリーに疎水化剤を加えて、鉛硫化物を疎水化させる工程と、(D)工程(C)で得られたスラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程と、(E)微粉末と水とからなるスラリーの固形分濃度を所望の値にするために、工程(B)における硫酸の添加量に基づいて、微粉末と水との質量比を調整する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】排ガスダストからセレン成分の溶出を抑制しつつ塩素成分や硫黄成分を溶出させることができる排ガスダストの処理方法を提供する。
【解決手段】少なくともセレン成分、塩素成分および硫黄成分を含む排ガスダスト、塩基性アルカリ金属化合物および水を混合し、塩素成分および硫黄成分を溶出して除去する排ガスダストの処理方法において、当該混合液の液温が40℃以下であって排ガスダスト1kgに対し塩基性アルカリ金属化合物をアルカリ金属換算で2.5〜3.0モル用いる排ガスダストの処理方法。 (もっと読む)


いくつかの実施形態において、本発明は、排ガス流を水溶液と接触させる工程、二酸化炭素および/または追加の成分を排ガス流から除去する工程、および、二酸化炭素および/または追加の成分を1種以上の形態で、組成物中に含有させる工程を含む、排ガス流の二酸化炭素および/または追加の成分を除去するためのシステムおよび方法を提供する。いくつかの実施形態において、組成物は、炭酸塩、重炭酸塩、または、炭酸塩および重炭酸塩を含む沈殿物質である。いくつかの実施形態において、組成物は、SOx、NOx、粒状物質および/または一定の金属の共処理からもたらされる炭酸塩および/または重炭酸塩共生成物をさらに含む。液体、固体または多相性廃棄物流などの追加の廃棄物流もまた処理され得る。
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【課題】従来の飛灰と珪酸ナトリウムと水とを混合した固化剤を用いた固化方法では、水を加えて固化させるものであるが、現場打設施工における搬送性を向上させるために、大量の水を使用し、その後の固化に長時間を有するとともに、養生にも長時間を有し、施工期間が長期化してしまうものであった。
【解決手段】本発明では、飛灰と珪酸ナトリウムと水とを混合した固化剤に骨材を混入させて固化する固化方法であって、骨材として、飛灰と珪酸ナトリウムと水とを混合し吸水性を有する状態で粒状に固化させたものを用いることを特徴とする固化方法を提供するものである。また、前記固定剤に重金属固定剤を添加することを特徴とする固化方法を提供するものである。さらに、型枠内に前記骨材を投入した後に前記固化剤を型枠の下方側から上方側に向けて加圧注入することを特徴とする固化方法を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】石油系燃料の燃焼によって生じる焼却灰から効率よくバナジウムを回収するバナジウム回収装置及びバナジウム回収システムを提供することを目的とする。
【解決手段】石油系燃料の燃焼によって生じる焼却灰を加熱処理して四酸化バナジウム及び三酸化バナジウムを含む原料ダストを生成し、さらに、焼却灰A中の硫酸塩から硫黄酸化物を生成して排ガスとして排出するキルン回転炉5を備え、キルン回転炉の熱源としてプラズマトーチ23を用いる。この装置によれば、焼却灰A中の硫酸塩を分解して硫黄酸化物とし、排ガスとして排出すると共に、焼却灰Aから三酸化バナジウムや四酸化バナジウムを含む原料ダストを生成できるようになり、バナジウムの効率的な回収が可能になる。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、カルシウム成分及び鉛成分を浮遊選鉱処理によって分別して回収するに際し、大きな含有率で鉛を含む浮鉱と、大きな含有率でカルシウムを含み、かつ従来よりも小さな含有率で鉛を含む沈鉱を得ることのできる処理方法を提供する。
【解決手段】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末を処理対象物として第一の浮遊選鉱処理を行ない、浮鉱及び沈鉱を得た後、この沈鉱を処理対象物としてさらに1回以上、追加の浮遊選鉱処理を行ない、この追加の浮遊選鉱処理で得られた浮鉱を、前記の微粉末と共に第一の浮遊選鉱処理の処理対象物として用いる。第一の浮遊選鉱処理で得られた浮鉱は、大きな含有率で鉛を含む。追加の浮遊選鉱処理で最終的に得られた沈鉱は、大きな含有率でカルシウムを含み、かつ、従来よりも小さな含有率で鉛を含む。 (もっと読む)


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