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Fターム[4D076EA20]の内容

Fターム[4D076EA20]に分類される特許

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本発明は、高純度の2−エチルヘキサノール生産のための分離壁型蒸留塔及びこれを利用した分別蒸留方法に関する。さらに詳細には、凝縮器、再沸器、及び分離壁が設けられた主塔を含む分離壁型蒸留塔において、前記主塔は、塔頂区域、上部供給区域、上部流出区域、下部供給区域、下部流出区域及び塔底区域に区分され、クルド2−エチルヘキサノール原料(F)が前記上部供給区域及び前記下部供給区域が当接する供給中間段NR1に流入され、低沸点成分Dは、前記塔頂区域で流出され、高沸点成分Bは、前記塔底区域で流出され、中間沸点成分Sは、前記上部流出区域及び前記下部流出区域が当接する流出中間段NR2に流出され、前記中間沸点成分は、2−エチルヘキサノールであることを特徴とする分離壁型蒸留塔及びこれを利用した2−エチルヘキサノール分別蒸留方法に関する。本発明の分離壁型蒸留塔は、1基の蒸留塔で2基の蒸留塔の効果を有するので、高純度の2−エチルヘキサノールを生産するにあたって、従来の工程装置に比べてエネルギー節減効果はもちろん、装置の設備費をも低減することができるという効果がある。
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【課題】常に発生量と濃度が変化する製造工程からの使用済み溶液を原液としてその濃縮を行うにあたり、装置の構造を単純なものとし、これに比較的簡便な制御方法を組み合わせることにより、所定濃度の濃縮液を容易に得ることのできる蒸発濃縮装置を提供する。
【解決手段】溶質及び揮発性の溶媒を含有する原液を濃縮する蒸発濃縮装置において、原液中の溶質の初期濃度を検出する濃度検出手段と、蒸発濃縮装置から排出される凝縮液の液量を検出する液量検出手段と、この凝縮液の積算量を演算する積算量演算手段と、上記溶質の初期濃度と濃縮する目標濃度に基づいて溶媒の蒸発量を演算する蒸発量演算手段と、上記積算量が上記蒸発量に達したときに、その旨を判定する判定手段とを備える。 (もっと読む)


1バールで200℃より低い融点を有する塩(イオン性液体)を含有する混合物の蒸留法において、該混合物が付加的に有機化合物(以下、蒸留助剤と呼ぶ)を含有し、該蒸留助剤がイオン性ではなく、5000より小さい分子量を有し;該混合物中に含有されるイオン性液体と比較して少なくとも5℃高い沸点を有することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】廃油の水蒸気除去効率が改善され、廃油ファンに結露の心配がなく、結果的に水蒸気による腐蝕の心配がなく、また、廃油焼却炉において失火の危険がない船舶廃油の処理装置を提供する。
【解決手段】船舶機関室で発生する燃料油の残留や潤滑油の残留に水分等の混じった混合物である廃油が蓄えられる廃油タンク101,102と、該廃油タンク内に装備され、前記廃油タンク内の廃油を100〜120℃程度に加熱する加熱管103,104と、外気を取り込み、取り込まれた空気を前記廃油タンクに張り込むブロアーまたはファン3と、前記廃油タンクから水蒸気または水分を含む空気を船外に排出する空気抜き管106と、前記廃油タンクから廃油を廃油焼却炉に導く廃油管105と、からなる。 (もっと読む)


溶液、懸濁液及び乳濁液のいずれか1つの混合物を連続的に処理して熱的に分離する方法において、前記連続処理は、蒸発主体の処理と脱気処理に区分され、蒸発主体の処理と脱気処理はそれぞれ別の混練器4、12において行われることを特徴としている。
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本発明は、高純度ノルマルブタノール生産用分離壁型蒸留塔、及びノルマルブタノール蒸留方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、分離壁型蒸留塔にクルドノルマルブタノール原料を提供し、ノルマルブタノールを分別蒸留する方法及びその装置に関する。本発明の分離壁型蒸留塔は、1本の蒸留塔で2本の蒸留塔の効果を有するので、高純度のノルマルブタノールを生産するにあたって、従来の工程装置に比べてエネルギー節減効果はもちろん、装置の設備費をも低減することができるという効果がある。 (もっと読む)


【課題】説明変数に対し時間的遅れを有する目的変数の値を予測することが可能な、非線形なプロセスの操業データの予測方法を提供する。
【解決手段】特定時刻tの前の時刻t−1以前における目的変数の値及び特定時刻t以前における説明変数の値を蓄積したデータベースから、少なくとも、最新の目的関数の値が得られている時刻t−nにおける目的変数の値及び時刻t−n+1における説明変数の値の集合Aと類似する、時刻t−nよりも前の任意の時刻iにおける目的変数の値及び時刻i+1における説明変数の値の集合B、を抽出する抽出工程と、抽出された集合Bの時刻i+1における目的変数の値を、時刻t−n+1における目的変数の予測値として出力する出力工程と、を有し、少なくとも、抽出工程で類似か否かを判断する際に、目的変数と説明変数との時間のずれが考慮される、操業データの予測方法とする。 (もっと読む)


【課題】大気圧下における沸点が比較的低い、具体的には−25〜120℃である有機物を含有する塩酸から、当該有機物を実質的に含有しない高純度の塩酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】大気圧下での沸点が−25〜120℃である有機物を含有し、塩化水素濃度が大気圧下における共沸塩化水素濃度より高い有機物含有塩酸から前記有機物を除去する塩酸の精製方法であって、操作圧力下における共沸塩化水素濃度が、該有機物含有塩酸の塩化水素濃度より高くなるような操作圧力で、蒸留塔を用いて蒸留することにより、蒸留塔の塔頂から有機物を留出させる塩酸の精製方法である。 (もっと読む)


【課題】無機系のスラリーを減圧濃縮により濃縮する場合において、減圧濃縮の開始時におけるスラリーの濃度にかかわらず、高い濃縮効率を実現する。
【解決手段】濃縮装置1は、減圧濃縮を行う減圧濃縮部1aと、セラミック膜を用いたセラミックろ過を行うセラミック膜ろ過部1bとを有する。濃縮装置1は、セラミック膜ろ過部1bによるスラリー100のろ過と、減圧濃縮部1aによるスラリー100の濃縮とを切り替える切替制御部60を有する。切替制御部60は、スラリーの濃度が低い濃縮前期では、セラミック膜ろ過部1bを用いて前記混合物の濾過し、スラリーの濃度が濃縮前期よりも高くなった濃縮後期では、減圧濃縮部1aによるスラリーの濃縮に切り替える。 (もっと読む)


【課題】廃塗料からリサイクルシンナーを再生する方法において、水素化ホウ素ナトリウムを使用せずに、二次蒸留前の粗精製シンナーからホルムアルデヒドを効率的に除去し、より低減化を図ることができる方法を提供する。
【解決手段】廃塗料の粗蒸留品に水酸化ナトリウムを添加、撹拌し、ホルムアルデヒド濃度が1ppm以下の有機層を回収する工程、前記有機層を二次蒸留し、精製品を得る工程を経て、廃塗料からリサイクルシンナーを再生する。 (もっと読む)


【課題】 水溶液を低コストで効率良く高濃度に蒸発濃縮することができる水溶液の蒸発濃縮装置を提供する。
【解決手段】 水溶液蒸発器10と、熱媒蒸発器40と、圧縮装置50とを備え、水溶液蒸発器10は、一次濃縮部20と二次濃縮部30とを備え、圧縮装置50は、一次圧縮機51と二次圧縮機52とを備えており、二次圧縮機52で圧縮された熱媒蒸気を二次濃縮部30に導入すると共に、一次圧縮機51で圧縮された熱媒蒸気を分岐して一次濃縮部20に導入する。 (もっと読む)


1つまたはそれより多くのアルカノールアミンを含有する混合物を連続的に蒸留分離するための装置および方法であって、分離を1つまたはそれより多くの隔壁塔内で実施し、且つ、単数もしくは複数のアルカノールアミンを、単数もしくは複数の側方排出流(側方留分)として取り出す方法。
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【解決手段】 単一または多重効用蒸発缶システムを使用して、膜セルプロセスにより生産される水性苛性アルカリを濃縮する方法であって、蒸気は前記水性苛性アルカリの流れ方向と反対に流れ、陰極液循環管路から回収される熱は濃縮プロセスの一部分として使用される方法である。1つの実施形態において、陰極液熱回収熱交換器および蒸発室は多重効用蒸発缶システムの最後の効用の後に配置される。別の実施形態において、前記陰極液熱回収熱交換器および蒸発室は、前記単一または多重効用蒸発缶システムの前に配置される。さらに別の実施形態において、前記陰極液熱回収プロセスは、追加の熱交換器プロセスと連結して、要望に応じて最終製品をさらに濃縮する。
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本発明は、
(i)アニオン性洗浄界面活性剤と、
(ii)0重量%〜10重量%のゼオライトビルダーと、
(iii)0重量%〜10重量%のホスフェートビルダーと、
(iv)0重量%〜15重量%のケイ酸塩とを含む、粉末を調製するためのプロセスに関連し、
このプロセスは、
(a)揮発性化合物を含むスラリーを形成する工程と、
(b)ノズルを通じて乾燥装置内にスラリーを噴霧する工程と、
(c)スラリーを乾燥させて粉末を形成する工程とを含み、
スラリーは、
(I)スラリーがノズルに入る温度において、スラリーは揮発性成分の蒸気圧と同等以上の圧力にあり、スラリーは、揮発性化合物の蒸気圧が乾燥装置内の圧力を上回るような温度でノズルに入るか、又は
(II)スラリーがノズルに入る際に、揮発性成分は超臨界状態であり、乾燥装置内の条件は、揮発性成分が乾燥装置に入る際に、揮発性成分の少なくとも一部が気体状であるようなものであるか、のいずれかの条件で、ノズルに入る。 (もっと読む)


ジイソプロピルベンゼン(DIPB)及びトリイソプロピルベンゼン(TIPB)を、DIPB、TIPB、及びポリアルキレート重質物を含む供給物(21)から分離するための方法及び装置に関する。この方法は、224〜241℃(435〜465°F)の範囲内の塔底温度で、35kPa(5psia)未満のカラム塔頂(24)圧力、カラム塔頂圧力よりも21kPa(3psi)未満だけ、好ましくは14kPa(2psi)以下だけ高いカラム塔底(25)圧力を有する蒸留カラム(22)に、前記供給物(21)を導入することを含む。これらの方法は、供給物(21)中に存在するDIPBの少なくとも99.8wt%及びTIPBの少なくとも50wt%を含むサイドドロー(28)並びに蒸留供給物(21)中に含まれる重質物の少なくとも95wt%を含む塔底生成物流(41)を取り出すことも含む。塔底温度を低温にすることで、高圧蒸気を塔底リボイラー(38)の熱源として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】エネルギー消費を低減しつつ未精製ポリイソシアネートを精製できながら、着色が少なく酸度の低い製品ポリイソシアネートを製造することのできる、ポリイソシアネートの製造方法を提供すること。
【解決手段】未精製ポリイソシアネートを精製する精製工程を含むポリイソシアネートの製造方法において、精製工程は、未精製ポリイソシアネートからタール成分を除去するタール成分除去工程と、タール成分が除去された未精製ポリイソシアネートを、仕切壁蒸留塔により蒸留する蒸留工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】電子工業用で使用可能な純度の高価な剥離液の補充を少なくし、剥離液廃液から従来より高い回収率で精製剥離液を再生することのできる新規な剥離液の高収率再生方法および装置の提供。
【解決手段】液晶ディスプレイパネルの製造工程から排出されるレジストを含有する剥離液廃液からレジストを分離除去し、剥離液を再生する方法において、剥離液廃液中のレジスト重量に対し0.01〜0.2倍重量のアルカリを添加することを特徴とする剥離液の再生方法および装置。 (もっと読む)


【課題】処理液を蒸発濃縮するときに、処理液に含まれる物質が不純物として凝縮水に混入することを抑制する濃縮装置を提供する。
【解決手段】濃縮装置は、処理液45を加熱して蒸気を排出するフラッシュ型蒸発器51と、フラッシュ型蒸発器51への処理液45の流入経路を遮断する開閉弁26,28と、フラッシュ型蒸発器51からの処理液45の流出経路を遮断する開閉弁27と、開閉弁26,28および開閉弁27の開閉を制御する制御装置とを備える。濃縮装置は、フラッシュ型蒸発器51から排出される蒸気に混入する不純物の濃度を検知するための電気伝導度計55を備える。制御装置は、フラッシュ型蒸発器51において処理液45を蒸発濃縮するときに、開閉弁26,28および開閉弁27を全閉に制御する。 (もっと読む)


主にエタノールと水との混合物を脱水するための方法は、第2の部分供給流(4)が蒸発器流入流として蒸発器ユニット(31)に向けられる一方で還流として蒸留塔(32)に向けられる第1の部分供給流(3)に分かれさせ、蒸発器ユニットの上部を蒸発器流出流(6)として離れさせる。蒸留塔(32)からの上部吐出流(7)は戻されて過圧で蒸発器流出流(6)と混合されて混合流(8)となり、圧縮器ユニット(33)内で、水分を多く含む透過液流(14)と実質的に水分を含まないエタノールの形態の透過物流(11)とに分かれる、脱水ユニット(34)に流入する混合圧縮流(10)に圧縮される。透過物流(14)は、濃縮器(39)内で低圧で濃縮された後、透過液流(15)はポンプ(42)によって、熱交換器(36)によって外部熱エネルギを供給される蒸留塔(32)に供給される流れ(16)へと加圧され、ここで水分を多く含む底吐出流(18)と、エタノールを多く含む上部吐出流(7)とに分かれる。透過物流(11)は、プロダクト流(12)として排出される前に、蒸発器ユニット(31)の透過物熱交換器(37)で熱源として用いられる。
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本発明は、ヘキサクロロジシラン含有混合物の蒸留によりヘキサクロロジシランを製造する方法において、この蒸留の際に水が最高で10ppbw(10億分の1質量部=parts per billion by weight)の量で存在することを特徴とする方法に関する。 (もっと読む)


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