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Fターム[4E082BA04]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 出力 (264) | パルス (130)

Fターム[4E082BA04]に分類される特許

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【課題】低周波の切換周波数でアーク長を周期的に揺動させて溶接するアーク長揺動パルスアーク溶接方法において、溶接開始部分のビードに発生するブローホールを低減すること。
【解決手段】溶接ワイヤを送給すると共に、ピーク期間HTp、LTp中のピーク電流HIp、LIp及びベース期間HTb、LTb中のベース電流HIb、LIbを交互に繰り返して通電し、切換周波数で前記ピーク期間及び/又はピーク電流を変化させることによってアーク長を周期的に揺動させて溶接を行うアーク長揺動パルスアーク溶接制御方法において、溶接開始時点から予め定めた初期期間Ts中は、前記切換周波数(初期周波数fs)をそれ以降の定常期間の予め定めた定常周波数ftよりも低い値に設定する。これにより、溶接開始時の溶融池を十分に撹拌することができ、ブローホールの発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、ピーク立上り電流Ipuの立上り特性を緩やかな曲線状に変化させたときでも、溶滴移行状態を安定に保つことができるようにする。
【解決手段】ピーク電流Ipよりも小さな値のピーク電流基準値Iptを予め設定し、ピーク期間Tp中は所定の曲線状に上昇するピーク立上り電流Ipuを通電し、ピーク期間Tp終了時点においてピーク立上り電流Ipuの値がピーク電流基準値Ipt以上であった超過期間Toが予め定めた基準期間Tt以上であるときはベース期間Tbに移行し、超過期間Toが上記基準期間Tt未満であるときは以上になるまでピーク電流Ipを通電するピーク期間Tpを延長した後にベース期間Tbに移行する。これにより、ピーク電流Ipに近い値の溶接電流が少なくとも基準期間Tt以上通電するので、溶滴移行状態は常に安定した状態になる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を大きな値に設定しても、安定した溶接状態を維持すること。
【解決手段】電極プラス極性ピーク期間Tp中は臨界値以上の電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は臨界値以上の電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極マイナス極性ベース期間Tbn中は臨界値未満の電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は臨界値未満の電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、これらの通電を1周期として繰り返して溶接を行う。電極プラス極性ピーク期間Tp及び電極マイナス極性ピーク期間Tpnを設けることによって、電極マイナス極性電流比率が大きな値に設定されたときでも、1パルス1溶滴移行状態を維持することができ、安定した溶接状態となる。 (もっと読む)


【課題】交流パルスアーク溶接によるインコネルの肉盛り溶接において、所望の希釈率のビード形状を容易に形成することができるようにする。
【解決手段】電極マイナス極性期間中は電極マイナス極性電流を通電し、電極プラス極性期間中はピーク電流及びベース電流を通電し、前記電極マイナス極性期間を調整することによって電極マイナス極性電流比率を適正化して溶接する交流パルスアーク溶接によるインコネルの肉盛り溶接方法において、希釈率設定値Rkを予め設定し、この希釈率設定値Rkを入力として予め定めた期間設定関数TNRによって前記電極マイナス極性期間Tnrを算出し、この算出された電極マイナス極性期間Tnrによって前記電極マイナス極性電流比率を適正化し、前記希釈率設定値Rkによって設定された希釈率のビード形状を形成する。 (もっと読む)


【課題】 従来の交流アーク溶接電源は、極性切換時に再点弧電圧を印加しアーク消滅を防止するために、2つの補助コンデンサ充電回路と2つの補助コンデンサを用いていた。
【解決手段】 コンデンサ充電回路は、電極マイナス極性から電極プラス極性に切換わるときに補助コンデンサの放電を行ない電極と被溶接物との間に再点弧電圧を印加し、放電開始から所定時間が経過すると補助コンデンサの充電を行なう。続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性に切換わるときに補助コンデンサは、再度放電を行ない被溶接物と電極との間に再点弧電圧が印加され、放電から所定時間が経過したときに補助コンデンサの充電を行なう。この一連の動作を繰り返すことにより、極性切換時のアーク消滅が防止でき、2つ極性切換モードに対して再点弧電圧の印加が可能となる。 (もっと読む)


【課題】マグパルス溶接において、パルスアーク溶接用ワイヤの代わりに炭酸ガスアーク溶接用ワイヤを用いたときの溶接条件の設定を容易かする。
【解決手段】溶接ワイヤ1を予め定めた送給速度Frで送給すると共に、ピーク期間Tpr中はピーク電流Iprを通電し、ベース期間中はベース電流Ibrを通電し、溶接電圧平均値Vdが溶接電圧設定値Vrと等しくなるようにベース期間を制御して溶接を行うマグパルス溶接の溶接条件設定方法において、炭酸ガスアーク溶接用ワイヤモードを選択するワイヤ種類選択スイッチSTを設け、このモードが選択されているときはピーク期間Tprを所定値ΔTpだけ長くし、溶接電圧設定値Vrを所定値ΔVrだけ大きくし、送給速度Frを所定値ΔFrだけ速くする。これにより、前記スイッチSTを選択するだけで炭酸ガスアーク溶接用ワイヤに適した溶接条件が自動設定される。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、溶接電源の外部特性を適正化することによって高速溶接性を改善すること。
【解決手段】第1傾きKs1及び溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって設定された溶接電源の外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法であって、溶接中にアーク長が大きく変動したとき(ΔV>ΔVt)は、前記第1傾きKs1を第1傾きの絶対値よりも小さな絶対値の第2傾きKs2に置換して外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、溶接速度Ssが速くなるのに伴い前記第1傾きKs1及び/又は前記第2傾きKs2の絶対値が小さくなるように変化させる。これにより、溶接速度が速くなると、外部特性の傾きの絶対値を小さくすることによってアーク長制御系のゲインを大きくすることができ、外乱に対する高速溶接性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流をフィードバック制御することによってアーク長制御を行う消耗電極パルスアーク溶接において、小電流域における溶滴移行状態を良好にすること。
【解決手段】溶接電圧設定値Vrと溶接電圧の検出値Vdとの電圧誤差に応じて溶接電流変化量ΔIを算出する。また、予め設定されたピーク期間Tp、ベース期間Tb及び配分比率α(0≦α≦1)を入力として、ピーク電流設定信号Ipr=Ipr(n−1)+(ΔI×(Tp+Tb)×α/Tp)を算出してピーク電流を制御する。同時に、ベース電流設定信号Ibr=Ibr(n−1)+(ΔI×(Tp+Tb)×(1−α)/Tp)を算出してベース電流を制御する。これによって溶接電流変化量ΔIのベース電流への配分をピーク電流に比べて小さくすることができ、小電流域における溶滴移行状態を良好にすることができる。 (もっと読む)


アーク溶接プロセスの間に溶接入熱を増加するための方法及びシステム。前進する溶接電極(191)と金属ワークピース(199)との間に、電気アークパルスを発生させるように電気溶接波形(100)を生成することが可能な電気アーク溶接システムを使用して、1連の電気アークパルスが発せられる。電気溶接波形のサイクルは、上昇するピンチ電流レベル(121)を供給するピンチ電流段階(120)、ピーク電流レベル(130)を供給するピーク電流段階、低下する導出電流レベル(141)を供給する導出電流段階(140)、及びバックグラウンド電流段階(111)を供給するバックグラウンド電流レベル(110)を含む。そのサイクルの少なくとも1つの加熱電流段階(150)が生成され、加熱電流レベル(151)をバックグラウンド電流段階の間に供給し、その加熱電流レベルは、バックグラウンド電流レベルの上にある。該少なくとも1つの電流パルスを持つ電気溶接波形のサイクルは、アーク溶接プロセスが完了するまで、繰り返されてもよい。
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【課題】 ステンレスや鉄のワークに対して交流パルスアーク溶接を行う。
【解決手段】 逆極性に切り換えてパルス電流16を出力する第1ステップを実行し、ベース電流19を出力して短絡を発生させる第2ステップを実行し、その後、正極性に切り換えてパルス電流18を出力する第3ステップを実行し、ベース電流15を出力する第4ステップを実行する。 (もっと読む)


【課題】 装置の構成が簡単で、かつ、スパッタの発生を大幅に低減できる消耗電極式の交流アーク溶接電源装置を提供すること。
【解決手段】 4個のスイッチング素子Ep1、Ep2、En1、En2を独立して制御する出力制御回路30と、溶接ワイヤ12と母材13との間が短絡状態かアーク状態かを検出する短絡検出回路36と、を設け、出力制御回路30は、溶接ワイヤ12と母材13が短絡した場合、現在オンされている第1の1対の前記スイッチング素子を予め定める期間T0オフし、その後、オフにした第1の1対のスイッチング素子の一方をオンし、溶接負荷に流れる電流が予め定める電流値Iasまで低下する間にリアクタ26に蓄えられたエネルギが放出させ、溶接負荷に流れる電流が予め定める電流値Iasまで低下したら、オフされている第1の1対のスイッチング素子の他方をオンし、予め定める期間T2溶接負荷に流れる電流を電流値Iasに保ち、その後予め定められている出力電流値に戻す。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流を変化させるパルスアーク溶接の出力制御方法において、アーク付加が変動したときの過渡応答性を向上させる。
【解決手段】、ピーク期間Tp中はピーク電流設定値Ip1に対応するピーク電流を通電し、ベース期間Tb中はベース電流設定値Ib1に対応するベース電流を通電し、溶接電圧の検出値が溶接電圧設定値に等しくなるようにピーク電流設定値及びベース電流設定値を変化させる。ピーク電流設定値Ip1が上限値Ipu以上であるときは、ピーク電流設定値を上限値Ipuと等しい値Ip2に制限してピーク電流を通電する。上限値Ipuからはみ出した斜線部分はベース電流の斜線部分に移行させて過渡応答性を向上させる。ベース電流設定値Ib2=Ib1+((Ip1−ipu)×Tp)/Tbを算出して、この値によってベース電流を通電する。 (もっと読む)


【課題】薄鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法において、特に重ね継手部やT継手部を高速度で溶接する場合、ワイヤ狙い位置が変動しても溶接時に溶け落ちを発生することなく安定的な溶け込み量を確保しビード幅の広い良好な溶接ビードが得られる方法を提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.05〜0.2%、Mn:0.2〜0.5%を含有するソリッドワイヤを用いて、パルスピーク電流Ip:380〜600A、パルスベース電流Ib:30〜80Aで、かつ前記パルスピーク電流Ip[A]とパルスピーク時間Tp[ms]が下記(1)式を満足するパルスを印加しつつ溶接する。120≦Ip×Tp≦380(1) (もっと読む)


【課題】炭酸ガス主体のシールドガスを用いても1周期あたり1溶滴移行が可能であり、何らかの外乱で溶滴移行の規則性がくずれても即座に正常状態に復帰させることができる技術を提供する。
【解決手段】ワイヤ先端205からの溶滴の離脱を検出する溶滴離脱検出部と、溶滴を離脱させる第1パルス201と、溶滴を整形する第2パルス202とを交互に生成して溶接電源に出力する波形生成器とを備える溶接制御装置において、波形生成器は、第1パルス201のピーク期間、立下りスロープ期間またはベース期間において溶滴の離脱が検出されなかった場合213に、第1パルス201のベース期間終了後に、第2パルス202とはパルスピーク電流および/またはパルス幅の異なるパルス形状を有する第3パルスを生成して溶接電源に出力することにより溶滴移行規則性のずれを修正する。 (もっと読む)


【課題】スパッタの発生量を十分に小さくすることができる溶極式パルスアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】 電極ワイヤの先端と母材間に周期的なパルス電流を供給してパルス毎にアーク放電を生じさせる溶極式パルスアーク溶接方法において、上記パルス電流のパルス立下り領域での電流変化速度を700A/ms以上に設定するとともに、電極ワイヤの表面に塗布した植物油中のカリウム含有量を、ワイヤ10kg当たり5mg以上でかつ50mg以下に設定する。 (もっと読む)


【課題】 電源装置に内蔵されているインバータ回路を複数並列に設けて並列運転を行ったとき、各インバータ回路の出力電流の平衡が実現すること。
【解決手段】 1次整流回路とこの回路に並列に設けた平滑コンデンサと、第1インバータ回路、第1変圧器、第1の2次整流回路及び第1直流リアクトルから成る主回路を平滑コンデンサと出力端子との間にN個並列に設けN個の主回路の総出力電流を検出する出力電流検出回路と、総出力電流に基づいてN個のパルス幅変調信号のパルス幅を制御するパルス幅変調回路と、N個の変圧器の出力電圧を検出するN個の出力電圧検出回路と、各出力電圧を整流するN個の出力電圧整流回路と、N個の直流電圧を平均し平均基準電圧とする平均基準電圧回路と、N個の直流電圧が平均基準電圧と略同一にするN個のパルス幅を補正するパルス幅補正回路と、を備えたインバータ電源装置である。 (もっと読む)


【課題】レーザハイブリッドアーク溶接施工中に直接もしくは反射したレーザにより、スパッタの発生、ビード外観の不良、溶接不安定、溶接欠陥、溶接強度不足が生じる。またレーザ設備の導入コストが高額である。
【解決手段】施工状態を監視するための施工状態検出器3と溶滴移行中におけるレーザ出力を適正に制御するレーザ出力制御部1とアーク長が短くなった場合にアーク長を適正に制御するアーク出力を制御するアーク出力制御部2とアーク電源部4を備えたレーザハイブリッドアーク溶接機9を用いたレーザハイブリッドアーク溶接システムを提供する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接電源において、所望の外部特性及び所望のインダクタンス値を電子的に形成して、溶接品質の向上を図る。
【解決手段】外部特性関数回路ERFは、複数子の外部特性を内蔵しており、溶接電流検出信号idを入力として溶接電源の出力電圧設定信号Erを出力する。インダクタンス設定回路LRは、溶接電源の適正インダクタンス値を設定するためのインダクタンス設定信号Lrを出力する。電流設定変化量算出回路DIRは、出力電圧設定信号Er、溶接電圧検出信号vd及びインダクタンス設定信号Lrを入力として電流設定変化量信号ΔIr=(Er−vd)/Lrを算出する。電流設定積分回路IIRは、この電流設定変化量信号ΔIrを積分して溶接電流制御設定信号Ircを算出する。この溶接電流制御設定信号Ircによって溶接電流iを出力制御する。 (もっと読む)


【課題】短絡期間中に溶接ワイヤのくびれを誤検出したと判定した場合、今回の短絡期間中にくびれ検出感度を下げるものであるが、くびれ検出感度を下げたことにより今回の短絡期間中に誤検出がなくなった場合には短絡期間中のくびれ検出感度は基本に戻す。このように検出感度を基本に戻すことにより、次の短絡期間において再度くびれ誤検出し易くなる。
【解決手段】ある短絡期間でくびれ誤検出が発生し、くびれ誤検出が発生した短絡期間以降の短絡期間においてくびれ誤検出が連続して発生しないように、短絡期間中にくびれ誤検出が発生した場合にはくびれ検出感度を下げるためにくびれ検出閾値を所定値上げるようにし、さらにその後の短絡期間においてもくびれ誤検出が発生した場合には、さらにくびれ検出閾値を上げる。 (もっと読む)


【課題】所望のビード形状を指定するだけで必要な溶接条件(電流、電圧、時間)が自動的に設定されるステッチパルス溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接トーチを停止した状態でアークを発生させ、所定の溶接時間の経過後にアークを停止した後、溶接トーチを溶接進行方向に所定の移動ピッチだけ離間したアーク再開始点に移動させてアークを再発生することを繰り返しながら、1回のアーク発生で形成される溶接痕であるウロコを重ね合わせてワーク上に溶接ビードを形成するステッチパルス溶接装置1において、溶接条件Tcとウロコ直径値Srとの対応関係を記憶した溶接条件データベース部21と、ウロコ直径値Srを入力として溶接条件データベース部21から溶接条件Tcを算出する溶接条件算出部22と、ウロコ重ね率Lrを設定することによって移動ピッチMpを自動的に算出する移動ピッチ算出部25を備えた。 (もっと読む)


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