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Fターム[4E082BA04]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 出力 (264) | パルス (130)

Fターム[4E082BA04]に分類される特許

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【課題】消耗電極パルスアーク溶接において、アーク長が大きく変動したときに、アーク安定性を維持しつつ過渡応答性を向上させること。
【解決手段】溶接ワイヤを第1送給速度Fs1で送給すると共に、第1傾きKs1、溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって設定された溶接電源の外部特性を形成し、溶接中にアーク長が大きく変動したときは、前記第1傾きKs1を小さな値の第2傾きKs2に置換して外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、前記第2傾きKs2によって前記外部特性が形成されている期間中は、送給速度Fscを前記第1送給速度Fs1から第2送給速度Fs2にアーク長の変動が収束するように変化させる。傾きを小さくしてアーク長制御系のゲインを大きくし、送給速度を可変速制御することで、過渡応答性を向上させている。 (もっと読む)


補助電力出力部を有する電気溶接機(100)と、補助電力出力部を制御する方法とが、提供される。一実施形態で、システムは、溶接機電力出力部(165)と回路通信する第1の二次巻線(140)と、補助電力出力部を有する補助電源と回路通信する第2の二次巻線(145)とを有する。補助電源は、溶接機電力出力部がオンであるかどうかを判断するよう溶接機電力出力部をモニタリングする入力部(180)と、サージ又はスパイクが補助電力出力部で存在するかどうかを判断する回路(250)と、特定の条件が満たされる場合に補助電力出力部が利用可能な電力を制限する回路とを有する。1つの方法は、補助電力出力部に対する需要をモニタリングし、第1の制限を上回る補助電力出力部に対する需要におけるスパイクがあるかどうかを判断するステップと、スパイクが第1の制限を上回り且つ溶接機電力出力部がアクティブにされる場合に補助電力出力部が利用可能な電力を低減するステップとを有する。
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前進する電極とワークピースとの間における電流によってパルス溶接法を実施するための電気アーク溶接装置であり、その溶接機は、その前進する電極とワークピースとの間に短絡が生じると短絡信号を生成するための短絡検出回路、及びその短絡が、その溶接機がピーク・パルス電流(2010)を出力していないときの期間の間にクリアされた後にプラズマ・ブースト・パルスを生成するためのブースト回路を含む。そのピーク・パルス電流(2010)とバックグラウンド電流との比は高く、そのピーク・パルスの持続期間は短い。
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【課題】交流パルスアーク溶接の手動溶接において、簡単な操作によって溶着金属量を変化させることなく、入熱量を変化させて溶接することができるようにすること。
【解決手段】電極プラス極性のピーク電流及びベース電流の通電と電極マイナス極性の電極マイナス極性電流の通電とを繰り返し、電極マイナス極性電流比率設定値Rnrに応じて前記電極マイナス極性電流の値及び/又は前記電極マイナス極性電流の通電期間を設定する交流パルスアーク溶接の出力制御方法において、トーチスイッチTsを予め定めた判定期間Th内にオン/オフするクリック操作をしたときは前記電極マイナス極性電流比率設定値Rnrを予め定めた第1修正値Δdだけ変化させ、前記トーチスイッチTsを前記判定期間Th内にオン/オフ/オン/オフするダブルクリック操作をしたときは前記電極マイナス極性電流比率設定値Rnrを予め定めた第2修正値Δuだけ変化させる。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤを一旦母材に接触させた後に引き離すことによってアークを発生させるアークスタート制御方法において、アーク長のオーバーシュートを抑制すること。
【解決手段】溶接トーチから溶接ワイヤを母材へ前進送給(時刻t2〜t3)し、溶接ワイヤが母材に接触すると溶接ワイヤを母材から後退送給(時刻t3〜t4)すると共に溶接電流Iwを通電し、この後退送給によって溶接ワイヤが母材から離れて初期アークが発生(時刻t4)した後に溶接ワイヤを再前進送給(時刻t5以降)して前記初期アーク発生状態から定常のアーク発生状態へと移行させるアークスタート制御方法において、前記再前進送給の開始時点から前記溶接トーチの高さLtを一旦低くした後に元の高さLsに戻すトーチ高さ制御(時刻t5〜t7)を行う。これにより、アーク長のオーバーシュートをトーチ高さ制御によって補償することができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を30%以上に設定しても、安定した溶接を行えるようにすること。
【解決手段】電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極プラス極性ピーク期間Tp中は電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、続けて電極マイナス極性ベース期間Tbn中は電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電して溶接を行う交流パルスアーク溶接制御方法において、電極プラス極性ピーク期間Tp又は電極プラス極性ベース期間Tb中に溶滴移行が行われなかったときは、電極プラス極性ベース期間Tbと電極マイナス極性ベース期間Tbnとの間に電極プラス極性ピーク期間Tp及び電極プラス極性ベース期間Tbを再度設ける。 (もっと読む)


本発明は、溶接操作中に溶接プロセスを変更する方法であって、溶融する溶接ワイヤ(9)とワークピース(14)との間の短絡中に、実施された溶接プロセスから次の溶接プロセスまで変更が実行される方法、および溶接操作の前に熱を入力する方法に関する。高いプロセスの安定性によって溶接プロセスを達成するために、実施される前記溶接プロセスの短絡を検出して、前記溶接ワイヤ(9)が前記次の溶接プロセスの溶接電流(I)の閾値(34)に依存して移動方向に規定された継続期間(32)の間さらに移動した後停止し、前記溶接電流(I)が前記閾値(34)に到達すると、前記次の溶接プロセスを開始するために、前記溶接ワイヤ(9)が反対方向に移動することが提供される。
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【課題】ピーク電流及びベース電流を変化させてアーク長制御を行うパルスアーク溶接において、過渡応答性を改善すること。
【解決手段】第n回目のパルス周期の開始時に、溶接電圧設定値と溶接電圧処理値との誤差に基づいてピーク電流設定値Ipr及びベース電流設定値Ibrを算出し、基準ピーク期間Tps、基準ベース期間Tbs及び基準パルス周期Tsを予め設定して目標溶接電流平均値Iar=(Ipr×Tps+Ibr×Tbs)/Tsを算出し、ピーク電流設定値Iprをピーク電流上限値Ipuとピーク電流下限値Ipdとの範囲に制限してピーク電流を通電し、ベース電流設定値Ibrをベース電流上限値Ibuとベース電流下限値Ibdとの範囲に制限してベース電流を通電し、第n回目のパルス周期における溶接電流平均値が前記目標溶接電流平均値Iarと等しくなるようにピーク期間及びベース期間を変化させる。 (もっと読む)


【課題】短絡を伴うグロビュール移行溶接及び短絡を伴うスプレー移行溶接においても、溶滴のくびれの発生を高制度に検出すること。
【解決手段】短絡状態からアークが再発生する前兆現象である溶滴のくびれの発生を検出し、このくびれの発生を検出すると短絡負荷に通電する溶接電流を減少させてアークを再発生させるように出力制御する消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、短絡状態中の溶滴移行をCCDカメラCMによって所定周期ごとに撮像し、撮像された溶滴移行画像を画像処理回路GCによって処理してくびれの発生を検出する。撮像された溶滴移行画像に同一の判別領域を設定し、この判別領域における溶滴像が占める面積を算出し、この面積が基準値未満になったことを判別することによってくびれの発生を検出する。画像によってくびれを直接的に検出するので、高精度なくびれの検出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を大きな値に設定しても、安定した溶接状態を維持すること。
【解決手段】電極マイナス極性ベース期間Tbn中は臨界値未満の電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電し、続けて電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は臨界値以上の電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極プラス極性ピーク期間Tb中は臨界値以上の電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は臨界値未満の電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、これらの通電を1周期として繰り返して溶接を行う。電極マイナス極性ピーク期間Tpn及び電極プラス極性ピーク期間Tpを設けることによって、電極マイナス極性電流比率が大きな値に設定されたときでも、1パルス1溶滴移行状態を維持することができ、安定した溶接状態となる。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流をフィードバック制御してアーク長制御を行うパルスアーク溶接において、過渡応答性を改善すること。
【解決手段】所定のピーク期間Tpr中のピーク電流Ipの通電と所定のベース期間Tbr中のベース電流Ibの通電とを1パルス周期Tsとして繰り返し、溶接電圧Vwを検出し、この溶接電圧検出値Vdの平滑値Vfが溶接電圧設定値Vrと等しくなるようにピーク電流Ip及び/又はベース電流Ibを制御して溶接を行うパルスアーク溶接の出力制御方法において、第n回目のパルス周期Tpb(n)の開始時点t1からの経過時間をtとして、平均値Vav=(1/t)・∫Vw・dtを刻々と算出し、経過時間tがピーク期間とベース期間との加算値Tsと等しくなる前に、Vav=Vr−a(aは正の定数)が成立したときはその時点で第n回目のパルス周期Tpb(n)を終了する。 (もっと読む)


【課題】母材の開先面にアーク熱の分散化と集中化を自在に制御できる溶接システムを提供し、アークの入熱密度分布の制御を行うことによって、過大な溶接入熱となるのを抑制しながら母材溶融の確保を可能とする。
【解決手段】消耗電極式のアーク溶接方法であって、溶接ワイヤの送給に対して溶接ワイヤの送給波形を正弦波または矩形波に変化させ、この溶接ワイヤの送給波形に対して位相をずらすか、または位相をずらさずにアーク電流波形またはアーク電圧波形を使用する。 (もっと読む)


【課題】良好な溶接品質を得ることができるタンデムパルスアーク溶接制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】タンデムパルスアーク溶接制御装置3,3aは、パルス波形選択回路32と、電圧検出器18bと、電圧設定器24bと、パルスピーク電流基準値設定回路36と、パルスベース電流基準値設定回路38と、パルスピーク電流増減値とパルスベース電流増減値とを算出する誤差増幅器25bと、パルスピーク電流増減値とパルスピーク電流基準値とを加算してパルスピーク電流値を算出する加算器37と、パルスベース電流増減値とパルスベース電流値を算出する加算器39と、パルスピーク期間のときはパルスピーク電流値を出力し、パルスベース期間のときはパルスベース電流値を出力するパルス波形選択回路40と、第2溶接ワイヤ19bの電流値を制御する出力制御回路35bとを備える。 (もっと読む)


【課題】下板および立板からなる水平すみ肉溶接用部材の該立板が傾斜した、すみ肉角度が90°超の水平すみ肉部の溶接を行う片側水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法において、仮付け溶接ビードが有る箇所においても深い溶け込みが得られ、スパッタ発生量の少ない方法を提供する。
【解決手段】ソリッドワイヤを用いて、ワイヤ送給速度:15〜17m/min、パルスピーク電流(Ip):480〜600A、パルスベース電流(Ib):30〜80A、パルス周波数:200〜300Hzで、かつパルスピーク電流(Ip)とパルスピーク時間(Tp)が下記(1)式を満足するパルスを付加して溶接を行う。480≦Ip[A]×Tp[msec]≦900・・・・(1) (もっと読む)


【課題】スパッタ発生量を抑制しつつ、高効率溶接を行うことが可能なGMA溶接方法を提供すること。
【解決手段】シールドガスSG中を溶接母材WPに向けてワイヤWを送給しつつ、ワイヤWに接触させた第1コンタクトチップ2と溶接母材WPとの間にアーク電圧を印加することによりアークAcを発生させる、GMA溶接方法であって、第1コンタクトチップ2と溶接母材WPとの間にパルス電流としての第1GMA溶接電流Iwaを流すとともに、ワイヤWに接触させた第2コンタクトチップ3と溶接母材WPとの間に、その電流値が一定値に制御された一定電流として第2GMA溶接電流Iwbを流す。これにより、ワイヤWのスムーズな溶滴移行とアークAcの長さの適正化が可能であり、スパッタ飛散量が少ない安定した高効率溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、外乱によるアーク長の変動を正確に抑制する技術を提供する。
【解決手段】溶接制御装置は、式(1)のパラメータとして、溶接電源の外部特性Ks、第2パルス期間における溶接電流設定値Is2および溶接電圧設定値Vs2の各情報と、第2パルス期間において検出された溶接電流の瞬時値Io2および溶接電圧の瞬時値Vo2の各情報とに基づいて、パルス周期において第1パルス期間を終了して第2パルス期間を開始した時点から、式(1)で表す電圧誤差積分値Sv2の演算を開始する積分器と、演算の結果、電圧誤差積分値Sv2の値が0と等しくなったか否か比較する比較器と、パルス周期毎に、電圧誤差積分値Sv2の値が0と等しくなった時点で、当該パルス周期を終了して次回のパルス周期を開始する波形生成器とを備える。Sv2=∫{Ks(Io2-Is2)+Vs2-Vo2}dt…式(1) (もっと読む)


【課題】ハンピングピードおよび蛇行ビードといった不当な溶接ビードの発生を抑制する。
【解決手段】本発明のプラズマGMA溶接方法は、溶接トーチ2を通して溶接母材Pに向けて送給されるワイヤWと溶接母材Pとの間にパルス波形のGMA溶接電流Iwmを流すことによりGMAアーク13を発生させるとともに、ワイヤWを囲むように供給されるガスGcを介して溶接トーチ2と溶接母材Pとの間にプラズマ溶接電流Iwpを流すことによりプラズマアーク32を発生させる方法であり、GMA溶接電流Iwmのピーク電流値Impおよびベース電流値Imbを、GMA溶接電流Iwmの平均電流値Imaが変化されるときに変化する変化区間を有し、かつ平均電流値Imaがある値に設定されるときのピーク電流値Impおよびベース電流値Imbが、平均電流値Imaより小さい値が設定されるときのピーク電流値Impおよびベース電流値Imb以上であるように設定する。 (もっと読む)


【課題】シールドガスの混合比率及びチップ・母材間距離が変化しても安定したアーク状態を維持することができるパルスアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】第1ピーク期間Tp1中の第1ピーク電流Ip1の通電及び第2ピーク期間Tp2中の第2ピーク電流Ip2(<Ip1)の通電及びベース期間Tb中のベース電流Ibの通電とを1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接方法において、チップ・母材間距離が基準値よりも短くなったときは基準値とチップ・母材間距離との差に応じて前記第1ピーク電流値Ip1を増加させ、チップ・母材間距離が基準値よりも長くなったときは基準値とチップ・母材間距離との差に応じて前記第2ピーク電流値Ip2を減少させる。これにより、チップ・母材間距離の変化に伴う溶滴形成入熱の変化を補償して、良好な溶滴移行状態を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】ワイヤが必要以上に軟化するのを抑制して安定したGMAアークを発生させる。
【解決手段】本発明のプラズマGMA溶接方法は、ワイヤWと溶接母材Pとの間にパルス波形のGMA溶接電流Iwpを流すことによりGMAアーク31を発生させるとともに、溶接トーチ2と溶接母材Pとの間にプラズマ溶接電流を流すことによりプラズマアーク32を発生させる方法であって、GMA溶接電流Iwmのパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imbを、プラズマ溶接電流Iwpを変化させるときにパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imbが変化する変化区間を有し、かつプラズマ溶接電流Iwpがある値に設定されるときのパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imbが、当該プラズマ溶接電流Iwpより小さい値が設定されるときのパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imb以下であるように設定する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式の交流アーク溶接において、アークスタート直後にアーク切れが頻繁に発生する場合がある。
【解決手段】ワイヤ送給速度がスローダウンワイヤ送給速度から定常溶接ワイヤ送給速度に到達するまでの期間または定常溶接ワイヤ送給到達して所定時間後まで直流アーク溶接制御で出力し、その後、ワイヤ送給速度が一定の定常溶接ワイヤ送給速度となった安定した状態で交流アーク溶接制御に切り替えることでアーク切れを抑制する。 (もっと読む)


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