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Fターム[4F070AB09]の内容

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Fターム[4F070AB09]に分類される特許

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【課題】 幅広い熱可塑性樹脂の組み合わせにおいて機能性付与に有利な状態に変形した架橋分散相を含有する熱可塑性樹脂系の成形体を提供すること。
【解決手段】 非架橋熱可塑性樹脂(A)を架橋して得られた溶媒ゲルを形成する特性を有する架橋熱可塑性樹脂組成物(A’)と非架橋熱可塑性樹脂(B)とを溶融混練して得られた熱可塑性樹脂組成物が、前記(A’)が前記(B)中に大きくとも20μmの粒子径に分散するか又は前記(A’)と前記(B)が互いに入り組みあった共連続構造化した架橋分散相を形成し、かつ溶融一軸伸長粘度における非線形領域で、ひずみ硬化性を持つ熱可塑性樹脂組成物であり、該熱可塑性樹脂組成物を溶融延伸成形して得られた成形体であって、該成形体中の前記架橋分散相が、成形時の延伸に追随して延伸方向に変形してなることを特徴とする変形した架橋分散相を含有する熱可塑性樹脂組成物成形体。 (もっと読む)


【課題】 幅広い非架橋熱可塑性樹脂において、その熱可塑性樹脂本来の特性を損なうことなく、押出成形、ブロー成形、発泡成形などにおいて安定した成形が可能なレオロジー特性を持つ熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 溶媒と溶媒ゲルを形成する架橋熱可塑性樹脂組成物(A’)と非架橋熱可塑性樹脂(B)とが溶融混練して得られた熱可塑性樹脂組成物であり、前記(A’)が前記(B)中に粒子径が20μm以下に分散するか又は前記(A’)と前記(B)が互いに入り組みあった共連続構造化してなり、溶融伸長粘度における非線形領域で、下記(ロ)のひずみ硬化性を持つことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
(ロ)伸張粘度測定で得られる時間‐伸張粘度の両対数プロット曲線において下記のひずみ硬化係数が2以上である。ひずみ硬化係数=時間‐伸張粘度の両対数プロット曲線における非線形領域の傾き/時間‐伸張粘度の両対数プロット曲線における線形領域の傾き (もっと読む)


【課題】難燃剤として低融点ガラスを含有すると共にこの低融点ガラスによる難燃化作用が向上した難燃性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】難燃性樹脂組成物は、マトリクス樹脂100質量部に対して平均粒径10〜500nmの低融点ガラス粒子を1〜40質量部含有する。このような粒径の小さい低融点ガラス粒子を難燃剤として用いると、難燃性樹脂組成物で形成された成形体が高温に曝され、内部の低融点ガラス粒子が融解して成形体の表面に達した際に、融解した低融点ガラス粒子同士が成形体の表面で部分的に溶着するネッキング現象が起こりやすくなる。このため、融解した低融点ガラス粒子は成形体の表面から脱落(ドロッピング)しにくくなり、被膜の形成効率が高くなって、低融点ガラス粒子による難燃化作用が向上する。 (もっと読む)


【課題】ナノカーボンが熱可塑性樹脂に分散されたナノカーボン分散成形体を簡易、且つ効率的に製造する製造方法を提供する。
【解決手段】フッ素含有官能基で化学修飾されたナノカーボンと高圧二酸化炭素とを混合して、ナノカーボン含有流体を調製し、可塑化シリンダ内で、溶融された熱可塑性樹脂とナノカーボン含有流体とを接触混錬して、ナノカーボンを熱可塑性樹脂に分散させ、ナノカーボンを分散させた熱可塑性樹脂を成形する。 (もっと読む)


【課題】耐水性に優れた硬化物を与えることができる水性エマルションを提供する。
【解決手段】下記(A)、(B)及び(C)を含有する水性エマルションであって、(A)の固形分100重量部に対し、(C)を5〜20重量部含有する、水性エマルション:(A)エチレン及び/若しくはプロピレンに由来する構造単位と、式(I):CH=CH−R(I)(式中、Rは、2級アルキル基、3級アルキル基又は脂環式炭素環基を表す。)で示されるビニル化合物に由来する構造単位とを含むオレフィン系共重合体、又は、当該オレフィン系共重合体にα,β−不飽和カルボン酸無水物をグラフト重合してなる重合体(B)乳化剤、(C)アミノ基及び/又は水酸基を含み、沸点が120〜300℃である水溶性化合物。 (もっと読む)


【課題】 新規な熱可塑性樹脂組成物及びその成形体を提供する。
【解決手段】(I)熱可塑性樹脂と(II)平均粒径3〜50μm、充填量50〜70体積%の球状アルミナを、セラミックコートを施したスクリューの押出機で混練することにより得られる色相の明度(L)が90以上で且つ、熱伝導率が1.5W/mK〜5W/mKであることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物を構成とする。更に、水酸化マグネシウム及び/又は、白色系着色剤を配合することを特徴とし、白色系着色剤が酸化チタン、酸化亜鉛、及び沈降性硫酸バリウムの少なくとも1種であることを特徴とする。該熱可塑性樹脂組成物からなる放熱部材。 (もっと読む)


【課題】 ラクトンの高極性による相溶性、及び開環重合性と、その重合体の低Tg、及び高結晶性との性質を高いレベルでバランスさせつつ活用可能なラクトンの使用形態として、新たな樹脂の改質手段となり得る架橋ポリマー粒子分散環状エステル組成物を提供することである。
【解決手段】 本発明の架橋ポリマー粒子分散環状エステル組成物は、環状エステル、及び架橋ポリマー粒子を含む架橋ポリマー粒子分散環状エステル組成物であって、前記架橋ポリマー粒子が、該環状エステル中に一次粒子の状態で分散していることを特徴とする架橋ポリマー粒子分散環状エステル組成物である。 (もっと読む)


【課題】多量の植物繊維を含有させることができ、且つ射出成形等に用いたときに、十分な流動性を有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂(ポリプロピレン系樹脂、特にポリプロピレン系樹脂と酸変性ポリプロピレン系樹脂との併用等)及び植物繊維(ケナフ繊維等)を粉砕してなる粉砕繊維を含有し、合計を100質量%とした場合に、粉砕繊維が50〜95質量%である熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって、植物繊維を所定長さの裁断繊維(好ましくは繊維長が20mm以下)とする裁断工程と、裁断繊維を所定寸法の粉砕繊維(好ましくは平均繊維長が0.5〜6mmであり、且つ平均繊維径が10〜60μm)とする粉砕工程と、熱可塑性樹脂と粉砕繊維とを溶融混練して混合する混合工程と、を備える。粉砕繊維は、ペレット化してから熱可塑性樹脂と混合することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】水素結合架橋性基と共有結合架橋性基の2種以上の架橋性基を形成し得るポリマーを含有するブレンドゴム組成物であって、共有結合架橋性基を有機過酸化物架橋および硫黄加硫の少なくとも一種によって架橋した熱硬化ゴムを形成し得る熱硬化性ゴム組成物を提供する。
【解決手段】ポリマー分子中に水素結合性基を形成させたポリマー(a)に、ジエン系ゴム(b)と有機過酸化物および硫黄の少なくとも一種とを含有せしめしてなる、水素結合基形成ポリマー中に水素結合架橋性基を含め2種または3種の架橋性基を形成し得るポリマー(a)を含有するブレンドゴム組成物、好ましくはポリマー分子中に水素結合性基を形成させたポリマー(a)が、ポリマー主鎖にカルボニル基含有不飽和化合物およびこのカルボニル基と反応し得る官能性基を含有する含窒素複素環化合物を順次反応させて得られたポリマーであるゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】樹脂の流動性の低下による変質を抑制することができる、熱安定性に優れた熱可塑性樹脂ペレットの製造方法を提供する。
【解決手段】乳化重合により得られた乳化重合ラテックスを金属塩水溶液に接触させて凝固して得られた重合体と、下記一般式(I)で表されるリン系化合物を同時に溶融押出する熱可塑性樹脂ペレットの製造方法。
(R−O)nP(O)(OH)m (I)
(一般式(I)において、Rは炭素数24個以下のアルキル基であり、nは1または2であり、mは3−nである。) (もっと読む)


【課題】表面上にナノ粒子が効率的に固定化されている非球形微粒子および当該非球形微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステルまたは極性基末端を構成成分として含む重合体によって形成された支持体の表面上に、カルシウム塩によって形成されたナノ粒子が固定化されている非球形微粒子であって、式(1)にて規定される上記非球形微粒子の異形化度Pが、1.1以上である。 (もっと読む)


【課題】ガラス転移温度の高い重合体を含むラテックスから重合体粉体を回収する際に、重合体が有する品質を低下させることなく、微粉の発生を抑制でき、収率良く重合体粉体を回収できる方法を提供する。
【解決手段】ガラス転移温度が90℃以上の重合体(A)を含むラテックスを、ヒンダードフェノール系化合物(b1)及びチオール化合物(b2)から選ばれる少なくとも1種の化合物(B)の存在下で、凝析剤を用いて凝析する重合体粉体の回収方法。 (もっと読む)


【課題】異物除去レベルを向上させ、異物が少ないアクリル系樹脂組成物およびその最適な製造方法を提供する。
【解決手段】(I)アクリル系樹脂を溶融押出で製造する工程、(II)工程(I)で得られた樹脂を有機溶媒に溶解する工程、(III)工程(II)で得られたアクリル系樹脂溶液を濾過する工程、(IV)工程(III)で得られたアクリル系樹脂溶液から有機溶媒を脱揮する工程、を含んだ一連の工程にてアクリル系樹脂を製造することで、異物の少ないアクリル系樹脂を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 粒子径が均一であり、耐熱保存安定性及び低温溶融性に優れ、かつ十分な表面平滑性を有する塗膜を形成できる樹脂粒子の製造方法等の提供。
【解決手段】 樹脂(a)を含有する樹脂粒子(A)の水性分散液(W)と、樹脂(b)若しくはその有機溶剤溶液、又は、樹脂(b)の前駆体(b0)若しくはその有機溶剤溶液(O)とを混合し、(W)中に(O)を分散させ、(b0)又はその有機溶剤溶液を用いる場合には、更に、(b0)を反応させて、(W)中で(b)を含有する樹脂粒子(B)を形成させることにより、樹脂粒子(B)の表面に樹脂粒子(A)が付着されてなる構造の樹脂粒子(C)の水性分散体(X)を形成させ、更に(X)から水性媒体を除去する樹脂粒子(C)の製造方法であって、樹脂粒子(A)の体積平均粒子径が0.04〜0.13μm、かつ樹脂(a)の数平均分子量が8万〜100万であることを特徴とする樹脂粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】所望の硬さ及び/又は柔らかさを備えた上で、高い滑り性及び隠蔽効果を化粧料に付与しうる球状複合粒子を提供することを課題とする。
【解決手段】複数の無機粒子と、スチレン系樹脂粒子、(メタ)アクリル系樹脂粒子及びそれら両樹脂粒子の混合粒子から選択される複数の偏平状樹脂粒子とが集合してなり、前記無機粒子が、1μm以下の平均粒子径を有し、前記偏平状樹脂粒子は、面積を最大となるように投影した図の外形が円形で、前記投影の方向に直交する方向の断面の外形が凸部と前記凸部に対応する凹部とからなる形状を有し、前記円形が、6μm以下の直径(D)を有し、前記凸部は、その厚み(H)と前記直径(D)との比(D/H)が1.4以上となる厚み(H)を有し、前記凹部が、0.1μm以上の最大内径(d)を有することを特徴とする球状複合粒子により上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】エージング後の耐繰り返し衝撃性及びリサイクル成形性に優れたポリアセタール樹脂組成物の製造方法の提供。
【解決手段】ポリアセタール樹脂と、ヒドラジン誘導体と、そのヒドラジン誘導体の融点を低下させる化合物とを含有する原料組成物から得られるポリアセタール樹脂組成物の製造方法であって、ヒドラジン誘導体と上記化合物との混合物を調製する工程と、上記混合物をポリアセタール樹脂と溶融混練する工程とを含み、上記混合物がT1<T2かつT1<T3の条件を満足する製造方法。ここで、T1は、DSCにより混合物に対して所定の温度プログラムで加熱及び冷却を施した後に混合物が融解するまで所定速度で昇温した際の最大の吸熱容量を示す吸熱ピークの頂点温度であり、T2、T3は同様に、それぞれヒドラジン誘導体、ポリアセタール樹脂について最大の吸熱容量を示す吸熱ピークの頂点温度である。 (もっと読む)


【課題】フィルタを通過したゲル状物質の再凝集を十分に抑制でき、優れた外観の成形体を製造するのに有用な濾過装置を提供する。
【解決手段】濾過装置1Aは、金属焼結フィルタが巻かれた円筒体20を収容するとともに、溶融体の供給路10a及び排出路10bを有するハウジング10と、円筒体20をハウジング10内に装着するためのシャフト30と、ハウジング10内においてシャフト30をその長手方向に延びる軸周りに回転又は揺動させるシャフト駆動機構40とを備える。 (もっと読む)


【課題】低コスト、生産性に優れた植物性有機物を添加する新規で有用な生分解性樹脂複合材料の製造方法の提供。
【解決手段】粉砕した植物性有機物(農業植物性廃棄物、或いはその副産物)と熱可塑性生分解性樹脂を溶融混合することにより生分解性樹脂複合材料を製造する。その植物性有機物と生分解性樹脂はそれぞれ1種類以上混合し、植物性有機物の総含有量は、10〜90重量%の範囲で、粒径(或いは繊維直径)が1mm以下であり、さらに必要に応じて、植物性有機物と生分解性樹脂の相溶性を改善するために、相溶化剤を添加することを特徴とする生分解性樹脂複合材料の製造方法である。また、製品への成形加工は現在における通常のプラスチック成形加工方法で行い、その溶融成形時の最高温度が植物性有機物および生分解性樹脂の分解開始温度の−25〜+30℃の範囲にすることを特徴とする生分解性樹脂複合材料の成形方法。 (もっと読む)


クレイを担持させたポリマー組成物は、水等の液体とクレイとの、クレイが液体中に分散している混合物を得て、クレイが確実に剥離するようにこの混合物を処理する工程と、粒子形態のポリマーと、液体と剥離したクレイとの混合物とを、ポリマー粒子の表面が改質されてクレイのポリマー粒子への付着性が強化されるような高温で接触させる工程と、次に、得られたポリマー粒子を液体から分離し、次に分離したそのポリマー粒子を、ポリマー/クレイ組成物を生成するための加工工程に供する工程を含む方法によって生成される。液体とクレイとの混合物を超音波処理し、また液体中のクレイ濃度を低くすることによってクレイを確実に剥離し得る。押出成形によって生成され得る最終的な組成物は、ポリマー全体に亘って分散しているクレイ薄片を有する。 (もっと読む)


【課題】 寸法安定性と優れた機械的特性を兼ね備える熱可塑性樹脂組成物を実現すべく、熱可塑性樹脂の分子量を特定の水準以上に保持しつつ、熱可塑性樹脂中に良好な分散状態で均一に配合することができる表面処理酸化アルミニウム及び/又はその水和物を含む熱可塑性樹脂組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】 酢酸を含有する酸化アルミニウム及び/又はその水和物を、有機スルホン酸により改質して、熱可塑性樹脂と溶融して樹脂組成物にする際、樹脂組成物中に残留する酢酸の量を低減する、熱可塑性樹脂組成物中の製造方法。 (もっと読む)


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