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Fターム[4F205HK03]の内容

Fターム[4F205HK03]に分類される特許

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【課題】一方向に引き揃えられた強化繊維にマトリクス樹脂が含浸された繊維強化樹脂部材であっても、締結部分の強度を高めると共に、軽量を維持することができる。
【解決手段】一方向に引き揃えられた強化繊維にマトリクス樹脂が含浸され、締結部材20を挿入するための締結用の貫通穴13が形成された繊維強化樹脂部材であって、前記締結部材20の座面20aと接触する貫通穴13周りの繊維強化樹脂部材10Aの表層には、強化繊維が交差して配列された強化繊維材12aに前記マトリクス樹脂が含浸された補強部12Aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂基複合材の板厚をより高精度に制御することができる製造方法を提供する。
【解決手段】所定形状の治具20に、繊維で強化された樹脂からなるプリプレグ30を所定の厚さまで積層する工程と、積層されたプリプレグ30と治具20とを包装材35で被覆し、包装材35を加圧しながら加熱処理して第1の半成形品40aと第2の半成形品40bとを形成する工程と、第1の半成形品40a及び第2の半成形品40bの板厚を計測する工程と、計測された板厚と、樹脂基複合材の所望の板厚と、追加プライ42の物性とを基にして、追加プライ42の数を決定する工程と、所定形状の治具41a,41bに設置された第1の半成形品40aと第2の半成形品40bとの間に、所定枚数の追加プライ42を積層した積層体43を形成し、積層体43と治具41a,41b,44とを包装材47で被覆し、包装材47を加圧しながら加熱処理する工程とを備える樹脂基複合材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を用いた繊維強化複合材の機械的強度を向上する。
【解決手段】本発明の筐体用繊維強化複合材は、重量平均による繊維長さが10〜30mmであり、不織布に由来する強化繊維と、強化繊維を保持する熱可塑性樹脂からなるマトリクス材と、を備えることを特徴とする。この繊維強化複合材100,200は、厚み方向の中央部に配置される内層101,201と、内層101,201の厚み方向の両側に配置される外層103,203とを備える場合、外層103よりも内層101に多く強化繊維が存在する形態(a)と、内層201よりも外層203に多く強化繊維が存在する形態(b)とを包含する。また、厚み方向に強化繊維が断続的に存在する形態(c)も包含する。 (もっと読む)


【課題】強度および剛性の高い連続繊維複合材料構造体を精度良く高い生産性で提供する。
【解決手段】互いに実質的に平行に配列した連続繊維束と熱可塑性樹脂とからなる構造体であって、骨格線と交差する折り目を境界として連結された複数の部分面が連続した構造からなり、陪法線ベクトル角度について特定の関係を満足する特定の曲率を有することを特徴とする連続繊維複合材料構造体。 (もっと読む)


【課題】強度および剛性の高い複合材料構造体を精度良く高い生産性で提供する。
【解決手段】互いに実質的に平行に配列した連続繊維束と熱可塑性樹脂とからなる捩れを有する構造体であって、連続繊維束は座屈する事無く、連続繊維束の配向方向に直行する方向における構造体の幅方向の中心部を結んだ骨格線について、下記(A)および(B)
(A)1/(20×d)以上の捩率を有する部分を含み、
(B)1/(20×d)以上の捩率を有する部分の捩れ角の合計が60度以上である
(dは捩れを付与する前の、連続繊維の配向方向に直行する方向における構造体の幅)
を満足することを特徴とする連続繊維複合材料構造体。 (もっと読む)


【課題】ダブラーのような積層を形成してマルチ輪郭を含む複雑な表面形状を有する複合構造に適用するための方法と装置の提供
【解決手段】複合積層材20がツール26上に形成されて、凹凸を有する部品の上に配置される。ツールは、部品の輪郭とほぼ一致する凹凸を有している。空間内におけるツールに対する部品の位置を表わす一組の位置データ45aが生成される。自動マニピュレータ36は、この位置データを使用して、部品の近くへとツールを動かし、凹凸を有する積層材を部品の上に配置する。 (もっと読む)


【課題】強度および剛性の高い複合材料構造体を精度良く高い生産性で提供する。
【解決手段】互いに実質的に平行に配列した連続繊維束と熱可塑性樹脂とからなる特定の曲率を有する構造体であって、連続繊維束は座屈する事無く、連続繊維束の配向方向に直行する方向における構造体の幅方向の中心部を結んだ骨格線について、下記(A)および(B)
(A)1/(20×d)(rad/mm)以上の曲率を有する部分を含み、
(B)1/(20×d)(rad/mm)以上の曲率を有する部分の中心角の合計が30度以上である
(dは曲げを付与する前の、連続繊維の配向方向に直行する方向における構造体の幅、mm)
を満足することを特徴とする記載の連続繊維複合材料構造体。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層を樹脂製ライナーの外周に形成した高圧ガスタンクの形状維持に有益な新たな製造手法を提供する。
【解決手段】中間生成品タンク12は、樹脂容器製のライナー10の外周に熱硬化前のエポキシ樹脂を含浸した繊維強化樹脂層20を備える。繊維強化樹脂層20のエポキシ樹脂の熱硬化に際しては、タンク軸支シャフト112にて軸支した中間生成品タンク12のライナー10の内圧を正圧・負圧に交互に繰り返しながら、中間生成品タンク12を回転しつつ加熱してエポキシ樹脂を熱硬化させる。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ26とライナ26の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、ライナ26の内部を負圧状態にしてライナ26の外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付け、その後、ライナ26の内部を正圧状態にして少なくとも1層目より後の層の繊維を巻き付けて繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】複合構造部品が実質的な温度の変動なしに、ジョイントの長さ全体に実質的に均一な温度を維持することができる、複合構造部品を接合する装置及び方法を提供する。
【解決手段】構造部材を形成する装置であって、開位置及び閉位置の間で相互に対して移動可能であり得るツールプラットフォーム及び圧力プラットフォームを含む。本装置は、部材を押しつけることができるツールを含むことができる。前記ツールはツールプラットフォームによって支持することができ、内表面を有していてよい。本装置は、部材に圧力を印加するために加圧されるように構成された圧力ブラダを含むことができる。前記圧力ブラダは、部材をツールに押し付けるために圧力プラットフォームによって支持することができる。さらに含まれているのは、内表面に熱を分配するために、内表面と熱的に接触しているツールとツールライナーを加熱するための加熱システム。 (もっと読む)



【課題】熱可塑性樹脂をマトリクスとした炭素繊維複合材料成形を提供する。
【解決手段】繊維長10mm超100mm以下の炭素繊維と熱可塑性樹脂とから構成され、炭素繊維が実質的に2次元ランダムに配向しており、式(1)で定義される臨界単糸数以上で構成される炭素繊維束(A)について、繊維全量に対する炭素繊維束(A)の割合が30Vol%以上90Vol%未満であり、かつ炭素繊維束(A)中の平均繊維数(N)が下記式(2)を満たすことを特徴とする複合材料。臨界単糸数=600/D(1)6×10/D<N<2×10/D(2)(ここでDは炭素繊維の平均繊維径(μm)である) (もっと読む)


【課題】ストリンガとスキンとの間で剥離が発生しない航空機翼構造の製造方法を提供する。
【解決手段】航空機翼構造が、上側翼半体構造体と、この上側翼半体構造体に取付けられる下側翼半体構造体とから構成され、上側翼半体構造体が、下型31に上側外皮用プリプレグ32が積層され、この上側外皮用プリプレグ32上に複数のストリンガ整形体33が載置され、これらのストリンガ成形体33上に上側内皮用プリプレグ36が積層され、この上側内皮用プリプレグ36上に中間桁を形成するために予め成形された複数の中間桁用プリプレグ成形体38,39が載置されることで上側翼半体プリプレグ成形体61が作製され、この上側翼半体プリプレグ成形体61が真空バッグで覆われて真空引きされ、加熱・加圧により硬化されて作製される工程を含む。 (もっと読む)


【課題】複合材からなる構造材において3次元的に湾曲する部分においても、複合材シートにシワが生じるのを抑えつつ、構造材の強度を十分に確保し、その製造を効率よく行うことのできる構造材の製造方法、構造材を提供することを目的とする。
【解決手段】稜線部Cに沿って狭幅プリプレグシート20Nを貼り、他の部分に広幅プリプレグシート20Wを貼ることで、稜線部Cの両側の部分においては、切れ目のない広幅プリプレグシート20Wを貼り込む。
また、狭幅プリプレグシート20Nは、スパー10が湾曲する部分において、その軸線方向に複数に分割して貼り込み、スパー10の軸線方向における湾曲部分の曲率半径に応じて狭幅プリプレグシート20Nの長さを調整することで、様々な曲率半径にも容易に対応する。 (もっと読む)


【課題】FRP層の形成時における熱硬化樹脂の染み出しが抑制された圧力容器の製造方法を提供する。
【解決手段】圧力容器の製造方法は、中空部を有する筒状の基材表面に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻回させる工程と、該熱硬化性樹脂を硬化させて、該基材表面にFRP層を形成する樹脂硬化工程S20と、を順に有する。また、樹脂硬化工程S20に併行して、FRP層の外側に外圧を付与し、かつ、基材の内側に、外圧に対抗する内圧を付与する圧力付与工程(S200)を有する。 (もっと読む)


【課題】シート状の強化繊維基材を湾曲や屈曲した形状の型上に積層する際に生じるしわの防止と、労働負荷の軽減と、作業の効率化とが可能な強化繊維基材積層装置およびこの積層方法を提供することを目的とする。
【解決手段】型15上に積層させる強化繊維基材シート14を繰り出すシート繰り出し手段と、型15上に強化繊維基材シート14を圧接させる圧接手段3と、を有する強化繊維基材積層装置1において、圧接手段3は、強化繊維基材シート14よりも狭い幅を有し、シート繰り出し手段は、圧接手段3との間を負荷しながら強化繊維基材シート14を供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上を図ることができるとともに、製品精度の向上も図ることができる繊維強化プラスチック成形体の製造装置、及び繊維強化プラスチック成形体の製造方法を得る。
【解決手段】成形型2は、型本体11と、型本体11に設けられ、成形面1を持つ弾性被覆体12とを有している。弾性被覆体12内には、流路16が設けられている。弾性被覆体12は、流路16内の圧力の変化によって弾性変形される。成形面1は、バッグフィルム3で覆われる。成形面1とバッグフィルム3との間の空間は、減圧可能になっている。繊維強化プラスチック成形体は、成形面1とバッグフィルム3との間で製造される。 (もっと読む)


【課題】 層間靭性の向上を図ることができる炭素繊維強化プラスチック成形体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素繊維強化プラスチック成形体(CFRP成形体)1は、炭素繊維からなる複数層の炭素繊維層2と、炭素繊維層2が埋設された樹脂体3と、炭素繊維層2間に掛け渡されるように樹脂体3に形成された複数の孔4に挿入されて固定されたピン5と、を備えている。CFRP成形体1においては、炭素繊維層2間に掛け渡されるように樹脂体3に形成された複数の孔4にピン5が挿入されて固定されることになるので、CFRP成形体1の層間靭性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】平坦状の本体部の一側面に所定強度の立体形状部を容易に成形可能とし、かつ該立体形状部の成形による本体部の他側面のヒケの発生を防止する。
【解決手段】立体形状部3の外面側がプリプレグ13aにより成形されると共に、立体形状部3の内面側がシートモールディングコンパウンド13bにより補強され、かつ立体形状部3の基端縁から本体部2の一側面2aに沿って延びる平板部3bがプリプレグ13a,15のみで成形される。その製造は、立体形状部3形成用のプリプレグ13aにのみ、本体部2成形用のプリプレグ12の一側面に沿って延びる平板部3bを設け、この平板部3bを本体部2成形用のプリプレグ12の一側面に他のプリプレグ15を介して間接的に面接触させた状態で、各素材を一体に溶着、硬化させて当該成形品1を得る。 (もっと読む)


【課題】スチールフィラメント片15が均一に分布し、かつ、その配向方向がランダムであるゴム−スチールフィラメント複合体12を容易かつ安価に製造する。
【解決手段】下側ゴムシート13上に多数本のスチールフィラメント片15を予め散布してスチールフィラメント片層16を成形するようにしたので、散布後のスチールフィラメント片15は倒伏した状態で平坦な下側ゴムシート13により下方から支持され、この結果、スチールフィラメント片15の配向方向(延在方向)を容易にランダムとすることができるとともに、その分布を容易に均一とすることができる。 (もっと読む)


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