説明

Fターム[4F211TH17]の内容

Fターム[4F211TH17]に分類される特許

101 - 120 / 262


【課題】クリープ破壊寿命を向上させる溶着構造、当該溶着構造を備えた溶着体、及びクリープ破壊寿命を向上させる方法を提供する。
【解決手段】樹脂部品を溶着した溶着体1は、それぞれの樹脂部品は溶着部の直前で所定の肉厚t3を有するとともに、端部には肉厚増加部23、33が形成されており、溶着部は、端部同士で形成される主溶着部4と、該主溶着部の両側面側にはみ出したバリ部5とからなり、主溶着部の側面又は肉厚増加部とバリ部との境界であるバリ基点6が、所定の肉厚より外側に位置する溶着構造を備える。 (もっと読む)


【課題】安定したレーザ光による溶着を行うことができる樹脂材の溶着方法を提供する。
【解決手段】複数の樹脂材1、2のそれぞれにテーパー面3、4を形成し、テーパー面3、4同士を接合した後、その接合面にレーザ光Lを照射することにより樹脂材1、2を溶融して複数の樹脂材1、2をテーパー面3、4で溶着する。 (もっと読む)


【課題】β型チタン合金製の合金成形物と樹脂を強固に一体化した複合体とする技術を提供する。
【解決手段】市販のβ型チタン合金を弗素イオン含む硫酸水溶液でエッチングし、さらに特殊な化成処理を行う特異的な表面処理を行う。これによって表面がミクロンオーダーの粗度を有し、かつ数十ナノメートルオーダーの超微細凹凸も形成される。この処理を施したチタン合金板1とPBT系、PPS系、または芳香族ポリアミド樹脂系の樹脂組成4との射出接合によって、強固な一体化品を得る。また、β型チタン合金板と硬質の結晶性樹脂を含む樹脂組成物(例えばPBT、PPS、6ナイロン、66ナイロン等)との圧融着、β型チタン合金板と被着材(金属合金またはFRP等)との接着剤接合によっても強固に一体化した金属と樹脂の複合体。 (もっと読む)


【課題】 樹脂に対して製造工程を煩雑化することなく接着性を改善可能な樹脂製成形物及び樹脂製成形物の成型方法を提供すること。
【解決手段】 接着面を有する樹脂製成形物を成形する際、接着面の表面粗さが樹脂のみにより成形された場合に比べて粗くなるように、無機フィラーを混練した樹脂により成形した。 (もっと読む)


【課題】レーザ光を透過する樹脂材料で形成された3つ以上の部材について、互いに重ね合わされた境界面にレーザ光を一回照射することにより部材間を接合させる接合方法を提供する。
【解決手段】互いに積層された第1、第2及び第3部材11,12,13は、第2部材12の第1部材11との境界面が研磨された第1凹凸面12aにされ、第3部材13の第2部材12との境界面が同様に第2凹凸面13aにされている。レーザ光15が照射され、第2部材12の第1凹凸面12aでレーザ光が吸収され、凹凸面12a周囲のアクリル材料を局所的に溶融させることにより、両部材11,12間に接合を形成することができる。透明にされた接合部分12bを透過したレーザ光は、第2及び第3部材12,13の境界面付近に照射され、第2凹凸面13a周囲のアクリル材料を局所的に溶融させることにより、両部材12,13間に接合を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】接着剤の硬化反応の連鎖を維持し、接合強度を確保することのできる接合構造の構築方法を提供する。
【解決手段】連鎖反応型の第1接着剤4を第1接着部材30と被接着部材10との間に配置するとともに、連鎖反応型の第2接着剤4を、第1接着剤4と接触させた状態で、第1接着部材30よりも熱伝導率あるいは熱容量の少なくとも一方が小さい第2接着部材40と被接着部材10との間に配置する接着剤配置工程と、第1接着剤4および第2接着剤4の少なくとも一方にエネルギーを付与して第1接着剤4および第2接着剤4を硬化させて、第1接着部材30およ記第2接着部材40と被接着部材10とを接合する硬化工程とを実施し、接着剤配置工程にて、第1接着剤4の厚みd1が第2接着剤4の厚みd2よりも大きくする。 (もっと読む)


【課題】 第1の部品に対する第2の部品の取付強度が低下することを防止する。
【解決手段】超音波溶着機50の超音波ホーン51を突起1aと上下に対向させる。超音波ホーン51を超音波振動させつつ下方へ移動させることにより、突起1aの上端部を溶融する。超音波ホーン51が所定の設計位置まで移動したことを位置検出手段(図示せず)が検出したら、第3可動部材34を上方へ移動させ、超音波ホーン51を突起1aから上方へ離間させる。 (もっと読む)


【課題】互いに異なる種類の樹脂部材どうしをレーザを利用して簡単かつ強固に接合可能な樹脂部材どうしの接合体及び樹脂部材どうしの接合方法を得る。
【解決手段】第一の樹脂部材10と、該第一の樹脂部材とは異なる樹脂材料からなる第二の樹脂部材LSと、を接合した接合体において、上記第一の樹脂部材の第二の樹脂部材との接合部には、該第二の樹脂部材側に突出する複数の係合突部14が形成してあり、上記第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部には、対応する上記係合突部がそれぞれ密着状態で係合する複数の係合凹部LS2が形成してある。 (もっと読む)


【課題】2つの部材を弱い圧接力下で確実に溶着できる溶着方法を提供する。
【解決手段】接合面3に、その長さ方向に高さが変化するリブ、好ましくは、高さが均一で、高さ方向に断面積が減少する突起5の列からなるリブを形成し、溶着初期のリブの反力を低減することで、溶着する部材の歪みを防止し、均一な溶着を得る。この方法によれば、リブの溶融は突起の先端から始まり、溶融したリブの先端は周囲に大きな空間があるので、容易に拡がることができる。このため、溶着初期において、リブの反力が極めて小さく、溶着する部材を歪ませることなく、接合面に分散して配設された突起の溶融を開始させ、溶着不良を防止して、確実なシールを達成できる。 (もっと読む)


【課題】独立した形状を有する2つの部材を密接させて一体化させた構造体であって、長期的信頼性や耐環境性に優れ、低コストで生産性よく製造できる密接一体化構造体、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】縮小化処理によって形状を実質的に保存しながら不可逆的に収縮する性質をもつ物体Aαを、物体Bとの間にわずかな隙間を残して物体Bを挟み得る形状に形成する工程と、物体Aαを、物体Bとの間にわずかな隙間を残して物体Bを挟む位置に配置する工程と、前記縮小化処理によって物体Aαを収縮させ、物体Bに密接して物体Bを狭持する物体Aに変化させる工程とを順に行い、物体Aと物体Bとが一体に固定されている構造体を形成する。この際、非結晶化部分を有する熱可塑性結晶性高分子樹脂によって物体Aαを形成し、ガラス転移温度以上の温度に加熱することによって非結晶化部分を結晶化させ、物体Aαを収縮させるのがよい。 (もっと読む)


【課題】他の部品との組立てが容易な中空成形品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】中空成形品14は、繊維強化プラスチックからなる少なくとも2つの構成片20、30の一部を互いにオーバーラップさせて接合することによって中空断面を形成してなる。構成片のそれぞれは、他の構成片をオーバーラップさせる平坦な接合面23、24、25、26、33、34、35、36を有し、構成片のそれぞれの両面のうち少なくとも中空断面の外形形状を形成する側の一の面、および接合面が、型40により成形されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】局部加熱を容易に実施でき、樹脂材にダメージを与えることなく金属材と樹脂材の接合体を得ることができる金属材と樹脂材の接合方法、及びそれにより接合された金属材と樹脂材の接合体を提供すること。
【解決手段】厚さ0.1mm以上の金属材1であって、その一方の面に熱可塑性樹脂よりなる膜厚0.1〜50μmの塗膜11を形成してなる当該金属材1と、塗膜11の熱可塑性樹脂と相溶可能な熱可塑性樹脂よりなり、厚みが0.1mm以上である樹脂材2とを接合する方法である。金属材1を塗膜11が形成されている面を樹脂材2側にして樹脂材2と重ね合わせ、金属材1側から円柱状の回転工具3を押し当てて回転させることにより摩擦熱を発生させ、塗膜11と樹脂材2との界面を加熱して両者を相溶させ、その後冷却し両者を一体化することにより金属材1と樹脂材2とを接合する。 (もっと読む)


【課題】他の容器への内容物の詰め替えを容易に行うことができ、かつ、廃棄が容易に行える包装容器を効率的に製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】まず、筒形状の容器本体510の開放端に、漏斗520及び側壁523を有する漏斗508パーツを嵌め込む。次に、漏斗パーツ508の側壁523と容器本体510の側壁517の重なり部分との間に所定間隔を空けて、コイル554a及び554bを配置する。図示しない電源装置からコイル554a及び554bへと高周波電流を所定時間だけ供給することにより、側壁517を構成する金属層が誘電加熱される。金属層の内面側に設けられた熱可塑性樹脂層が溶融・固化することによって、漏斗パーツ508が容器本体510に溶着される。 (もっと読む)


【課題】シワ等の外観不良を低減し、外観良好な金属積層板を提供すること。
【解決手段】金属箔と熱溶着性フィルムとを、加圧加熱成形装置を用いて、前記加圧加熱成形装置の加圧面と金属箔との間に保護フィルムを配置して連続的に加圧加熱成形した後、金属箔と熱溶着性フィルムとの積層体から保護フィルムを剥離する金属積層板の製造方法であって、保護フィルムの金属箔と接する面の表面粗さRz(μm)が0.5<Rz≦1.0であることを特徴とする金属積層板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金とCFRPプリプレグの一体化物が雨や露にて濡れると電池反応からアルミニウム合金側に腐食が生じる。CFRP化が進む航空機では既にその対策が必要とされており、自動車でも将来的に必要とされるものである。
【解決手段】特定の表面形状と表面物性を有する金属合金同士はエポキシ接着剤にて強力に接着できる。又、上記金属合金とCFRPはエポキシ接着剤を使用して強力に接着できる。この技術を利用してアルミニウム合金、CFRP、及び銅合金をエポキシ接着剤により一体化し、アルミニウム合金部と銅合金部から導線を引き出し、そこへ直流電源を繋いで所定電圧を印加することで電池反応を防止した。 (もっと読む)


【課題】前記内殻と外殻を有した二層構造の圧力容器において、内殻を構成するライナの変形することを抑制する圧力容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂製のライナ構成部材11A,11B同士を接合して樹脂ライナ11を形成し、樹脂ライナ11の外面13A,13Bに補強材を被覆して圧力容器1を製造する方法であって、補強材20が被覆される各ライナ構成部材11A,11Bの表面13A,13Bに、ライナ構成部材11A,11Bの厚さ方向に対して傾斜した多数の溝部15A,15Bを形成する工程と、一方のライナ構成部材11Aの溝部15Aと、他方のライナ構成部材11Bの溝部15Bとが、異なる方向に傾斜するように、複数のライナ構成部材同士を接合面14A,14Bにおいて接合して樹脂ライナ11を形成する工程と、補強材20を、前記溝部15A,15Bに充填すると共に樹脂ライナ11の外面に被覆する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】金属部品の凹部内に液状シール材を充填した状態で、金属部品上に樹脂部品を成形する際に、液状シール材が凹部内から流れ出すおそれを防止すること。
【解決手段】金属部品12と樹脂部品13とをシール材17を介在させて接合する。この場合、金属部品12上の凹部16内に液状シール材17Aを充填した後に、その液状シール材17Aの表面を硬化させることにより、スキン層22を形成する。続いて、シール材17の未硬化部17aの表面のスキン層22を覆うように、金属部品12上に樹脂材料13Aを供給して樹脂部品13を成形する。この樹脂材料13Aの供給圧力によりスキン層22を破壊して、樹脂材料13Aとシール材17の未硬化部17aとを一体化させる。 (もっと読む)


【課題】樹脂母材に対して融点が互いに異なる樹脂部材を振動溶着する場合等において、溶け込み量を均等にする。
【解決手段】相対的に振動するベース板12及び振動板14との間には、インストルメントパネル20と、収納ボックス22及びダクト部材24とが層状に挟み込まれる。収納ボックス22はTPO材からなり、ダクト部材24は、TPO材に比して高融点のPP材からなる。収納ボックス22の溶着部26bは載置部32fによって支持され、一方、ダクト部材24の溶着部28bは載置部32a〜32e、32g、32hによって支持される。ベース板12と載置部32a〜32hとの間にはシム40が介装され、このシム40の厚みが種々調整されることにより、載置部32a〜32eの上端面が適切な位置に設定される。 (もっと読む)


【課題】金属管状体とCFRP管状体をその端部で相互に接着させ、軽量で強固な管状接合複合体を構成する。
【解決手段】金属管状体30の接合部に化学エッチングによるミクロンオーダーの粗度があり、且つその表面は電子顕微鏡観察で、高さ又は深さ及び幅が10〜500nmで長さが10nm以上の仕切り状凸部、又は溝状凹部が10〜数百nm周期で全面に存在する超微細凹凸形状を形成し、その端部を金属酸化物又は金属リン酸化物の薄層21とする。この金属管状体30の端部に管状の繊維強化プラスチック材32をエポキシ系樹脂接着剤34により接着させ、管状接合複合体を形成する。金属管状体30は、アルミニウム合金、マグネシウム合金、銅合金、チタン合金、ステンレス合金、鉄鋼材等である。 (もっと読む)


【課題】意匠性に優れる表皮付部材を安価に製造できる表皮付部材の製造方法、意匠性に優れ安価に製造されてなる表皮付部材、および基材に対する組み付け性および意匠性に優れ安価に製造されてなる表皮材を提供すること。
【解決手段】基材1と、基材1の表面15側を覆う被覆部20と基材1の裏面周縁部と係合する巻き込み部21とを持つ表皮材2と、を持ち、表皮材2が軟質材を材料とし基材1と別体で成形されてなる表皮付部材を製造する方法において、成形時における表皮材2を組み付け時における表皮材2とは凹凸反転した形状に成形し、組み付け時には表皮材2を凹凸反転させる。表皮材2を組み付け時の形状とは凹凸反転した形状に成形することで、巻き込み部21がアンダーカット形状ではなくなり、容易に型抜きできるようになる。また、表皮材2を凹凸反転させつつ基材1に組み付けることで、表皮材2のパーティングラインが表皮付部材の内側に隠れ、外側から視認されなくなる。 (もっと読む)


101 - 120 / 262