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Fターム[4K021AC09]の内容

Fターム[4K021AC09]に分類される特許

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【課題】環境面及びエネルギー効率に優れる二酸化炭素からの有用物質であるギ酸の生産方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を吸蔵可能な多孔性金属錯体と、1,1’−ジメチル−4,4’−ピピリジニウムなどの両親媒性の電子供与剤と、前記多孔性金属錯体と複合化された[(C5H5Co)3S2]などの三核遷移金属硫黄クラスター触媒と、を含む水性媒体中において、二酸化炭素を電解還元してギ酸を生成させる工程を実施する。 (もっと読む)


【課題】高い電流効率で二酸化炭素を電解還元することができる二酸化炭素の電解還元装置を提供する。
【解決手段】(1) 陰極と、陽極と、前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とを備え、二酸化炭素を含有する溶液を電解して二酸化炭素を前記陰極で電解還元する電解槽を有する二酸化炭素の電解還元装置であって、前記電解槽の陰極の少なくとも表面の一部が導電性ダイヤモンドからなることを特徴とする二酸化炭素の電解還元装置、(2) 前記電解還元装置において電解槽の陽極の少なくとも表面の一部が導電性ダイヤモンドからなるもの、(3) 前記電解還元装置において電解槽の陰極の導電性ダイヤモンド表面に紫外線を照射する紫外線照射手段を有するもの、(4) 前記電解還元装置において電解槽が隔膜により陽極室と陰極室に区画されているもの。 (もっと読む)


本発明は、乳酸の製造方法において、以下の段階、a)乳酸マグネシウムを含む水性媒体を用意する段階;b)該乳酸マグネシウムを含む水性媒体に1価の塩基を添加して、水溶性の1価の乳酸塩及び固体のマグネシウム塩基を含む水性媒体を形成する段階;c)該マグネシウム塩基を該水溶性の1価の乳酸塩を含む水性媒体から分離する段階;d)該水性媒体中の該1価の乳酸塩の濃度を10〜30重量%の値に調節する段階;e)該1価の乳酸塩を含む該水性媒体を水分解電気透析に付して、1価の塩基を含む第一溶液及び乳酸及び1価の乳酸塩を含む第二溶液を製造する段階、ここで、該電気透析は、40〜98モル%の部分転化率まで実行される;f)乳酸及び1価の乳酸塩を含む第二溶液を、蒸気−液体分離により、乳酸と1価の乳酸塩を含む溶液とに分離する段階;g)該1価の乳酸塩を含む段階f)の溶液を段階d)に再循環させる段階;を含む前記方法を開示する。 (もっと読む)


【課題】少ないエネルギーで溶液中に溶解している媒質を改質することのできる改質装置を提供する。
【解決手段】光起電力を用いて溶液を電気分解し、溶液中に気泡を発生させる気泡生成部10と、気泡内にプラズマを生成するプラズマ生成部20とを備え、プラズマ生成後の上記気泡内の構成粒子によって媒質を改質させる。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素を還元する新しい方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を還元する方法であって、次の工程を具備する。二酸化炭素還元装置を用意する工程、ここで当該装置は、電解液、電解液が収容された槽、電解液と接して配置され、かつV族元素(バナジウム、ニオブおよびタンタル)から選ばれる少なくとも何れか1種の元素の炭化物を含有する第1電極、電解液と接して配置され、かつ第1電極と電気的に接続された第2電極、および第1電極と第2電極との間に配置され、槽内を、第1電極側の領域と第2電極側の領域とに分離する、固体電解質を具備し、ここで電解液は二酸化炭素を含有し、第1電極および第2電極にそれぞれ負電圧および正電圧を印加して、電解液に含有されている二酸化炭素を還元する工程。第2電極は白金を含有し得、この方法では、一酸化炭素、蟻酸、メタン、エチレン、およびエタンが生成される。 (もっと読む)


【課題】光エネルギーを利用して水から抽出した電子で選択的に二酸化炭素を還元し、有用な炭素化合物を合成する。
【解決手段】水を酸化して酸素を発生する酸化反応用電極12と、二酸化炭素を還元して炭素化合物を合成する還元反応用電極10と、を設ける。これら両電極10,12を電気的に接続する。そして、記還元反応用電極10が、照射される光エネルギーを利用して水を含む液中で二酸化炭素を還元し、炭素化合物を合成する。 (もっと読む)


本発明は、シアン化物とシアン化水素反応性化合物との反応を含む方法であって、シアン化物がシアン化塩であり、該方法が、シアン化塩が加えられた反応混合物を電気化学セルを通して輸送するステップを含む電気化学的方法であり、その方法においてシアン化塩がシアン化水素反応性化合物と反応する一方、少なくとも部分的に電流の影響下でシアン化塩が酸性化され、塩のカチオン含量が減少することを特徴とする方法に関する。 (もっと読む)


【課題】エタノールを原料としてメタノールを製造する容易な製造装置を提供する。
【解決手段】エタノールを、固体高分子膜を使って電気分解するか、又はさらに酸化剤を加えて電気分解するかのいずれかの方法を用いて酢酸に変換し、生成した酢酸に触媒としてヨウ化水素とイリジウムを添加して加熱し、一酸化炭素ガスを発生させて回収する、メタノールの製造装置。上記製造装置において、エタノール分解槽を冷却することにより、エタノールと生成酢酸を比重により分離する方法を採ることもできる。 (もっと読む)


【課題】酵素の逆反応を抑制し、電解速度を向上させることが可能な電解方法を提供する。
【解決手段】カーボン系材料などからなる多孔質電極に、例えばグルコン酸−5−デヒドロゲナーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ又はリンゴ酸デヒドロゲナーゼなどの酵素と、電子メディエーターとが固定化された酵素/電子メディエーター1を使用して、グルコースなどの燃料を電解する際に、酵素/電子メディエーター1電極内でのみ電解反応が生じるようにする。 (もっと読む)


本発明は、二酸化炭素を削減するための環境上有益な方法の様々な態様に関する。本発明による方法は、1つのセルコンパートメント中のアノード、例えば不活性金属の対電極と、電解質の水溶液及び1以上の置換又は非置換芳香族アミンの触媒も含有するもう1つのセルコンパートメント中の金属又はp型半導体のカソード電極とを含む分割電気化学セルで、二酸化炭素を電気化学的又は光電気化学的に還元して、その中で還元有機生成物を製造することを含む。 (もっと読む)


1以上の化合物を生成するためのプロセスであって、膜によって隔てられているアノードおよびカソードを有する生物電気化学システムを準備する工程であって、このアノードおよびカソードは互いに電気的に接続されている、工程と、酸化をアノードで発生させ、かつ還元をカソードで発生させ、これによりこのカソードで還元当量を生産する工程と、この還元当量を微生物の培養物に与える工程と、二酸化炭素を微生物の培養物に与え、これによってその微生物が当該1以上の化合物を生産する工程と、この1つまたは化合物を回収する工程と、を含むプロセス。 (もっと読む)


本発明は、蒸気下でプロトン化種をこの膜に導入することができる材料から製造されたプロトン伝導膜(31)を備える電解槽(30)の陽極室(32)中に加圧下で導入された蒸気を電解するための方法であって、蒸気の形態で注入された水が陽極(32)において酸化されて前記膜に、この同じ膜内で移動し、二酸化炭素および/または一酸化炭素を還元しうる反応性水素原子の形態の、陰極(33)の表面において還元されるプロトン化種を発生させる方法に関し、前記方法が、以下の工程:電解槽(30)の陰極室(33)中に加圧下でCO2および/またはCOを注入する工程と、発生された前記反応性水素原子によって、陰極室(33)中に注入されたCO2および/またはCOを還元し、その結果、CO2および/またはCOがCxyzタイプの化合物(x≧1であり、yが0〜2x+2であり、zが0〜2xである)を形成する工程とを含む。
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【課題】二酸化炭素を電気化学的に直接還元して、酸素化された炭化水素を生成する方法を提供する。
【解決手段】工業的副産物として得られる二酸化炭素、水、及び発電プラントのオフピーク発電などから得られる電気エネルギーを、還元ゾーンに供給して、該二酸化炭素と水とを反応せしめて、酸素、及びメチルアルコール、ホルムアルデヒド、蟻酸、蟻酸エステルなどの酸素化された炭化水素又は酸素化された炭化水素の混合物を生成する。 (もっと読む)


【課題】含フッ素ポリマーの乳化重合における乳化剤として好適に使用することができるカルボン酸誘導体、及び、その製造方法を提供し、また、上記カルボン酸誘導体からなる界面活性剤、水性分散体、及び、含フッ素ポリマーの製造方法を提供する。
【解決手段】
下記一般式(I)
【化1】


(式中Rfは、H、F、フルオロアルキル基、又は、フルオロアルコキシ基を示し、Rfは、F、フルオロアルキル基、又は、フルオロアルコキシ基を示し、Mは、H、NH、Li、Na又はKを示す。)で表されるカルボン酸誘導体。 (もっと読む)


代替エネルギー源のために、炭素源および水素源を、アルコール類等の炭化水素類に変換するための装置および方法を記載する。流入液は、炭酸ガス、および水素ガスまたは水を含み得、プラズマ発生または電気分解等、本明細書に記載される方法によって、大気から得ることができる。炭化水素類を生成するための一方法は、アノードと、カソードと、電解質とを備える電解装置の使用を含む。別の方法は、反応を促進するための超音波エネルギーの使用を含む。該装置および方法ならびに関連装置および方法は、例えば、化石燃料代替エネルギー源を提供するため、再生可能なエネルギーを貯蔵するため、該大気から二酸化炭素を隔離するため、地球温暖化に対抗するため、および二酸化炭素を液体燃料として貯蔵するために有用である。
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燃料電池型反応器で、二酸化炭素と水からメタノールを生成する。この反応器は陰極(11)とカソード反応用触媒を有する陰極側と、陽極(12)とアノード反応用触媒を有する陽極側と、この陰極側と陽極側を分離する中間膜(13)を含む。更にこの反応器は、多段階カソード反応を実施するために直列に流れ接続した複数のセル(1,2,3)に分割され、各セルはセル中で実施すべき反応段階に最適化した触媒を有する。そのプロセスでは陰極(11)と陽極(12)間に電圧を接続し、第一段階で二酸化炭素を所望の第一カソード反応に曝してその二酸化炭素をギ酸に還元し、第二段階でこのギ酸をホルムアルデヒドと水に還元し、第三段階でこのホルムアルデヒドをメタノールに還元する。回収二酸化炭素を用いてメタノールを生成し、これを車両のDMFC型燃料電池の燃料として有利に使用することで、埋蔵の必要がある二酸化炭素量の大幅な減少を達成する可能性がある。更に、水を陽極(12)で過酸化水素に酸化し、DFMC型燃料電池の酸化剤として有利に利用できる。 (もっと読む)


実質的に水のない条件下に、カルボニル基含有化合物をハロゲン化水素H−X、有機ハロゲン化物R’−Xおよび/またはハロゲン塩Mn+−Xと電気化学的に反応させることによって、対応するハロゲン化カルボニル基含有化合物を調製する方法において、Xが塩素、臭素またはヨウ素原子であり、R’が、直鎖状または分枝状であることができるアルキルまたはアリール基であって、任意的に1以上のヘテロ原子、たとえば酸素、窒素、塩素、臭素、フッ素またはヨウ素を有していてもよく、かつ該R’から該ハロゲン原子Xが電気化学的に分離されることができるものであり、Mn+が4級アンモニウム、アルカリ土類金属、アルカリ金属または金属のカチオンであり、nが該金属カチオンMn+の価数に依る1〜5の整数である方法 (もっと読む)


各種実施形態において、発明は、例えば、二酸化炭素をギ酸塩若しくはギ酸へと変換する、二酸化炭素の還元のための電気化学的方法を提供する。選択された実施形態では、3次元陰極を有する連続反応器の動作と、2相(ガス/液体)陰極液流れとが二酸化炭素の電気的還元における有利な条件をもたらす。これらの実施形態では、選択されたガス/液相体積流量比で、陰極液溶媒とガスを含む二酸化炭素との連続2相の流れが、比較的低い反応器(セル)電圧(<10V)と共に、比較的高い有効表面電流密度及びガス空間速度でのCOの電気的還元を有利にする動的条件をもたらす。幾つかの実施形態では、陰極室における比較的高い内部ガス滞留量(液相に対する内部ガスの体積比>0.1であることが明らかである)は、液相での平衡CO濃度よりも大きくすることができ、また、比較的高い有効表面電流密度を促進することができる。幾つかの実施形態では、これらの特徴は、例えば、陰極液でのpH>7で、比較的低いCO分圧(<10bar)を達成することができる。幾つかの実施形態では、これらの特徴は、例えば、最大約80℃の陰極液出口温度と共に断熱条件に近い条件下で達成することができる。
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【課題】
電気化学反応において、溶液の電気抵抗を下げるため作用極と対極の電極間距離を近づけていくと、支持電解質と反応したと考えられる副生成物が生じることが明らかになった。本発明は、このような副反応が起こらずに、収率がよい化学物質の製造方法を見いだすことを目的とする。
【解決手段】
作用極と対極が流路に沿って備えられた電気化学反応装置において、交流電流を流して電気化学反応を実施することによる化学物質の製造方法。 (もっと読む)


【課題】電気化学反応の収率を向上させることを課題とする。
【解決手段】作用極と対極の一対以上の電極を壁面に具えた流路があり、作用極と対極が送液方向に対し順次配置されていることを特徴とするマイクロリアクター、および、それを用いて電気化学反応を実施することによる化学物質の製造方法。 (もっと読む)


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