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Fターム[4K028AB02]の内容

Fターム[4K028AB02]に分類される特許

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【課題】金属材への窒素、炭素の拡散速度を高め、金属材に対する窒素、炭素の熱吸収処理時間を短縮可能な金属材連続雰囲気熱処理方法を提供する。
【解決手段】ワイヤ11を加熱炉14に連続供給しながら、ワイヤ11を窒素ガスの雰囲気で加熱する。このとき、ワイヤ11を連続的に塑性変形させながら熱処理する。これにより、連続的にワイヤ11に歪みが導入され、熱処理時におけるその金属中での窒素、炭素の「みかけの拡散係数」が高まる。その結果、ワイヤ11への窒素の吸収速度を短縮できる。 (もっと読む)


本発明は、ジルコニウム又はハフニウム合金製の部材の少なくとも一部を表面処理する方法に係り、この方法は、該合金の表面層をナノ構造化して、該合金に、その少なくとも5μmなる厚みに対して、100nmに等しいかあるいはそれ以下の粒度を与えるための少なくとも一つの工程を含み、該ナノ構造化は、以前に、該部材の製造中に、これに対して適用された最後の熱処理の温度又はそれ以下の温度にて行われることを特徴とする。本発明は、またこのようにして処理されたジルコニウム又はハフニウム合金製部材にも関連する。
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【課題】 表面特性に優れたチタン材の提供と、表面特性に優れたチタン材を簡便に製造し得るチタン材製造方法とを提供することを課題としている。
【解決手段】 表面層と、該表面層に内側から接する内面層との少なくとも2層の積層構造を有する表面皮膜が形成されており、前記表面層がチタンの酸化物によって形成され、前記表面層の硬度が5GPa〜20GPaのいずれかであり、前記内面層がチタンの炭化物および/または窒化物を含有する層であることを特徴とするチタン材を提供する。 (もっと読む)


本発明は、溶融亜鉛めっきまたは合金化溶融亜鉛めっき鋼板に関し、鋼板の組成が、重量で、0.01≦C≦0.22%、0.50≦Mn≦2.0%、0.2≦Si≦3.0%、0.005≦Al≦2.0%、Mo<1.0%、Cr≦1.0%、P<0.02%、Ti≦0.20%、V≦0.40%、Ni≦1.0%、Nb≦0.20%を含み、組成の残部は鉄および精錬に起因する不可避的不純物であり、鋼板は、Si窒化物、Mn窒化物、Al窒化物、SiおよびMn、またはAlおよびSi、またはAlおよびMnを含む複合窒化物、またはSi、MnおよびAlを含む複合窒化物から選択される少なくとも1種の窒化物の内部窒化物の層を含み、上記鋼板は窒化鉄のさらなる外層を含まない。 (もっと読む)


【課題】 圧縮機摺動部材の大気圧近傍での非晶質硬質炭素皮膜の成膜方法及びその方法で成膜された圧縮機摺動部材及びその非晶質硬質炭素皮膜の成膜装置を提供することを解決すべき課題とする。
【解決手段】 保持電極に圧縮機の摺動部材を圧縮機の摺動部材の摺動面と保持電極の電極面とが略同一面状に収容させ、大気圧近傍で交流電圧を印可して保持電極とガス供給電極体との間にグロー放電プラズマを発生させ、摺動面に非晶質硬質炭素皮膜を成膜する。その際保持電極とガス供給電極体とを相対移動させ、原料ガスの混合比を不活性ガス/炭化水素系ガス=0/100〜99/1とし、放電ギャップ距離を0.5mm〜10mmとし、原料ガス流速を1mm/sec〜1000mm/secとする。 (もっと読む)


本発明は、工業的な電気化学的用途における電極支持体として使用される金属シートの表面を粗面化する方法、及びこのような方法によって作製される電極に関する。機械的粗面化は、シートを圧延装置の2つのロール間にスキンパスすることによってもたらされ、このとき2つのローラーの少なくとも一方が、金属シートの表面への圧縮によって転写されるべき所定のプロフィール(曲線)に従ってパターン作製されている。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムに富む皮膜と有害な反応を起こし易いニッケル基超合金基材を浸炭により安定化させることができるプロセスを提供する。
【解決手段】このプロセスでは、一般に、基材20の表面を加工処理して酸化物を実質的に含まないようにし、基材20を非酸化性雰囲気中で浸炭温度に加熱し、次いで基材20を浸炭温度に維持しつつ基材20の表面を希釈された低活性炭化水素ガスを含む浸炭ガス混合物と接触させる。浸炭温度で浸炭ガスと接触する間に、浸炭ガス中の炭素原子がそれから解離され、基材20の表面上に移動し、基材20中に拡散し、基材20内で高融点金属と反応して、基材20の表面の下の浸炭領域38内で高融点金属炭化物36を形成する。次いで、この基材20を非酸化性雰囲気中で冷却して炭化物の形成を終了させる。 (もっと読む)


【課題】低コストで、耐腐食性及び導電性に優れた導電性耐食材料及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】チタン(Ti)、硼素(B)、及び窒素(N)を、それぞれ0.05≦[Ti]≦0.40、0.20≦[B]≦0.40、0.35≦[N]≦0.55という原子比(ただし[Ti]+[B]+[N]=1)で含有する導電性耐食材料3である。また、少なくとも表面がチタン又はチタン合金からなる基材2の表面に、窒化硼素粉末を付着させ、加熱する導電性耐食材料3の製造方法である。また、少なくとも表面がチタン又はチタン合金からなる基板2の表面をホウ化し、加熱する導電性耐食材料3の製造方法である。さらに、金属基板2にTiB2粉末を溶射してTiB2粒子からなるTiB2層を形成し、該TiB2層を窒化する導電性耐食材料3の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 不働態酸化膜形成元素を含有しても銅合金の強度が高く、動荷重負荷を支持する軸受に好適な銅系摺動材料およびその製造方法を提供する。
【解決方法】 銅合金の粉末を鋼裏金上に散布後焼結して摺動層を形成した銅系摺動材料において、前記銅合金は、Al、Si、Cr、Ti、V、Ta、Zr、Nbのいずれか1種以上を0.1〜10質量%含有した組成を有し、その組成のアトマイズした粉末に100〜200℃で窒化処理して得られる銅合金粉末を摺動層として焼結することにより、銅成分そのものは窒化されることはなく、粉末表面に存在する不働体酸化膜形成元素のみを窒化物とし安定化する。このため、焼結での昇温中に粉末表面が添加元素の不働体酸化膜に覆われることを防ぐことができ銅合金同士を強固に焼結させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】絶縁性及び熱伝導性に優れた熱伝導性絶縁材料及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】AlNを主成分とするAlN結晶150を含有する熱伝導性絶縁材料1、及びその製造である。その製造においては、非酸化性ガス雰囲気下で、少なくとも表面がAlNからなるAlN基板11上に溶融アルミニウム層を形成する。次いで、N2ガス雰囲気下で、溶融アルミニウム層を加熱することにより、AlNを主成分とするAlN層125からなるAlN結晶150を形成する。また、AlN結晶とAlグラジュエント層とを有する熱伝導性絶縁材料及びその製造方法である。その製造においては、AlN層125上に溶融アルミニウム層15を形成しN2雰囲気下で加熱するという加熱工程を少なくとも2回以上繰り返して行う。このとき、加熱工程を繰り返すにつれて溶融アルミニウム層へのN2ガスの溶解量を小さくしていく。 (もっと読む)


【課題】各種合金からなる超小な球状形状などの被処理物に対し、安定かつ均一な窒化物表面層を形成させることができるプラズマ窒化装置および窒化方法を提供すること。
【解決手段】鉄合金、アルミニウム合金またはチタン合金を母材とした被処理物を、窒素ガスと水素ガスとを主成分とするグロー放電により発生させたプラズマ雰囲気中で、揺動または振動させつつ窒化し、上記被処理物の最表面層に鉄の窒化物、アルミニウムの窒化物またはチタンの窒化物を均一に生成させることを特徴とする被処理物のプラズマ窒化装置および窒化方法。 (もっと読む)


本発明は、窒化アルミニウム製造方法であって、積み重ねまたは巻付けにより、アルミニウムベースの圧延製品を含む多層構造を調製し、それを窒素含有雰囲気下で加熱し、窒素含有雰囲気の温度が400℃〜600℃の間に維持されている一つの段階の間に大部分の窒化処理が行なわれる方法に関するものである。本発明は、原料としてのアルミニウム粉末の利用も、きわめて高い温度の利用も必要としない経済的方法によって窒化アルミニウムを得ることを可能にする。得られた窒化アルミニウムは、層状である微視的構造を有する粒子を含む。 (もっと読む)


【課題】事前の表面処理工程を伴わずに、レーザーの照射によって金属表面にめっき膜の形成を可能とするめっき方法の構成を提供すること。
【解決手段】窒素雰囲気中において、金属表面に対し、1ピコ秒ないし600ピコ秒のパルス幅を有している近赤外領域のレーザーパルスを照射することによって、当該金属表面に窒化膜を形成した後に当該窒化膜形成表面に金属をめっきすることに基づき、事前の表面処理に伴わずにめっき膜の形成を可能とするめっき方法及び当該めっき方法を実現するための窒素ガスボンベ5と連通し、かつ窒素ガスを収容する容器10を備えたことによるめっき前処理装置。 (もっと読む)


薄い金属ワークピースが低温拡散主体の表面処理を施され、薄い金属製品の少なくとも1つの性質が、そのような表面処理を施していない他の性質では同一の製品と比較して、全体として少なくとも10%強化された、薄い金属製品を製造する。該低温拡散主体の表面処理は、低温浸炭であり得、該強化される性質は、機械的性質、電気的性質および磁気的性質のうちの1つまたは複数であり得、該金属は、鉄系、ニッケル系、コバルト系、またはマンガン系の合金であり得る。該金属はまた、ステンレス鋼であり得る。
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【課題】 従来の技術では得られない新規な表面硬化ステンレス材料、チタン又はチタン合金等の表面硬化遷移金属材料を提供する。
【解決手段】 ステンレス鋼を含む合金鋼、チタン又はチタン合金等の遷移金属又はその合金の表面部又は表面部及び内部に、窒素Nを0.01〜5%(質量%)含有し、さらに焼入れ・焼もどし、焼なまし、溶体化処理又は時効処理の熱処理が施されてなる表面硬化遷移金属。
また、その表面部が超強加工処理により結晶粒が超微細化され、そしてさらに焼入れ・焼もどし、焼なまし、溶体化処理又は時効処理の熱処理が施されてなることが好ましい。
ステンレス鋼を含む合金鋼、チタン又はチタン合金の表面部又は表面部及び内部に、窒素(N)をN2ガス又はNH3ガスなどのN含有物質を用いて固相拡散により含有させ、次いで同金属に焼入れ・焼もどし、焼なまし、溶体化処理又は時効処理の熱処理を施すことによって製造される。 (もっと読む)


【課題】電蝕マークやアークスポット及びロール表面へのメッキ析出の発生を抑制すると共に耐摩耗性及び耐腐食性に優れ、更には消費電力を削減することができ、高品質且つ安価な製品の提供できる、コンダクターロールを提供する。
【解決手段】ロール胴部の表面に、Ni合金皮膜を有し、当該合金皮膜が厚さ50μ〜10mmの厚さを有し、さらにその合金皮膜の表層に、硬度がHv480以上の窒化層を形成させているコンダクターロール。また、銅、銀、金、白金のいずれかまたはこれらの合金をNi合金皮膜の下地処理として施すこと、ロール胴部の両端部や側面及び軸部にガラス質層であるセラミックスを被覆することが、望ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、浸炭処理したコバルト・クロム基合金から形成されており、表面の硬度が向上すると共に生体安全性も確保された摺動部材に適した材料と、その製造方法とを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、コバルト・クロム基合金を基材とする耐食性及び耐摩耗性に優れた合金材料であり、その材料の表面に、2.3〜4.0重量%の炭素を固溶化した固溶化層が形成されており、固溶化層の格子定数が3.65Å以上であることを特徴とする。また、本発明は、上記のようなコバルト・クロム基合金材料を製造するのに適した方法であって、コバルト・クロム基合金の基材を形成する工程と、前記基材の表面を活性化処理する工程と、前記基材の表面を浸炭処理する工程と、を含み、前記浸炭処理が、ガス浸炭であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 表面層として耐久性(高硬度、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性)に優れた酸化ハフニウム層を有する多機能材を提供する。
【解決手段】 少なくとも表面層が炭素ドープ酸化ハフニウム層又は炭素ドープハフニウム合金酸化物層からなる多機能層を具備する。 (もっと読む)


【課題】 表面層として耐久性(高硬度、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性)に優れた酸化ハフニウム層からなる多機能層を有する基体の製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも表面層がハフニウム、ハフニウム合金、ハフニウム合金酸化物又は酸化ハフニウムからなる基体の表面を、炭素、酸素を含む化学種が当該表面に供給される雰囲気下で加熱処理することにより炭素ドープ酸化ハフニウム層又は炭素ドープハフニウム合金酸化物層からなる多機能層を有する基体とする。 (もっと読む)


【課題】 表面層として耐久性(高硬度、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性)に優れた酸化ジルコニウム層を有する多機能層を有する基体の製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも表面層がジルコニウム、ジルコニウム合金、ジルコニウム合金酸化物又は酸化ジルコニウムからなる基体の表面を、炭素、酸素を含む化学種が当該表面に供給される雰囲気下で加熱処理することにより炭素ドープ酸化ジルコニウム層又は炭素ドープジルコニウム合金酸化物層からなる多機能層を有する基体とする。 (もっと読む)


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