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Fターム[4K029DC02]の内容

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合金 (902)
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Fターム[4K029DC02]に分類される特許

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【課題】精度よく薄膜の膜厚を制御することができる、回転円筒ターゲットを備えたスパッタ源、該スパッタ源を備えたスパッタ成膜装置、および該スパッタ成膜装置を用いたスパッタ成膜方法を提供する。
【解決手段】スパッタ室1内に回転円筒ターゲット2を備えたスパッタ源において、前記スパッタ室1内に回転円筒ターゲット2との間に間隙5を有するようにシールド4を設け、該シールド4により前記スパッタ室1を、前記回転円筒ターゲット2のスパッタリングガスイオンの衝撃側の領域1aと、スパッタリングガスイオンの非衝撃側の領域1bとに仕切り、スパッタリングガスを領域1bから間隙5を通して領域1aに導入してスパッタリングする。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数の一層の低減を図るとともに、簡便なプロセスで製造することができる硬質炭素被膜を提供すること。
【解決手段】最表面の第2層とその下層の第1層がなす積層構造を含んで成り、第2層は、非晶質炭素を主成分とし、CoやNiを合計で1.4〜39原子%含有し、第2層中に存在するCoまたはNiの凝集体5は、該第2層を透過型電子顕微鏡で観察した際の顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える該凝集体の占める領域が面積比で30%以下であり、第1層がダイヤモンド多結晶から成る、硬質炭素被膜である。第2層の断面顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える凝集体の占める領域の面積比をX%とし、第2層中のCoやNiの合計含有量をY原子%としたときに、X<4Yを満たす。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数の一層の低減を図るとともに、簡便なプロセスで製造することができる硬質炭素被膜を提供すること。
【解決手段】表面側より第1層、第2層がなす積層構造を含んで成り、第1層は、非晶質炭素を主成分とし、CoやNiを合計で1.4〜39原子%含有し、第1層中に存在するこれらの凝集体は透過型電子顕微鏡の顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える該凝集体の占める領域が面積比で15%以下であり、第2層は、窒化チタン、炭窒化チタン、炭化チタン、窒化クロム、窒化チタンクロムなどで構成された下地層を少なくとも1層含み、最表面に硬質の粒子や粒状突起を有し、表面粗さRyが0.1〜0.6μmである硬質炭素被膜である。等価円直径が5nmを超える凝集体の占める領域の面積比をX%とし、該被膜中のCoやNiの合計含有量をY原子%としたときに、X<4Yで表される関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が一層低減され、潤滑油中でも低フリクション性を示し、歯面疲労強度に優れる高強度歯車、伝動機構及び高強度歯車の製造方法を提供すること。
【解決手段】浸炭処理又は浸炭窒化処理を行った鉄基合金から成り、被処理歯車の噛み合い面に、水素含有量が10atm%以下で、表面硬さが20〜30GPaある第1DLC膜と、該第1DLC膜の少なくとも一部に且つイオンプレーティング法により被覆されており、水素含有量が10atm%以下、表面粗さがRa0.1〜0.2μmである第2DLC膜とを順に被覆して成る高強度歯車である。
上記高強度歯車を用い、該第2DLC膜が隣接する歯車相互の噛み合い面に被覆されている高強度歯車伝動機構である。
カーボンターゲットに対して被処理歯車を回転させ、噛み合い面に、水素含有量10atm%以下の第1DLC膜を形成した後に、歯車の回転を停止又は低速とし、該第1DLC膜の一部に第2DLC膜をイオンプレーティング法により形成して高強度歯車を製造する。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数の一層の低減を図るとともに、簡便なプロセスで製造することができる硬質炭素被膜を提供すること。
【解決手段】非晶質炭素を主成分とし、該被膜中にCoやNiを合計で1.4〜9原子%含有し、該被膜中に存在するCo凝集体2またはNi凝集体2は、被膜断面を透過型電子顕微鏡で観察した際の該顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える該凝集体の占める領域が面積比で30%以下であり、被膜表面にナノチューブを有する。ナノチューブの面密度が、1cm2あたり104本以上108本以下である。顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える凝集体の占める領域の面積比をX%とし、該被膜中のコバルト及びニッケルの合計含有量をY原子%としたときに、X<4Yを満たす。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数の一層の低減を図るとともに、簡便なプロセスで製造することができる硬質炭素被膜を提供する。
【解決手段】被膜中にCoやNiを1.4〜39原子%含有し、そのうちCo凝集体やNi凝集体は、等価円直径が5nmを超える該凝集体2の占める領域が面積比で15%以下に抑制されており、被膜表面に硬質の粒子や粒状突起を有し、表面粗さRyが0.1〜0.6μmである硬質炭素被膜である。摺動層中にCoやNiを1.4〜39原子%含有し、Co凝集体やNi凝集体は、等価円直径が5nmを超える該凝集体の占める領域が面積比で15%以下であり、摺動層表面に硬質の粒子や粒状突起を有し、表面粗さRyが0.1〜0.6μmである硬質炭素被膜である。等価円直径が5nmを超える凝集体の面積比をX%とし、CoとNiの合計含有量をY原子%としたときに、X<4Yを満たす。 (もっと読む)


【課題】比較的低温度によりダイヤモンドライクカーボン(DLC)皮膜を形成することで、基材強度の低下を抑制することができ、更に、基材へのDLC皮膜の成膜法を工夫することにより、疲労強度を高め、かつ皮膜密着性、摩擦摩耗特性を良好にする。
【解決手段】アルミニウム、マグネシウム又はチタンの各合金等から成る基材1の表面に中間層2と、中間層2の表面に積層3を成膜形成したDLC積層皮膜部材であって、積層3は、DLC皮膜4と、金属を含有した金属含有DLC皮膜5とを交互に重ねた構造にする。 (もっと読む)


【課題】潤滑油で潤滑することなく冷媒中で使用することが可能な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1,外輪2,及び玉3は、SUJ2等の鋼で構成されている。そして、軌道面1aを含む内輪1の外周面全体,軌道面2aを含む外輪2の内周面全体,及び玉3の表面全体のうち少なくとも一つに、潤滑被膜Lが被覆されている。この潤滑被膜Lは、Cr,W,Ti,及びSiのうちの少なくとも1種の金属からなる下地層Mと、前記金属及び炭素からなる中間層Fと、炭素及び水素を含有するダイヤモンドライクカーボンからなる表面層Cと、の3層で構成されていて、該3層は表面側から表面層C,中間層F,下地層Mの順に形成されている。また、中間層F中の炭素の割合は、下地層M側から表面層C側に向かって増加している (もっと読む)


【課題】Si単結晶基板上において、表面欠陥密度の少ないSi1−XGe膜を有する半導体多層膜を提供する。
【解決手段】Si単結晶基板と、このSi単結晶基板上に形成されたSi1−XGe(0<X≦1)膜とを具えた半導体積層膜において、前記Si1−XGe膜は好ましくはマグネトロンスパッタリング法で形成し、前記Si1−XGe膜の表面欠陥密度が10/cm以下となるようにする。 (もっと読む)


【課題】2種類の金属ターゲットと2種類の反応ガスのみを用いて成膜された、高屈折率層、中間屈折率層、および低屈折率層からなる薄く優れた光学性能を備えた光学多層膜、この光学多層膜を備えた光学素子を提供する。
【解決手段】短波長透過型フィルタ800は、まず、ガラス基板801上に、中間屈折率層802が成膜される。次に、その中間屈折率層802上に、高屈折率層803と低屈折率層804とが交互に23層成膜されていく。そして、このとき最も上になっている高屈折率層803上にさらに中間屈折率層802が成膜される。最後に、その中間屈折率層802上に接着剤805でもう一つのガラス基板801が接着されて、密封される。この短波長透過型フィルタ800は、25層で構成された光学多層膜を備えることになる。 (もっと読む)


【課題】金網をマグネトロン電極に一体に固定するため、マグネトロン電極と金網との距離は常に一定であるので、マグネトロン電極と試料との間の高さの調整だけで、金網に電子の突入により生じる温度上昇による試料表面への輻射熱の影響や金網の編みの隙間を通りぬける電子の量などの条件を一定にできる。
【解決手段】減圧可能な試料室と、試料室内に設けられ、磁界発生手段とその下部側に設けられたターゲット金属とを付加した上部陰電極と、試料室内に設けられ、上部陰電極に対向して配置された下部陽電極と、上部陰電極と下部陽電極との間に放電電圧を印加する電源とを備え、試料表面にターゲット金属をスパッタリングにより形成するイオンスパッタリング装置において、上部陰電極の近傍で下部陽電極との間に下部陽電極と同電位の金網が上部陰電極に絶縁して設置し、金網を上部陰電極に連動して上下移動させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】真空容器内に絶縁膜が付着してもグロー放電の経時変化を小さくできるため成膜速度の変化が小さく安定放電ができ、メンテナンス周期の長期化を可能とするスパッタリング装置を提供するものである。
【解決手段】ウェハホルダの外周に、複数の開口部を有する3枚以上の導電性板が重ねて配置され、かつ、前記導電性板のうち前記ターゲットから最も近い第1の導電性板とその次に近い第2の導電性板の間隔が、それ以降の導電性板との間隔よりも小さい間隔で配置されることで解決できる。 (もっと読む)


【課題】膜が剥離しにくく、高い密着性と高い耐摩耗性、ならびに低摩擦特性を持つダイヤモンド状炭素膜とその製造方法を提供。
【解決手段】基板 1上に結合層 2を介して形成されたダイヤモンド状炭素膜において、結合層 2の上層に硬度が 500〜2000Hvの実質的に水素を含まない軟質炭素膜3aと、硬度が2000〜4000Hvの実質的に水素を含まない硬質炭素膜3bを交互に4層以上積層した高靭性ダイヤモンド状炭素膜層 3を形成し、該高靭性ダイヤモンド状炭素膜層 2の上層に 500〜2000Hvの水素を含む最上層である潤滑性ダイヤモンド状炭素膜層 4を形成した。 (もっと読む)


【課題】摺動性と耐摩耗性とを両立する新規の構成の摺動層を備える摺動部材を提供する。
【解決手段】本発明の摺動部材は、基材30と、基材30の表面の少なくとも一部に形成され相手材と摺接する摺動層31と、を備え、摺動層31は、Cと、MoSおよび/またはWSと、Tiおよび/またはCrと、からなり、基材30の表面に形成され5〜20at%のTiおよび/またはCrを含む第一摺動層311と、第一摺動層311に積層され第一摺動層311が最も高濃度となるように厚さ方向に濃度が傾斜したTiおよび/またはCrを含む第二摺動層312と、からなることを特徴とする。第一摺動層311は、Tiおよび/またはCrを5〜20at%含有する硬質な層であり、摺動の際の耐摩耗性が確保される。Tiおよび/またはCrの濃度が傾斜する第二摺動層312は、優れた初期なじみ性を示し摺動性に優れる。 (もっと読む)


【課題】ガスフロースパッタリングによる高速成膜におけるアーキングなどの異常放電の発生を抑制して、欠陥のない高品質の薄膜を安定に成膜する。
【解決手段】ガスフロースパッタリング装置による成膜方法において、該ガスフロースパッタリング装置の電源としてパルス電源20を用いてパルススパッタリングを行う。ガスフロースパッタリング装置において、DC電源に代えてパルス電源20を用いることにより、好ましくは対向して設置されている2枚のターゲットに対して、片方がカソードとして放電している時に、もう一方はアノードとして作用するように交互に電力を印加するデュアルカソードパルススパッタリングを行うことにより、広い範囲で安定して放電が可能となり、更なる高速成膜が可能となる。 (もっと読む)


【課題】対向ターゲット式スパッタ法を用いて、プラズマ粒子が存在する領域の外に化合物半導体の付いた基板を置いて、化合物半導体にプラズマ粒子による衝撃を与えないで絶縁性薄膜を形成するとともに、良質の化学量論的に純粋な絶縁性薄膜を形成して、半導体上に耐久性の高い薄膜を付与した素子の製造方法と製造装置を提供する。
【解決手段】対向ターゲットのスパッタリングにより基板上に薄膜を成膜するスパッタリング薄膜成膜方法において、前記対向ターゲット外淵と前記基板との中程に対向した反応性ガス導入口を設け、該反応性ガス導入口の向かっている方向が前記基板面中心部の垂線と概ね直角であって、各反応性ガス導入口の先端から前記垂線までの距離を50から300mmに設定し、基板付近での反応性ガス分圧を高めることで化学量論的に純粋な良質の絶縁性薄膜を得る。 (もっと読む)


【課題】大きな接触応力が作用するような条件下や無潤滑下においても好適に使用可能な転がり摺動部材及び転動装置を提供する。
【解決手段】スラスト玉軸受の内輪1,外輪2と玉3との接触面においては、内輪1,外輪2,玉3の母材にDLC層Dが被覆されている。母材のうちDLC層Dが被覆されている部分の表面粗さRaは、0.03〜0.2μmである。DLC層Dは、炭素からなるカーボン層Cと、モリブデン及び炭素からなる複合カーボン層FCと、モリブデンからなる第一金属層M1と、モリブデン及びクロムからなる複合金属層FMと、クロムからなる第二金属層M2と、の5層で構成され、DLC層Dの表面側からカーボン層C,複合カーボン層FC,第一金属層M1,複合金属層FM,第二金属層M2の順に配されている。これら5層の等価弾性定数は、いずれも母材の等価弾性定数の0.8〜1.5倍である。 (もっと読む)


【課題】大きな接触応力が作用するような条件下、無潤滑下、異物侵入環境下においても好適に使用可能な転がり摺動部材及び転動装置を提供する。
【解決手段】スラスト玉軸受の内輪1,外輪2と玉3との接触面においては、内輪1,外輪2,玉3の母材に、等価弾性定数100〜280GPaのDLC層Dが被覆されている。母材のうちDLC層Dが被覆されている部分の表面粗さRaは0.03〜0.2μmである。DLC層Dは、炭素からなるカーボン層Cと、タングステン及び炭素からなる複合カーボン層FCと、タングステンからなる第一金属層M1と、タングステン及びクロムからなる複合金属層FMと、クロムからなる第二金属層M2と、で構成され、これら5層はDLC層Dの表面側から上記の順に配されている。複合カーボン層FCが形成された後には、平均粒径3〜150μmの投射材を噴射して複合カーボン層FCに吹き付ける密着化処理が施されている。 (もっと読む)


【課題】大きな接触応力が作用するような条件下や無潤滑下においても好適に使用可能な転がり摺動部材及び転動装置を提供する。
【解決手段】スラスト玉軸受は、内輪1と外輪2と複数の玉3とを備えている。内輪1,外輪2と玉3との接触面、すなわち転がり摺動面には、パルス幅1ps以上5ps以下の短パルスレーザーの照射による微細加工が施されている。そして、転がり摺動面のうち微細加工が施されている部分には、ダイヤモンドライクカーボン膜Dが被覆されている。ダイヤモンドライクカーボン膜Dは、Cr,W,Ti,Si,Ni,及びFeのうちの1種以上の金属からなる金属層Mと、前記金属及び炭素からなる複合層Fと、炭素からなるカーボン層Cと、の3層で構成されていて、該3層はダイヤモンドライクカーボン膜Dの表面側からカーボン層C,複合層F,金属層Mの順に配されている。 (もっと読む)


【課題】膜質の良い絶縁膜を成膜する。
【解決手段】本発明の成膜装置1は電離装置25を有している。電離装置25は反応ガスの経路の途中に設けられており、反応ガスは経路を流れる途中で電離装置25で電離され、成膜室2内部に電離された反応ガスが導入される。電離された反応ガスを成膜室2内部に導入しながら、ターゲット6をスパッタリングすれば、スパッタ粒子と反応ガスとが反応して、基板11表面に反応物の膜が形成される。反応ガスを電離してからスパッタを行うと、反応ガスを電離させない場合に比べて、成膜速度が速く、かつ、膜質の良い膜が得られる。 (もっと読む)


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