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Fターム[4K042BA03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 耐摩耗(硬度を含む) (799)

Fターム[4K042BA03]に分類される特許

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【課題】冷間鍛造の加工硬化による強度アップで軽量化したハブ輪を高周波焼入れする際のオーバーヒートを防止した車輪用軸受装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】車輪取付フランジ6が円周方向複数に分割された複数の部分フランジ6aで構成され、ハブ輪4が、熱間鍛造工程と、この後に部分的に施される冷間鍛造工程を備え、熱間鍛造で、車輪取付フランジ6の根元部が先端部よりも厚肉に形成され、冷間鍛造によって薄肉化されて略均一な肉厚に形成されると共に、ハブ輪4の外周面に対向して加熱導体となる高周波コイル32が挿入され、部分フランジ6a間に導電体からなるコンセント治具33が所定の磁気的すきまを介して嵌挿された状態で、高周波コイル32に高周波電流を通じさせて高周波加熱することによって、ハブ輪4に所定の硬化層13が形成されている。 (もっと読む)


【課題】異物混入環境下でも、長寿命かつ低トルクで回転する転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪、外輪、及び転動体のうち少なくとも1つがC:0.3〜1.2重量%、Si:0.3〜2.2重量%、Mn:0.2〜2.0重量%、を含有する鋼からなり、浸炭窒化処理もしくは窒化処理によってその転動面表面の窒素濃度が0.2〜2.0重量%、SiおよびMnを含有した窒化物の面積率が1%以上20%未満であり、前記内外輪軌道面の残留オーステナイト量をγrAB、前記転動体転動面の残留オーステナイト量をγrCとした場合にγrAB−15≦γrC≦γrAB+15(ただし0≦γrAB、γrC≦50)とし、且つ、グリース封入量を軸受空間容積の5%〜15%とする。 (もっと読む)


【課題】歯形部の高硬度化と製造コストの低減を両立させることができるドライブプレート及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】円盤状のプレート部10と、プレート部10の外周端に形成された歯形部2とを有する。プレート部10と歯形部2とは、一枚の鋼板素材から一体的に成形されている。プレート部10及び歯形部2は、その表層全面に、厚み方向中央部よりも炭素濃度が高い浸炭層15、25を有している。プレート部10における浸炭層15は、厚み方向中央部17よりも硬度が高く、かつ、歯形部2における浸炭層25は焼き入れ処理がなされており、プレート部10の浸炭層15よりもさらに硬度が高い。プレート部10及び歯形部2の厚み方向中央部17、27の炭素濃度は0.2質量%以下であり、浸炭層15、25の炭素濃度は0.2質量%超えである構成にすることができる。 (もっと読む)


【課題】生産性が良好であることに加えて、白色組織剥離が生じにくく長寿命な転がり軸受を提供することを目的とする。
【解決手段】転動体3に用いられる鋼の成分組成に加え、転動体3の表面のケイ素とマンガンとの両方を含有する窒化物の量及び窒素量を規定した。さらに、転動体3の表面からの所定の深さ位置の窒素量、残留オーステナイト量、及び、圧縮残留応力を規定した。これらのことによって、本発明の転がり軸受は、生産性が良好であることに加えて、白色組織剥離が生じにくく長寿命である。 (もっと読む)


【課題】コストの低減と品質のばらつきの低減とを両立することが可能なガス軟窒化方法および軸受部品の製造方法を提供する。
【解決手段】ガス軟窒化方法は、鋼からなる被処理物14を、熱処理ガスが導入される熱処理炉内で加熱することにより被処理物14の表層部に窒化物層14Aを形成するガス軟窒化方法であって、熱処理ガスは、アンモニアガスと、二酸化炭素ガスおよび水素ガスの少なくともいずれか一方とを含み、残部不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性が必要な部分の十分な表面硬度向上効果が得られると共に、溶接部の特性をこれまで以上に向上させることができ、かつ、製造時の防炭処理を完全に廃止することができる複合鋼部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1の鋼部品を製造するに当たり、その後の浸炭工程において形成される浸炭層の厚み以上の余剰部826を溶接予定部825に加えた中間品800を準備し、その表面に浸炭層88を形成する浸炭工程と、マルテンサイト変態する冷却速度よりも遅い冷却速度により、冷却による組織変態が完了する温度以下まで中間品800を冷却する冷却工程と、高密度エネルギーによって浸炭焼入部にすべき部分をオーステナイト領域まで加熱した後にマルテンサイト変態する冷却速度以上の冷却速度により冷却する焼き入れ工程と、溶接予定部826を最終所望形状となるよう切削する切削工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れる転がり摺動部材を提供する。
【解決手段】0.16-0.19質量%Cと0.15-0.55質量%Siと0.20-1.55質量%Mnと2.4-3.2質量%Crとを含有し、Ni及びMoを0.01-0.2質量%及び0.001質量%以上0.1質量%未満含有し、焼入れ性指数5.4以上の鋼材に前加工、有効硬化層深さ1.5-8mmとなる浸炭処理、中間焼鈍処理、焼入れ焼もどし処理及び仕上げ加工を施し、摺動表面から0.05mmまでの範囲における炭素含有量0.8-1.2質量%、表面から0.1mmの深さの位置でのビッカース硬さ700-840及び残留γ量20-40体積%、表面から0.03mmの深さの位置での炭化物面積率1.5-8%、摺動面の軸方向長さ中央に位置し、かつ厚さ方向中央に位置する部分でのビッカース硬さ300-510及びマルテンサイト変態率50-100%の転がり摺動部材2,3,4を得る。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性と靭性に優れるベルト式CVTに使用されるスチールベルト用エレメント及びこれを与える冷間打抜用鋼の提供。
【解決手段】 10.8[C]+5.6[Si]+2.7[Mn]+0.3[Cr]+7.8[Mo]+1.4[V]≦13を満たす成分組成の鋼からなる冷間打抜用鋼である。質量%で、必須添加元素として、Cを0.50から0.70%、Siを0.03から0.60%、Mnを0.50から1.00%、Crを0.20から1.00%、Tiを0.01から0.10%、及び、Bを0.0005から0.0050%の範囲内、任意添加元素として、Pを0.025%以下、及び、Sを0.015%以下の範囲内、残部Fe及び不可避的不純物とした成分組成を有し、オーステナイト単相温度域に加熱保持後、所定速度で冷却して、主として、フェライト+パーライト混合組織に微細炭化物を分散させた組織で88HRB以下の硬さを与えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ加工性を有し、かつ耐久性を更に改善した帯状打抜き刃を提供する。
【解決手段】鋼板表面から200μmを超える基地部は、C:0.40〜0.80質量%、Nb:0.10〜0.50質量%を含有する化学組成を有し、ベイナイト中または焼戻しマルテンサイト中にセメンタイトからなる球状炭化物が1.0体積%以上存在し、かつ円相当径0.5μm以上のNb含有炭化物の存在密度が900μm2あたり10.0個以上である金属組織を有し、硬さが300〜450HVに調整されており、表層部にはフェライト単相組織からなる厚さ5μm以上の脱炭表層があり、表層15μm領域において円相当径0.5μm以上のNb含有炭化物の存在密度が900μm2あたり0〜5.0個である、耐久性に優れた帯状打抜き刃用鋼板。 (もっと読む)


【課題】軸状のアーバーの外周に嵌められる円筒状スリーブの耐摩耗性及び耐き裂進展性を高めた連続鋳造機用ロールを提供する。
【解決手段】軸状のアーバー20の外周に円筒状のスリーブ30を嵌めてなる連続鋳造機用ロール10であって、スリーブは、質量%にて、C:0.01〜0.06%、Si:0%を超えて1.0%以下、Mn:0%を超えて1.0%以下、Ni:3.5〜6.5%、Cr:11.0〜14.0%、Mo:0%を超えて1.0%以下、V:0.1〜0.4%を含み、残部Fe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】表面硬化処理をした機械部品の製造方法において、浸炭と高周波焼入れとの併用を可能にし、全体として歪みが小さく、かつ表面強度が高い機械部品を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜3.00%、Mn:0.30〜3.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜3.00%、Cr:0.20〜1.00%、Al:0.20%以下およびN:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不可避な不純物からなり、かつ、[Si%]+[Ni%]+[Cu%]−[Cr%]>0.50 の条件を満たす合金組成を有する鋼を材料として使用し、これを部品形状に加工し、真空浸炭処理を施したのち徐冷し、ついで高周波焼入れにより表面を硬化させることからなり、高周波焼入れを、760〜900℃に加熱してこの範囲内の温度に保持した後、水冷却することにより実施する。 (もっと読む)


【課題】長さに沿って改良され、変化する特性を有するコイル管を提供する。
【解決手段】連続動的熱処理過程(CDHT)を使うことにより生産され、長さに沿って改良され、変化する特性を有するコイル管。コイル管はスプールからほどかれ、連続動的熱処理過程に供され、そしてスプール上に捲かれる。連続動的熱処理過程は“複合”管を、該管の長さに沿った該管の特性が選択的に変えられるよう、作ることが出来る。例えば、該管の特性は、該管が使用される特定応用のために該管の長さに沿って選択的に誂えられることが出来る。 (もっと読む)


【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。
【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された外周リング部2、内周面20bから内方に延設されたフランジ部3を有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結部Lよりも軸方向一方側に突出する第1突出部21、他方側に突出する第2突出部22を備える。第1突出部21と第2突出部22の軸方向長さは略同等である。外周リング部2には、歯形10の表層の浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、フランジ部3との連結部Lよりも第1突出部21及び第2突出部22の方が深く、第1突出部21と第2突出部22とにおいて略同等である。 (もっと読む)


【課題】長期間の使用にわたって、すぐれた耐摩耗性を発揮する合金鋼製ドリル、表面被覆合金鋼製ドリルを提供する。
【解決手段】 質量%で、C:2.0〜3.0%、Si:3.0〜6.0%、Cr:9.0〜15.0%、Co:10.0〜15.0%(好ましくは、C+Si+Cr+Co:25.0〜35.0%)、WおよびMoのうちの1種または2種の合計:9.0〜11.0%、V:1.5〜2.5%、残部はFeおよび不可避不純物からなる高温焼戻し軟化抵抗性を有する合金鋼で工具基体を構成した合金鋼製ドリル、表面被覆合金鋼製ドリル。 (もっと読む)


【課題】大幅なコストアップを伴うことなく耐摩耗性を向上させることが可能な浸炭部材、これの半製品である浸炭部材用鋼、浸炭部材の製造方法を提供する。
【解決手段】化学成分が、質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜2.00%、Mn:0.30〜1.50%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cr:1.35〜3.00%、Al:0.020〜0.060%、および、N:0.0080〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物よりなり、摺動面は、浸炭異常層がなく、表面炭素濃度が0.7〜0.9質量%の範囲内にあり、最表面からの深さ50μmまでにおける組織のトルースタイト面積率が1%以下である浸炭部材とする。浸炭処理工程の浸炭期におけるカーボンポテンシャルは1.3%以上とする。 (もっと読む)


【課題】内輪部材の長寿命化と、ころの摩耗や焼き付き防止とを共に実現するプラネタリーギヤ装置を提供する。
【解決手段】下記(a)〜(d)の条件を満足するニードルローラ16を有するプラネタリーギヤ装置10である。(a)Siの含有率が0.3〜2.2質量%、Mnの含有率が0.3〜2.0質量%であり、且つSiの含有量とMnの含有量との比(Si/Mn)が5以下の合金鋼で構成されている。(b)浸炭窒化処理もしくは窒化処理により、表面の窒素濃度が0.2〜2.0質量%であり、Si・Mn系窒化物の面積率が1%以上10%未満である。(c)面積375μm中の0.05μm以上1μm以下のSi・Mn系窒化物の個数が100個以上である。(d)表面硬さが750Hv以上、表面の残留オーステナイト率が5体積%以上45体積%以下である。 (もっと読む)


【課題】高い動作能力で高級品質のレールを製造可能な冷却装置を提供する。
【解決手段】レール断面の少なくとも一部をレール全長にわたって冷媒中で冷却することによりレール1を硬化する装置は、少なくとも1つの位置ぎめ手段4、冷媒槽5を有する。冷媒槽5、位置ぎめ手段4のすべての保持部品40のレール基部11用締付け手段42が、レールを冷媒へ入れるため、同時に垂直に相対運動可能であり、それらのそれぞれの垂直保持位置及び保持時間が調節可能である。 (もっと読む)


【課題】水素が侵入する環境下においてもWEAの生成を効果的に抑制して、転動疲労寿命を向上させることができ、また素材の切削性や鍛造性などの加工性も併せて改善した、球状化焼鈍後の加工性に優れ、かつ焼入れ・焼戻し後の耐水素疲労特性に優れる軸受鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.10%、Si:0.30〜0.80%、Mn:0.90〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:1.8〜2.5%、Mo:0.15〜0.4%、N:0.0080%以下およびO:0.0020%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とする。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れの移動焼入れでもって、大内径部に硬化層を形成することなく強度的に優れたトリポード型等速自在継手の外側継手部材を成形できる熱処理方法、このような熱処理方法で構成された外側継手部材及びトリポード型等速自在継手を提案する。
【解決手段】円周方向に向き合った案内面27と両案内面27,27間に設けられた大内径部46からなるトラック溝26が内周の三箇所に形成される外側継手部材21に対して、高周波誘導加熱コイル51が相対的に軸方向に移動する移動焼入れにて、外側継手部材21の案内面27に硬化層Sを形成するためのものである。高周波誘導加熱コイル51には、発生する磁力線を遮断する磁力線遮断体Aが配置され、磁力線遮断体Aによる磁力線遮断によって、外側継手部材21の大内径部46を未焼き部50とする。 (もっと読む)


【課題】高湿度の環境にさらされても摩擦力の低下を抑制できる摩擦部材及び振動型駆動装置を提供する。
【解決手段】超音波モータの振動子とロータとの接触部に用いる摩擦部材は、摩擦面に凹凸を有し、摩擦面は、クロム窒化物相を含む。 (もっと読む)


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