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Fターム[4K042BA13]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 能率、作業性経済性 (250)

Fターム[4K042BA13]に分類される特許

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【課題】高価なショットピーニングを施さなくても疲労特性の向上を図ることが可能な窒化部品、その製造方法を提供する。
【解決手段】窒化部品は、脱炭層と窒化層とを含む表面硬化層を有する。部品内部の化学成分は、質量%で、C:0.15%以上0.5%未満を含有し、Cr:6.0%以下、V:2.5%以下、Mo:3.0%以下及びAl:1.5%以下から選択される1種又は2種以上を含有し、N含有量が0.03%以下であり、(0.08×[%Cr]+0.29×[%V]+0.15×[%Mo]+0.65×[%Al])/[%C]による窒化係数N1が1.0以上であり、表面硬化層は、その表面の炭素濃度をCとした場合、(C−C)/Cによる脱炭率が0.30以上であり、かつ、その表面の窒素濃度をN2とした場合、N2/(C−C+0.2)による表面窒素濃度係数Nsが1.0以上である。 (もっと読む)


【課題】拘束して矯正しつつ焼き入れ温度まで冷却したワークの寸法安定性を一層向上させ得るワークの拘束焼入れ方法および装置を提供する。
【解決手段】この拘束焼入れ装置は、鋼製且つ環状のワークWをマルテンサイト変態開始温度(Ms点)よりも高い矯正開始温度まで冷却する第一冷却部1と、矯正開始温度まで冷却されたワークWに対しその少なくとも外径を径方向に拘束して矯正する第一矯正部10を有し且つ該第一矯正部10で矯正しつつ焼き入れ温度まで冷却する第二冷却部2と、焼き入れ温度まで冷却されたワークWに対しその少なくとも外径を径方向に拘束して矯正する第二矯正部20を有し且つ該第二矯正部20で矯正しつつ更に焼き入れ温度よりも低い温度まで冷却してマルテンサイト変態を進行させる第三冷却部3とを備える。 (もっと読む)


【課題】短時間の焼入れで炭素濃度勾配を形成する熱処理方法および当該方法により熱処理された被熱処理物を提供すること。
【解決手段】材料に黒鉛鋼を使用した被熱処理物10に対する熱処理方法であって、黒鉛22が母相21に固溶する加熱温度で被熱処理物10の表面層を一定時間加熱する第1工程(a),(b)と、被熱処理物10の表面層に焼入れをするための温度で、被熱処理物10の表面層を加熱して焼入れを行う第2工程(d)とを有する熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】設備費を抑制しながら、ワークを焼入れする際に、該ワークを効果的に冷却することが可能な焼入れ装置を提供する。
【解決手段】歯車2(ワーク)の各歯を加熱するレーザ発振器4(加熱手段)と、歯車2を上下方向の両側から挟み込むように歯車2に接触して、該歯車2を冷却する冷却治具5、5と、を備えたので、設備費を抑えながら、歯車2の各歯を焼入れする際に、歯車2の各歯を効果的に冷却することができる。 (もっと読む)


【課題】熱処理により鋼管の内面にスケールが生成することを簡単かつ確実に防止でき、研磨、酸洗等による内面スケール除去工程を省略できる、長尺鋼管の熱処理方法を提供する。
【解決手段】長尺鋼管1の両端部を密閉し、密閉した長尺鋼管1の内部を脱気し、又は脱気後に不活性ガス若しくは還元性ガスを封入し、次いで長尺鋼管1を軸方向移動させながら全周加熱し、その後冷却する。 (もっと読む)


【課題】コストの低減と品質のばらつきの低減とを両立することが可能なガス軟窒化方法および軸受部品の製造方法を提供する。
【解決手段】ガス軟窒化方法は、鋼からなる被処理物14を、熱処理ガスが導入される熱処理炉内で加熱することにより被処理物14の表層部に窒化物層14Aを形成するガス軟窒化方法であって、熱処理ガスは、アンモニアガスと、二酸化炭素ガスおよび水素ガスの少なくともいずれか一方とを含み、残部不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】大型のワークであっても、ワークの一方向に延びて設定された被加熱領域全体を略均一に所望の高温まで容易に昇温できる加熱装置及び加熱方法を提供する。
【解決手段】ワークに一方向に延びて被加熱領域Hを設定し、被加熱領域Hを誘導加熱したときに被加熱領域Hの一方の縁側と他方の縁側とで変形量が異なるワークWを誘導加熱する装置であり、被加熱領域Hの一部に対向する加熱コイル451と、ワークWと加熱コイル451とを一方向に沿って相対移動させる相対移動手段112と、加熱時にワークWの被加熱領域H以外の表面位置を検出する位置検出手段480と、位置検出手段480の検出結果に基づいてワークWと加熱コイル451との相対位置を変位させる変位手段460とを備え、変位手段460は加熱時に検出結果から得られた測定位置を少なくともワーク形状に基づいて補正し、補正により得られた補正位置に対応するように変位手段460の動作を制御する。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れの移動焼入れでもって、大内径部に硬化層を形成することなく強度的に優れたトリポード型等速自在継手の外側継手部材を成形できる熱処理方法、このような熱処理方法で構成された外側継手部材及びトリポード型等速自在継手を提案する。
【解決手段】円周方向に向き合ったローラ案内面27と両ローラ案内面27,27間に設けられた大内径部46からなるトラック溝26が内周の三箇所に形成される外側継手部材21に対して、高周波誘導加熱コイル51が相対的に軸方向に移動する移動焼入れにて、外側継手部材21のローラ案内面27に硬化層Sを形成するためのものである。高周波誘導加熱コイル51には、発生する磁力線を遮断する磁力線遮断体Aが配置され、磁力線遮断体Aによる磁力線遮断によって、外側継手部材21の大内径部46を未焼き部50とする。 (もっと読む)


【課題】金属部品の成形および焼入れのための設備に要するコストを低減でき、酸化スケールの生成を防止できながら、高強度かつ高品質な金属部品を得ることができる、焼入れ装置を提供する。
【解決手段】クランプ機構6(下クランプ部材7および上クランプ部材8)により金属部品2が挟持され、その金属部品2の焼入れ対象部分51の両側に第1電極34の接点部41および第2電極36の接点部46が当接される。この状態で、電源43がオンされて、第1電極34および第2電極36間に金属部品2を介して電流が流される。これにより、焼入れ対象部分51にジュール熱が発生し、焼入れ対象部分51が加熱される。その後、焼入れ対象部分51に下冷却型14および上冷却型25が当接され、焼入れ対象部分51が冷却されつつ型締めされる。 (もっと読む)


【課題】車体骨格部材の強度を高めることができる強化方法を提供する。
【解決手段】車体骨格部材の一例であるピラー13は、アウタパネル20およびインナパネル21と、必要に応じて設けるリンフォース部材などからなり、ハット形の閉断面を有し、ピラー13の長手方向に沿って稜線部30,31が形成されている。シーム溶接機は一対のローラ電極41,42を備えている。稜線部30を挟む両側にローラ電極41,42を配置し、ローラ電極41,42間に電流を供給することによって、稜線部30に沿う領域S1を発熱させる。ローラ電極41,42を稜線部30に沿ってピラー13の長手方向に移動させることにより、稜線部30に沿う領域S1が急冷され、領域S1の焼入れが行なわれる。領域S1の焼入れがなされることにより、ピラー13の曲げ強度が高まる。 (もっと読む)


【課題】軸方向を上下方向に配置した金属製の軸状部材を上下で支持し、該軸状部材の径方向を囲繞したコイルと軸状部材の相対的高さ位置を変更可能に構成した軸状部材の高周波焼入装置において、高周波焼入による軸状部材の熱伸びを吸収し、該熱伸びによる軸状部材の歪みの発生を抑制する。
【解決手段】
リアアクスルシャフト等の金属製の軸状部材を軸方向を上下方向に配置し、該軸状部材の上部を上主軸で支持するとともに、下部を下主軸で支持し、前記軸状部材の径方向を囲繞し高周波電流を流すことが可能なコイルと前記軸状部材を冷却する冷却手段とを設け、前記コイルと前記軸状部材の少なくとも一方を上下方向即ち軸状部材の軸方向に移動して上下方向の相対的位置を変化可能とするとともに、前記上主軸を前記軸状部材の熱伸びに追従して上方向に移動可能とした。 (もっと読む)


【課題】作業コストを抑制しつつ良好な窒化品質を得る。
【解決手段】処理炉内に雰囲気ガスとしてRXガスが導入され、処理炉内は700℃以上に達するまで加熱される。この前処理工程においては、還元性ガス雰囲気中でワークWが700℃以上に加熱されることから、ワーク表面の強固な酸化膜αを除去もしくは破壊してワーク表面を活性化させることが可能となる。その後、処理炉内にRXガスに加えてアンモニアガスが導入され、処理炉内は所定時間に渡って570℃を維持するように調整される。前処理工程において、ワーク表面が活性化されることから、ガス軟窒化工程においては、ワーク表面に化合物層を良好に形成することができ、ワーク内部に拡散層を良好に形成することが可能となる。このように、研磨作業等を追加することなくワーク表面を活性化させることができ、作業コストを抑制しつつ良好な窒化品質を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 部品の焼戻しおよび塗装剤の焼付けにおける処理時間の短縮化およびコスト低減を図る。
【解決手段】 高周波焼入れ後に外表面に塗装剤が塗布された金属製の外側継手部材10を移送する搬送路20と、その搬送路20の部品移送方向に沿って配設され、外側継手部材10の焼戻しと塗装剤焼付けとを同時に行う高周波誘導コイル21,22とで構成されている。 (もっと読む)


【課題】金属リングをラックから所定場所に簡易な方法で移動し、工数の低減を図ることができる金属リングの移動技術を提供することを課題とする。
【解決手段】金属リングの移動機構70は、金属リング11の全数若しくは一部をピックアップするハンド71と、このハンド71をラック10から所定場所へ移動させるアーム72とからなる。アーム72により、矢印(7)のようにハンド71をラック10に接近させる。
【効果】ハンドによって、ラックから複数の金属リングを一括してピックアップし、所定場所で1本を単位にしてハンドから分離させることができるので、金属リングをラックから所定場所に簡易な方法で移動し、工数の低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】金属リングを金属リング用搬送ラックに簡易な方法で積載し、工数の低減を図ることができる金属リングの積載技術を提供することを課題とする。
【解決手段】ロボットハンド41、41を矢印(5)のように、縮める。金属リング11の外力は除去され、金属リング11は想像線で示す金属リング11の形状となり、金属リング用搬送ラック10に係止められる。
【効果】ロボットハンドにて複数個の金属リングを多角形開口部から金属リング用搬送ラック内へ挿入するので、一度に金属リングを金属リング用搬送ラックに係止めすることができる。結果、金属リングを金属リング用搬送ラックに簡易な方法で積載し、工数の低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】簡便な構造で、コストの低減を図り、手間を省くことができる金属リング用搬送ラックを提供することを課題とする。
【解決手段】金属リング用搬送ラック10は、中央メンバー15に設けられ金属リング11の外周面25を受ける受け部材26と、中央メンバー15から受け部材26を挟むようにして延ばされ金属リング11が軸方向移動することを制限するストッパ部材27とを備える。
【効果】受け部材を挟むようにして制限ストッパ部材を配置しただけなので、金属リング用搬送ラックを簡便な構造にすることができ、コストの低減を図ることができる。さらに、金属リングを受け部材で受けるように金属リング用搬送ラックに載置するだけなので、金属リングの載置を短時間で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】スプライン孔を有する筒軸部又はステム軸部とカップ部とを備えてなるワークのステム軸部又は筒軸部とカップ部内面とを短いタクトで熱処理するワークの熱処理装置を提供する。
【解決手段】搬送および熱処理に際しカップ部をワーク下部としステム軸部又は筒軸部をワーク上部とし、カップ部内面およびステム軸部又は筒軸部の熱処理を行う装置であり、テーブル式搬送機構10の一のテーブル上のワークWを、仮位相決め機構30で仮位相決めを行い、他のテーブル上に移載し本位相決め機構40で本位相決めを行う。次に搬送ラインから離れた位置に搬送してワーク下部熱処理部50でカップ部内面に対して熱処理を行い、ガントリ式搬送機構20で搬送し、搬送ラインから離れた位置に搬送してワーク上部熱処理部60でステム軸部の外面又は筒軸部の内面の熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】異なる形状のワークを精度よく加熱し、小型化できる加熱装置を提供する。
【解決手段】ワークW1,W2を移送可能なテーブル61と、加熱コイル652,653を備えた加熱ユニット65と、受承部61hに支持したワークW1,W2を加熱コイル652,653に対して所定位置に配置するリフター64とをそれぞれフレームに設け、端部から一軸方向に延びた中空部Whを有する第1ワークW1と、中空部を有しない第2ワークW2とを加熱する加熱装置であり、加熱ユニット65は、一軸方向にテーブル61から異なる距離に配置した上側コイルベース651c及び下側コイルベース651eを備え、上側コイルベース651cには、第1ワークW1の中空部内表面を加熱する第1加熱コイル653を下側に突出させて装着可能で、下側コイルベース651eには、第1ワークW1又は第2ワークW2の外表面を加熱する第2加熱コイル652を上側に装着可能にした。 (もっと読む)


【課題】サイクルタイムを短縮できてコンパクトな熱処理装置を提供する。
【解決手段】ワークWをワーク上部用受承具61hに支持して間欠的に移送可能となるようにベース部4に配設した間欠回転テーブル61と、間欠回転テーブル61で移送したワークWを加熱するワーク上部用加熱ユニット65と、加熱したワークWに冷却液を吹き付けて冷却する環状冷却ジャケット62とを備えた熱処理装置1であって、ワーク上部用加熱ユニット65をベース部4の所定位置に設け、環状冷却ジャケット62を間欠回転テーブル61に設け、ワークWを間欠回転テーブル61で移送しつつ環状冷却ジャケット62で冷却するようにした。 (もっと読む)


【課題】ワーク下部の熱処理とワーク上部の加熱とワーク上部の冷却とを分けて行いタクトが短いワークの熱処理装置を提供する。
【解決手段】ワーク搬送機構10により一のステーションに位置されるワークWを、回転チャック機構52により回転可能にチャックし、ハンドリング手段51により搬送しワーク下部をワーク下部用熱処理ヘッド56に近接状態に被せ必要に応じてワークを回転し、ワーク下部用熱処理ヘッド56によりワーク下部内面の加熱と冷却とを行う。また、ワーク搬送機構20により他の一のステーションに位置されるワークWを、間欠回転テーブル61上に受承し間欠回動し、間欠停止中に、間欠送りされたワークを間欠回転テーブル61上から外してワーク上部用加熱ユニット65のワーク上部用加熱コイルに近接させた後、間欠回転テーブル61上に戻し、環状冷却ジャケット62から冷却液を噴射し冷却を行いつつ間欠回動する。 (もっと読む)


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