説明

Fターム[4K042DC03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 保持時間 (850)

Fターム[4K042DC03]に分類される特許

21 - 40 / 850


【課題】耐摩耗性に優れるとともに機械加工性に優れ製造しやすいピニオン、及び、長寿命で安価なラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供する。
【解決手段】ラックアンドピニオン式ステアリング装置のピニオン22は、炭素の含有量が0.38質量%以上0.75質量%以下、ケイ素の含有量が0.11質量%以上0.83質量%以下、マンガンの含有量が0.5質量%以上2.03質量%以下、クロムの含有量が0.8質量%以上1.5質量%以下、モリブデンの含有量が0.5質量%以下であり、且つ、式値が5.9以上である鋼で構成されている。また、高周波焼入れ処理により硬化され、歯面の硬さはHv600以上である。さらに、歯面の1.0mm内側の深さ位置から歯面までの間の各深さ位置における炭化物の量が面積率で0.51%以上2.97%以下である。さらに、非焼入れ部の組織は調質組織又は焼準組織である。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性と冷間鍛造後の被削性に優れ、冷鍛窒化部品に高い芯部硬さ、高い表面硬さ及び深い有効硬化層深さを具備させることが可能な冷鍛窒化用鋼材の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si≦0.35%、Mn:0.10〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:0.50〜2.0%、V:0.10〜0.50、Al:0.01〜0.10%、N≦0.0080%及びO≦0.0030%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、[399×C+26×Si+123×Mn+30×Cr+32×Mo+19×V≦160]、[20≦(669.3×logeC−1959.6×logeN−6983.3)×(0.067×Mo+0.147×V)≦80]、[140×Cr+125×Al+235×V≧160]及び[90≦511×C+33×Mn+56×Cu+15×Ni+36×Cr+5×Mo+134×V≦170]である化学組成を有し、組織がフェライト・ベイナイト組織又はフェライト・パーライト・ベイナイト組織で、ベイナイトの面積率が30%超〜95%であり、抽出残渣分析による析出物中のV含有量≦0.10%である冷鍛窒化用鋼材。 (もっと読む)


【課題】組織変化型はく離の抑制と高い靱性の両立を図ることができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】浸炭あるいは浸炭窒化処理後、焼き入れ・焼き戻し処理の前に、炉冷して、転がり軸受部品を620〜700℃で所定時間保持する工程を設け、CrとMoを適正量含有する合金鋼を用いた転がり軸受部品の接触面でのC+N量を0.9〜1.4質量%、炭化物の面積率を10%以下とし、この接触面から転動体直径の1%の深さでの、硬さをHv720〜Hv832、残留オーステナイト量を20〜45容量%、圧縮残留応力を50〜300MPaとし、この接触面から転動体直径の1〜3%の深さでの、旧オーステナイト粒径の平均値を20μm以下、旧オーステナイト粒径の最大値を平均値の3倍以下とし、かつ、芯部の硬さをHv400〜550とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と接着性を兼ね備えた摩擦材用鋼製裏金を提供する。
【解決手段】鋼である母材の表層に、窒化化合物層と窒素拡散層が形成された鋼製品であって、上記窒化化合物層は、窒素拡散層側に形成された第1化合物層と、上記第1化合物層の表面側に形成された第2化合物層とを含み、上記第1化合物層は、FeNを主体とするε構造のものであり、上記第2化合物層は第1化合物層よりも窒素濃度が高くかつ表面に凹凸が形成され、上記第2化合物層の表面凹凸が深さ0.5μm以上の凹部を少なくとも公称長さ50μmあたり3箇所以上の高密度に有する、表面の接着性と耐食性の双方に優れる表面層を形成したものである。これにより、優れた接着性を有し、炭素含有量が極めて少なく耐食性の高い窒化化合物層を形成させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】組織の安定性,強度,靭性及び耐食性に優れ、サブゼロ処理を必要としない生産性に優れた析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼と、それを用いた蒸気タービン長翼を提供する。
【解決手段】質量で、0.05%以下のC、0.05%以下のN、10.0%以上14.0%以下のCr、8.5%以上11.5%以下のNi、0.5%以上3.0%以下のMo、1.5%以上2.0%以下のTi、0.25%以上1.00%以下のAl、0.5%以下のSi、1.0%以下のMnを含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼。この析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼を用いた蒸気タービン長翼。 (もっと読む)


【課題】塑性変形が抑制され、高荷重・高速回転・高温下においても長寿命なピニオンシャフト、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素含有量(C(%))が0.80〜1.20質量%、クロム含有量(Cr(%))が0.10〜1.00質量%、マンガン含有量(Mn(%))が0.40〜1.20質量%で、残部が鉄及び不可避不純物からなり、焼入れ性指数DI=D×FMn×FCr<4.00(但し、D=0.14+0.2×C(%)、FMn=1+4.1×Mn(%)、FCr=1+2.33×Cr(%))である合金鋼製であり、転動体が転走する軌道部が、周面の長手方向両端部を除いた部分に形成され、かつ、軌道部の最表面層の残留オーステナイト量が20〜40体積%で、硬さが700〜900Hvであり、軌道部を除いた部分の残留オーステナイト量が0体積%で、硬さが300Hv以下であるピニオンシャフト。 (もっと読む)


【課題】短時間の焼入れで炭素濃度勾配を形成する熱処理方法および当該方法により熱処理された被熱処理物を提供すること。
【解決手段】材料に黒鉛鋼を使用した被熱処理物10に対する熱処理方法であって、黒鉛22が母相21に固溶する加熱温度で被熱処理物10の表面層を一定時間加熱する第1工程(a),(b)と、被熱処理物10の表面層に焼入れをするための温度で、被熱処理物10の表面層を加熱して焼入れを行う第2工程(d)とを有する熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】良好な耐食性を有し、析出硬化処理によって所定の耐摩耗性を得ることで、プラスチック成形品などをハイサイクルで大量に生産することを可能とする。
【解決手段】質量%で、C:1.10〜2.00%、Cr:10.5〜12.5%、Si:0.6〜1.0%、Mn:0.4〜1.0%、Mo:0.5〜4.0%、W:0.5〜4.0%、Co:0.25〜4.0%、Ni:0.25〜4.0%を含有し、さらに、V、NbおよびTiの一種以上を原子%で合計1.2〜8.0%含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有し、断面において存在するMC型炭化物粒子の平均粒径が等価円直径で0.2〜1.5μmの範囲である冷間工具鋼とする。 (もっと読む)


【課題】大量生産用の旧い型の金型の保管経費を削減することができる少量品生産用または試作品生産用の低コストの鋳鉄金型によるアルミニウムダイカスト品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3.0〜3.7%、Si:2.0〜3.4%、Mn:0.5〜1.0%、P:0.02〜0.20%、S:0.08%以下、Cr:0.3〜2.0%、Mo:0.2〜0.8%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなる組成の溶湯を金型の仕上寸法よりも大きな鋳型内に鋳込み、粗挽き加工した後、熱処理により表面に開口する微細な空孔を含む脱炭層を形成し、粗挽き加工した前記鋳鉄品をさらに表面切削して前記金型の仕上寸法に仕上げ得た鋳鉄金型部の内面に油性離型剤を塗布、前記鋳鉄金型部材を組み合わせて、所定形状のキャビティを有する金型を組み立て、前記金型のキャビティ内に金属溶湯を加圧注入後、金型を解放して、前記金型から製品を取り出す。 (もっと読む)


【課題】熱処理により鋼管の内面にスケールが生成することを簡単かつ確実に防止でき、研磨、酸洗等による内面スケール除去工程を省略できる、長尺鋼管の熱処理方法を提供する。
【解決手段】長尺鋼管1の両端部を密閉し、密閉した長尺鋼管1の内部を脱気し、又は脱気後に不活性ガス若しくは還元性ガスを封入し、次いで長尺鋼管1を軸方向移動させながら全周加熱し、その後冷却する。 (もっと読む)


【課題】引張強度及び疲労強度が大きい無段階変速機ベルトを安価に製造することができる無段階変速機ベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】無段階変速機ベルトの製造方法は、リング部材形成工程S10〜S14と、浸炭・焼入れ工程S15と、窒化工程S17とを備える。先ず、リング部材形成工程では、質量%で、Cが0.05%以下であり、Tiが0.1%以上であり且つ1.0%以下であるリング部材6Aを形成する。次に、浸炭・焼入れ工程S15では、リング部材6Aに対して浸炭処理を施すとともに焼入れ処理を施す。最後に、窒化工程S17では、浸炭・焼入れ処理されたリング部材6Cに対して窒化処理を施す。このようにして、無段階変速機ベルトとしての金属ベルト1を製造する。 (もっと読む)


【課題】 素材自体の耐食性を向上させ、かつ引張強度が1300MPa以上の高強度で、耐食性と低温靭性に優れた車両懸架用ばね部品用鋼、車両懸架用ばね部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.6%超え1.5%以下、Mn:1〜3%、Cr:0.3〜0.8%、sol.Al:0.005〜0.080%、Ti:0.005〜0.060%、Nb:0.005〜0.060%、Ti+Nb≦0.07%、N:150ppm以下、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜1.00%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなり、引張強さ1300MPa以上を有する耐食性と低温靭性に優れている。 (もっと読む)


【課題】異物混入潤滑下での寿命が長いことに加え、良好な音響特性と低トルク性も有する転がり軸受を得る。
【解決手段】玉3の表層部のSi・Mn窒化物の存在率を、面積比で1.0〜10.0%以下とし、窒素含有率を0.20〜1.5質量%以上とする。内輪の軌道面11および外輪2の軌道面21のの表層部のビッカース硬さ(Hv11)と、玉3の表層部のビッカース硬さ(Hv21)が(1) 式を満たし、内輪1の軌道面11および外輪2の軌道面21の芯部のビッカース硬さ(Hv12)と、玉3の芯部のビッカース硬さ(Hv22)が(2) 式を満たすように構成する。
Hv11+50<Hv21<Hv11+250‥‥(1)
Hv12−100<Hv22<Hv12+100‥‥(2) (もっと読む)


【課題】塗装後耐食性を確保できる温間プレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に、10〜25質量%のNiを含み、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、付着量が10〜90g/m2のZn-Ni合金めっき層を有する鋼板を、200〜800℃の温度範囲に加熱後、該温度範囲内で温間プレス成形を行うことを特徴とする温間プレス部材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱間プレス時にスケールやZnOの生成を抑制可能な耐酸化性に優れる熱間プレス用鋼板およびそれを用いた熱間プレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に、10〜25質量%のNiを含み、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、付着量が10〜90g/m2のめっき層を有することを特徴とする熱間プレス用鋼板。 (もっと読む)


【課題】生産性が良好であることに加えて、白色組織剥離が生じにくく長寿命な転がり軸受を提供することを目的とする。
【解決手段】転動体3に用いられる鋼の成分組成に加え、転動体3の表面のケイ素とマンガンとの両方を含有する窒化物の量及び窒素量を規定した。さらに、転動体3の表面からの所定の深さ位置の窒素量、残留オーステナイト量、及び、圧縮残留応力を規定した。これらのことによって、本発明の転がり軸受は、生産性が良好であることに加えて、白色組織剥離が生じにくく長寿命である。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れる転がり摺動部材を提供する。
【解決手段】0.16-0.19質量%Cと0.15-0.55質量%Siと0.20-1.55質量%Mnと2.4-3.2質量%Crとを含有し、Ni及びMoを0.01-0.2質量%及び0.001質量%以上0.1質量%未満含有し、焼入れ性指数5.4以上の鋼材に前加工、有効硬化層深さ1.5-8mmとなる浸炭処理、中間焼鈍処理、焼入れ焼もどし処理及び仕上げ加工を施し、摺動表面から0.05mmまでの範囲における炭素含有量0.8-1.2質量%、表面から0.1mmの深さの位置でのビッカース硬さ700-840及び残留γ量20-40体積%、表面から0.03mmの深さの位置での炭化物面積率1.5-8%、摺動面の軸方向長さ中央に位置し、かつ厚さ方向中央に位置する部分でのビッカース硬さ300-510及びマルテンサイト変態率50-100%の転がり摺動部材2,3,4を得る。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性と靭性に優れるベルト式CVTに使用されるスチールベルト用エレメント及びこれを与える冷間打抜用鋼の提供。
【解決手段】 10.8[C]+5.6[Si]+2.7[Mn]+0.3[Cr]+7.8[Mo]+1.4[V]≦13を満たす成分組成の鋼からなる冷間打抜用鋼である。質量%で、必須添加元素として、Cを0.50から0.70%、Siを0.03から0.60%、Mnを0.50から1.00%、Crを0.20から1.00%、Tiを0.01から0.10%、及び、Bを0.0005から0.0050%の範囲内、任意添加元素として、Pを0.025%以下、及び、Sを0.015%以下の範囲内、残部Fe及び不可避的不純物とした成分組成を有し、オーステナイト単相温度域に加熱保持後、所定速度で冷却して、主として、フェライト+パーライト混合組織に微細炭化物を分散させた組織で88HRB以下の硬さを与えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】軸状のアーバーの外周に嵌められる円筒状スリーブの耐摩耗性及び耐き裂進展性を高めた連続鋳造機用ロールを提供する。
【解決手段】軸状のアーバー20の外周に円筒状のスリーブ30を嵌めてなる連続鋳造機用ロール10であって、スリーブは、質量%にて、C:0.01〜0.06%、Si:0%を超えて1.0%以下、Mn:0%を超えて1.0%以下、Ni:3.5〜6.5%、Cr:11.0〜14.0%、Mo:0%を超えて1.0%以下、V:0.1〜0.4%を含み、残部Fe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】表面硬化処理をした機械部品の製造方法において、浸炭と高周波焼入れとの併用を可能にし、全体として歪みが小さく、かつ表面強度が高い機械部品を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜3.00%、Mn:0.30〜3.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜3.00%、Cr:0.20〜1.00%、Al:0.20%以下およびN:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不可避な不純物からなり、かつ、[Si%]+[Ni%]+[Cu%]−[Cr%]>0.50 の条件を満たす合金組成を有する鋼を材料として使用し、これを部品形状に加工し、真空浸炭処理を施したのち徐冷し、ついで高周波焼入れにより表面を硬化させることからなり、高周波焼入れを、760〜900℃に加熱してこの範囲内の温度に保持した後、水冷却することにより実施する。 (もっと読む)


21 - 40 / 850