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Fターム[4K042DC03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 保持時間 (850)

Fターム[4K042DC03]に分類される特許

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【課題】機械的強度と靭性と耐食性とが高いレベルでバランスした析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼およびそれを用いた蒸気タービン部材を提供する。
【解決手段】本発明に係る析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼は、組成として、0.10質量%以下のC、13.0質量%以上15.0質量%以下のCr、7.0質量%以上10.0質量%以下のNi、2.0質量%以上3.0質量%以下のMo、0.5質量%以上2.5質量%以下のTi、0.5質量%以上2.5質量%以下のAl、0.5質量%以下のSi、0.1質量%以上1.0質量%以下のMnを含み、残部がFeおよび不可避不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性と冷間鍛造後の被削性に優れ、冷鍛窒化部品に高い芯部硬さ、高い表面硬さ及び深い有効硬化層深さを具備できる冷鍛窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si≦0.35%、Mn:0.10〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:0.50〜2.0%、V:0.10〜0.50、Al:0.01〜0.10%、N≦0.0080%及びO≦0.0030%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、〔399×C+26×Si+123×Mn+30×Cr+32×Mo+19×V≦160〕、〔20≦(669.3×logeC−1959.6×logeN−6983.3)×(0.067×Mo+0.147×V)≦80〕、〔140×Cr+125×Al+235×V≧160〕及び〔90≦511×C+33×Mn+56×Cu+15×Ni+36×Cr+5×Mo+134×V≦170〕である化学組成を有する冷鍛窒化用鋼。Feの一部に代えて、特定量のMo、Cu、Ni、Ti、Nb、Zr、Pb、Ca、Bi、Te、Se、Sbのうちの1種以上の元素を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】ピニオンギヤのシャフト部に形成されるネジ部の円周上を均一に加熱して加熱斑を防止して熱処理の信頼性向上を図り、さらに装置のコスト、コンパクト化を図ったピニオンギヤの熱処理装置および熱処理方法を提供する。
【解決手段】ピニオンギヤ7の軸部72を環状に囲繞する高周波加熱コイル61と、軸部72の軸線GLが高周波加熱コイル61の軸線CLと略一致すると共に、高周波加熱コイル61の内周面と軸部72の外周面とに全周にわたり均一な隙間63を有するように軸部72を内嵌してピニオンギヤ7を支持する筒状のガイド部材4と、ガイド部材4をガイド部材4の軸線RL周りに回動させる歯車機構3と、歯車機構3を駆動する駆動モータ31と、該駆動モータ31及び加熱装置6を制御する制御装置11とを備えている。 (もっと読む)


【課題】疲労強度及び耐へたり性に優れ、例えば自動車用エンジンの弁ばねやトランスミッション用ばねとして好適な高強度コイルばねと、このようなコイルばねの製造方法を提供すること。
【解決手段】質量比で、0.5%を超え0.9%以下のC、0.8〜3.5%のSi、0.3〜3.0%のMn、0.5〜3.5%のCr、必要に応じて、さらに0.05〜1.5%のNiと共に、0.05〜1.5%のMo、0.05〜0.5%のV及び0.01〜0.5%のNbから成る群から選ばれた少なくとも1種の元素を含有し、残部がFeと不可避的不純物である鋼を用い、浸炭処理によって、深さ0.05〜1.00mmの浸炭硬化層を形成すると共に、表面から0.02mmの位置における硬さを650〜1000Hvとなるようにする。 (もっと読む)


【課題】曲面形状を有する構造部材に対しても、母材の表面改質により強固な硬化層を形成可能な製造方法を提供する。
【解決手段】母材からなる基体53の所定の範囲にレーザLを照射して、オーステナイト逆変態が完了する温度である800℃以上かつ融点未満の温度まで加熱するレーザ照射工程と、該レーザ照射工程でレーザLが照射された基体53に対して時効熱処理を行うことにより、所定の範囲に、母材が析出硬化することで形成される硬化層54を形成する時効熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】溶接物と溶接対象物とを予熱を不要としながら、十分な強度を確保することができる頑丈な補強部材を提供する。
【解決手段】フェライト/パーライト二相構造を有する金属材料に所定の熱処理を施して高熱状態としたオーステナイト/初析フェライト二相構造を有する金属材料に焼入れ処理を実行し、これを焼戻して得られる焼戻マルテンサイト/初析フェライト系二相構造を有する金属補強部材。ここで、所定の熱処理は、金属材料を860〜950℃で加熱する加熱工程と、加熱した金属材料を780〜820℃まで降温する降温工程と、降温した金属材料の温度を維持する維持工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】 部品の焼戻しおよび塗装剤の焼付けにおける処理時間の短縮化およびコスト低減を図る。
【解決手段】 高周波焼入れ後に外表面に塗装剤が塗布された金属製の外側継手部材10を移送する搬送路20と、その搬送路20の部品移送方向に沿って配設され、外側継手部材10の焼戻しと塗装剤焼付けとを同時に行う高周波誘導コイル21,22とで構成されている。 (もっと読む)


【課題】鋼材(鋼板)から塑性加工および焼入れ加工を経て製造する機械部品の製造方法において、鋼材として安価な低炭素鋼を用いて所定部位のみ高硬度・高靭性を付与できる鋼材製機械部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】低炭素鋼材から所定部品形状に塑性加工で調製した鋼材加工品(ワーク)を、焼入れ工程を経て製造する機械部品の製造方法。
1)ワークに対して、窒化ガスを用いて、深さ10μmの窒素濃度:1.5質量%以下で、且つ、深さ50μmの窒素濃度:0.10質量%以上の浸窒層を得る浸窒処理工程、および、
2)浸窒処理工程後のワークを、所要部位にのみ高周波により加熱してオーステナイト化後、時間をおかず急冷してマルテンサイト化する高周波焼入れ工程、
の各工程を含む。 (もっと読む)


【課題】窒化処理において、機械部品の低歪みを維持しながら、高い表層硬さと深い硬化層とを比較的短時間(数時間程度)の処理で生成する。
【解決手段】本実施の形態による製造方法は、鋼材を準備する工程と、式(1)〜式(4)により定義されるオーステナイト体積分率Fγ(T)の値が0.10≦Fγ(T)≦0.60を満たし、かつ700℃以上となる窒化処理温度T(℃)で、鋼材に対して窒化処理を行う工程と、窒化処理後、鋼材を急冷する工程とを備える。
K=44.7×Si−30×Mn−11×Cr (1)
Xα(T)=(910−T)/8394 (2)
Xγ(T)=(910+K−T)/41209 (3)
Fγ(T)=(C−Xα)/(Xγ−Xα) (4)
ここで、式(1)及び式(4)中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。 (もっと読む)


【課題】油井用として、優れた溶接性と拡管性を具備する高強度鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.04%未満、Si:0.5〜2.0%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.07%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下を含む組成を有する鋼管を、加熱温度:800〜1050℃の範囲の温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で冷却する第一の熱処理と、ついで、加熱温度:650〜750℃の範囲の温度に加熱し、300s以上保持したのち、室温まで空冷する第二の熱処理と、を施す。これにより、安定な残留オーステナイト相を適正量析出でき、拡管率が40%以上という苛酷な条件の拡管加工にも耐えられる、優れた拡管性を有し、かつ引張強さ:550MPa以上の強度を有し、しかも溶接性にも優れる鋼管とすることができる。 (もっと読む)


【課題】従来の技術と比較して、より高強度のばねを提供する技術を提供する。
【解決手段】 本願の高強度ばね2は、鋼材層12と、鋼材層12の表面に形成された窒化物の化合物層14とを有する。鋼材層12は、質量%で、C:0.55〜0.75、Si:1.50〜2.50、Mn:0.30〜1.00、Cr:0.80〜2.00、W:0.05〜0.30、残部が鉄および不可避的不純物を含有する。そして、鋼材層12中に析出している炭化物16の平均長さが0.12μm以下で平均幅が0.04μm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】 鋼材および部品の加工性についても考慮して、水素侵入環境下でも長寿命な鋼部品、例えば軸受部品や歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.45%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.10〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.035%以下、Cr:1.30〜3.50%、Al:0.003〜0.10%、N:0.004〜0.050%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材からなる転動部品もしくは歯車を、図2に示すパターンからなる浸炭もしくは浸炭窒化処理により、これらの転動部品もしくは歯車の鋼材表層面中の(C+N)量を0.50〜0.75%とすることにより水素環境下での寿命に優れた転動部品もしくは歯車の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有し、任意の横断面において、面積比率でベイナイトを65%以上、残留オーステナイトを4〜13%含む組織を有し、前記残留オーステナイト中の平均炭素濃度が0.65〜1.7%であり、横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、中心の硬さが550〜650HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心の硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】風車用軸受や建設機械用軸受のように、組織変化型剥離が生じ易い条件で使用する転がり軸受の転動疲労寿命を長くする。
【解決手段】内輪1を、〔C〕:0.10〜0.30質量%、〔Si〕:0.20〜0.50質量%、〔Mn〕:0.20〜1.20質量%、〔Cr〕:2.6〜4.5質量%、〔Mo〕:0.10〜0.40質量%、〔Ni〕と〔Cu〕:0.20質量%以下、〔S〕:0.02質量%以下、〔P〕:0.02質量%以下、〔O〕:12ppm以下の合金鋼で、直径10μm以上の酸化物系介在物:10個/320mm2 の素材を用い、浸炭または浸炭窒化と焼入れ焼戻しを行って、軌道面の1%D位置で、〔C+N〕:0.8〜1.2質量%、Hv:720〜830、残留オーステナイト量:20〜40体積%、圧縮残留応力:50〜200MPa、表面粗さ:粗さ曲線の最大山高さ(Rp)で1.0μm以下とし、芯部の硬さ:Hv400〜550とする。 (もっと読む)


【課題】 レールのフラッシュバット溶接において、ダイバーンにより生じたマルテンサイトを後熱処理により無害化し、溶接部に損傷を生じにくくした。
【解決手段】レール使用時にフラッシュバット溶接部の接合面から100mm〜200mm離れた頭部表面に損傷が生じたり、レール底面から疲労亀裂が発生することがある。これらの損傷の起点部には熱影響部が存在し、マルテンサイト組織が発生していることを把握した。レールの定置式フラッシュバット溶接部の後熱処理方法であって、溶接時に電極が装着されていたレール頭頂部表面を250℃以上600℃以下に再加熱し、溶接時に電極が装着されていたレール足裏面表面を250℃以上、固相線温度以下に再加熱する。また、レールの可動式フラッシュバット溶接部の後熱処理方法であって、溶接時に電極が装着されていたレール柱部表面を250℃以上、固相線温度以下に再加熱する。 (もっと読む)


【課題】風車用軸受や建設機械用軸受のように、組織変化型剥離が生じ易い条件で使用する転がり軸受の転動疲労寿命を長くする。
【解決手段】内輪1を、〔C〕:0.95〜1.1質量%、〔Si〕:0.20〜0.70質量%、〔Mn〕:0.30〜1.2質量%、〔Cr〕:0.90〜1.6質量%、〔Mo〕:0.30質量%以下、〔Ni〕と〔Cu〕:0.20質量%以下、〔S〕:0.02質量%以下、〔P〕:0.02質量%以下、〔O〕:12ppm以下の合金鋼で、直径10μm以上の酸化物系介在物:10個/320mm2 の素材を用い、浸炭または浸炭窒化と焼入れ焼戻しを行って、軌道面の1%D位置で、〔C+N〕:1.10〜1.50質量%、Hv:700〜800、残留オーステナイト量:20〜40体積%、圧縮残留応力:50〜200MPa、表面粗さ:粗さ曲線の最大山高さ(Rp)で1.0μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】微細クラックや機械的特性の低下を生じさせることなく浸炭処理の処理時間を短縮することができる浸炭焼入方法を提供する。
【解決手段】本発明は、はだ焼鋼からなる被処理部材を浸炭焼入するための浸炭焼入方法であり、前記被処理部材を処理温度である1050℃〜1350℃まで加熱する加熱工程と、前記被処理部材を前記処理温度で保持し、前記被処理部材表面の炭素濃度がJE線未満又はAcm線未満となるように調整された浸炭雰囲気で浸炭処理を行うとともに、前記浸炭処理によって炭素が拡散した範囲である拡散層の炭素濃度を0.6wt%以下にする浸炭工程と、前記浸炭工程の後、所定の焼入温度に降温し、焼入れを行う一次焼入工程とを備えている。また、前記一次焼入工程後の前記被処理部材を1000℃以下かつA3線又はAcm線より高い温度で保持する保持工程と、前記保持工程の後、焼入れを行う二次焼入工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】鋼管における材質差の発生や外径変形の発生を抑制し、均一な熱処理を行うことができ、且つ、高強度・高加工性が担保される鋼管の熱処理方法および熱処理設備を提供する。
【解決手段】鋼管を加熱および冷却することによって熱処理を行う鋼管の熱処理方法であって、鋼管をAc3温度以上になるまで加熱を行う加熱工程と、加熱後の鋼管をAc3温度以上で保持し均熱させる均熱工程と、均熱後の鋼管をAc1温度〜Ac3温度まで空気冷却させる空冷工程と、空冷後の鋼管を水冷によって急冷させる急冷工程と、を備える鋼管の熱処理方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】MoやNiといった高価な合金元素を多量に使用することなく、優れた耐遅れ破壊特性を有する引張強さ1400MPa以上の高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、C:0.3〜0.50%(質量%の意味。以下、同じ。)、Si:0.5〜2.5%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、Cr:0.15〜2.4%、Al:0.10%以下(0%を含まない)、N:0.015%以下(0%を含まない)を含有し、Cu:0.1〜0.50%およびNi:0.1〜1.0%を、[Ni]/[Cu]≧0.5を満たすように含有するとともに、Ti:0.05〜0.2%および/またはV:0.05〜0.2%を[Ti]+[V]≧0.085%となるように含有し、残部が鉄および不可避不純物であることを特徴とするボルト用鋼である。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製角筒容器を高生産能率かつ低コストで製造する。
【解決手段】プレス機10−1〜10−Nと変形加工機50と焼鈍炉30とトリム機40とをこの順序で配置し、A工程(ステンレス鋼製材料に複数段のプレス絞り加工を順番に施して未完角筒容器を成形する。)、B工程(プレス絞り加工後の未完角筒容器の製品外フランジ部に変形部を成形する。)、C工程(製品外フランジ部を残したままの未完角筒容器全体に焼鈍処理を施す。)およびD工程(焼鈍処理後の未完角筒容器から製品外フランジ部をトリム加工して完成角筒容器を製造する。)をこの順で実行してステンレス鋼製完成角筒容器を製造する。 (もっと読む)


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