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Fターム[4K063DA34]の内容

Fターム[4K063DA34]に分類される特許

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【課題】リファイナーで連続焼鈍炉の炉内低露点化を図る場合、熱量の追加投入無しでは炉内温度の局所的低下を防ぎ得ないため、炉内の局所的炉内温度の低下を抑えつつ、炉内雰囲気の低露点化を図る方法を提供する。
【解決手段】炉内雰囲気の一部であるガスを炉外に設けたリファイナー8に取り込んで脱湿・脱酸した後、再び炉内へ吹き込む、連続焼鈍炉の炉内雰囲気調整方法において、リファイナー8を出た脱湿・脱酸後のガスを、炉外に設けた熱交換器7にてリファイナー8に取り込むガスと熱交換させ、次いで、炉内に設けた炉内熱交換器11にて炉内雰囲気と熱交換させた後、炉内へ吹き込む。 (もっと読む)


【課題】 焼入室から流入する大気エアで熱処理室の雰囲気が害されることのない熱処理方法を提案する。
【解決手段】 熱処理室3において非減圧下で熱処理した被処理体2を焼入室4において冷却する熱処理方法において、焼入済みの被処理体2を前記焼入室4から取り出す際に、前記熱処理室3から前記焼入室4へのガス導入のための連通を遮断する。これにより、焼入室4側から熱処理室3側へとエアが流入することがなくなるので、熱処理室3の雰囲気が害されることがない。 (もっと読む)


【課題】空間内の効率的な気体置換を簡易に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】気体置換装置1は、空間10Sを形成するグローブボックス10内の気体を置換するためのものであり、前記気体置換装置1は、窒素ガスを供給する送風部40と、前記グローブボックス10に接続されて前記送風部40から供給される窒素ガスを前記グローブボックス10に導入する導入管21を含む導入部20と、前記グローブボックス10内の窒素ガスを排出する排出部30と、前記導入管21の開口面積を変更する三方バルブを備え、前記三方バルブは、前記グローブボックス10内について、気体が置換される前よりも置換された後において、前記導入管21の開口面積が大きくなるように変更する。 (もっと読む)


【課題】 COガスと水素ガスとを主成分とするキャリアガスと、炭化水素ガスを主成分とするエンリッチガスとを浸炭処理室内に供給して、処理材を浸炭処理する場合に、浸炭処理室内の雰囲気ガス中における水素ガスの濃度が上昇するのを簡単な設備により適切に抑制する。
【解決手段】 COガスと水素ガスとを主成分とするキャリアガスと、炭化水素ガスを主成分とするエンリッチガスとを浸炭処理室3内に供給して処理材Aを浸炭処理するにあたり、浸炭処理室内の雰囲気ガス中におけるCOガスや水素ガスのガス濃度に応じて、水素ガス分離除去装置20により浸炭処理室内に供給する上記のキャリアガスから分離させて除去する水素ガスの量を制御する。 (もっと読む)


【課題】セラミックス粉末を含むスラリーを用いて得られたセラミックス成形体の脱脂を効率よく進める方法及びそのための脱脂装置を提供する。
【解決手段】本発明の脱脂方法は、セラミックス成形体に、過熱水蒸気及び酸素ガスを含む気体を接触させながら、セラミックス成形体を590〜900℃の範囲の温度で熱処理する熱処理工程を備え、その条件を、温度(℃)をX軸とし、酸素ガス分圧PO2(atm)の対数値をY軸とする関係図(図1)で表したとき、関係図中のA(590,−3)、B(900,−3)、C(900,−19.5)、D(590,−24.1)及びA(590,−3)の各点を、順次、直線で結ぶことにより得られる範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】ガス精製手段を使用することなく、アルゴンガスの使用量を低減して熱処理に要する各種コストの低減を図ることができる熱処理炉及び熱処理炉の運転方法を提供する。
【解決手段】熱処理炉11内に投入したアルゴンガスの一部を回収アルゴンガスとして可変容量式ガス容器26a,26bに回収し、回収アルゴンガス中の不純物の濃度があらかじめ設定された管理濃度以下のときには、可変容量式ガス容器内の回収アルゴンガスを熱処理炉の入口部及び出口部にそれぞれ設けられた雰囲気置換室16a,16bにガス置換用アルゴンガスとして導入し、不純物濃度が管理濃度を超えていたときには、可変容量式ガス容器内の回収アルゴンガスを系外に排出する。 (もっと読む)


【課題】焼鈍時に鋼中のSi、Mn等の易酸化性元素が鋼帯表面に濃化して易酸化性元素の酸化物が形成するのを防止する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯及び冷却帯を備え、炉内ガスの一部を炉外に設けたリファイナに導入して露点を低下し、露点を低下したガスを炉内に戻す縦型焼鈍炉を用い、均熱帯と冷却帯の連結部を炉上部に配置し、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯及び均熱帯上部にリファイナに導入する炉内ガスの吸引口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部及び均熱帯下部にリファイナから戻るがスの吐出口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯の吸引ガス量Qo1、均熱帯上部の吸引ガス量Qo2、均熱帯と冷却帯の連結部の吐出ガス量Qi1、均熱帯下部の吐出ガス量Qi2、冷却帯以降の雰囲気ガスの供給量Qf1、均熱帯の雰囲気ガスの供給量Qf2、均熱帯内容積Vs、均熱帯平均炉温Tsが0.3×Qf1<Qo1等の関係を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】工業炉における金属材料または金属ワークピースの熱処理に使用されるプロセスガスの調製方法であって、処理チャンバと調製チャンバ間に導かれたガスの分解反応が生じることなく、出力/入力モニターを介して、調製チャンバ内でこれらガスの最適調製を監視する方法および装置を提供する。
【解決手段】処理チャンバ1.1での熱処理後に、前記熱処理で消費された使用済みプロセスガスを調製チャンバ2.2へ供給するステップと、前記調製チャンバ2.2において、前記処理チャンバ1.1の温度とは独立した最大で約1250°Cまでの温度で、前記使用済みプロセスガスを再利用してプロセスガス3を調製するステップと、前記調製チャンバ2.2で調製された調製済みプロセスガスを、前記処理チャンバ1.1へ供給するステップと、前記処理チャンバ1.1で熱処理を行う前に、随意的に前記調製チャンバ2.2で反応ガスを生成するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】金属溶湯中に含まれる水素または酸化物等の非金属介在物を効率的に除去できる金属溶湯の脱ガスまたは非金属介在物除去を提供する。
【解決手段】金属溶湯を収容する容体(10)と、金属溶湯中に含まれる水素または非金属介在物を除去する作用ガスを金属溶湯中で噴出させる噴孔(42)を有する導気管(40)と、導気管に該作用ガスを供給するガス供給源と、導気管の噴孔から噴出した作用ガスを金属溶湯中で微細分散させる撹拌手段(50)と、を備える金属溶湯の脱ガスまたは非金属介在物除去装置であって、金属溶湯の湯面上にできる湯上空間から容体外へ流出する出向気流を許容すると共に容体の外界にある外気が湯上空間へ流入する入向気流を規制する外気規制手段を有する。 (もっと読む)


【課題】高価な触媒を用いない簡便かつ安価な構成や方法によって、酸化性ガスをほとんど含まず還元性ガスを少量含んだ無酸化性、還元性の雰囲気ガスを作製し、熱処理炉に供給する熱処理雰囲気ガスの供給装置および供給方法を提供する。
【解決手段】窒素発生装置1と、窒素供給量制御手段と、炭化水素供給装置2と、第1炭化水素供給量制御手段と、低温反応槽3と、を備え、1次処理として、窒素の供給量,炭化水素ガスの供給量および低温反応槽における反応温度が制御されるとともに、第2炭化水素供給量制御手段を備え、2次処理として、炭化水素ガスの供給量が制御される。 (もっと読む)


【課題】浸炭品質のバラつき度合の判定を容易にして浸炭品質の管理を容易に行うことができる真空浸炭の品質管理方法及び真空浸炭炉であり、また、浸炭品質の再現性を向上させ、浸炭品質のバラつきを少なくしてその均一性を確保できる真空浸炭炉を提供する。
【解決手段】処理品に要求される浸炭深さと表面炭素濃度に応じて、被処理品内部への炭素の拡散に基づいて、浸炭処理に必要な浸炭ガスの理論流量の時間変化を求め、該理論流量の時間変化に基づいて、この理論流量における浸炭反応により生じる水素の処理室内の全圧力に対する分圧比を理論水素分圧比とし、この理論水素分圧比の時間変化を求め、この理論水素分圧比の時間変化と、実際の浸炭処理時における処理室内の全圧力に対する水素分圧比の時間変化とを比較し、その近似度合に基づいて、同一操業バッチ内における浸炭品質のバラつき度合を判定する。 (もっと読む)


【課題】被処理物の酸化・着色を抑制できる熱処理炉の提供。
【解決手段】被処理物Wが搬入される搬入室10と、搬入室10から搬送されてきた被処理物Wを熱処理する熱処理室20とを有する真空熱処理炉1であって、搬入室10内の水分を気化させる気化装置50と、気化した水分を搬入室10外に排気する排気装置60とを有するという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】減圧水素アニール処理を安全に行える様にする。
【解決手段】反応室2と、該反応室に水素ガスを導入する水素ガス導入ライン18と、前記反応室に接続された減圧排気ライン5と該減圧排気ラインに設けられ前記反応室を減圧にするための排気装置と、該排気装置の下流側に不活性ガスを供給し排気ガス中の水素濃度を所定値以下に希釈する排気希釈ライン48とを具備し、減圧状態の前記反応室内に前記水素ガス導入ラインから水素ガスを導入しつつ被処理基板を減圧アニール処理し、該減圧アニール処理後の該反応室内の残存ガスを前記排気装置が減圧排気ラインを介して前記排気装置の下流側へ吸引排気する工程と、前記排気装置の下流側に前記排気希釈ライン48から前記不活性ガスを供給し前記残存ガス中の水素濃度を所定値以下に希釈する工程とを有することで安全な減圧水素アニール処理を実現する。 (もっと読む)


【課題】浸炭処理において、被処理品の浸炭状態のバラツキを改善し、安定した被処理品が得られる浸炭処理炉および浸炭方法を提供する。
【解決手段】浸炭処理炉内の鋼材を浸炭処理する浸炭方法であって、前記浸炭処理炉内雰囲気から鋼材表面への炭素の侵入に関し炭素移行係数βが2.5×10−5cm/s以上であって、前記浸炭処理炉内のCO濃度が35vol%以下の雰囲気で浸炭処理することを特徴とする、鋼材の浸炭方法が提供される。これにより、浸炭処理の状態が安定し、被処理品のロット内、ロット間バラツキを抑えることができる。さらに、浸炭処理時間も短縮され、処理コストも低減することができる。 (もっと読む)


【課題】炉本体内の雰囲気改善を容易に図ることができる回転炉及び回転炉用流体供給装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るロータリーキルン1によれば、キルン本体2の処理部2cへ導入される窒素ガスGがN入口部16から供給され、キルン本体2の外壁面2aに沿って敷設されたN溜め配管14に溜められる。このN溜め配管14は、キルン本体2と共に回転するため、キルン本体2は支障なく回転することができる。そして、N溜め配管14に溜められた窒素ガスGは、N出口部30を通じて処理部2cへ導入される。よって、キルン本体2内の任意の箇所に雰囲気改善のための窒素ガスGを供給することができ、キルン本体2内の雰囲気改善を図り易くなる。 (もっと読む)


【課題】過熱蒸気を利用して加熱を行う際に、新規に供給する過熱蒸気量を低減し、エネルギー効率の向上及び環境負荷の低減を図る。
【解決手段】加熱システム10のボイラ12は、水蒸気供給管14によって過熱蒸気発生装置20に接続され、該過熱蒸気発生装置20は、第1の過熱蒸気供給管22によって、加熱炉30の第1の吹出用配管32に接続される。加熱炉30は、過熱蒸気36の吹出口34を有する第1の吹出用配管32と、吹出口42を有する第2の吹出用配管40を備えている。加熱炉30の過熱蒸気は、吸引ポンプ50により回収されて大部分が再加熱装置64へ送られ、再利用可能な温度に加熱されて、第2の過熱蒸気供給管70により前記第2の吹出用配管40に送られる。前記加熱炉30における第1の吹出用配管32及び第2の吹出用配管40からの過熱蒸気の供給量の比率は、予め設定されている。 (もっと読む)


【課題】 不活性ガス雰囲気中で処理品の熱処理を行う熱処理炉において、炉内雰囲気ガスの酸素濃度の上昇を抑制して迅速に目標値以下に復帰させることができる、熱処理炉における炉内雰囲気制御方法を提供する。
【解決手段】 不活性ガスの炉内への送入量を調節することにより、炉内雰囲気ガスの露点を目標値以下に制御するようにした熱処理炉1における炉内雰囲気の制御方法において、実測した炉内雰囲気ガスの酸素濃度に基づいて水素ガスの炉内への送入量を調節することにより、この水素ガスと炉内雰囲気ガス中の酸素とを反応させて、露点が前記目標値を越えることなく炉内雰囲気ガスの酸素濃度が目標値以下となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ロータリーキルン内の酸素濃度が所望の酸素濃度に制御される焼却装置及び燃焼制御方法を提供することである。
【解決手段】焼却装置1Aは、ロータリーキルン11、ストーカ13、再燃焼室16、ロータリーキルン11の前部11aに接続された混合ガス流路34、排ガスファン23又は24、押込ファン21、酸素濃度制御手段81を具備する。ロータリーキルン11は、焼却物を熱分解して熱分解ガスを発生させる。ストーカ13は、焼却物の熱分解残渣を燃焼する。再燃焼室16は、二次燃焼用空気を用いて熱分解ガスを燃焼する。排ガスファン23又は24は、再燃焼室16からの排ガスを循環排ガスとして混合ガス流路34に送る。押込ファン21は、混合用空気を混合ガス流路34に送る。酸素濃度制御手段81は、混合ガス流路34からロータリーキルン11に流入する混合用空気と循環排ガスの混合ガスの酸素濃度を制御する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により炭化炉から乾留ガスが漏れ出るのを防止できる炭化装置を提供すること。
【解決手段】炭化装置は、混合物が供給される炭化炉21と、炭化炉21を貫通する搬送軸26と、炭化炉21に設けられ、搬送軸26を回転可能に支持する軸受部24と、を備え、炭化炉21の炉体22の内部で混合物を搬送しながらこの混合物を炭化する。軸受部24には、炭化炉21の外部からシールガスが供給されるチャンバ245が設けられ、このチャンバ245には、その内部と炉体22の内部とを連通する隙間部247が設けられる。炭化炉21には、チャンバ245の内部にシールガスを供給しこのチャンバ245の内部を炉体22の内部よりも高圧にした際に、隙間部247を介して炉体22の内部に導入されたシールガスを炉体22の外部に排出する乾留ガス排出部が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 炉内雰囲気ガスのカーボンポテンシャルの指標値を、CO濃度に起因するハンチングなしに精度よく基準値に維持できる熱処理炉の雰囲気制御方法を提供する。
【解決手段】 炉内のカーボンポテンシャルの指標値を、炉内に供給する吸熱形変成ガスと窒素ガスのうちの少なくとも吸熱形変成ガス量を調節することにより基準値に制御する雰囲気制御方法において、炉内のCO濃度が所定の設定値SV以下に低下したときに炉内へ空気を送入し、設定値SVとCO濃度の検出値の偏差に応じたフィードバック制御出力に、吸熱形変成ガスとNガスの炉内への送入量に応じたフィードフォワード制御出力を加えた総制御出力Sに基づいて、空気の送入量を調節することによりCO濃度を設定値SVを目標値として制御し、その後CO濃度が設定値SVより所定値以上大となったとき空気の送入を停止することにより、CO濃度を設定値SV以上に維持する。 (もっと読む)


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