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Fターム[4L055EA02]の内容

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Fターム[4L055EA02]に分類される特許

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【課題】従来の化学パルプの製造法において、SP蒸解法は、木質原料の選定問題、蒸解薬品の回収による環境問題、二酸化硫黄ガスの大気汚染問題があり、また、KP蒸解法も硫黄化合物による大気汚染および漂白排水のCOD、BOD、色度等の水質汚染問題が存在するため蒸解工程と漂白工程での使用薬品を平易して、更に、蒸解工程と漂白工程の廃液・排水を統合し、濃縮・燃焼によりエネルギーの回収を行い、クローズド化可能な化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】蒸解と漂白の両工程で同じ薬品を採用し、核薬品は二酸化塩素あるいは過酸化水素、過酢酸、過蟻酸等又は前記過酸化物の発生剤のいずれか一つが前記蒸解工程及び漂白工程で積極的に脱リグニン化に有効である。 (もっと読む)


【課題】原料のリグノセルロース物質中のリグニン構造割合を管理することで、ケミカルパルプ製造において蒸解を効率よく行うことを目的とする。
【解決手段】ケミカルパルプの製造において、原料となるリグノセルロース物質をアルカリ性ニトロベンゼン酸化した時に得られるシリンガアルデヒド(S)とシリンガ酸(SA)の合計と、バニリン(V)とバニリン酸(VA)の合計のモル比(S+SA)/(V+VA)が2以上になるように、2種類以上の原料を混合して調整し、好ましくは前記原料に広葉樹材を含み、該広葉樹材として、少なくとも1種以上のフトモモ科ユーカリ属に属する材を使用するケミカルパルプ原材料配合管理方法。 (もっと読む)


【課題】製紙用パルプの製造方法。
【解決手段】(1)機械パルプを作るための、オゾン処理を含む、木材の精製段階、(2)機械パルプを、少なくとも一種のアルカリ剤を含む脱酸組成物と1時間以上接触させる脱酸段階、(3)この脱酸パルプを漂白組成物と接触させ漂白段階の段階を含む。脱酸段階の最後の30分間でpHを0.2以下の単位で変化させ、脱酸段階終了後のpHを6〜10にする。
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【課題】アルンド・ドナクス(Arundo donax)(草の一種)から作られた複合材パネル及びアルンド・ドナクスから生産されたパルプを提供する。
【解決手段】アルンド・ドナクスは適当な大きさに細砕化20され、バインダーを添加40,50されバインダーと結合し、さらにマット形成60工程、前プレス70工程を経て団結80することにより建築及び/又は家具の品質基準に合致したパネルを得る。一方、微粉砕されたアルンド・ドナクスを従来のパルプ化プロセスで処理し、引張り強度が高く、木材パルプより淡い色を呈したパルプを製造する。 (もっと読む)


【課題】微細なセルロース繊維からなる通気性かつ高強度のセルロース不織布を提供する。
【解決手段】セルロースミクロフィブリルから成るセルロース不織布であって、水溶性多糖及び水溶性多糖誘導体からなる群から選択される単数または複数の水溶性高分子を合計0.5重量%以上20重量%以下含有し、目付が3g/m2以上80g/m以下、かつ目付10g/m相当の透気抵抗度が10s/100ml以上500s/100ml以下であるセルロース不織布。 (もっと読む)


【課題】異物や夾雑物が目立たず、好適に情報を記録できる、葦パルプを用いて抄紙した情報記録用紙を提供する。
【解決手段】葦パルプを含有する情報記録用紙は、木材パルプと葦パルプとを混合して抄紙された情報記録用紙である。木材パルプと葦パルプとに加え、他の原料が用いられていてもよい。前述した葦パルプは、白色度が50%以上に漂白された葦パルプである。この葦パルプは、全パルプ100重量部あたり0重量部を超えて10重量部以下の割合で配合されることを特徴とする。 (もっと読む)


本開示は、オゾンによるパルプの費用効率の高い漂白方法に関する。本発明の方法は、酸素脱リグニンパルプに対してオゾン漂白段階を実施し、続いて二酸化塩素漂白段階および過酸化物漂白段階を実施することを含む。過酸化物漂白段階は、二酸化塩素段階の直後に行われ、中間洗浄は全く行われない。 (もっと読む)


本発明は、セルロース系繊維を含有する懸濁物から紙を製造する方法であって、懸濁物及び/又はセルロース懸濁物から作製され形成された紙に、i)窒素含有有機化合物を単独で加える、及び/又はこれとともに、ii)酸無水物の水性分散物、及びiii)少なくとも1つのシェーディング染料を加えるステップと、ワイヤ上で懸濁物の排水を行って紙を形成するステップとを含む方法に関する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ISO白色度が極めて高く、且つ高い明度、不透明度を有し、且つ印刷適性を兼ね備えた印刷用塗工紙を提供することである。
【解決手段】本発明は、基紙の少なくとも片面に顔料と接着剤を含有する塗工層を設けた印刷用塗工紙において、該基紙に填料として、平均粒子径が0.5μm以上20μm以下のセリサイトまたはジークライトを含有することを特徴とする印刷用塗工紙に関するものである。 (もっと読む)


本発明の目的は、わら類原色紙製品を提供することにある。前記原色紙製品の白度が25−60%ISOで、前記わら類紙パルプが未漂白ストロー・パルプである。前記原色紙製品とは原色のトイレットペーパー、原色のティッシュペーパー、原色の拭き紙、原色のコピー用紙、原色の弁当箱、原色の包装紙と原色の印刷用紙を含むものである。前記紙製品は強さが高く、かつ、有害物質の検出試験で、ダイオキシンと吸着可能の有機ハロゲン化物が検出されていない。 (もっと読む)


【課題】高価な漂白パルプを節減させながらも、所定の表面強度を維持し、また美粧性のある白い外観を有しながらも、加工時や使用時に付着する埃などの汚れが目立つことがない多層抄き板紙を提供する。
【解決手段】少なくとも表層部と下層部とにより基紙が構成され、表層部は表層白色層及び下層白色層の少なくとも2層の白色層を有する多層抄き板紙であって、白色層を構成する原料パルプの白色度を65%以上85%以下とし、白色層全体の坪量を10〜45g/m(dry)として、表層部表面の白色度を40%以上60%以下とする。 (もっと読む)


【課題】 環境に優しく(ECF)、かつ商業的に実行可能な細砕セルロース繊維材から完全に漂白されたセルロースパルプ(普通は白色度ISO89または90%超)を製造する。
【解決手段】 細砕セルロース繊維材から漂白された化学パルプを製造する方法が、
(a)化学添加物の存在下に化学パルプ製造法でセルロース材を処理し、添加物を少なくともある程度含む化学パルプを製造するステップと、
(b)少なくとも一つの単体塩素を含まない漂白剤で化学パルプを処理して、化学添加物の存在による少なくともある程度の変色を有する漂白された化学パルプを製造するステップと、
(c)漂白されたパルプを、少なくとも一つの酸化剤で処理して、化学添加剤の存在で被った変色を除去するステップと、
を含むことを特徴とする細砕セルロース繊維材から漂白された化学パルプを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】天然セルロースの化学的および機械的損傷を抑制するとともに、環境への負荷を軽減することができる、セルロースナノファイバーの製造方法を提供する。
【解決手段】ニトロキシラジカル誘導体、ハロゲン化アルカリ(例えば、臭化アルカリ)および酸化剤を含む水系媒体中でリグノセルロースを処理してリグニンとヘミセルロースを除去しながら同時に酸化セルロースを得ることにより、パルプ化、漂白処理およびセルロースの酸化を一段階で行う。 (もっと読む)


著しく増加した収量を有する木材パルプ化の方法を提供する。木材チップは高カッパー価まで化学パルプ化され、第1合格物要素及び第1棄却物要素を提供する。第1棄却物要素は、実質的機械パルプ化処理等の高濃度パルプ化を施され、第2合格物要素及び第2棄却物要素を提供する。第1合格物要素は、高度の飽和度及び樹脂付着量を有する含浸クラフト紙の製造に使用され得る。第2合格物要素は、向上した剛性、強度及び平滑性を有する未晒板紙及び多層ライナーボードの製造における第2繊維源として使用され得る。また、第1合格物要素は、第2合格物要素と混合されて繊維混合物を生成し得る。繊維混合物は、低基本重量で強化された強度及び剛性を有する紙ベースの製品の製造に使用され得る。
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【課題】使用する薬品量を減らし、コストを低減し、余分な作業工程を減らし、平滑性、不透明性、強度に優れた印刷用紙を提供することにある。
【解決手段】αセルロース含有率85%以上、90%以下の広葉樹晒クラフトパルプを60質量%以上含有する原料パルプからなり、灰分含有率が15質量%以上であり、不透明度が80%以上、層間強度が150J/m以上であり、不透明度が85%以上、米坪が65g/m以下である印刷用紙。 (もっと読む)


本発明の一態様は、平均粒径を有する前処理リグノセルロース材料を得るための最初の蒸気前処理、次いで平均粒径を有する精砕リグノセルロース材料を得るための精砕を含む、リグノセルロース材料を処理する方法に関するものであり、この前処理リグノセルロース材料の平均粒径は、精砕リグノセルロース材料の平均粒径よりも大きい。一定の実施形態において、リグノセルロース材料は、草、スイッチ草、コード草、ライ麦草、クサヨシ、茅、糖処理残渣、サトウキビ搾り粕、農業廃棄物、稲わら、もみ殻、大麦わら、トウモロコシの穂軸、穀類わら、麦かん、アブラナわら、エンバクわら、エンバクもみ殻、トウモロコシ繊維、わら、大豆わら、トウモロコシわら、林業廃棄物、再生木材パルプ繊維、おがくず、堅木、および軟木からなる群から選択される。
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【課題】 嵩高性を有する製紙用機械パルプの提供及び該機械パルプを原料として抄紙し、得られる嵩高な紙を提供する。
【解決手段】 カナダ標準濾水度が50〜300mlの範囲において、JIS P 8207に規定する篩分け試験によるパルプ繊維長分布が42メッシュ残の画分が20重量%以上で、かつ全パルプの沈降体積が200ml/g以下であり、好ましくはISO白色度が70%以上で、比散乱係数が60m/kg以上であることを特徴とする広葉樹機械パルプを使用することにより、嵩高でありながら、強度にも優れた紙となる。 (もっと読む)


【課題】高白色度でカラー印刷が映えることに加え、未乾燥のインキの再転位の生じ難さ、即ち、インキセットが良く高速印刷時でも印刷不良が生じにくい高白色新聞用紙を提供することを目的とする。
【解決手段】パルプ原料に填料を添加して抄紙する高白色新聞用紙であって、填料として灰分を7〜20%含有し、前記パルプ原料は、全パルプ成分のうち針葉樹クラフトパルプが10〜50重量%、機械パルプが50〜90重量%であり、吸油度が50〜90秒、透気度が20〜70秒に調整されていることを特徴とする白色度75%〜85%の高白色新聞用紙。さらに、前記機械パルプは、白色度70%〜80%に漂白処理されたパルプであることを特徴とする高白色新聞用紙である。 (もっと読む)


本発明は、繊維を含む紙料懸濁液から製造されるティッシュウェブ(1)の製法に関する。この際、容量及び引裂長は、できるだけ少ない叩解度で、紙料懸濁液が、無漂白状態での針葉樹については、12°SRで6.5km以上の引裂長又は15°SRで8.0km以上の引裂長及びotro繊維素に対して少なくとも15%のリグニン含量を有し、又は無漂白状態での落葉樹については、20°SRで4.5km以上の引裂長及びotro繊維素に対して少なくとも12%のリグニン含量を有し、又は無漂白状態での一年生植物に行いては、20°SRで3.5km以上の引裂長及びotro繊維素に対して少なくとも10%のリグニン含量を有する木材又は一年生植物からのリグノセルロース繊維素を含有することによって改善されるべきである。
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60℃より高く、有利には65℃より高く、更により有利には70℃以上の温度においてパルプのオゾン処理を行う工程を含む、予備漂白した化学パルプを処理する方法。 (もっと読む)


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