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Fターム[5C038HH26]の内容

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Fターム[5C038HH26]に分類される特許

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【課題】イオンサイクロトロン共鳴質量分析計との関連で、高い質量分析を、小型で相対的に価格が低廉な質量分析計で達成するような改善を行う。
【解決手段】イオン源(11)と、イオン注入装置(12)と、特殊形付きの電極(14,16)によって限定される電場発生手段と、イオンを検出するための検出器(18)とを有する質量分析計が提供される。電極(14,16)は、それらの間に略超対数の形の場をもたらすように形造られており、それによってイオンは分析のための場のポテンシャル井戸内に捕捉される。 (もっと読む)


【課題】イオントラップ形質量分析装置において、MS/MS対象イオンを確実に選択し、且つイオン選択時の対象イオンの損失を最低限に抑える。
【解決手段】イオントラップ形質量分析装置において、MS測定後にMS/MS測定を行う場合、制御部18はイオンとラップ部16からの直前のMSデータを参照して、最も信号強度の高いイオンを検索してMS/MS対象イオンを決定し、MS/MS対象イオンの周りの不要イオンを観測し、この不要イオンを排除するようにウィンドウの範囲を自動選択する。これにより、MS/MS対象イオンを確実に選択し、イオン選択時の対象イオンの損失を最低限に抑えられる。 (もっと読む)


【課題】それぞれが異なるイオン操作の開始を指示する複数系統のパルス信号に応じてイオン操作のための電極に印加する電圧を切り替える制御信号を生成する構成において、断線等によりパルス信号が入力されない或いは入力順序が乱れたときでも装置が損傷することを防止する。
【解決手段】制御部10からパルス生成部14に与えられる3本の指令信号経路S1〜S3上の指令信号パルスの入力順序を順序判定部15がチェックし、誤った順序でパルスが入力されると速やかにエラー信号を出し、パルス生成部14は全ての電圧切替制御信号SC1〜SC4を「L」に維持する。これにより、切替部20のスイッチSW1〜SW4はオフになり、例えば高周波発生器17の出力が接地される等の不適切な状態に至るのを回避できる。 (もっと読む)


【課題】スキャン速度を高速化する場合にプリアンプの周波数帯域が不足してピークの分離性が悪化するが、周波数帯域を広げるとノイズの増加や検出感度の低下を招く。
【解決手段】使用者により設定されるスキャン速度に応じて、スキャン速度が速い場合にはプリアンプ40のゲインを下げる一方、周波数帯域を広げ、スキャン速度が遅い場合にはプリアンプ40のゲインを上げる一方、周波数帯域を狭くするように帰還抵抗R1、R2を切り替える。また、プリアンプ40の次段の倍率器41の倍率も連動して切り替えることにより、帰還抵抗R1、R2の切り替えに拘わらずプリアンプ40、倍率器41を通してのゲインを一定に保つことで、それ以降の回路の構成や処理を簡単にする。 (もっと読む)


【課題】MSn分析によって得られたデータを基に未知物質の構造推定を容易に行うことのできる質量分析データ解析方法を提供する。
【解決手段】未知物質のプリカーサイオンの質量電荷比からその組成式を推定し(S12)、該未知物質に類似する既知物質の構造式と所定の構造変化パターンを組み合わせることで該組成式と同様の組成式が得られる構造候補を作成する(S14)。該構造候補から発生するフラグメントイオンピークを推定し(S15)、それを基に前記構造候補を蓋然性の高い順にランク付けする(S16)。次に、未知物質と既知物質のマススペクトルを比較し、両者に共通するフラグメントイオンピークを探索する(S19)、共通するピークが存在した場合には該ピークに対応する既知物質の部分構造が未知物質にも含まれているものと推定し、該部分構造情報を基に上記構造候補の絞り込みを行う(S21)。 (もっと読む)


【課題】試料上の二次元領域についての複数の質量数のイオン分布イメージを高速且つ高空間分解能で取得し、且つ装置のコストを抑える。
【解決手段】面状のレーザ光等を試料9に照射することで試料9上の二次元範囲の物質を一斉にイオン化し、発生したイオンをその出射位置の相互関係を保持するようにTOF質量分離部4で質量分離して二次元検出部6に導入する。二次元検出部6はマイクロチャンネルプレート7と蛍光板8と画素周辺記録型撮像素子である二次元アレイ検出器20とから成る。二次元アレイ検出器20は光電変換により得た信号電荷を複数フレーム分保持可能であるから、1回のイオン発生からの時間経過に伴って繰り返し高速に撮像したイメージに対応した画素信号を内部に保持し、撮像終了後にその画素信号を順次読み出してデータ処理部11に送る。これにより、質量数の異なる複数のイオン分布イメージを取得することができる。 (もっと読む)


【課題】改良された質量分析計および質量分析の方法を提供すること。
【解決手段】期間ΔT1におけるゼロ透過率動作モードと期間ΔT2における非ゼロ透過率動作モードとを繰り返し切り換えてイオンビームを減衰させるイオンビーム減衰器を含む質量分析計が開示されている。イオンビームの減衰の程度は、マークスペース比ΔT2/ΔT1を変化させることによって変化させることができる。イオンビーム減衰器は、イオンをパケットまたはパルスで放出し得るが、イオンのパケットまたはパルスは、イオンビーム減衰器の下流に配置された比較的高圧のイオンガイドまたはガス衝突セルによって、連続したイオンビームに変換され得る。 (もっと読む)


イオンが使用時に移送される開口を有する複数の電極を含む閉ループイオンガイド(1)が開示される。イオンは、閉ループイオンガイド(1)中へ注入され、イオンガイド(1)から排出される前に閉ループイオンガイド(1)を数回周回し得る。一動作モードにおいて、イオンガイド(1)は、イオンをそのイオン移動度にしたがって時間的に分離するように構成され得る。
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【課題】 生体組織を高い精度で質量分析することのできるイメージ質量分析装置を提供する。
【解決手段】 試料の画像を撮影し、その画像から、色や輝度等の所定の基準により領域を抽出して、抽出した領域内でレーザ光スポットを走査しつつ該領域内の質量分析を行う。その後、領域内の分析値の合計や平均を取ることにより、目的とする領域の高精度の分析値を得ることができる。生体試料の場合、予め試料に所定の染色処理を施しておくことにより、目的の組織のみを分析することができる。また、蛍光顕微鏡を用いることもできる。 (もっと読む)


開口を有する複数の電極を含む質量分析器(2)が提供される。使用時にイオンはその開口を通って移送される。複数の擬ポテンシャル波形が質量分析器(2)の軸に沿って生成される。擬ポテンシャル波形の振幅または深さは、イオンの質量電荷比に反比例する。イオンを質量分析器(2)の長さに沿って駆動するために1つ以上の過渡DC電圧が質量分析器(2)の電極に印加される。電極に印加される過渡DC電圧の振幅は、時間とともに増加され、イオンは、質量電荷比の逆順に質量分析器(2)から出射される。
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【課題】実質的な計器ノイズおよび/またはドリフトの存在下で最適化に要する時間を最小限にするために取るステップを含む、分析機器の操作用パラメータ(例えば、質量分析計のレンズ電圧)の最適化方法を提供する。
【解決手段】最適化方法は、初期設定の計器パラメータセット(ベクトル)と最新の最適パラメータとの間の最良点を選択し、パラメータ空間において、選択された最良点で開始シンプレックスを構築し、シンプレックスを進行させて最適パラメータベクトルを求めることを含む。最良のシンプレックスの点を定期的に再測定し、結果の読み込みを使用して前の測定値を置換および/または平均化する。アルゴリズムの収束速度はシンプレックスの収縮を徐々に減少させて調節してもよい。本発明の方法は、全て整数のパラメータ値を用いて機能し、機器範囲外のパラメータ値を認識し、関連する制御用コンピュータではなく機器自身の制御下で機能する。 (もっと読む)


フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析法(FTICR−MS)についての今までにない方法及び装置である。FTICR−MS装置は、複数の質量対電荷(M/Z)の部分的な範囲を有するイオン化分子を受け取ることができるICR前の質量分離及びフィルタリング装置を有する。ICR前の質量分離及びフィルタリング装置は、イオン化分子を複数のより小さなパケットに分割し、より小さなパケットそれぞれが、M/Zの部分的な範囲のうちの1つの範囲内にある。FTICR−MS装置中の磁石は、制御された磁場を与える。複数のイオンサイクロトロン共鳴(ICR)セルは、制御された磁場中で直列に配置され、独立して動作する。イオントラッピング装置は、複数のICRセルのうちの1つのICRセルへ送る前に、ICR前の質量分離及びフィルタリング装置を接続し、複数のより小さなパケットのうちの1つのパケットを格納する。
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【課題】 四重極電場のずれを小さくすることができる四重極イオントラップを提供する。
【解決手段】 本発明の四重極イオントラップは、トラップ空間を画定する複数の主電極(15、16、45、46、47、48)であって、開口部(12、13、72)と少なくとも1つの曲面(17、18)とを有する第1の主電極(15、16、45)を含み、曲面がトラップ空間に隣接して配置されている複数の主電極(15、16、45、46、47、48)と、補正電極(20、22、40、42)であって、第1の主電極の一部が開口部と補正電極との間に介在するように、開口部を有する第1の主電極内に配置されている補正電極(20、22、40、42)とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クロマトグラム再構成に際し、ピーク検出及び検体量の測定をより正確に行うことのできる質量分析システムを提供する。
【解決手段】質量分析システム(100)は、データ・アナライザ(104)を含む。データ・アナライザは、質量分析データを収集する検出器(110)に接続され、質量分析データに処理を施して、クロマトグラムを導き出すクロマトグラム生成器(116)、クロマトグラムに選択基準を適用して、クロマトグラムからデータ・ポイントを選択するためのデータ・ポイント・セレクタ(118)、及びデータ・ポイントに弁別基準を適用して、試料流(112)内におけるある検体の存在を表す、クロマトグラムにおけるピークを検出するためのピーク弁別器(120)を有する。 (もっと読む)


入口電極(2)及び出口電極(3)を有するイオンガイド又はイオントラップ(1)が開示される。出口電極(3)の電位は、比較的短期間の間、周期的に降下され、いくつかのイオンがイオンガイド又はイオントラップ(1)から出口電極(3)における開口を介して脱出することを可能にする。出口電極(3)の電位が降下される期間は、漸次増加され、イオンは、イオンガイド又はイオントラップ(1)から質量電荷比に依存して出現する。イオンガイド又はイオントラップ(1)は、質量セパレータ又は低分解能質量分析器として動作され得る。
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【課題】 測定を行う質量数に応じて質量分析装置の各部に印加する電圧値を変化させるスキャン測定において、質量数におけるサンプリングを行う質量数の間隔やサンプリング時間を任意に設定できるようにする。
【解決手段】 CPUからFPGAに対して送られるパラメータデータを設定可否識別子、サイクルウエイト値及び各電圧発生部の電圧値とで構成し、電圧値の直前に電圧値設定可否識別子を設ける。測定時間が複数サイクルに亘る時には、サイクルウエイト値に基づき、測定データを加算平均処理すればよい。 (もっと読む)


物質の質量スペクトログラム・データを得るための方法と装置である。この方法は、(a)物質にクロマトグラフィ・プロセスを行ってその出力をイオン化し、(b)出力の現在の質量スペクトログラムを得、(c)ステップ(b)で得た現在の質量スペクトルと出力の1つ以上の前に収集した質量スペクトルとを比較して速く立ち上がる質量信号を有する少なくとも1つのイオンを同定し、(d)同定されたイオンをフラグメント化して、得られる質量スペクトルを記録する。質量分析計装置は、クロマトグラフィ・カラムと、質量分析計であって、クロマトグラフィ・カラムの出力をイオン化するためのイオン源を含み、選択された質量のイオンを分離し、フラグメント化し、質量分析する機能を有する質量分析計と、質量分析計を動作させるようプログラムされたデータ依存のデータ収集コントローラであって、出力の現在の質量スペクトログラムを得て、現在の質量スペクトルと出力の1つ以上の前に収集した質量スペクトルとを比較して速く立ち上がる質量信号を有する少なくとも1つのイオンを同定し、前記同定されたイオンをフラグメント化して、得られる質量スペクトルを記録するコントローラと、を含む。
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電界強度の関数としてのイオン移動度の差に従ってイオンを分離する装置6が開示される。装置6は、上側電極7a、下側電極7b、および複数の中間電極8を含む。非対称電圧波形が上側電極7aに印加され、DC補償電圧が下側電極7bに印加される。 (もっと読む)


【課題】質量分析計で使用されるRF単独多重極構造を提供する。
【解決手段】RF単独多重極は、各多重極ロッド本体の周りに形成された螺旋状の抵抗経路を含む。イオンを多重極内部を通してその縦方向軸線に沿って推進させるのを助ける半径方向に閉じ込めるRF場及び軸方向DC場を生成するために、RF電圧が、ロッド本体及び抵抗経路に印加され、DC電圧が、抵抗経路に印加される。1つの実施例では、抵抗経路は、ロッド本体上に形成されたネジ山間に形成された溝に敷かれたニクロムのような抵抗性材料のワイヤの形態を取る。本発明のRF単独多重極は、補助ロッド又は類似の補足的構造を使用して軸方向DC場を発生させる必要性を排除する。 (もっと読む)


【課題】 MALDIイオントラップ型質量分析装置において、1回の測定でより広い質量範囲をカバーすることのできる方法及び装置構成を提供する。
【解決手段】 MALDI部におけるパルスレーザの照射時刻t0とイオントラップ部におけるリング電極へのRF電圧印加時刻t1の間の時間を少しずつ変化させつつ、試料への複数回のパルスレーザ照射を行い、それらにより得られたマススペクトルを加算又は加算平均する。t0とt1の間の時間が短いほど、より小さな質量電荷比を持つイオンがイオントラップ空間122にトラップされるようになるため、このように時間をずらせて多数回の測定を行うことにより、広い質量範囲をカバーしたマススペクトルを得ることができる。 (もっと読む)


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