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Fターム[5D006DA08]の内容

磁気記録担体 (13,985) | 記録担体の形状、構造、機能 (2,643) | 垂直磁化記録をするもの (737)

Fターム[5D006DA08]に分類される特許

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【課題】 保護層の耐摩耗性や耐衝撃性等の耐久性を向上し、保護層の膜厚が3nm以下に制限されたとしてもスクラッチ等の諸問題を回避可能な、垂直磁気記録媒体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 基体110上に少なくとも、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の磁気記録層122と、磁気記録層より上に設けられた非磁性のバリア層124と、バリア層より上に設けられ基体主表面の面内方向に磁気的にほぼ連続した補助記録層126と、補助記録層より上に設けられカーボンを主体とする保護層128と、保護層の上に設けられた潤滑層130と、を備え、保護層は、ラマンスペクトルのDピークの高さ(Dh)とGピークの高さ(Gh)の比(Dh/Gh)が0.70以上0.95以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】柱状晶の頂部にドーム状の凸部が形成された配向制御層を有し、なおかつ、平滑性が高く、記録再生特性に優れる高密度記録に適した磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】非磁性基板の上に、軟磁性下地層と、直上の層の配向性を制御する配向制御層3と、磁化容易軸が前記非磁性基板に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4とを、少なくとも積層してなる磁気記録媒体であって、前記配向制御層3が、磁性材料を20at%〜50at%の範囲内で含み、前記磁性材料がCoまたはFeであるRu合金層を含むものであり、前記垂直磁性層4が、前記配向制御層3を構成する結晶粒子と共に厚み方向に連続した柱状晶を含むものである磁気記録媒体とする。 (もっと読む)


【課題】 補助記録層に起因すると考えられるノイズを低減させてSNRを向上し、かつ磁気記録層における保磁力を向上させることにより、更なる高記録密度化を達成することが可能な垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 基体上に少なくとも、柱状に連続して成長した磁性粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラ構造の第1磁気記録層と、柱状に連続して成長した磁性粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラ構造の第2磁気記録層と、非磁性の分断層と、基体主表面の面内方向に磁気的にほぼ連続した補助記録層と、をこの順に備え、第1磁気記録層および第2磁気記録層はPtを含むCo系合金であって、第1磁気記録層よりも第2磁気記録層の方がPtの含有量が少ないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の解決すべき技術的課題としては、小粒子体積、高比表面積を持ちながらも、高い磁気特性を持つ六方晶系フェライト磁性粉末とそれを用いた高密度磁気記録媒体を提供する。
【解決方法】ガラス結晶化法を用いて形成される六方晶フェライト磁性粉末の製造方法であって、ガラス母材と、鉄、ビスマス、2価の金属(M1)、4価の金属(M2)と、バリウム、ストロンチウム、カルシウム、鉛のいずれか一種(A)及び前記鉄に対して等モル以下の希土類元素の少なくとも一種(Rと表記する)からなる原料を混合する工程と、前記混合された原料を加熱してガラス体とする工程と、前記ガラス体を急冷した後粉砕し、熱処理を行う工程と、前記熱処理後のガラス体を酸溶液で洗浄する工程を含む六方晶フェライト磁性粉末の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 アモルファス性が高く、かつ高い結晶化温度を有する磁気記録媒体等に用いられるFe−Co系合金軟磁性膜を提供する。
【解決手段】 原子比における組成式が((Fe−Co100−X100−YNi100−a−b−M−B、10≦X≦70、0≦Y≦25、7≦a、1≦b≦5、13≦a+b≦25で表され、前記組成式のM元素がNbおよび/またはTaである磁気記録媒体用軟磁性膜であって、膜厚が10〜500nmである磁気記録媒体用Fe−Co系合金軟磁性膜である。 (もっと読む)


【課題】サーボ情報を別途書き込む必要のない磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】データを記録するデータ領域と、上記データ領域に隣接し、磁気ヘッドの制御情報が記録されたサーボ情報とを備え、上記データ領域には、溝又は非磁性体により画成されたドットからなるパターンが形成されており、上記サーボ領域には、上記ドットからなるパターンは形成されておらず、平坦な領域に磁気情報が書き込まれている。 (もっと読む)


【課題】 高い漏洩磁束密度が得られてスパッタ効率の向上を図ることができる磁気記録媒体膜形成用スパッタリングターゲットおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 非磁性酸化物:0.5〜15モル%、Cr:4〜20モル%、Pt:5〜25モル%を含有し、残部:Coおよび不可避不純物からなる成分組成を有するターゲットであって、その組織が、少なくともCoとCrとPtとを含む非磁性合金相中に非磁性酸化物が分散した第1相1と、少なくともCoを含む強磁性合金相中に非磁性酸化物が分散した第2相2との複合組織からなる。 (もっと読む)


【課題】 高い保磁力Hcを確保しつつSNRを更に向上し、更なる高記録密度化を達成することが可能な垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の構成は、基体110上に少なくとも、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の第1磁気記録層122aと、第1磁気記録層の上に設けられ、Ruを含む非磁性の介在層122bと、介在層の上に設けられ、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の第2磁気記録層122cと、を備え、第1磁気記録層および第2磁気記録層は、粒界部を形成する酸化物を含み、第1磁気記録層に含まれる酸化物の量をA、第2磁気記録層に含まれる酸化物の量をBとすると、酸化物の含有量の関係A/Bは、0.5<A/B<1.0の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い特性を有するグラニュラー磁性層を、高価なPtまたはRuの使用量を低減して形成する
【解決手段】非磁性基体上に、強磁性を有する結晶粒子と酸化物を含む非磁性結晶粒界とからなる磁気記録層を備えた垂直磁気記録媒体の製造方法において、前記磁気記録層を、成膜初期には酸素ガスを2体積%以上、10体積%以下添加した希ガスを用いて反応性スパッター法で成膜し、引き続き酸素ガス濃度を低下して反応性スパッター法で成膜することを特徴とする。
磁気記録層の直下に、Ru或いはRuを含む合金からなる下地層を形成する工程を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来よりいっそうの超高記録密度化に対応可能な垂直磁気記録媒体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、基板上に少なくとも、非晶質のセラミックスからなるシード層、結晶性の配向制御層及びFePt合金を主成分とする材料からなる磁性層をこの順に備える垂直磁気記録媒体である。この垂直磁気記録媒体は、基板上に少なくとも、上記シード層、上記配向制御層及びFePt合金を主成分とする材料からなる磁性層をこの順にスパッタ成膜し、前記磁性層を500℃以下の所定温度で成膜することによって好適に製造される。 (もっと読む)


【課題】 磁気記録層の磁性粒子の微細化と孤立化を促進するという本来の目的を達成しつつ、コロージョンも生じさせない下地層を備えた垂直磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の構成は、基体110上に少なくとも、信号を記録する磁気記録層122と、磁気記録層より下に設けられる下地層118と、下地層の結晶配向性を制御するための非磁性層116と、非磁性層より下に設けられる軟磁性層114とを備え、下地層118は下方から順に、ルテニウムを含む第1下地層118aおよび第2下地層118bと、金属を含む第3下地層118cとの3層で構成され、スパッタリングによる成膜時のガス圧は、上記の3層のうち第2下地層118bが最も高いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】記録部とガードバンド部の間にできた遷移領域の記録層劣化を改善し、表面平坦化のために充填した非磁性充填層が記録部の記録層上に残らないようにしたパタン型の垂直磁気記録媒体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】垂直磁気記録媒体において、記録層の最上層に、パタン構造に追従した垂直磁化連続膜132を形成することにより、遷移領域22やガードバンド部23の記録層の特性を改善する。また、その製法において、垂直磁化連続膜132を非磁性充填層除去の際に一部除去することにより、非磁性充填層14が記録部21に残らないようにする。 (もっと読む)


【課題】角型比が良好な磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録媒体の製造装置を提供する。
【解決手段】帯状の支持体と、該支持体に形成された磁性粒子を含む磁性層とを備える磁気記録媒体の製造方法であって、搬送される支持体の上方に磁性粒子を含む塗布液を塗布して磁性塗布層を形成する塗布工程と、磁性塗布層の磁性粒子を、支持体の面に対して垂直に配向するとともに、磁性塗布層を、熱風を用いて乾燥させる配向乾燥工程と、を有し、配向乾燥工程は、搬送される支持体を挟んで異極が対向する複数対の永久磁石によって磁性粒子を配向するとともに、熱風を複数対の永久磁石の間から支持体に対して垂直方向に供給することによって磁性塗布層を乾燥させるものであり、搬送方向の最上流側の対の永久磁石から最下流側の対の永久磁石までの配向区間において、複数対の永久磁石によって形成される磁界の支持体面における向きが同じ方向である。 (もっと読む)


【課題】高いSNRを確保しつつ摺動耐久性を向上させることで、信頼性の向上および更なる高記録密度化の達成を図る。
【解決手段】本発明にかかる垂直磁気記録媒体の製造方法の構成は、基板上に少なくとも、CoCrPt合金を主成分とする磁性粒子と酸化物を主成分とする非磁性の粒界部とからなる主記録層を成膜する主記録層成膜工程と、主記録層上にRu合金またはCo合金を主成分とする分断層を成膜する分断層成膜工程と、分断層成膜工程の後に基板に加熱処理を施す第1加熱工程と、第1加熱工程の後にCoCrPtを主成分とする材料からなる補助記録層を成膜する補助記録層成膜工程と、補助記録層成膜工程の後に基板に加熱処理を施す第2加熱工程と、第2加熱工程の後にCVD法によりカーボンを主成分とする保護層を成膜する保護層成膜工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】柱状晶の頂部にドーム状の凸部が形成された配向制御層を有し、なおかつ、高密度記録に適した十分に高い記録特性(OW)が得られる磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】非磁性基板の上に、軟磁性下地層と、直上の層の配向性を制御する配向制御層3と、磁化容易軸が前記非磁性基板に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4とを、少なくとも積層してなる磁気記録媒体であって、前記配向制御層3が、0.2nm〜1.0nmの範囲内の厚みを有する磁性材料を含む磁性層と、0.2nm〜1.0nmの範囲内の厚みを有し、Ruを50at%以上含むRu層とを複数積層してなる積層構造を含み、前記磁性材料がCoまたはFeであり、前記積層構造の飽和磁化が50emu/cc以上のものであり、垂直磁性層4が、前記配向制御層3を構成する結晶粒子と共に厚み方向に連続した柱状晶を含むものである磁気記録媒体とする。 (もっと読む)


【課題】 秩序立った核形成層を有する垂直型磁気記録ディスクおよび垂直型磁気記録ディスクの製造方法を提供する。
【解決手段】 基板と、基板上の下層と、下層の上に設けられ、粒状強磁性Co合金とSi、Ta、Ti、およびNbの1つ以上の1つ以上の酸化物との連続層を備える垂直型磁気記録層と、下層と記録層との間に設けられ、記録層のCo合金からなるアレイを備えた核形成層とを備える。 (もっと読む)


【課題】磁気記録層の結晶配向性と結晶粒の磁気的分離を劣化させることなく、結晶粒径を微細化させることによって記録再生特性に優れた磁気記録媒体実現する。
【解決手段】基板11上に密着層12、軟磁性下地層13、シード層14、中間層15、磁気記録層16、保護層17が順次形成されてなる垂直磁気記録媒体において、中間層15は少なくとも3層から構成され、第一中間層151と第三中間層153はRu及びRu合金からなり、第二中間層152は酸素を含むRu合金からなる。 (もっと読む)


【課題】高い信頼性を有し、更なる高記録密度化を可能とした磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】スパッタリングガス圧0.6Pa〜1.2Paの範囲内で、層厚8nm〜12nmの範囲内のRu又はRuを主成分とする材料からなる低ガス圧層3aを形成する工程と、低ガス圧層3a上にスパッタリングガス圧4Pa〜12Paの範囲内で、層厚が低ガス圧層3aの層厚以下で4nm〜12nmの範囲内であり、SiO、Cr、WO、Al、TiO、Taの何れか1種以上の酸化物を合計で0.5mol%〜3mol%の範囲内で含むRuを主成分とする材料からなるグラニュラー構造を有する高ガス圧層3bを形成する工程とを備え、垂直磁性層4を積層する工程が、配向制御層3を構成する結晶粒子と共に厚み方向に連続した柱状晶S1、S2、S3を形成するように結晶粒子を結晶成長させる工程を備える製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】高Hk磁性層である[Co/Pt]n多層膜と低Hk磁性層であるCoCrPt合金膜を積層し、これらを交換結合させた構造の磁気記録層(ECC媒体)において、良好な結晶構造及び微細構造を実現する。さらに、[Co/Pt]n多層膜及びCoCrPt合金膜の厚さを制御して記録ヘッドに適合した磁気特性を実現することにより、高密度記録が可能な磁気記録媒体を得る。
【解決手段】[Co/Pt]n多層膜は、面心立方構造を有し、その(111)方向が膜面垂直となるように形成する。また、CoCrPt合金膜は、六方最密構造を有し、その(00.1)方位が膜面垂直となるように形成する。高Hk磁性層及び低Hk磁性層は、共にグラニュラー構造とし、その粒界の形成位置は高Hk磁性層と低Hk磁性層間で一致させる。さらに、高Hk磁性層である[Co/Pt]n多層膜の厚さは1.0nm以上2.5nm以下とし、低Hk磁性層であるCoCrPt合金膜の厚さは10nm乃至16nmとする。 (もっと読む)


垂直磁気記録媒体の書き込み能力を向上させ、意図しない消去を減らすための方法および媒体構造が提供される。可変の透磁率は、磁気モーメント(Bs)や磁気異方性(Hk)などのバルクSUL材料特性とは無関係に、薄い軟下地層(SUL)構造内で制御される。記録トラックへの書き込みの容易性とオフトラック(トラック間および隣接するトラック)の消去の困難性との改良された組み合わせを有する媒体は、不均衡で反強磁的に結合された(AFC)SUL構造により部分的に実現される。透磁率勾配は、異なる透磁率と磁気厚み(Bs*t)の値を有する層を含む軟下地層内で実現される。一局面では、第一SUL層は、高透磁率領域とその上に積層される低透磁率領域とを有する。第二層は、低透磁率を有する第三SUL層に第一層を反強磁的に結合させる。本発明は、慎重に磁性の均衡をとる必要のある高密度垂直記録媒体に利用することができる。
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