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Fターム[5G321DC11]の内容

Fターム[5G321DC11]に分類される特許

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【課題】高臨界電流密度(Jc)を有し、圧縮に対する超電導特性(臨界電流密度の劣化率)の低下を抑制することができるNbSn超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】NbSn超電導線材は、Cu又はCu合金からなるCu管5と、Cu管5内に配置され、Nb又はNb合金からなるNb芯材21を有する複数のNb素線20、及びSn又はSn合金からなるSn芯材24を有する複数のSn素線23を含む複数のフィラメント集合体2と、Cu管2内に配置され、フィラメント集合体2同士が隣接しないようにフィラメント集合体2を分割する複数のTa素線(補強用素線)30と、を備えたNbSn超電導前駆体線材1に、熱処理を施すことによりNb芯材21にSn芯材23中のSnが拡散してNbSnを生成してなる。 (もっと読む)


【課題】優れた臨界電流と交流損失及び磁気安定性を兼備するNbSn超電導線材の前駆体、NbSn超電導線材の前駆体の製造方法、NbSn超電導線材、及び超電導マグネットシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係るNbSn超電導線材の前駆体は、内部拡散法によって製造するNbSn線材の前駆体であって、Cu基マトリックスが被覆された複数のNb基芯とCu基マトリックスが被覆された複数のSn基芯が、筒状のTaあるいはNbの拡散バリア内部に規則的に配置された前駆体において、前記Nb基芯を囲むCu基被覆の面積比が異なるNb基単芯線が2種以上配置されている。 (もっと読む)


【課題】内部スズ法によるNb3Sn超電導線材の作製において、伸線加工時のSn単芯線の変形に伴うNb単芯線の配置の乱れ、熱処理のSnの溶融によるNb単芯線の配置の乱れ、熱処理によりSn単芯線に発生するボイドのサイズ、を低減できるNb3Sn超電導線材の前駆体を提供する。
【解決手段】Ta、Ta合金、Nb、Nb合金のいずれかからなるバリア層13が内面に形成されたCu管12と、Cu管12内に配置され、Sn若しくはSn合金14、あるいはSn若しくはSn合金14をCu15で被覆してなる複数のSn単芯線16と、Cu管12内に配置され、Nb若しくはNb合金17、あるいはNb若しくはNb合金17をCu18で被覆してなる複数のNb単芯線19と、からなり、Sn単芯線16とNb単芯線19とが、Sn単芯線16同士が隣接しないようにCu管12内に配置した前駆体11である。 (もっと読む)


【課題】優れた電流伝導能力を有するNbSn超電導体物質を生成するためのドーパントを有し、より微細な複合介在物を含む、NbSn超電導線用の錫基合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】錫を含む金属マトリックスと、微細介在物とからなり、前記微細介在物は、ドーパントととして用いられる、チタン、バナジウム、ジルコニウム、ハフニウムの群のうちの1つの元素を含む複合錫基合金。金属マトリックスの融液11の小滴13と介在物微粒子12とをターゲット上15に噴霧して、混合、固化し、ドーパント元素を含有する微細介在物が錫マトリックス中に均一に分散した複合合金。 (もっと読む)


本発明は、超伝導体の前駆体を構成する金属要素からなる組立体(1、35、71)に関するものである。組立体は、完成した超伝導体において超伝導フィラメントとなる少なくとも1つの導体要素(5、41、73)と、導体要素をドーピングするためのドーピング源を提供する少なくとも1つのドーピング要素(7、43、75)とを含む。また本発明は、超伝導体の製造に適した方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】内部Sn法Nb3Sn超電導線材線としての良好な超電導特性を発揮すると共に、曲げ応力に対する耐性を効果的に向上させ、NMRマグネットへの適用が可能な、内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】前駆体13は下記(a)〜(c)の3種類の線材7、8、9が束ねて構成されている。(a)複数のNb若しくはNb基合金芯2がCu若しくはCu基合金マトリクス4に埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のNbエレメント線材7、(b)単数のSn若しくはSn基合金芯3がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のSnエレメント線材8、(c)前記(a)の複数のNb若しくはNb基合金芯よりも太径である、単数または複数の補強用金属芯14がCu若しくはCu基合金マトリクス4に埋設され、且つ断面形状が六角形である複数の補強用エレメント線材9。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導フィラメントの径をできるだけ小さくすることによって、高い臨界電流密度Jcを維持しつつ、交流損失を極力低減し、NMRマグネットへの適用が可能な、内部拡散法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】外周に安定化銅層を設けた筒状拡散バリア層を有し、該筒状拡散バリア層内に複合線材群が挿入された複合管を線材化して得られる前駆体であって、前記複合線材群は、Nb若しくはNb基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設された複数のCu/Nbエレメント線材と、Sn若しくはSn基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設された複数のCu/Snエレメント線材とからなり、前記複数のCu/Nbエレメント線材は、互いに連結配置された前記複数のCu/Snエレメント線材によって複数の領域に分断されるように配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】Nb芯材の体積比率を増大できると共に、Nb芯材同士のブリッジングの発生を防止し、高い臨界電流密度Jc特性が発揮でき、必要によって超電導線材同士における超電導接続を可能としてNMRマグネットへの適用が可能な、内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体等を提供する。
【解決手段】外周に安定化銅層を設けた筒状拡散バリア層を有し、該筒状拡散バリア層内に複合線材群が挿入された複合管を線材化して得られる前駆体であって、前記複合線材群は、Nb若しくはNb基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のNbエレメント線材と、Sn若しくはSn基合金からなり、断面形状が多角形または円形である複数のSn芯材を備え、前記Nbエレメント線材が前記Sn芯材を取り囲むように相互に接して配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】内部Sn法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、縮径加工の際の均一加工を可能とすることによって良好な超電導特性を発揮することのできる内部Sn法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体(超電導線材前駆体)を提供する。
【解決手段】内部拡散法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたシングルエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、前記シングルエレメント相互間および/またはシングルエレメントの外周には、棒状の補強部材を配設したものである。 (もっと読む)


【課題】内部拡散法Nb3Sn超電導線材が備えている優れた超電導特性を十分に発揮させるべく、内部拡散法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図り、従来のブロンズ法Nb3Sn超電導線材を超電導特性および強度の両面で凌駕することのできる内部拡散法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたモノエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、Nb,Ta,Ti,W,MoおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の金属または合金からなる棒状の補強部材をCuまたはCu基合金に埋設した補強用エレメント線によって、前記モノエレメント線の一部を置き換えて配置したものであり、且つ前記棒状の補強部材の断面積の割合は、線材の全断面積に対して2〜25%である。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材前駆体を構成するときに、拡散障壁層として用いるNbまたはNb基合金シートにおける加工性を良好にすることのできるNbまたはNb基合金シート、およびこのようなNbまたはNb基合金シートを用いて、良好な超電導特性(特に臨界電流密度および交流損失)を発揮する超電導線材を製造するための有用な前駆体を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用NbまたはNb基合金シートは、超電導線材を製造するために用いられるNbまたはNb基合金シートであって、組織中の結晶粒の再結晶率が90%以上であり、且つ不純物としての水素の濃度が10ppm以下であると共に、炭素、窒素、酸素の合計濃度が200ppm以下である。 (もっと読む)


【課題】超電導線材同士を接続するときの電気抵抗を極力小さく抑え、NMRマグネットへの適用が可能な、高い臨界電流密度Jc特性が期待できる内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材前駆体は、CuまたはCu基合金マトリクス中に、複数本のNbまたはNb基合金芯と、少なくとも一つのSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、前記CuまたはCu基合金マトリクスの外周に、NbまたはNb基合金からなる拡散バリア層と、更にその外周にCuまたはCu基合金からなる層を備えてシングルエレメント線とし、このシングルエレメント線を複数本束ねて配置したものの周囲に、Nb若しくはNb基合金、またはTa若しくはTa基合金、或いはこれらの金属を組み合わせて構成される外部拡散バリア層を配置し、更にその外周に安定化銅層を配置したものである。 (もっと読む)


【課題】押出機コンテナー及び押出ダイスに挿入される超電導線用の押出ビレット及びこれを用いた超電導線の製造方法に関し、押出開始時にビレットの中心軸と押出ダイスの中心軸がずれて、押出ビレット内の超電導材の配置に偏芯が生じる問題点を解決し、押出加工時に押出ビレット内の超電導材料の偏芯を抑制することができる超電導線製造用の押出ビレット及びこの押出ビレットを用いた加工精度が高く、良好な超電導特性を有する超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】押出ビレット1は先端部に押出ダイスの貫通孔の内面に支持される突起部5aを有している。押出ビレット1の中心軸1aと突起部5aの中心軸5bとが同心状であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を内部Sn法によって製造する際に、断線等の不都合を発生させることなく、Ti等の元素をNb3Sn相内に効果的に含有させることのできる前駆体(超電導線材前駆体)、およびこうした前駆体によって製造されるNb3Sn超電導線材、並びに前駆体を構成するためのNb複合単芯線等を提供する。
【解決手段】内部Sn法によってNbSn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体を構成するNb複合単芯線であって、Ti,Ta,ZrおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含有するNb基合金からなる円筒状層、または前記Nb基合金からなる複数の板状部材を組み合わせてなる略円筒状層を、Nb芯の周囲に配置すると共に、前記円筒状層または略円筒状層の外周に、Nbからなる円筒状層が配置され、更にNbからなる円筒状層の周囲に、CuまたはCu基合金からなる層が配置されたものである。 (もっと読む)


本発明は、NbSn超伝導線材を製造する内部拡散法において、リスタッキングビレット製造時にモジュールの間に形成される空間形態によって互いに異なる種々のスペーサを挿入した超伝導線材とその製造方法に関するものであって、3本のモジュールの間と拡散防止チューブと2本のモジュールの間に銅スペーサと銅/スズの断面積の割合が6.0以上の低スズ/銅スペーサのうちのどれか1つが、4本のモジュールの間に銅/スズの断面積の割合が0.01〜1.5未満の高スズ/銅スペーサまたは銅/スズの断面積の割合が1.5〜6.0未満の中スズ/銅スペーサが配置される構造である。
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【課題】超電導線材における強度向上を図って、長手方向および径方向の耐歪み性に優れると共に、前駆体製造時における加工性をも良好であり、優れた超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いて良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、ブロンズ法や内部Sn法に適用される基本的構成を有する前駆体であって、Ta,Nb,VおよびHfよりなる群から選ばれる異なる2種以上の金属を積層してなる積層構造物が、線材断面の半径方向に複数回繰り返して配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】超電導線材同士を接続するときの電気抵抗を極力小さく抑え、NMRマグネットへの適用が可能な、高い臨界電流密度Jc特性が期待できる内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための超電導線材製造用前駆体を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成は、内部Sn法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材製造用前駆体において、外周に拡散バリア層を設けた安定化銅を中央部に単数または複数集めて配置すると共に、その周囲に、NbまたはNb基合金芯とSnまたはSn基合金芯をCuまたはCu基合金マトリクスに埋設した超電導マトリクス部が配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】線材単重の増大が図れる共に、最終線径への多様化への対応を可能にでき、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用に最適なNb3Sn超電導線材、およびこうしたNb3Sn超電導線材を内部拡散法によって製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】中央にSn又はSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCu又はCu基合金マトリクス5と、複数本のNb又はNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に安定化銅層4bを有するモノエレメント線材を複数束ね、更にその外周に安定化銅を配置したマルチエレメント線材11を用い、減面加工する途中で、前記Sn又はSn基合金芯の直径が0.5mm以下となった段階で、100〜300℃の温度範囲で焼鈍を行い、引き続き減面加工を終了し、次いで減面加工後のマルチエレメント線材に対して拡散熱処理を施すことによって、線材内にNb3Sn超電導相を形成する。 (もっと読む)


【課題】減面加工時における加工性を良好にすると共に、断面構成を適切にすることによって、カップリングに起因する交流ロスの低減を図り、良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導コア部と、その外周にNbからなる拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記拡散障壁層の内周面から、前記超電導コア部の最外層部に存在するNb基フィラメントまでの距離を、減面加工後の最終形状で2μm以上に設定したものである。 (もっと読む)


【課題】脆いCu−Ti化合物等を発生させることなく、超電導相内に効果的にTiを導入することによって超電導特性を有効に向上させることができるNbSn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNbSn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリクス部と、その外周または中心部に安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、TiまたはNbTi合金からなる芯材と、該芯材の周囲に配置されNbまたはNb基合金(但し、Tiを含まない)からなるバリア層とから構成されるTi系フィラメントが、前記超電導マトリクス部のCu−Sn基合金中に一本または複数本配置されたものである。 (もっと読む)


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