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Fターム[5H026HH08]の内容

燃料電池(本体) (95,789) | 数値限定、大小の特定 (18,438) | 温度 (2,185)

Fターム[5H026HH08]に分類される特許

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【課題】イオン伝導度の低下を抑えつつ好適に固相反応を防止し得る厚みのCe層を備えた固体酸化物形燃料電池(SOFC)を提供する。
【解決手段】
本発明のSOFC100は、多孔質構造の燃料極10と、酸化物イオン伝導体で構成されている緻密構造の固体電解質20と、多孔質構造の空気極30とからなる積層構造を有している。ここで、固体電解質20は、空気極30に接する側に、厚さ3μm以下の結晶性セリウム酸化物で構成されたCe層24を含んでいる。かかる構成のSOFC100によると、固体電解質20の空気極30と接する側に厚み3μm以下のCe層24が含まれているため、固体電解質のイオン伝導度を高い状態で維持しながら、固体電解質−空気極間の固相反応を好適に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れ、かつ接触抵抗が低くい金属基板を用いた固体高分子型燃料電池用セパレータの提供、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属製燃料電池用セパレータ基板の少なくとも一方の表面に導電性炭素被膜と金属オキシカーバイド被膜との積層被膜を被着する。本発明に係る製造方法は、プラズマ処理容器内にセパレータ基板を設置し、非酸化性ガス雰囲気中で前記セパレータ基板を100℃乃至450℃に加熱する工程と、前記セパレータ基板表面をプラズマ処理する工程と、放電プラズマCVDによる導電性炭素被膜を形成する工程と、前記導電性炭素被膜表面にクロムオキシカーバイドを主成分とする被膜を形成する工程とからなる。 (もっと読む)


【課題】機械的強度を確保しつつ、構成部材間の熱抵抗や電気抵抗を減少させることができる固体酸化物形電気化学セルおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態の固体酸化物形電気化学セル10は、電子絶縁性とイオン伝導性を有する固体電解質膜11と、固体電解質膜11の一方の主面11aに形成され、水素極触媒金属からなる平均粒径が0.1μm〜5μmの金属粒子、および固体電解質膜11と同種のイオン伝導性を有する酸化物からなる平均粒径が1nm〜100nmの酸化物粒子を含む水素極12とを備える。さらに、水素極12に積層して一体的に形成され、金属多孔質体からなる水素極側集電層14と、固体電解質膜11の他方の主面11bに形成された酸素極13と、酸素極13に積層して形成された酸素極側集電層15とを備える。 (もっと読む)


【課題】高純度で低温焼成でも高強度の得られる固体酸化物形燃料電池用アノード支持体用原料と、高気孔率・高純度・高強度の固体酸化物形燃料電池用アノード支持体の製造方法とを提供する。
【解決手段】アノード支持体用原料10は、平均粒径が10〜50(μm)と大きく高強度の電融ジルコニア粉末12の表面に、比表面積が1〜12(m2/g)と大きく高活性の酸化ニッケル(II)粉末14が固着されていることから、その酸化ニッケル(II)粉末14が高い焼結性を有するので、他に焼結助剤を添加しなくとも、1400(℃)以下の低温で焼成して高強度を得ることができる。そのため、このアノード支持体用原料10は、アノード支持体を構成するための未焼成の成形体上に電解質層を形成して、これらを同時に焼成する用途に好適に用いられ、高純度でありながら低温焼成でも高気孔率且つ高強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】ガラスからなるガスシール材で、動作開始時の低温時から定常動作時の温度に昇温する過程において十分なガスシール性が得られ、また、定常動作時においても長期にわたって十分なガスシール性が得られるようにする。
【解決手段】固体酸化物形燃料電池の動作温度以下の軟化温度を有するガラスからなる第1ガラス部101と、固体酸化物形燃料電池の動作温度を超えた軟化温度を有するガラスからなり、第1ガラス部101より内側に配置される第2ガラス部102とから構成する。このガスシール材は、固体酸化物形燃料電池の、燃料電池セルの部分とインターコネクタなどの金属部分との間のシールに用いられるものであり、例えば、燃料電池セルの形状に合わせて円形リング状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】製造が容易、高運転効率、長実用寿命の燃料電池の提供。
【解決手段】第1の化合物M1を第1のイオンM(m+)に酸化することができる陽極10;これら第1のイオンM(m+)を伝導することができ、かつ、前記陽極10と接触している第1の電解質20;第2の化合物N2を第2のイオンN(n−)に還元することができる陰極50;これら第2のイオンN(n−)を伝導することができ、かつ、前記陰極50と接触している第2の電解質40;多孔性中央膜30(ただし、その面の1つが前記第1の電解質20と接触しており、かつ、その反対側の面が前記第2の電解質40と接触している)を含む燃料電池であって、第1の電解質20、第2の電解質40および中央膜30は、M(m+)イオンおよびN(n−)イオンの両方を伝導することができる同じ材料からなる。 (もっと読む)


【課題】セパレータの使用環境下で接触抵抗を低く維持でき、また耐久性にも優れた固体高分子形燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の表面に、Sn系皮膜中のFeSnと、FeSn2の薄膜X線回折ピーク強度比FeSn/FeSn2が2.4以上を満足するSn系皮膜を生成する。 (もっと読む)


【課題】従来の触媒層と比較して、燃料電池の発電性能を向上することができる触媒層を提供する。
【解決手段】固体高分子型燃料電池に使用される膜−電極接合体の触媒層であって、当該触媒層が、ヒドロキシ基とエーテル結合とを有する有機溶媒(A−1)及びヒドロキシ基を少なくとも2個有する有機溶媒(A−2)から選ばれる少なくとも1種の有機溶媒(A)を含有し、触媒層の総質量に対する有機溶媒(A)の含有率X質量%が下記式(α)を満たす、触媒層を提供する。
0.001≦X≦1…(α) (もっと読む)


【課題】CNTの一端を電解質膜に、他端をGDLに夫々接続する燃料電池において、触媒層とGDLとの間の電子伝導性の低下を抑制可能な燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】MEAを構成するCNT触媒層は、垂直配向CNT12と、その表面を被覆するアイオノマ16とを備える。先ず、このMEAの側面に予熱した治具18を配置し、これらの間に所定圧力を印加する。続いて、印加圧力を開放してMEAから治具18を取り外す。これにより、治具18の熱で軟化したアイオノマ16を治具18に付着させて除去できる。その後、CNT触媒層とGDLとを接合すれば、垂直配向CNT12の露出先端とGDLとを直接、点接触させることができる。 (もっと読む)


【課題】固体高分子電解質膜の膜外縁部に枠体を設けた膜電極接合体において、電解質膜と枠体との間の接合性を高め、燃料電池の使用環境下においても、その界面における破損を防ぎ、電解質を保護する効果を持続する。
【解決手段】アノード触媒層13(アノード)と、カソード触媒層15(カソード)と、イオン伝導性の固体高分子電解質膜14と、非イオン伝導性の多孔質樹脂基材で形成された枠体104とを含み、固体高分子電解質膜14は、アノードとカソードとの間に挟まれた構成であり、アノード及びカソードは、固体高分子電解質膜14よりも面積を狭くしてあり、枠体104は、固体高分子電解質膜14の膜外縁部に付設してあり、枠体104のうち膜外縁部と接する電解質膜接着部(電解質含有層105)には、電解質樹脂が含浸してあり、枠体104の電解質膜接着部以外の部分は、バリア層106を有し、電解質膜接着部と比べて燃料透過性および酸化剤透過性が低い膜電極接合体を用いる。 (もっと読む)


【課題】高い耐酸化性を有するプロトン伝導性高分子電解質膜と、当該膜を工業的に製造しうる方法を提供する。
【解決手段】樹脂微粒子に放射線を照射する工程と、スルホン酸基前駆体を有するビニルモノマーおよびカルボニル基等価体を有するビニルモノマーを樹脂微粒子に固液二相系においてグラフト重合させて微粒子状のグラフト重合体を得る工程と、リン酸基またはホスホン酸基を有する重合体とグラフト重合体とのキャスト溶液を調製し、この溶液からキャスト膜を形成する工程と、キャスト膜を乾燥させてフィルムを得る工程と、スルホン酸基前駆体をスルホン酸基に変換する工程と、カルボニル基等価体の間に架橋構造を形成する工程とを含む製造方法とする。この製造方法において、固液二相系の液相はビニルモノマーとその溶媒を含み、固相は樹脂微粒子を含む。 (もっと読む)


【課題】プロトン伝導性が向上した、そして量産性が向上した燃料電池用塩基性ポリマーと強酸との複合高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】ポリベンゾイミダゾール等の塩基性ポリマーを、前記塩基性ポリマーのポリマー繰り返し単位当たり6個以上の強酸分子を含浸させるのに十分な濃度の強酸に、30℃以上の温度にて5時間以下、浸漬させる工程を含むことを特徴とする高分子電解質膜12の製造方法並びに、前記高分子電解質膜を有する燃料電池とする。 (もっと読む)


【課題】Agの融点以下で溶融することができるとともに、接合体の高温耐久性の向上を図ることができる大気接合用ろう材、ならびに、高温耐久性を有する接合体および集電材料を提供する。
【解決手段】大気接合用ろう材は、Ag、B、および、Siを必須成分として含有し、Ag以外の構成元素の体積比の合計が50%超90%以下に設定され、Ag以外の構成元素の含有量のなかにSiが占める割合が体積比で22%超に設定され、Ag以外の構成元の含有量のなかにBが占める割合が体積比で14%超に設定されている。たとえば図4から判るように、本発明試料の高温保持後の接合試験片の接合層13では、比較試料の高温保持後の接合試験片で観察された空孔16(図6)が観察されず、ろう材が十分に溶融しており、長時間の高温保持後でも良好な気密性が維持されていることを確認した。 (もっと読む)


【課題】高い触媒活性を発現する変性物を提供することを目的とする。
【解決手段】以下の(1)〜(4)を含む混合物を、加熱処理、放射線照射処理又は放電処理の何れかの変性処理を行うことにより得られることを特徴とする。
(1)バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、およびニッケルからなる群から選ばれる1つ以上の金属を含む、分子量が300以上の金属錯体
(2)イミダゾール骨格を含む分子量800以下の複素環式化合物
(3)分子量300未満の銅化合物
(4)カーボン (もっと読む)


【課題】スカンジア安定化ジルコニアにセリアを添加して結晶相を安定化させ、高い酸素イオン導電性と高強度とを備えた高イオン導電性固体電解質材料及び焼結体、並びにそれらを用いた固体電解質型燃料電池を提供すること。
【解決手段】ジルコニアを主成分とし、これにスカンジア8.5〜15モル%と、セリア0.5〜1モル%とが配合固溶されると共に、スカンジアとセリアとの合計配合量が9〜15モル%の範囲に調製されている高イオン導電性固体電解質材料とする。これを焼結して焼結体とし、固体電解質型燃料電池の固体電解質として使用する。 (もっと読む)


【課題】高濃度のCOを含む燃料ガスを燃料極に導入した場合であっても、出力および耐久性を維持することが可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、燃料極と、酸化剤極と、前記燃料極と前記酸化剤極との間に配置された高分子電解質膜と、前記燃料極および前記酸化剤極の外側にそれぞれ配置された燃料極セパレータおよび酸化剤極セパレータとを具備する燃料電池が提供される。前記燃料電池において、前記燃料極は、前記燃料極セパレータ側の燃料極拡散層と、前記高分子電解質膜側の燃料極触媒層とを含む。前記燃料極触媒層は、担体に金属粒子を担持させた燃料極触媒を含み、前記金属粒子は、白金と白金以外の第2金属とを含み、前記金属粒子の有効反応面積は、前記燃料極触媒層の平面方向の面積1cm当り70〜150cmであり、前記燃料極に供給される燃料ガスは、100〜500ppmの一酸化炭素を含む。 (もっと読む)


【解決課題】セパレータ基材としてアルミニウム合金材料が用いられ、貴金属メッキ皮膜と同等の導電性に加えて優れた長期耐久性を有し、コスト性にも優れた軽量な燃料電池用セパレータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】表面に高さ0.5〜10μm及び単位面積当り個数5000個/mm2以上の第二相化合物が存在するアルミニウム合金製セパレータ基材と、黒鉛粉末等の炭素系材料とバインダー樹脂との質量比が所定の範囲である導電性塗料をセパレータ基材の表面に塗布し熱圧着して形成された導電層とを有し、第二相化合物が導電層内の黒鉛粉末と電気的に接続されている燃料電池用セパレータである。 (もっと読む)


【課題】シート強度が大きく、製造コストが低く、かつ十分なガス透気度及び導電性を持った多孔質電極基材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素短繊維(A)と、1種類以上の酸化繊維前駆体短繊維(b)及び/又は1種類以上のフィブリル状酸化繊維前駆体繊維(b’)とを2次元平面内において分散させた前駆体シートを製造し、交絡処理して3次元交絡構造を形成した後、炭素粉とフッ素系樹脂とを含浸させて、さらに150℃以上400℃未満の温度で熱処理することで、多孔質電極基材を製造する。この多孔質電極基材は、3次元構造体中に分散された炭素短繊維(A)同士が、酸化繊維(B)によって接合され、さらに前記炭素短繊維(A)と前記酸化繊維(B)とが炭素粉とフッ素系樹脂とにより接合された3次元交絡構造体からなる。 (もっと読む)


【課題】アノード、カソード両極の触媒層に対し所望の保水性特性を保有させる。
【解決手段】膜電極接合体の製造方法は、(a)電解質膜の一方の面に第1のガラス転移温度を有する第1の触媒層を形成する工程と、(b)前記電解質膜の他方の面に、前記第1のガラス転移温度よりも低い第2のガラス転移温度を有する第2の触媒層を形成する工程と、(c)前記第2の触媒層に対し、前記第1のガラス転移温度よりも低い温度で熱処理を行う工程と、を備え、前記工程(c)において、前記第2の触媒層の面内の少なくとも一部の処理温度は前記第2のガラス転移温度以上の温度である。 (もっと読む)


【課題】 Ptを使用することなく高い触媒活性を示す燃料電池用触媒、およびその製造方法、並びに前記触媒を用いた膜電極接合体および燃料電池を提供する。
【解決手段】 樹脂由来の炭素系触媒と、担体とを有しており、前記炭素系触媒は、前記担体の表面の少なくとも一部を被覆しており、比表面積が100〜800m/gであることを特徴とする燃料電池用触媒により、前記課題を解決する。本発明の燃料電池用触媒は、炭素系触媒の原料となる樹脂と金属錯体と担体との混合物を非酸化性雰囲気中で、600〜1200℃で焼成し、その後に金属を除去する工程を有する本発明の製造方法によって製造できる。 (もっと読む)


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